忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

映画「すてきな片想い(1984)」観た

 | 青春  Comment(2) 

すてきな片想い(1984)
原題:SIXTEEN CANDLES
製作:アメリカ’84 93分
監督:ジョン・ヒューズ
ジャンル:★青春/ロマンス

【あらすじ】16歳の誕生日を迎えたサムだったが、姉の結婚式を翌日に控えた家族たちはそれを忘れていた。その後も、お調子者のジムにまとわりつかれたり、自分の部屋を祖父母に取られたりと散々な一日になってしまう。しかしその夜、学校でダンス・パーティーが開かれ、彼女は片想いの相手ジェイクに会いたくて…。

なんだか可愛いというか初々しい感じが心地よかったです。ジョン・ヒューズ初監督作品でしたか~。
特別な日になるはずの16歳の誕生日が、姉の結婚式準備で忙しい家族に忘れられて一人傷つくサムの青春ストーリーです。恋や性に興味津々なお年頃なので、そういうネタも多いんだけど、根が誠実で優しい登場人物ばかりなので安心して見られました。

かなりうっとうしい勘違い野郎として登場するモテない小柄なジム君が、だんだんと意外な面を見せていくのが良かったです。仲間とサムをものにできるか賭けをする時も、「証拠にビデオを」と言われて「流出すると困るから彼女のパンティで」と一応配慮してるし、サムの想い人でモテモテのジェイクとは親友で、実はふたりが両想いだとわかるやパンティを貸してくれたお礼にとキューピッド役を買って出ます。しかも、ジェイクに対して「体目当てなら(大柄の男を雇って)お前を殴るぞ」と忠告したりね。
こんなにいい奴なのに、彼女へのアプローチ方法がどうしてセクハラになってしまったのか…焦る童貞くんの残念感を見事に演じてました(笑)

あと、サムの親友がまたいい友達で、パーティで絡んでくるジムを追い払う時も頼もしかったです。彼氏を連れてきてサムの代わりにハッキリ言って追い払ってくれました。登場時間自体は少なめで、さらっと親友との絆を描いているのが上手い。

また、サムと父親の描写もジーンときましたね。誕生日を忘れていたことに気付いて、今日のうちに思い出したことを伝えたかったと夜中に言いにくるところとかマジいい父親。「他にも何か悩んでいるんじゃないか?お前が苦しんでいる間は眠れない」と若干勘違いしながらもフォローしてくれるところが素敵でした。良い父親すぎて泣ける!
母親も朝には謝ってくれたし(夜には気付いていて夫に譲ったと思われる)、こんな素敵な親に育てられたサムもホントいい娘なんですよ。…姉と弟はなぜか性格に難ありだけど。
サムの素朴な可愛さが出ていてあっさりハッピーエンドな展開も楽しめました。

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ブログDEロードショー 2017年6月の回を開催いたします

 | ブログDEロードショー  Comment(3) 

クリスタルの断章」のポール・ブリッツさんからのリクエスト作品を、皆さんで一緒に見ましょう~!
リクエストなさった理由は「昔から冒険映画の傑作といわれていて見たかったから」だそうです。
そして「あーだこーだ」と言ったり、記事を書いたり書かなかったり、他の方の記事を読んだりコメント書いたり書かなかったり、自由にそれぞれ楽しみましょう~!

『アフリカの女王:THE AFRICAN QUEEN』
製作:イギリス・アメリカ’1951年
監督:ジョン・ヒューストン
主演:ハンフリー・ボガード/キャサリン・ヘップバーン

一般のレンタル店にある場合が多いと思います。
お買い求めの方は、Amazonでは新品300円~、中古品1円~でした(送料別:笑)

開催期間:6月9日(金)~18日(日)
これは見ていただく期間です。フライングはおやめくださいね☆
記事等はこの期間に関わらず、ゆっくりとお待ちしています。
お忙しいポールさんに代わって、私(「映画鑑賞の記録」のmiriさん)が雑事をさせていただきますので宜しくお願い致します。
では、皆で同じ映画を見て、梅雨のうっとしさを 吹き飛ばしましょう~♪

*皆さんの記事はmiriさんのブログ記事でまとめられています

一言映画感想(5/28~6/31)

 | まとめ感想  Comment(2) 

ゴーヤの芽が一つでたー!

5/31「ミニー&モスコウィッツ」
登場人物がみんな「お願いだからカウンセリングを受けて下さい」と言いたくなるような人ばかりで、ラブストーリー的な展開なのに理解不能すぎて怖い。現代社会に生きる人の心の闇を描いているんだろうかと思ったら、ジョン・カサヴェテス監督の自伝的作品だったよ…。狂気を感じました。
5/31「駆込み女と駆出し男」
評判がいいから見てみようかなと思ったんだけど、やっぱりセリフが聞き取れなくて40分程度で断念。面白そうな感じだったので残念です。
5/29「ハイジ(2005)」再見
過去記事「ハイジ」に追記。
5/28「ブルース・ブラザース2000」
基本的に前作を踏襲してるんだけど、お兄さんが出てないので寂しい。役者さんが亡くなられたようで、物語の中でも外でも彼を追っているようでした。そんな中、エルウッドと同じ孤児のバスター君がほんわかさせてくれます。車のトランクに小さな棚やらランプやらセットして、部屋みたいにしてるのが可愛い。歌も踊りもすごいし、二人で旅に出るラストが良かったです。
5/28「ブルース・ブラザース」
おぉ…結構アクションコメディ寄りだったのね。序盤の”ペンギン”さんの威圧感の表現や、神の啓示とばかりにバンド再結成を決心するくだりあたりまではすごくウキウキしてたんだけども、コメディとわかっていても危険運転の描写がどうも苦手で…。その後も人様の迷惑考えず突き進む二人にちょっと心が離れてしまいました。それでも黒づくめのふたり&仲間たちが、音楽と踊りで会場を沸かせるシーンは熱いものがあります。もっと若い頃にTVカット吹き替え版を見たかったな~。

一言映画感想(5/19~5/27)

 | まとめ感想  Comment(8) 

今年もゴーヤを育ててるんだけど、まだ芽が出ない…。暑い日が来る前に緑のカーテンが完成しないと熱中症になる確率が上がってしまう。急げ~!

5/27「刻のおるごぉる」
サンドアートアニメーションによる10分くらいの作品。砂で描くというのが面白い。描いて終わりじゃなく、その上からまた新たな絵ができていくのを見られるのは、サンドアートならではの持ち味か。個人的に朗読は余計で、サンドアートとBGMのみで表現されていたらもっと印象に残ったかも。
5/24「レッド・オクトーバーを追え!(1990)」
内容が頭に入ってこなくて潜水艦の背景のピカピカ光るボタンが妙に気になってしまいました。暗い部屋であんなに明るい光がちかちかしてたら頭痛くなると思うんだけど…。実際の潜水艦とは違うのかな?ラストで裏をかくところと「また潜水艦が行方不明に?」のところは面白かった。
5/23「ティンカー・ベルと流れ星の伝説」
動物の妖精フォーンと、謎の生物グラフとの友情物語。ざっくり言うと「E.T.」の亜流みたいな話で、害をもたらすかもしれないグラフを排除しようとする妖精と、そんなことはないと信じて守ろうとするフォーン、そして最後にお別れという感じ。猫っぽいグラフがだんだんと可愛く見えてきて、別れに悲しくなるのは当然。ツボは抑えているものの、これがシリーズのラストかと思うと不満が…。ピーターは~?
5/22「美女と野獣(2014)」
割と最初の方から王子の元の姿をベルが知ってしまうのは、なんだかロマンティックじゃない気がする。あと個人的に同じ顔の人を好きになる展開が嫌いで、この場合は生まれ変わりなんだろうけど、いまいちノレませんでした。
5/19「笑えない男 前後編」
ショートフィルム。実際にお化けが現れたことがわかりにくく、普通に番組を見た視聴者がコスプレして脅かしに来たのかと思った…。都市伝説系の妖怪や心霊番組を知らないので、パロディとかついていけないし、笑いどころがわからなかった。

映画「スネーキーモンキー/蛇拳」観た

 | アクション  Comment(6) 
Tag:香港 にゃんこ

スネーキーモンキー/蛇拳
原題:蛇形刀手/SNAKE IN THE EAGLE'S SHADOW
製作:香港’76 96分
監督:ユエン・ウーピン
ジャンル:★アクション

【あらすじ】道場でこき使われてばかりいる青年・簡福は、ひょんなことから知り合った老人と仲良くなる。老人はすぐに去ってしまったが、彼が残したヒントをもとに簡福は拳法の練習を始めるのだった。しかし、やがて最後の蛇拳使いである老人を狙って刺客が現れ…。

久しぶりに再見したら、なんか敵の鷹爪拳使いが桃白白みたいで、もしかして鳥山さん、この映画のファン?と思ったり。なんで初見時には気付かなかったんだろー。
内容は「酔拳」とほとんど変わらない気がしたけど、蛇拳使いのじいちゃんが型を伝えるために足跡を残していて、ジャッキーがそれを見て必死にじいちゃんの動きを思い出して一人で練習するくだりが痺れます。道場の遣いっ走りをさせられながらも、時間のある時はひたすら足の動きをなぞって、だんだんと動きがキレッキレになっていくんですよね。
卵を使った修行のくだりも懐かしくて、手の動きがちゃんと蛇の動きに見えます。
修行シーンはいつもさらっと流しているのに、意外とそういうところがカンフー映画の一番カッコいいところなんだなぁと改めて気付かされました。

それにしても、タイトルは蛇拳なのに、最終的には猫拳(正式名は覚えてない)だったよ!
猫と蛇の戦いのシーンが思ったより長くて、ここだけドキュメンタリーのよう。可愛くて強いです。
この作品の主人公は、道場の師範に断りなく他所の拳法を教わり、師範がやられそうになったら老人との約束を破って蛇拳を使い、さらには勝手にアレンジしてオリジナル拳を完成させてしまうとは、なかなか見上げた根性してますね(笑)
まあ、武術とはこうやって進化していくものなんでしょう。

あと、「○○モンキー」というタイトルはどういう意味なんだろうと思っていたら、修道士のmonkからきてたのか。ネイティブなひとは、名詞にyをつけてなんでも形容詞みたいに使うことがあるみたいです。