忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

一言映画感想(2/28~3/6)

 | まとめ感想  Comment(6) 

一度あったかくなった後の寒さが堪える…。

3/6「グランド・ブダペスト・ホテル」
ミニチュア感のある画がちょこちょこ登場して可愛いし、テンポがよくてクスクス笑えるシーンが多かったです。でも、遺産争いに巻き込まれてからは、面白いことは面白いんだけど私が期待していたのとは違う展開。「グランド・ブダペスト・ホテル」で伝説のコンシェルジュが活躍するところを、もっとたくさん見たかったなぁ。グスタヴとゼロの絆は良かったです。
3/4 名探偵ポワロ第70話「カーテン〜ポワロ最後の事件〜」
う~ん、再見するとポワロも犯人に上手く乗せられたように見えました。母親のことを言われて取り乱していたのは本当で、その時、自分を殺してほしいと思ってしまったのでは。ポワロを支配したいという気持ちも…。殺される瞬間の穏やかな表情が印象的。ヘイスとのやり取りでクスリと笑わせるところもありましたが、やはり彼の気持ちを想うと悲しすぎる幕引きですね。
3/1「THE GREY 凍える太陽」
原題は「灰色」ってことですが、狼を指しているのかな。暗闇にいくつも浮かぶ光る眼のシーンが怖かったです。アラスカのような食料が少ない場所だと、完全に狼は人間の敵なのかな…。一人、また一人と仲間が食い殺されていく中で、時折訪れる談笑の時間が印象的。でも、リアリティはあまり感じなかった。極寒の地で川に落ちて無事とか。
2/28「仔鹿物語(1946)」
美しいシーンが多かったし良いところもあったけど、そもそも鹿が作物を荒らすのは当然で、あんなに鹿が多い地域なら何度か被害に遭ったり、鹿肉が食卓に上ってるだろう。こういうテーマなら、殺したら食べるか売るかまで描けよと思った。あと、手は尽くしたと言っていたけど放し飼いにしてるのが悪い。見てない時は納屋に閉じ込めるなりロープで繋ぐなりすればいいのに。それと、豚を盗まれたのはどうなった?それにしても、開拓民の子とは思えない肌の美しさよ…。
2/20「シェーン」再見
過去記事”映画「シェーン」観ました”に追記&イラスト差し替えしました。

映画「ブルベイカー」観ました

 | 社会派  Comment(0) 

ブルベイカー
原題:BRUBAKER
製作:アメリカ’80 130分
監督:スチュアート・ローゼンバーグ
原作:トーマス・O・マートン、ジョー・ハイアムズ
ジャンル:★社会派ドラマ

【あらすじ】囚人による自治委員の運営が行われるアーカンソーの刑務所。だがその改革的な体制の裏では、賄賂と暴力が支配する腐敗したシステムが出来上がっていた。所内の実態を調査すべく、ブルベイカーは刑務所にやってくるが…。

レッドフォードさん演じる信念の男が素敵でした。
まず最初から驚かされますよね~。何も知らずに観たので、チョイ役のモーガン・フリーマンと話してるのを聞いても交渉術の一環だと思ってました。
未見の方は何も情報入れずに観た方が良いと思います。以下ネタバレ全開で書いていきます!

普通に就任したら真実が隠されてしまう可能性が高いとは言え、すべてを知るために危険を承知で潜り込む根性が素晴らしいです。うっかりケンカに巻き込まれたら死にますよ?
そんな彼だからこそ、視聴者も囚人たちも「本気だ!」というのがわかるんですよね。なんせ短い間でも一緒にあのウジ虫料理を食べ、キツイ仕事をしてたわけですから。
そして就任してからの行動力も、彼の情熱を証明していました。暗く汚い独房に入れられた囚人たちにサングラスを支給し、毎日1回は外に出すよう指示し、食事や労働を改善。悪徳医師などを解雇。囚人たちとスポーツをするなど、テキパキと囚人たちの待遇を改善していきます。

当然、彼を信頼し始める囚人が増え始めるんですが、その一方で、今まで甘い汁を吸っていた自治委員たちの反感を買うことになり…。
この自治委員たちのやっていたことが本当に酷くて、囚人たちを奴隷として働かせて、その利益を自分たちの懐に入れるなんてのは序の口で、後半でとんでもない事実が発覚します。
でも本当に怖いのは、この事実を知っても保身と刑務所に金を出したくないという気持ちでしか判断しない州知事や上院議員たちです。
ブルベイカーを所長に推薦した州政府の女性補佐官リリアンでさえ、それを必要悪と妥協してしまいます。

唯一の味方すら失った彼がそれでも真実を暴いたのは、実話だということを考えると本当にすごいことだと思いました。そして、それに対してラストの囚人たちの賞賛と感謝の意がね…力強い響きに、これからは自分たちも戦っていくという決意が伝わってきます。
エンドロールで流れるその後のことに、彼のやったことは無駄ではなかったとジーンときました。
地上波の吹き替えカット版だったので、いつか字幕で全部ちゃんと観てみたいです。

関連記事
「暴力脱獄」観ました

映画「レナードの朝」観ました

 | 伝記/自伝/実話  Comment(2) 

レナードの朝
原題:AWAKENINGS
製作:アメリカ’90 120分
監督:ペニー・マーシャル
原作:オリヴァー・サックス
ジャンル:★ドラマ

【あらすじ】研究者だったセイアー博士は、ある神経疾患病棟の臨床医に間違えて応募する。渋々引受ける彼だったが、治療法もなく虚ろな人形の様になる患者たちを見て、なんとか救おうと立ち上がり…。

字幕版は観たことなかったなぁと思って再見。
ロビン・ウィンリアムズ演じるセイヤー博士の、研究者として人として魅力的な人物像と、抜け殻のようになった時と回復した時のレナードを見事に演じ分けたデ・ニーロの演技が印象的でした。
実話を基にしているそうですが、始まりが”研究員の募集と勘違いして応募した”というのが運命的ですよね。ミミズやら植物やらの研究を長年やってきた彼だからこそ、一見空っぽになってしまった患者の変化に気付けたんだと思います。不自然な態勢で眼鏡を持った女性患者を目にして、どうしてこうなったんだろう?とあれこれ試してみるところから、研究者のさががよく出ていました。

でも人付き合いは苦手で、味方してくれる看護師に対しても必要以上に親しくしようとせずに、飲みに誘われても(だったかな?)ほとんど逃げ出すような感じです。それでいて、患者の回復のために試したいことがあれば上に交渉する積極性もあって、患者やその家族への優しい気持ちと、研究者としての情熱が伝わってきて、見ていると応援したくなってくるんですよね。
それは周りで働いている看護師たちも同じで、回復の兆しが見え始めてからの嬉しそうな様子は、きっとこの仕事をやってきてよかったという気持ちに繋がったんだと思います。病棟が一気に明るくなって、見ているだけで嬉しくなりました。

レナードが目覚めてからは、セイアー博士との友情、母子の時間、恋と生きている実感など、短い時間で人生の、自由のすばらしさを伝えてくれます。再見なので、この後どうなるのかわかって切ない気持ちはありましたが、それでもこういう時間を持てたことは、レナードにとってかけがえのないものになったと思います。
この映画の最後に語られる事実は重く、せめてこれが治療法確立に繋がってくれればなぁと思いました。現在は(たぶん)症状を抑えられるケースが多いようですが、ハッキリとした原因は未だ解明されていないようです…。

一言映画感想(2/18~2/25)

 | まとめ感想  Comment(5) 

健康のために黒酢を薄めて飲んでいたら3日でお腹を壊したんですが、それ以来、酢の物などの少量のお酢でもお腹を壊すように…。アレルギーかな?

2/25 名探偵ポワロ第69話「ヘラクレスの難業」
相変わらず冒頭の事件がね…。なぜ人がたくさんいるところで秘密の合図を確認するのか(汗)それに大富豪の娘にもしものことがないように、彼女の行動範囲のいたるところに警官を潜ませておきなさいよ。クローゼットの中とか。それにしても、ロサコフ伯爵夫人って最初に登場した時と比べて印象変わった?色々あったようで俳優も声も変わって皮肉屋になっていた。この状態で出会っていたら恋に落ちてなさそう…。そして娘を見れば彼女の生きざまもわかるというものです。
2/24「M★A★S★H マッシュ」
あ、やっぱ無理。久しぶりに心臓にきて嘔吐感が…。私の苦手な三大要素がレイプ、虐め、子供が酷い目に遭うで、これは女性将校への嫌がらせがアウトでした。あんなことされたら、うっかり2,3人刺し殺すかもしれない。前半のエピソードなので、それ以降のストーリーは全く頭に入ってこなかったです。にしても、記憶の中の彼女はケバいおばさんだったのに、普通に綺麗な人だった…。
2/23「海底2万マイル」再見
過去記事に少し追記しました。
2/23「パニック・イン・スタジアム」
まったく覚えてなかったので再見。あー、撃たれて宙ぶらりんになるシーンは見覚えあるわ。パニックものなので序盤の登場人物紹介が退屈だけど、SWATが登場してからは緊張感がでてきます。とくに無差別攻撃が始まってからは本当に一瞬で人が死んでしまって、直前まで手を取り合って喜びあったり結婚を決めて幸せいっぱいだった人たちが、真っ赤な血で染まる瞬間は惨くてやるせなかった。中立だった神父が隣の席の男の事情を知って、一緒になってゲームの行方に一喜一憂してたのにね…。みんなが逃げ惑うなか、彼は遺体の傍に残っていたのが印象的でした。
2/18 名探偵ポワロ第68話「死者のあやまち」
犯人とかは覚えてたんですが、登場人物をあまり把握できなかった。浮気した妻を追いかけてった人?に、(浮気相手を)殺しちゃダメですよと笑顔で送り出すポワロさんが…(笑)オリヴァ夫人の直感と、それを信じてド田舎までやってきたポワロさんのコンビが良かったです。にしてもアガサさんは、子供が死ぬ時は、可愛くなくて、あまり好かれないタイプと決めているんだろうか?ハロウィンの時の子と少し被った。

一緒に「人魚伝説(1984年)」を観ませんか?

 | ブログDEロードショー  Comment(21) 
Tag:日本

<みなさんの記事>
鬚禿観察日記ヒゲハゲカンサツニッキ 日本映画「人魚伝説」1984年 観た
クリスタルの断章 「人魚伝説」見た
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3月もブログDEロードショーを開催します。
作品は『人魚伝説(1984年)』
ポール・ブリッツさんがリクエストして下さいました。

「人魚伝説っていう映画があるそうなんですけど、見ませんか?」
「ああ、あの韓国の……」
「1984年の邦画のほうです。池田敏春監督、白戸真理主演」
「人魚ってことは、ファンタジックな……」
「凄惨きわまりないバイオレンスアクション映画です」
「でも、聞いたこと……」
「同年のヨコハマ映画祭で監督賞と主演女優賞に輝いています」
「入手が……」
「ツタヤのネットレンタルにあります」
「まあ、検討だけはしておきますが、どうしてポールさんはその映画を?」
「ひとりで見るのが怖かったんです」
「……(;・д・)」

期間は3月3日(金)~5日(日)まで。これより前に見るのはご遠慮下さい。
よかったら同じ時期に同じ映画を一緒に観て、感想を書いたり、コメントなどでわいわい盛り上がりませんか?
もちろん記事は強制ではありませんし、ブログを持ってない方でも大歓迎です。
今月もみんなと一緒に映画を楽しみましょう♪
企画内容については、サイドバーにある「ブログDEロードショー」欄の”企画概要+参加者名簿”のリンク先をご覧下さい。

<重要なお知らせ>

最近、趣味が映画からゲーム寄りになってきました。前年に頂いたリクエストは今回で最後となり、これを機に勝手ながら再びやり方を変えようと思います。
今度から、私が主催するのは年4回の恒例企画のみとさせて頂き、観たことがある作品にだけコメントさせて頂きます。
みんなと一緒に観たい作品などがある方は、日程だけ私に報告してくれれば後はほぼ自由にやって下さって結構です。

ただし、
1、告知記事はご自分で用意しなければ何も始まりません(私はコピペ記事でお手伝いします)
2、参加して下さった方の記事リスト(告知記事にTBしてもらうなどでも可)は最低限必要です。

この2点さえ守って下されば、あとは自分ルールでお好きにやって頂いて構いません。
これからもブログDEロードショーをよろしくお願いいたします。