忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

映画「お嬢さん乾杯!」観ました

 | ラブコメ/ロマコメ  Comment(2) 
Tag:日本

お嬢さん乾杯!
製作:日本’49
監督:木下恵介
ジャンル:★コメディ/ロマンス

【あらすじ】自動車修理業で成功した圭三のもとに、華族の令嬢、池田恭子との縁談が持ち込まれた。彼は興味を示さなかったが、お見合いで実際に会って一目惚れ。結婚の承諾を受け舞い上がっていたところ、彼女の父が詐欺事件の巻き添えで刑務所におり、池田邸も抵当に入っていることを知り…。

主人公の初々しい恋模様が面白可愛いかったです。
冒頭から、断る気マンマンでお見合いに行ったのに、時間が迫ってくるとそわそわして、身だしなみを整えだしたりと微笑ましい。しかも、お見合い相手を見たとたん、もうわっかりやすく一目ぼれしちゃうんですよね~。
お見合いが終わって、「天上の美女に出会った!」と弾けないギターを夢心地でかき鳴らしたり、「俺なんかじゃ釣り合わない。断られるに決まってる…」と落ち込んだり、恋に落ちた男の姿をコミカルに見せてくれます。
原節子のお嬢さんも清楚かつ可憐ではまり役。彼女の甥っ子たちも含めて、本当に育ちのよい優雅な感じでした。
舌足らずなお坊ちゃんが可愛くて、親族が部屋に入ってくるたびに「僕のお母ちゃまです」と律儀に紹介してくれたり、年齢を聞いたら「おじちゃまはいくつですか?」と聞き返したり、ほのぼの笑わせてくれます。
また、彼女をかわいがっている祖母が、あからさまに主人公との結婚を嘆いて見せるところが(笑)
主人公が気にしている”育ちの違い”を、ことごとく刺激してくるという、なかなかの性格でした。
こんな感じで、この時代の邦画にも関わらずハリウッド映画のラブコメのノリを見せてくれます。日本人がこういう役を演じていることも違和感がなく、今観てもぜんぜん面白い!
何気に興奮のハッピーエンドでした。

B00836KUA8木下惠介生誕100年 「お嬢さん乾杯」 [DVD]

■ Comment

こんにちは。

私も、先日の放映を懐かしく再見しました。

 あの頃は、見合い結婚全盛時代でした。何を隠そう。この私も見合い結婚です。
 原節子の「惚れております!」に乾杯!です。
 結婚後、惚れあったらそれでいいのだ。が私の持論でもありましたから。

>また、彼女をかわいがっている祖母が、あからさまに主人公との結婚を嘆いて見せるところが(笑)

 そうそう、あのシーンは良かったですね。
 当時のお年寄りは、そういう傾向が少なからずありました。
 何を隠そう。当家でも似たような現象が…。(笑)

 ショパンの曲にも魅せられて、再見レビューを書くつもりでしたが、その機会を逸してしまいました。
 随分以前のレビューですが、TBさせて頂きます。
2012/09/24 (Mon) 09:35  アスカパパ〔編集〕  

>アスカパパさん

いらっしゃいませ、コメントありがとうございます。
アスカパパさんは再見だったんですね~。しかも、ご自身もお見合い結婚でしたか。それは感情移入できそうですね。

>  原節子の「惚れております!」に乾杯!です。
>  結婚後、惚れあったらそれでいいのだ。が私の持論でもありましたから。

ホント、彼女のあのセリフにはグッときました。主人公は天にも昇る気持ちだったのかな。お金に関係なく結婚したかったでしょうしね~。

>  当時のお年寄りは、そういう傾向が少なからずありました。
>  何を隠そう。当家でも似たような現象が…。(笑)

あはは、そうだったんですか。傍から見たら楽しいけれど、本人からしたらトゲトゲ嫌な気分になりそう。まあ、孫が可愛いから仕方ないか!

>  ショパンの曲にも魅せられて、再見レビューを書くつもりでしたが、その機会を逸してしまいました。
>  随分以前のレビューですが、TBさせて頂きます。

ありがとうございます、後で伺わせていただきますね~。
2012/09/25 (Tue) 07:39  宵乃〔編集〕  
名前
タイトル
URL
本文
非公開コメント

■ Trackback

この記事のトラックバックURL
トラックバック一覧
お嬢さん乾杯!
 圭三(佐野周二)の後を追うためバーを出た恭子(原節子)が戻ってくる。罵倒されたマダム(村瀬幸子)に一言言い放つ。「惚れて居ります!」。何という爽快なラストだ。女性を画いて定評
アスカ・スタジオ|2012-09-24 09:38