忘却エンドロール

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映画「帰らざる河」観ました

 | 西部劇  Comment(5) 
Tag:オットー・プレミンジャー

帰らざる河
製作:アメリカ’54
原題:RIVER OF NO RETURN
監督:オットー・プレミンジャー
原作:ルイス・ランツ
ジャンル:★西部劇

【あらすじ】ゴールドラッシュで沸くアメリカ北西部。9歳の息子マークと農場で新生活を始めたマットだったが、ある日、金鉱登記を急ぐ男に馬と銃を奪われる。先住民の襲撃を受けた親子は、男の恋人である酒場の歌手ケイと共に筏で河に逃れるが…。

今まで見たモンローのなかで一番魅力的でした。シーンごとに違う味わいをみせる歌が素敵だし、酒場の歌手としての人生が言葉の端々から感じられるところがいい。
ひょんな事からマット親子とサバイバルな急流下りをする事になって、酒場の女からパパっとシャツにジーンズ姿に早変わりするのもいいですね。頼まれてもいないのに息子の面倒を見てくれていた彼女のことを、最初から”酒場の女”という色眼鏡で見ていたマットが、しだいに彼女を見直して態度が柔らかくなっていくのも見ごたえがありました。ただ、息子がすぐ近くにいるのに、息子の親友である彼女に襲いかかった時は、「馬鹿かこいつ」と思いましたが。あれを目撃されてたら、完全に息子の信頼を失ってましたよね。ただでさえ人殺しでムショに入ってたと知られてるのに…。まあ、未遂だし、ちゃんと謝ったからいいですけど。
あと、途中で鹿を捕まえるシーンでしんみりしてしまいました。食べなきゃ飢え死になので仕方がないとはわかっていても、オスを捕まえたらメスが寄添うように近寄ってきて、つがいなのかなぁと思ったり…。別れを暗示してるのかと深読みしてみたら、まったくそんな事なかった(笑)
息子も可愛らしくて、最後までじっくり観られる西部劇でした。

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■ Comment

こんにちは☆

鑑賞されたのですね~!!!
オンエアがあった事は知っていたのですが、こうして記事にして下さり、有難う~!

そしてこの映画の中で、このシーンをイラストに描かれたのですね☆
宵乃さんらしい感じがします☆

>今まで見たモンローのなかで一番魅力的でした。
>シーンごとに違う味わいをみせる歌が素敵だし、酒場の歌手としての人生が言葉の端々から感じられるところがいい。

そうなんですよね~☆
分かって頂けて、本当に嬉しいです♪

>酒場の女からパパっとシャツにジーンズ姿に早変わりするのもいいですね。

多分「素」に近いのではないでしょうか? とか思っちゃいます☆

>マットが、しだいに彼女を見直して態度が柔らかくなっていくのも見ごたえがありました。

説得力のある描き方だと思います。

>ただ、息子がすぐ近くにいるのに、息子の親友である彼女に襲いかかった時は、「馬鹿かこいつ」と思いましたが。あれを目撃されてたら、完全に息子の信頼を失ってましたよね。

このあたりが50年代の映画らしいというか、トホホ・・・ですね。

>ただでさえ人殺しでムショに入ってたと知られてるのに・・・。

これは、冤罪ではないけど、家族を守るために、後ろから、という事で
終盤への伏線になっていて、胸を打つのですよね~。

>あと、途中で鹿を捕まえるシーンでしんみりしてしまいました。

これも50年代なので こういう描写になってしまったのだと思います。

>別れを暗示してるのかと深読みしてみたら、まったくそんな事なかった(笑)

おぉ~深い読みですね! 50年代の映画は全般的に「単純」なので(笑)。

>息子も可愛らしくて、最後までじっくり観られる西部劇でした。

宵乃さんがラストをどう受け止められたのかが 気になるところですが、
きっと「あれで良い」と受け止められたと信じたいです☆

私がもし、絵を描けるのなら、棄てられたハイヒールを描くかも?で、
お気に入りのラスト(と、その前の事件)です。

私の記事をTBして下さり、コメントも有難う~☆
3か月前に見たことも追記しました。

こうしてお話するだけでも、私はあの歌が聞こえてきて胸がいっぱいになります。
そういう、特別な映画なので、見て頂き、おおむね好評で本当に嬉しいです!!!
2012/02/20 (Mon) 16:28  miri〔編集〕  

>miriさん

いらっしゃいませ!
このシーンのモンローはセクシーだけどいやらしくなくて、素敵でした。
miriさんがこの作品を好きなのも頷ける、一番素敵なモンローがたくさん見られましたよ~。
ロマンスもドラマも良かったし、主演の演技も素晴らしかったですよね。

> これは、冤罪ではないけど、家族を守るために、後ろから、という事で
> 終盤への伏線になっていて、胸を打つのですよね~。

最後に息子が父親の気持ちを理解するシーンはホントよかったです。感想に書いてないけど(笑)
この親子と、そして彼女は、きっと幸せな家庭を築いていけると思えるラストでした。

> 私がもし、絵を描けるのなら、棄てられたハイヒールを描くかも?で、
> お気に入りのラスト(と、その前の事件)です。

そのシーンもいいですよね!
せっかくなのでモンローを描こうと思ったけど、もし良いシーンがなかったら、わたしもそのシーンを描いていたと思います!

> こうしてお話するだけでも、私はあの歌が聞こえてきて胸がいっぱいになります。
> そういう、特別な映画なので、見て頂き、おおむね好評で本当に嬉しいです!!!

miriさんにとっては本当に思い出深い作品なんですもんね~。わたしも、その思い出深い作品を観ることができて、miriさんとお話できて良かったです。オンエアされてよかった~!!
2012/02/20 (Mon) 16:46  宵乃〔編集〕  

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2012/02/20 (Mon) 18:55    

サクッとTB完了です

こんにちは。
コメント&TBをありがとうございました。
鹿を捕まえるシーンですけど、あれは自分の身を呈してメスを守るオス、という意味での暗喩じゃないかと思いました。
生物学的に考えても、どちらを捕らえるかの選択としてはメスよりオスの方がベターでしょうし。
作中にも「女性や子どもなどの弱い者は守らなきゃ」みたいな台詞があったように思います。
女性が強くなってきた現代と違って、こういう信念の強さはあの時代ならではかと。
2016/05/09 (Mon) 16:42  ケフコタカハシ編集〕  

>ケフコさん

> 鹿を捕まえるシーンですけど、あれは自分の身を呈してメスを守るオス、という意味での暗喩じゃないかと思いました。
> 作中にも「女性や子どもなどの弱い者は守らなきゃ」みたいな台詞があったように思います。

お~、そういうことでしたか!
あの鹿に二人を当てはめると、つい悲しい顛末を想像してしまって(汗)
疑問がひとつ解決しました♪

> 女性が強くなってきた現代と違って、こういう信念の強さはあの時代ならではかと。

現在も強い女性ばかりじゃないから、こういう頼れる男性も必要ですよね。
まあ、どちらも強くあろうとするのが一番ですが…なかなか難しい。
コメントありがとうございました。
2016/05/10 (Tue) 10:32  宵乃〔編集〕  
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