映画「帰らざる河」観ました

製作:アメリカ’54
原題:RIVER OF NO RETURN
監督:オットー・プレミンジャー
原作:ルイス・ランツ
ジャンル:★西部劇
ゴールドラッシュで沸くアメリカ北西部。9歳の息子マークと農場で新生活を始めたマットだったが、ある日、金鉱登記を急ぐ男に馬と銃を奪われる。先住民の襲撃を受けた親子は、男の恋人である酒場の歌手ケイと共に筏で河に逃れるが…。
今まで見たモンローのなかで一番魅力的でした。シーンごとに違う味わいをみせる歌が素敵だし、酒場の歌手としての人生が言葉の端々から感じられるところがいい。
ひょんな事からマット親子とサバイバルな急流下りをする事になって、酒場の女からパパっとシャツにジーンズ姿に早変わりするのもいいですね。頼まれてもいないのに息子の面倒を見てくれていた彼女のことを、最初から”酒場の女”という色眼鏡で見ていたマットが、しだいに彼女を見直して態度が柔らかくなっていくのも見ごたえがありました。ただ、息子がすぐ近くにいるのに、息子の親友である彼女に襲いかかった時は、「馬鹿かこいつ」と思いましたが。あれを目撃されてたら、完全に息子の信頼を失ってましたよね。ただでさえ人殺しでムショに入ってたと知られてるのに・・・。まあ、未遂だし、ちゃんと謝ったからいいですけど。
あと、途中で鹿を捕まえるシーンでしんみりしてしまいました。食べなきゃ飢え死になので仕方がないとはわかっていても、オスを捕まえたらメスが寄添うように近寄ってきて、つがいなのかなぁと思ったり・・・。別れを暗示してるのかと深読みしてみたら、まったくそんな事なかった(笑)
息子も可愛らしくて、最後までじっくり観られる西部劇でした。
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