忘却エンドロール

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映画「誰かに見られてる」観た

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Tag:リドリー・スコット

誰かに見られてる
窓掃除をしながら、夫に冷たい一瞥…。
製作:アメリカ’87
原題:SOMEONE TO WATCH OVER ME
監督:リドリー・スコット
ジャンル:★サスペンス

【あらすじ】殺人を目撃した令嬢クレアを護衛する事になった刑事キーガン。彼女はベンザが殺人犯だと証言するが、彼のミスですぐに釈放されてしまう。責任を感じたキーガンは、脅える彼女を守るうちに肉体関係をもってしまい…。

タイトルを見ると変質者に狙われるお話を想像しそうですが、殺人事件の重要な証人を守る刑事のお話です。邦題だけかと思ったら、原題と同じ意味だったのか…微妙。
サスペンス部分は割と普通で、どちらかというと不倫がメインになってます。でも、夫に裏切られた妻が、そうとは思えないほど格好良くて惚れ惚れしてしまいました。
なんというか、彼女はこのダメ亭主の思考回路をほぼ把握してるように見えるんですよね。彼のせいでクレアが危なくなったと知った時(あるいはこの護衛の仕事を断らなかった時から予感していたのかもしれないけど)、彼の罪悪感と同情が”愛情”にすり替わってしまうことはわかっていたんだと思います。
彼女の制止を振り切ってバカ亭主が行ってしまっても、”必ず自分の下に戻ってくる”と確信しているようでした。

もう、みっともないところがひとつもなかったんですよ。不倫が判明しても、未練たらしい事はなく「帰ってくるな!」ときっぱり言い渡していたし。かと言って、愛情のない冷たい妻というわけではなく、内心傷ついているけれども気丈に振舞っているというのが伝わってきます。こんな姿を見せられたら、いくらあのアホ亭主でも妻のいじらしさに罪悪感を覚えるだろうという感じでした。
そして、ラストの活躍!!
夫と不倫相手と子供の前で、「刑事の妻として、これ以上ふさわしい女がいるか?」と言わんばかりの振る舞いに痺れてしまいました。
こういう見方はちょっとズレている気もしますが、個人的に彼女の映画だったと思います。

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