忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

映画「ジェリーフィッシュ」観ました

 | ドラマ  Comment(4) 
Tag:イスラエル フランス

ジェリーフィッシュ
原題はヘブライ語でクラゲ。
製作:イスラエル、フランス’’07
原題:MEDUZOT(JELLYFISH)
監督:エトガー・ケレット、シーラ・ゲフェン
ジャンル:★ドラマ

【あらすじ】浮き輪をつけた迷子の少女と出会ったウェイトレス・バティア。スイートに泊まる女性と部屋を交換する事になった新婚夫婦ケレンとマイケル。言葉の不自由なフィリピン人介護ヘルパーのジョイ。イスラエルの美しい海辺の街テルアビブを舞台に、不器用なために孤独感を抱える人々を描く。

一昨日、扇風機を出して寝る前に灯りを消したら、コードに足を引っかけて扇風機が倒れ、カバーが外れて羽が一枚バリーンと割れてしまいました。瞬間接着剤で直したけどね!
暑いしイラストで力尽きたので簡単に書きますが、それぞれの不器用さがほんと共感できて、終盤はなんてことない小さな出来事でうるうるしてしまいました。とくに、幻想的な展開を見せるバティアのエピソード。両親との思い出をほとんど持たない彼女が、他人の子供の頃の8ミリフィルムに見入ってしまうシーンでは涙が…。
詩人の最後はああでなきゃいけなかったのか疑問ですが、彼女に対抗して(?)新婦ケレンが書いた詩も良かったです。

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ビンの中の船は決して沈まない
埃に汚れることもない
見た目にも美しく
ガラスに浮かんでいる
この小さな船に乗れる者はなく
行き先もわからず
外の風が帆をゆらすこともない
帆はないのだ
スリップとドレスだけ
その下にはふわふわ漂うくらげ
水に囲まれながら彼女の口は渇き
眼の裂け目から水を飲む
閉じることのない眼
彼女は密やかに逝く
岩にも砕けもせず
ただ凛として
誇り高く

彼女にキスをせず出てきたのなら
愛しい人よ
ここに戻った時
願わくば私にキスを

(みんなのブクログ名言集より)

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■ Comment

こんにちは☆

この時に録画し忘れて、やっと再放送があったので、見ました☆
いや~良い映画でしたね~。
記事にするかもしれないけど、迷っています。

>暑いしイラストで力尽きたので

素晴らしいイラストですね~。
「お洒落して」の言葉で、あぁ宵乃さんのイラストがもうすぐ来るぞ~!
って分かりながら見ていました。本当にイラストも、場面も、良かったです。

>それぞれの不器用さがほんと共感できて、終盤はなんてことない小さな出来事でうるうるしてしまいました。

私もそうでした~!!!
特に、は、あの婆さんとフィリピーナの、抱き合うところです☆(涙)

>詩人の最後はああでなきゃいけなかったのか疑問ですが、彼女の詩も良かったです。

この詩ですが、新婦の書いたモノですよね~?
そこのところが、ちょっと意味が分かりにくかったです。

では、もしも記事にしたら、TBさせて頂きますね~♪
2011/11/02 (Wed) 12:27  miri〔編集〕  

>miriさん

いらっしゃいませ、再放送ご覧になりましたか!
地味ですけどいい作品ですよね~。
イラスト、お褒めの言葉ありがとうございます。一目惚れしたシーンだったので、頑張って描きました。

> 私もそうでした~!!!
> 特に、は、あの婆さんとフィリピーナの、抱き合うところです☆(涙)

あの不器用さに共感できるひとは、現代社会にはかなりたくさんいそうです。
そのシーンも、ホントこみ上げてきましたよ。無造作に包まれたボトルシップが、あんなにあったかく感じられるなんて!

> この詩ですが、新婦の書いたモノですよね~?
> そこのところが、ちょっと意味が分かりにくかったです。

あわわ、勘違い!そういえば一人になった時にこっそり書いてました。ご指摘ありがとうございます。
あの新婚パートだけは、もうちょっと別の終わり方がよかったですよね。未遂くらいにして、その後のことを描いてほしかった気がします。
2011/11/02 (Wed) 13:16  宵乃  

こんばんは☆

ちょっと難しくて記事には出来そうもなくて、いつも通りに自分だけの感想を書いておきます☆

追加のコメントですが、
例の詩の事が、意味がよく分からなかったので、もう一度見たのですが、

「眼の裂け目から水を飲む」
新婦はココまで書いていたのです。
その後の描写がないので、
スイートで遺書を発見し、足を引きずって階下の部屋へ行った時に、夫が発見していたその詩には

「閉じることのない眼」
以降が追加されていました。
なので、私はココ以降は、詩人が書いたのだと思います。

新郎がその詩を「良い詩だね」といい、
新婦が「そうね」と肯定し、涙を浮かべたのも、

詩人が特に自分の夫がどうこうではなく、他の自分の知らない事情でそうしたのだと
悟った事で、自分を恥じたという意味もあって、
でも、共同の詩が出来て嬉しかったのだと、そんなふうに思いました☆

バテイアは、自分自身で、自分を取り戻せて良かったし、フィリピーナも、被介護者の婆さんも、
それぞれに、新婚夫婦も含めて、皆、良い方向に向かうラストで、本当に良かったと思いました☆
2011/11/02 (Wed) 19:25  miri〔編集〕  

Re: こんばんは☆

> ちょっと難しくて記事には出来そうもなくて、いつも通りに自分だけの感想を書いておきます☆

そうですか~、ちょっと残念ですが仕方がないですよね。
あと、詩の部分、確認されましたか。わたしも気になっていたんですよ!

> 「閉じることのない眼」
> 私はココ以降は、詩人が書いたのだと思います。

どちらとも取れるという事でしょうか。

> 詩人が特に自分の夫がどうこうではなく、他の自分の知らない事情でそうしたのだと
> 悟った事で、自分を恥じたという意味もあって、
> でも、共同の詩が出来て嬉しかったのだと、そんなふうに思いました☆

ここが、わたしは共感できなかったんですよね・・・。わたしの場合、どうしても、この出来事によるダメージの方が大きくなりそうなので。自分の詩に他人(しかもイメージが死に直結してしまうひと)が勝手に手を加えるのも、たぶん受け入れられないでしょうし、スイートを譲ってもらったばかりに、一生彼女の事を引きずりそうで、彼女と関わった夫に八つ当たりしてしまいそうです。
我ながら、心が狭い!

> それぞれに、新婚夫婦も含めて、皆、良い方向に向かうラストで、本当に良かったと思いました☆

新婚夫婦の心情は理解できませんでしたが、みんな笑顔になれてよかったと思います。
2011/11/03 (Thu) 10:02  宵乃  
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