忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

映画「恋愛小説家」観ました

 | ロマンス  Comment(13) 

恋愛小説家
製作:アメリカ’97
原題:AS GOOD AS IT GETS
監督:ジェームズ・L・ブルックス
ジャンル:★ロマンス/ドラマ/コメディ

【あらすじ】脅迫神経症で毒舌家のベストセラー作家メルビンは、自分勝手な振舞いで皆に嫌われていた。しかし、強盗に襲われた隣人の犬を預かってから、彼の心に変化が現れ始める。そんな時、行きつけの喫茶店の店員キャロルが店を休み…。

久しぶりに再見したら、内容をいい具合に忘れていて思いのほか楽しめました。ジャック・ニコルソン主演の作品というと「恋愛適齢期」も良かったけど、やっぱりこれが一番好きかも。
誰に対しても、口を開けば嫌味が飛び出してしまうメルビン。脅迫神経症ということで目に入るものすべてにイライラしてしまうんだろうけど、それを”他人を近寄らせない”ことで乗り切ってきたんでしょうね。にしても、ここまで憎たらしい奴になってしまったのは、そこそこ金と名声があるからでしょうか。貧乏なら石鹸を一回使っただけで捨てるなんてやりたくてもできないですし、もうちょっと妥協せざるを得ない環境なら違っていた気がします。
また、嫌々預かった犬と瞬く間に強い絆で結ばれてしまうエピソードでは、彼が案外愛情深い寂しがり屋だとわかり、一気に好感度が上がってしまいました。どんなに酷い言葉が飛び出しても、”本気じゃないんだ”と、つい彼を庇いたくなったり。父親が病的な完璧主義者だったこともあり、憎たらしいけど可哀そうに思えることもありました。

そんな彼が、四苦八苦しながらキャロルを追っかける様子は面白いし、頑張れ!と心の中で必死に応援してしまいます。
ちょっとヒステリックなシングルマザー・キャロルと、同情を誘うほど散々な目に遭う隣人サイモンもよかった!彼らでなければここまで面白くならなかったと思います。
ラストの告白と、早朝のパン屋に二人で入る姿は何度観ても素晴らしいですね。
原題の意味は”良くなり得るであろう最高の”だそうです。

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■ Comment

久しぶりのシネマタイム

若い頃のジャック・ニコルソンより、年齢を経た最近の作が好きですよ。(以前にも書いたかもしれませんが)哀愁が漂っていて良いですね。油ぎとぎとでシビアなニコルソン君には可愛げが感じられなくて、距離を置きたくなるの・・・(笑い)。
最近時間が少しづつ持てて、録画する余裕も出てきました。
大好きな寅さんにも昨日会えて心安らかな一日でした。
今日は録画していた「ラブ・ファイト」を観終えたばかりです。
大沢たかおは好きではなかったのですが、「仁」を観て以来、前よりは嫌いでなくなったみたい。
林遣都 、北野きいが初々しくて素敵でした。
「シリアの花嫁」は未完ですがTBさせて戴きます。
2011/05/11 (Wed) 15:18  bamboo〔編集〕  

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2011/05/12 (Thu) 01:27    

>bambooさん

いらっしゃいませ、コメントありがとうございます!
だんだんと元のペースを取り戻してきたということで、bambooさんとこうしてお話できるのが嬉しいです。お好きな作品をゆったりご覧になってくださいね♪

> 若い頃のジャック・ニコルソンより、年齢を経た最近の作が好きですよ。(以前にも書いたかもしれませんが)哀愁が漂っていて良いですね。

ですよね~、あの哀愁がたまりません。強烈な個性がいい方向にまるくなった感じでしょうか。
(たぶん初めて伺ったと思いますよ~。というか、わたしは記憶力が半端なく悪いので、何度でもどんと来いです。笑)

> 今日は録画していた「ラブ・ファイト」を観終えたばかりです。
> 林遣都 、北野きいが初々しくて素敵でした。

あ~、わたしはその作品ちょっとだめでした・・・。でも主演ふたりはほんと初々しかったです!
大沢さんは癖のある顔立ちですよね。「仁」は観てないのですが、今までのイメージが覆るほどの演技だったということでしょうか。
私的にはサスペンスの悪役が似合いそうな男っていうイメージです。

> 「シリアの花嫁」は未完ですがTBさせて戴きます。

ありがとうございます。以前こちらからも送ったのですが、届いてなかったみたいですね~。もう一度挑戦してみます!
2011/05/12 (Thu) 10:58  宵乃  

こんにちは☆

>そんな彼が、四苦八苦しながらキャロルを追っかける様子は面白いし、頑張れ!と

キャロル役の人が好きなので(特に声が大好き☆)楽しく見られました。
お若い人は「ニコルソン」って仰るのね~って思っていたのですが、bambooお姉さまも仰っていて、ビックリ☆
私ってば「ニコルスン」です。他の俳優さんでも、今現在の日本語表記と合っていない場合が多いのですが、70年代の雑誌のせいです!

>ラストの告白と、早朝のパン屋に二人で入る姿は何度観ても素晴らしいですね。

ここのところは良かったとは思ったのですが、なんだか「適齢期」と似ているような気もして・・・でも皆さんが仰るように素直に良かったと思いたいです。

>原題の意味は”良くなり得るであろう最高の”だそうです。

英語のタイトルってそういう感じのが多いですよね~。この映画の場合は、邦題はとても良かったと思います♪
2011/05/12 (Thu) 12:50  miri〔編集〕  

>miriさん

いらっしゃいませ、コメントありがとうございます。
キャロルは子持ちとは思えないくらいセクシーでしたね。とくに絵のモデルをしてるシーン!

> 私ってば「ニコルスン」です。他の俳優さんでも、今現在の日本語表記と合っていない場合が多いのですが、70年代の雑誌のせいです!

そうだったんですか。発音的にはどちらが正しいんでしょうね?
英語の授業では、とにかく指されないよう目立たないようにしていた私です(笑)

> ここのところは良かったとは思ったのですが、なんだか「適齢期」と似ているような気もして・・・でも皆さんが仰るように素直に良かったと思いたいです。

わたしって何故かラストシーンを覚えてられない性質で、「適齢期」のも思い出せません・・・。ある意味、再見が新鮮でいいんですけどね。

> 英語のタイトルってそういう感じのが多いですよね~。この映画の場合は、邦題はとても良かったと思います♪

恋愛小説家が恋愛とはかけ離れた人物で、恋愛に四苦八苦するギャップが面白い作品ですもんね。シンプルでぴったりの邦題だと思います。
2011/05/13 (Fri) 09:52  宵乃  

こんばんは。

いや~ジャック・ニコルソンがはまり役の良い恋愛映画でしたね。安心して最後まで観ることができました。

個人的には、あそこまで憎たらしい彼が書く恋愛小説の内容がすごく気になりました。(笑)

ラストの告白は素敵ですね~。あのキャラであの告白はずるいです!
2011/05/16 (Mon) 00:13  たそがれピエロ  

>たそがれピエロさん

いらっしゃいませ、コメントありがとうございます!

> 個人的には、あそこまで憎たらしい彼が書く恋愛小説の内容がすごく気になりました。(笑)

ですよね~!世の女性たちがうっとりしてしまうような素敵な恋愛ものなんでしょう。眉間に皺を寄せた偏屈男が書いていると思うと笑えてしまいますね。

> ラストの告白は素敵ですね~。あのキャラであの告白はずるいです!

こんな素敵な恋を経験したことが、これから書く小説にどんな影響を与えるのか・・・。そこも気になります!
2011/05/16 (Mon) 09:31  宵乃  

☆「オープンカーで旅」ってのも☆

良いモノかも、とか思いました。

同乗者とケンカになったら、最悪だけど(=^_^=)
2011/05/19 (Thu) 20:01  TiM3編集〕  

>てぃむさん

いらっしゃいませ、コメントありがとうございます。
オープンカーのシーンは3人のキャラクターもあっておもしろかったですね。

> 同乗者とケンカになったら、最悪だけど(=^_^=)

メルビンが乗っていてケンカにならなかったと知ったら、カフェのひとたちは驚くでしょうね(笑)
2011/05/20 (Fri) 09:49  宵乃  

ニコルソンの顔が・・・

宵乃さま

はじめまして、鉦鼓亭と言います。
この年代の映画はイマイチ詳しくないのですが。
この映画は良かったです、とくにキャロルが。
ニコルソンを見てると、時々、三船敏郎が浮かんできてしまい困りました。
三船さんがコメディやったら、こうなるんじゃないかって。
それ考えると、また一段と可笑しくなりました。

こちらはリンクフリーとの事なので、
自分のブログに貼らせて頂きます。
これからも宜しくお願い致します。
2012/05/09 (Wed) 23:13  鉦鼓亭編集〕  

>鉦鼓亭さん

はじめまして、ようこそいらっしゃいました。
ご訪問とコメントありがとうございます!
この作品は良かったですよね~、ニコルソンの強烈なキャラに対して、キャロルが頑張ってました。

> ニコルソンを見てると、時々、三船敏郎が浮かんできてしまい困りました。
> 三船さんがコメディやったら、こうなるんじゃないかって。
> それ考えると、また一段と可笑しくなりました。

あはは、三船さんですか。それは思いつきませんでした。
でも確かに、彼なら偏屈ジジイの役でコメディもこなせそうです。ギャップが笑いを誘いますね~。

> こちらはリンクフリーとの事なので、
> 自分のブログに貼らせて頂きます。
> これからも宜しくお願い致します。

ありがとうございます。後で鉦鼓亭さんのブログを読ませていただきますね!
こちらこそ、これからもよろしくお願いいたします。
2012/05/10 (Thu) 11:36  宵乃〔編集〕  

No title

 宵乃さん、こんばんは

昨日は睡魔に負けました。(笑)

いい映画は、役者が皆、上手く嵌って見えるんですよね。。
この作品も3人&1匹が、凄く良いアンサンブルを奏でてると思います。

午前4時に二人で行く場所が公園や川べりじゃなく(まァ、そういう場所は物騒だけど~笑)、パン屋って発想がナイス!です。
「パン=生活」ってイメージが有るから、二人で仲良くパンを買ってる姿が「これから二人が生活を共にしていく」に繋がっていて、大人のラブストーリーに応しいラストだったと思います。
2013/03/22 (Fri) 23:23  鉦鼓亭編集〕  

>鉦鼓亭さん

いらっしゃいませ!
この記事で鉦鼓亭さんと初めてお話したんでしたっけ。あと一ヶ月半くらいで、お会いして一年ですね~。

> 昨日は睡魔に負けました。(笑)

あはは、最近は睡魔も強力ですよね。わたしも現在進行形で戦ってます(笑)

> いい映画は、役者が皆、上手く嵌って見えるんですよね。。
> この作品も3人&1匹が、凄く良いアンサンブルを奏でてると思います。

ホント誰が欠けてもバランス崩れてしまったと思います。
とくにあのワンコは必要不可欠!

> 「パン=生活」ってイメージが有るから、二人で仲良くパンを買ってる姿が「これから二人が生活を共にしていく」に繋がっていて、大人のラブストーリーに応しいラストだったと思います。

そういえばそうだ!
オシャレだなぁくらいにしか思ってませんでした…。あの後、彼の家で朝食をとって、いずれはそれが日常になっていくのか~。
今度再見する時は、その後のふたりを思い浮かべながら観てみます。
2013/03/23 (Sat) 10:21  宵乃〔編集〕  
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