忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

映画「北国の帝王」思い出し感想

 | アクション  Comment(8) 
Tag:ロバート・アルドリッチ

北国の帝王
製作:アメリカ’73
原題:EMPEROR OF THE NORTH
監督:ロバート・アルドリッチ
ジャンル:アクション/ドラマ

【あらすじ】大恐慌の1933年、オレゴン。列車にタダ乗りし各地を移動する失業者たちホーボー。彼らは、ハンマーでホーボーを叩き落す19号列車の車掌シャックを恐れていた。やがて、”帝王”と呼ばれる一人の男が彼に挑戦状を叩きつける。

なんというか、とにかく凄い映画でした。世界が違いすぎてついていけないし、好きではないけど、印象には残ってます。
大恐慌のさなか、自由に行きたい所へ行くことを誇りに思う”タダ乗り常習犯”と、そんなやつらを片っ端からハンマーで叩き落す”鬼車掌”。二人のプライドを賭けた車上ガチバトルが楽しめる作品です。
でも、プライドを賭けた闘いといっても、ガキ大将の意地の張り合いみたいに見えてしまうのは私が女だからなのか、それとも大恐慌の大変さがわかってないからなのか。
怖いくらい鬼気迫るラストバトルは確かに凄いんですが、格好つけてプライドを語る二人が滑稽に見えてしまう瞬間がありました。
あと、途中で主人公がタダ乗りの技を若造に伝授している時は、妙にほのぼのしてしまって浮いている気がします。
そういう点が気にならないひとには、たまらない作品なんじゃないでしょうか。
狂気じみた鬼車掌の表情が脳裏に焼きついて離れません…。

関連記事
「ロンゲスト・ヤード(1974)」観た
「飛べ!フェニックス」観ました
B00TQIFBUG 北国の帝王 [Blu-ray]

■ Comment

こんばんは☆

>なんというか、とにかく凄い映画でした。
>でも、プライドを賭けた闘いといっても、ガキ大将の意地の張り合いみたいに見えてしまうのは私が女だからなのか・・・
>狂気じみた鬼車掌の表情が脳裏に焼きついて離れません・・・。

全部、仰るとおりですね~!
タイトルだけで、何というか、結構“気高い話”を、想像して見てしまった私は、開始直後から「・・・」でしたが、なんとも表現しにくい魅力?で最後まで引っ張られました。

宵乃さんと同じで、好きではないのですが、やはり男性向きの映画のような気がしますが、忘れられない作品ですね~。
2011/04/24 (Sun) 19:38  miri〔編集〕  

これも思い出の映画なんですね。宵乃さん、いいとこつきますね。中学の時、試写会の応募ハガキよく出していたんですけど、確かこれ初めて当たって見た映画なんですね。ということはそれほど人気がなかったということかしらん。いずれにせよボクは封切り前にみた稀少な日本人なわけです(なんていって自慢したりして)。でも正直あまりおぼえていない。キタグニなのかホッコクなのかもわからなかった。今でもどうしてEmperor of the Northなのかわかりませんけどね。昨年テレビで再見したんだけど、これハードボイルドというか、くだらないことに命を賭ける男の生き方とシリアスに解釈するのか、それともコメディー的に(いろいろかわった「武器」なんかが出てきたりして、プロレス、ショービジネスみたいに)とるのか、ちょっと難しいところです。ただ主演の2人、濃いですね。女性には魅力たっぷりなのかな?アメリカの自然の美しさと音楽が妙に調和していて印象的でした。
2011/04/24 (Sun) 23:04  BBJJC  

>miriさん

いらっしゃいませ、コメントありがとうございます。

> タイトルだけで、何というか、結構“気高い話”を、想像して見てしまった私は、開始直後から「・・・」でしたが、なんとも表現しにくい魅力?で最後まで引っ張られました。

ですね~、ついていけないものの目が離せない迫力がありました。あのひとたちを主役にここまでの映画を作ってしまったのはほんと賞賛に値すると思います。

> 宵乃さんと同じで、好きではないのですが、やはり男性向きの映画のような気がしますが、忘れられない作品ですね~。

男のロマンの世界なんでしょうね。男性は夢中で見るんだろうなぁと思いながら観てました。
2011/04/25 (Mon) 10:05  宵乃  

>BBJJCさん

いらっしゃいませ、コメントありがとうございます!
初めて当たった試写会で見た映画ですか、それは思い出深い作品ですね。

>キタグニなのかホッコクなのかもわからなかった。今でもどうしてEmperor of the Northなのかわかりませんけどね。

キタグニですね。ホーボー仲間たちに”北国の帝王”と呼ばれていたんだけども、その由来までは言ってなかったかも。舞台であるオレゴン州が北にあるからかな?

>これハードボイルドというか、くだらないことに命を賭ける男の生き方とシリアスに解釈するのか、それともコメディー的に(いろいろかわった「武器」なんかが出てきたりして、プロレス、ショービジネスみたいに)とるのか、ちょっと難しいところです。

あ~、わたしもそこは戸惑いました。だって、命がけでやってることがタダ乗りですもんね。しかも、命を賭けてまで行った場所で何をしているのかよくわかりませんでしたし。
主演の二人は魅力的というより(確かに帝王の渋さは好きですが)、ちょっと怖いです。理解できない世界なので・・・。
風景はよかったです。音楽はあまり覚えてませんが、弟子との修行のくだりはガラっと雰囲気が変わったのが印象的でした。
2011/04/25 (Mon) 10:32  宵乃  

☆懐かしいなぁ・・☆

昔、TVで観た覚えがあります。

これも、まぁ「1シチュエーション・ホラー」に準ずるトコがあるかも知れませんね(=^_^=)

アーネスト・ボーグナインは『ポセイドン・アドベンチャー』もそうだったけど「天性の存在感」みたいなんがあって良いですね(=^_^=)

本作では、主人公の弟子みたいな若造が生意気で、ラストでそれなりにギャフンと言わされるのも、ある意味痛快でした(おいおい)
2011/05/07 (Sat) 20:15  TiM3編集〕  

>てぃむさん

> これも、まぁ「1シチュエーション・ホラー」に準ずるトコがあるかも知れませんね(=^_^=)

ははは、人間の意地の張り合いも、ここまでくるとホラーですね。

> アーネスト・ボーグナインは『ポセイドン・アドベンチャー』もそうだったけど「天性の存在感」みたいなんがあって良いですね(=^_^=)

ほんと、あの車掌の形相を見たら、一生忘れられませんよ。R15くらいでもいいかも(笑)
『ポセイドン・アドベンチャー』はきちんと再見したい作品のひとつです。吹替えで短くカットされたものしかオンエアしなくて・・・。

> 本作では、主人公の弟子みたいな若造が生意気で、ラストでそれなりにギャフンと言わされるのも、ある意味痛快でした(おいおい)

そうですね。彼には結構ムカついたので、最後はちょっとスカッとしました。
2011/05/08 (Sun) 10:56  宵乃  

北極つまり不毛の地?

コメありがとうございました。
「北国」ですが、原題には「北極」ともあって、そこは、最果ての不毛の地ということで、こんなので帝王になっても不毛だよなあ、ということかもしれないと、勝手に思いました。笑

ボーグナインとマーヴィンの「濃い」者同士に、こまっしゃくれた若造が絡んで、いいトリオ(?)でした。

2014/10/10 (Fri) 14:04  ボー編集〕  

>ボーさん

> 「北国」ですが、原題には「北極」ともあって、そこは、最果ての不毛の地ということで、こんなので帝王になっても不毛だよなあ、ということかもしれないと、勝手に思いました。笑

別のタイトルがあるとは知りませんでした。
確かにあんなところで帝王になったところで自己満足しか得られませんよね。
そう考えると、ホント子供のケンカみたいな話だなぁ(笑)

> ボーグナインとマーヴィンの「濃い」者同士に、こまっしゃくれた若造が絡んで、いいトリオ(?)でした。

あの濃さだけだったら2時間辛いですもんね。
あの若者とのほのぼのエピソードも必要だったということか~。

コメントありがとうございました♪
2014/10/11 (Sat) 09:43  宵乃〔編集〕  
名前
タイトル
URL
本文
非公開コメント

■ Trackback

この記事のトラックバックURL
トラックバック一覧