忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

映画「ウール100%」観た

 | ファンタジー  Comment(2) 
Tag:日本

ウール100%
製作:日本’05
監督:富永まい
ジャンル:ファンタジー/ドラマ

ゴミ捨て場で気に入った物を持ち帰り、コレクションするのが日課のおばあさん姉妹。ある日、赤い毛糸玉を持ち帰るが、その糸を手繰って女の子が迷い込む。編んではほぐしまた編んでを繰り返す少女に、二人はアミナオシと名付け…。

不思議な雰囲気のファンタジー映画だと思っていたら、強烈な一撃をくらってしまいました。
気に入った物を拾い大切に使っていた、変わり者おばあさん姉妹。ふたりはまるで子供のようにガラクタたちを愛でています。そこに妖怪アミナオシが加わり、彼女達の生活は引っ掻き回されてゆくのですが、この子がかなりバイオレンスなんですよ。
黙々と編み物をしてたかと思えば、突然…
『また、編み直しじゃぁぁぁぁぁ~!!!』
と、まるで空襲警報のように叫びだします。もちろん、夜でもお構いなしに。
その上、姉妹に大切にされ”こころ”を持つようになり対抗してきたガラクタたちを、編み棒攻撃と回し蹴りで無残な姿に…
この闘いのシーンは、軽くホラー仕様となっております。
これってホラー映画? と危ぶむ私に、更なるショックが襲い掛かりました。
こんな目に遭ってさぞ悲しんでいるだろうと思っていた姉妹が、なんと自らガラクタを破壊しているじゃありませんか!?

どうやら姉妹は、過去のある出来事により殻に閉じこもっており、これらの破壊行為は前進する為のものらしいのですが…なにも、ここまでしなくても。
妖怪とか出してるなら、”八百万の神”とか”もったいないの精神”とか取り入れても良かったのでは? と思ってしまいました。

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■ Comment

こんばんは☆

やっぱり見るのがしんどかった。
結局、過去に、自分たちが川に流した赤い毛糸が戻って来た、という事で、今の生活の総括・・・ごみの処分、アミナオシは、お母さんの化身???
老姉妹という事で、最近見た作品を思い、期待して損したかな?
でも、ごみが心を持つのが怖かった・・・アニメーションや人形劇は良かった。女性監督らしい細やかな演出と、老姉妹を演ずる大女優二人の存在感!!!

↑ これが感想文です。
今思っても、恐いし、不思議だし、何ともいえない映画でした。
岸田今日子は、今のうちに見ておきたい気持ちです。
最近見た老姉妹の映画というのは、ラヴェンダーの咲く庭で、でして、全くそういう期待とは違いましたね~!
2009/09/13 (Sun) 21:56  miri〔編集〕  

Re: こんばんは☆

いらっしゃいませmiriさん。
おとぎ話のように始まって「ほのぼの系かな~?」と油断していると、思わぬ衝撃を受ける作品でしたね。
アミナオシがお母さんの化身とは思いつきませんでした。そういえば、お母さんの事をたびたび思い出していましたよね(たしか・・・)。

> 今思っても、恐いし、不思議だし、何ともいえない映画でした。

うんうん、わかります~。
丁寧に描かれている分、あのズレた(?)世界に引きずり込まれてしまうような・・・。
ホラー・ファンタジーというわけでもないけれど、やっぱり怖い映画でした。
2009/09/14 (Mon) 11:37  宵乃  
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