忘却エンドロール

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映画「眠狂四郎 人肌蜘蛛」感想

 | 時代劇  Comment(8) 
Tag:日本

眠狂四郎 人肌蜘蛛
今年最後のイラストは美人さんで締めくくらせて頂きます。
製作:日本’68
監督:安田公義
原作:柴田錬三郎
ジャンル:時代劇

【あらすじ】母の墓参りにきた狂四郎は、その村で将軍の妾腹、家武と紫らが若い男女を幽閉して暴虐の限りを尽くしていると知る。墓守の七蔵が息子のように育てた兵吾が自分と同じ黒ミサで生まれたと知った彼は、身代わりに鬼館へ出向く。

はい、もう観ないとか言ってたけど観てしまいました。スミマセン。
なんかBShiのオンエアが終わってからgyaoで配信が始まってしまってですね、頭の中で葛藤が始まったわけですよ。
『お前はこのシリーズを途中で投げ出すのか…!』
みたいなね。もはや強迫観念です。
というわけで、まともに観る勇気もなく”ながら見”をずるずる続け、後は「勝負」と「無頼剣」、「悪女狩り」を残すのみ。きっと繰り返し配信すると思うから、いつか全部見終わってきっぱり忘れよう…と思っていた矢先、この作品に出会ってしまいました。ながら見でも否応なくわたしの意識に入り込んでくる濃さ。エログロ路線が売り(?)のこのシリーズをぎゅぅっと濃縮したような作品…というか悪役です。

まずイラストのお姫さま”紫”は、頭痛もちで痛みを紛らわせるために殺人に興じるサイコな嗜好の持ち主。頭痛が始まるたびに召使を殺してしまうので、その度に村から補充しているんですね。
そして、その双子の兄”家武”は妹に倒錯した恋情を抱き、彼女に近づく男は毒殺し、そうでなくても毒殺し。武家の男とは思えない”憂さ晴らし法”が情けない毒殺マニア。
そんな彼らが、いつもの流れで対決する事になります。
例のごとく、狂四郎が女のプライドをずたずたにして憎まれるわけなんですが、彼らの憎まれ口の応酬を観ていたら案外お似合いカップルなんじゃないかと思ってしまいました。家武もこのままじゃマズイと思ったのか、毒矢で狂四郎を死の淵へ追いやったりとヘタレのくせに頑張ります。(やられるときは瞬殺だったけども)
紫が潔く散っていくラストはサマになってました。紫を演じる魔子さんの妖艶な美しさが印象的です。

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■ Comment

素晴らしいイラスト☆

この作品は未見です。
「勝負」以外は駄作だと思いますが、やっぱり“らいさま”の魅力には、かなわないです☆

>『お前はこのシリーズを途中で投げ出すのか・・・!』
>みたいなね。もはや強迫観念です。

いや~宵乃さん、繊細すぎるうぅぅぅ・・・
そんなこと気にせずに、お気楽に見てまいりましょう~☆

>人見知りでブログ同士の交流なんておっかなびっくりだったわたしも、miriさんと企画のおかげでずいぶん変わることができました。

宵乃さんの誠実なお人柄は、はじめて交流する人にも、長く交流している方々にも、皆さんよく分かって頂いていると思います☆
私のお陰ではなくて、きっと“そういうとき”が来たのだと思います☆

では、本当にたくさん有難う~♪
来年が、宵乃さんにとって、素晴らしい一年になりますように~!!!
2010/12/31 (Fri) 20:21  miri〔編集〕  

>miriさん

明けましておめでとうございます!

> 「勝負」以外は駄作だと思いますが、やっぱり“らいさま”の魅力には、かなわないです☆

いつか「勝負」も配信される事を願ってます。
この作品のらい様はたぶん体調が悪くて、次の眠狂四郎シリーズ最後となる「悪女狩り」は違う意味で観るのが辛くなりそうです。でも、ここまできたら全部観るぞ~!
・・・なんて、こんなふうに思ってしまうから気楽に楽しめないんですけどね・・・。

> 宵乃さんの誠実なお人柄は、はじめて交流する人にも、長く交流している方々にも、皆さんよく分かって頂いていると思います☆
> 私のお陰ではなくて、きっと“そういうとき”が来たのだと思います☆

ありがとうございます!
ちょっと自分うざいかなぁと思うことがあるので、そういって頂けて安心しました。
ほんとうにいつも仲良くしてくれてありがと~!
今年もたくさん映画をみて楽しくお話しましょうね。よろしくお願いしま~す。
2011/01/01 (Sat) 11:13  宵乃  

あけましておめでとうございます。

自分だと気に入らなかった作品は
シリーズが続こうとも一貫して興味無しになるので、
宵乃さんのスタイルはすごいなと思います。
後から秀作に出会う可能性もあるんですけどね。
それから
自分もイラストの流血美女が素敵だなと思いました♪
余談ながら田村高広が好きなので
お気に入りは『女地獄』であります(汗)。

今年もよろしくお願いします。
2011/01/02 (Sun) 16:29  どらお  

>どらおさん

いらっしゃいませ。
あけましておめでとうございます。

> 自分だと気に入らなかった作品は
> シリーズが続こうとも一貫して興味無しになるので、
> 宵乃さんのスタイルはすごいなと思います。

あはは、なんというか観た映画はリストアップしてあるので、それが途切れているのが気になってしまうんですよね。もうほんと映画中毒な感じになってきているので、なんとかしたいですこの性格(笑)

> 自分もイラストの流血美女が素敵だなと思いました♪

ありがとうございま~す!
黒髪で華奢な美人さんが大好きなので気合入りました。

> 余談ながら田村高広が好きなので
> お気に入りは『女地獄』であります(汗)。

あ、浪人のおじさん役ですよね。雪のなか彼と狂四郎が対決するシーンは、わたしもシリーズのなかで一番カッコイイシーンだと思っています。
渋いですよね~!

では、またゲームや映画のお話をいたしましょうね。(はやくメダロットをクリアしなきゃ・・・)
今年もよろしくお願いします!
2011/01/02 (Sun) 17:02  宵乃  

イラスト。素晴らしいですね!

さすが!宵乃さん!
紫の雰囲気がよく出ています。
演じた緑魔子さんは石橋蓮司さんの奥さん。先程知って驚きました!

さて、この映画昨夜妻と一緒に見ました。
将軍家斉の妾腹、家武と紫。随分狂気じみた兄妹ですね。
さすがの狂四郎も「もう駄目か・・・。」と思う場面もありました。
狂四郎を助けた男(渡辺文雄)もこれまた曲者でした。

このシリーズ。昨夜をもって全て見終えました!
2013/01/14 (Mon) 11:03  間諜X72〔編集〕  

>間諜X72さん

> 紫の雰囲気がよく出ています。
> 演じた緑魔子さんは石橋蓮司さんの奥さん。先程知って驚きました!

ありがとうございます!
妖艶な美しさをもつ紫にぴったりの女優さんでした。石橋蓮司さんの奥さんでしたか~。こんな綺麗な奥さんがいたら鼻高々な反面心配だろうなぁ。

> 将軍家斉の妾腹、家武と紫。随分狂気じみた兄妹ですね。
> さすがの狂四郎も「もう駄目か・・・。」と思う場面もありました。

この兄妹のインパクトは強烈でした。ここまで狂四郎を追い詰めた悪役も珍しいですしね~。二人が印象的すぎて、渡辺文雄さんの役は忘れてしまいました…。

> このシリーズ。昨夜をもって全て見終えました!

お~、お疲れ様でした!
実はわたし、まだ「勝負」と「悪女狩り」は未見なんですよね。記事にするかはわかりませんが、近いうちに観ようと思います。
思い出させてくれてありがとうございました♪
2013/01/15 (Tue) 07:29  宵乃〔編集〕  

石橋蓮司さん

彼を初めて見たのは大河ドラマ「花神」の殺し屋役ですね。
昭和52年(1977年)です。
他にもNHKの少年ドラマでも怖い役で出ていました。
それ以降はどんな役でも演じる役者さんになりました。

>妖艶な美しさをもつ紫にぴったりの女優さんでした。石橋蓮司さんの奥さんでしたか~。こんな綺麗な奥さんがいたら鼻高々な反面心配だろうなぁ。

僕もそう思いますよ(笑)。

>実はわたし、まだ「勝負」と「悪女狩り」は未見なんですよね。記事にするかはわかりませんが、近いうちに観ようと思います。

宵乃さんがご覧になって素晴らしい絵と共に感想を書かれるのを楽しみにしております。
2013/01/15 (Tue) 20:51  間諜X72〔編集〕  

Re: 石橋蓮司さん

> 彼を初めて見たのは大河ドラマ「花神」の殺し屋役ですね。
> 昭和52年(1977年)です。

そのドラマは知りませんが、悪役をたくさん演じてらしたんですか~。
佐野史郎さんみたいに、悪役ばかりだと子供に文句を言われるらしいですね(笑)
役者さんは年を重ねると幅が広がって良い事も多いかも。

> 宵乃さんがご覧になって素晴らしい絵と共に感想を書かれるのを楽しみにしております。

あはは、あまり期待はしないで下さいね~。
コメントありがとうございました!
2013/01/16 (Wed) 07:48  宵乃  
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