忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

映画「愛情物語(1956)」観ました

 | 伝記/自伝/実話  Comment(6) 

愛情物語(1956)
製作:アメリカ’56
原題:THE EDDY DUCHIN STORY
監督:ジョージ・シドニー
ジャンル:★伝記/音楽
ピアニストを目指し意気揚々とニューヨークにやって来たエディ。資産家の令嬢マージョリーの助けもあり、オーケストラで演奏、見事成功を手にする。やがて二人は恋に落ち結婚するが、息子ピーターが生まれた直後に彼女が亡くなり…。

古き良きアメリカ映画であり、実在のピアニスト、エディ・デューチンの伝記映画であり、なにより深い愛情を描いた作品でした。
幸せに満ちた前半。無邪気にピアノを演奏するエディと、さりげなく彼を助けるマージョリーとのロマンスが美しいピアノの旋律に彩られます。公園でのデート、水溜りに映るキスシーンが素敵。
しかしそこへ突然の悲劇が。「メリークリスマス!」の悲痛な叫びが痛ましい…。
悲しみのあまり息子を憎んでしまいそうで遠ざけるエディ。だが、戦場で連弾した少年に感謝のハグをしてもらった瞬間、わが子への愛情に気付く。その表情にジーンときました。
息子とのぎこちない親子の交流。いつの間にか立派に弾けるようになった息子とジャムセッション、拍手に包まれる父を見た息子の嬉しそうな表情、母親と同じように風に脅え初めて「パパ!」と呼ぶシーン。そして、悲しい真実を前に揺れるブランコ。…印象的なシーンの連続です。
「チキータは任せて」と力強い眼差しで言う息子の姿に、彼は立派に育っていく未来の息子を見たことでしょう。
向かい合ったピアノで"To Love Again"を弾くラストは、ほんとうに涙が止まりませんでした。あの幕引きは他に類を見ない素晴らしい表現だったと思います。

関連記事
「ショウ・ボート(1951)」観ました
B004E2YUJ2愛情物語[DVD]

■ Comment

こちらにもお邪魔します☆

「タハーン」で、あまりにも長く書いてしまったのに、こちらにまで失礼いたします☆
これも10月に再見しました。ハイビジョンで本当に美しい映像でした☆

>だが、戦場で連弾した少年に感謝のハグをしてもらった瞬間、わが子への愛情に気付く。その表情にジーンときました。

音楽には力があると、この映画からも、教えてもらいました。アジアの村でしたね。

>向かい合ったピアノで"To Love Again"を弾くラストは、ほんとうに涙が止まりませんでした。あの幕引きは他に類を見ない素晴らしい表現だったと思います

私も素晴らしいラストシーンだと思いました。事実的には変なんですけど、映画的には本当に素晴らしかったです☆
タイロン・パワーは「情婦」ではあぁいう役柄でしたし、早くに亡くなったので、この作品を遺せて本当に良かったと思います。
2010/11/10 (Wed) 19:21  miri〔編集〕  

この映画、今の季節にぴったりですね。

ショパンのノクターンをこんなにすばらしくアレンジできるんだ!と感動してジャズピアノを始めました。日本人ってショパンが好きなんですね。小林麻美さんの曲にせよ(古くてわかってもらえないかな?)、ドラマで話題になった「別れの曲」にせよね。関係ないけどその時ピアノ習う人急に増えたらしいですよ、ボクの先生困ってました。たしか戦場で現地のこどもにピアノ教える場面ありましたよね。とてもほほえましいシーンでした。名シーンいろいろあるけどこれがいちばんすきかな。「妖艶」なはずのキム・ノヴァクは「めまい」とは全く違うなんというか清々しい美しさでしたね。昔の映画は邦題すてきな作品が多いんだけどこれはどうでしょうか。エディー・デューチン物語の方がよかったのでは。
2010/11/10 (Wed) 22:53  BBJJC  

>miriさん

こちらにもコメントありがとうございます!
彼の人生は音楽とともにあったというのがよく伝わってきました。音楽になんども助けられたでしょうし、多くの人にちからを与えたんでしょうね。愛と音楽の素晴らしさを余すことなく描いていたと思います。

> 私も素晴らしいラストシーンだと思いました。事実的には変なんですけど、映画的には本当に素晴らしかったです☆

ふたりの服装が違っていれば日にちが違うとわかり完璧だったんですけど、それでも感動と驚きをいっぺんに味わうことができました。名作です。

> タイロン・パワーは「情婦」ではあぁいう役柄でしたし、早くに亡くなったので、この作品を遺せて本当に良かったと思います。

あ~、あの旦那役でしたか!
あの役はいまいちぱっとしなかったですし、ほんとうにこの作品を遺せてよかったですね。演奏の演技も相当練習したんだろうな~!
2010/11/11 (Thu) 11:08  宵乃  

あ、あれ吹き替えなんです。

夢を壊しちゃってごめんね☆

http://saisenseisuki.blog97.fc2.com/blog-entry-471.html

TBさせていただくほどではないので・・・もし良かったら、チラッと読んでね☆
2010/11/11 (Thu) 11:18  miri〔編集〕  

>BBJJCさん

そういえば今の季節にぴったりですね~。木枯らしの音がちょっぴり切なく聞こえてきます。

> ショパンのノクターンをこんなにすばらしくアレンジできるんだ!と感動してジャズピアノを始めました。

ジャズピアノをなさってるんですね。わたしは聴くだけで楽器はからっきしなので、音楽のできるひとは尊敬です!あのアレンジはわたしも胸躍るようでした。

> 日本人ってショパンが好きなんですね。小林麻美さんの曲にせよ(古くてわかってもらえないかな?)、ドラマで話題になった「別れの曲」にせよね。

いろいろなところでかかってますよね。クラシックはほとんど聴かないけれどわたしも「別れの曲」は好きです。検索して「雨音はショパンの調べ」も聴いてみました。吐息のような「ショパン・・・」が色っぽいかも。

> 関係ないけどその時ピアノ習う人急に増えたらしいですよ、ボクの先生困ってました。

あはは、単純! でも、それでやりたいことが見つかれば素晴らしいです。先生も内心は嬉しかったかもしれませんね~。

> たしか戦場で現地のこどもにピアノ教える場面ありましたよね。とてもほほえましいシーンでした。

わたしもそのシーン大好きです!
ちょっと教えてもらっただけなのに、自分から少しアレンジしてみたり楽しんでました。音楽に壁は存在しないんだなぁと改めて思いました。

> 昔の映画は邦題すてきな作品が多いんだけどこれはどうでしょうか。エディー・デューチン物語の方がよかったのでは。

それはわたしも思いました。これが伝記だと知ったのが鑑賞後だったので、ちゃんと名前は入れたほうがいいですよね。彼の名前を多くの人の記憶に留めるためにも!
2010/11/11 (Thu) 11:35  宵乃  

Re: あ、あれ吹き替えなんです。

> 夢を壊しちゃってごめんね☆

いえいえ、こちらこそ。
”演奏の演技”というのは”曲に合わせた指の演技”というつもりで書いてました。
わかりづらい文章でお手間を取らせてしまってスミマセン・・・!
2010/11/11 (Thu) 11:57  宵乃  
名前
タイトル
URL
本文
非公開コメント

■ Trackback

この記事のトラックバックURL
トラックバック一覧