忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

映画「狼よさらば」観た

 | 犯罪  Comment(8) 

狼よさらば
ずきゅーん!
製作:アメリカ’74
原題:DEATH WISH
監督:マイケル・ウィナー
ジャンル:★犯罪/アクション/ドラマ

【あらすじ】NY。チンピラに妻を殺され、娘を暴行された建築家ポール。警察が当てにならずうちひしがれる彼は、ひょんなことから銃を入手。夜な夜なチンピラを処刑し始めるのだった。マスコミは彼を”幻の狩人”と囃したて、英雄扱いし始め…。

冒頭から目を背けたくなるようなシーンがあるらしいんですが、TVではカットされていました。わたし的にはラッキーです。でも、娘さんの心が壊れてしまったのはそういうことがあったからだと知っておいた方が、ストーリーに入り込みやすいかもしれません。

そして、怒りに燃えた主人公が銃を手に取り復讐を…となるのは普通のアクション映画。この主人公はそう簡単には復讐者にはなりません。
警察にも頼るし、何の反応も見せない娘は心配だし、仕事に打ち込んで悲しみを忘れようともする。でも、娘の哀れな姿を見たら忘れられるはずがないし、街にのさばるチンピラどもが否応にも視界に入ってしまうんですよね。
そんな時、出張先で西部劇ショーをみて、仕事相手にガンクラブに連れて行かれ、終いにはリボルバーを贈ってもらったりしたら…。それまでにも、靴下にコインを詰めたお手製武器でチンピラを撃退したこともあり、ついに彼は立ち上がります。
最初は自分のした事にショックを受け吐いていたのが、しだいにこの行為に爽快感を感じるようになっていく様子が恐ろしく、その反面、あんな街に住んでいたら…と彼に共感してしまいました。(ブロンソン格好いいし!)
てきぱきと”自分の仕事”をこなす刑事さんもいい味だしてます。
主人公が妻子を襲ったチンピラを見つけ出そうとするわけでもなく、パターン通りには進まないところが新鮮でした。

原題は、精神分析の用語で”意識的または無意識のうちに他人または自身の死を願う”という意味らしいです。邦題は、劇中で刑事さんが主人公に告げる渋いセリフから。しびれます。

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2010/10/02 (Sat) 15:05    

へ~、デスウィッシュってそんな意味だったのですか。
勉強になるなぁ。

↑このシーン、まさに「ずきゅ~ん!」ですよね。
私もしびれました。
(このシーンを描いてほしいなぁと密かに願っていました。
描いてくださってありがとうございます。)

冒頭のシーンはホントにひどかったです。
偶然見かけた人をあんな風にする犯人は許せないです。
ジェフ・ゴールドブラムは好きなのですが、
嫌いになりたくなるほど卑劣な行為でした。
2010/10/02 (Sat) 18:46  マミイ編集〕  

>マミイさん

いらっしゃいませ、コメントありがとうございます。
原題の意味についてはいつも検索しまくってます。全部受け売りなんですよ、エヘへ。

> 私もしびれました。
> (このシーンを描いてほしいなぁと密かに願っていました。
> 描いてくださってありがとうございます。)

喜んで頂けてわたしも嬉しいです!
もうこのシーンを見た瞬間、私の中の作品の評価がぐーーーーんとアップしました(笑)
録画してある「荒野の七人」を観たら、またブロンソン描きますね~♪

> 冒頭のシーンはホントにひどかったです。
> 偶然見かけた人をあんな風にする犯人は許せないです。

そんなにひどかったんですか・・・。
TVではカットされていたものの、やはり罪悪感もなく遊び感覚であんなことをしてしまう犯人には気分が悪くなりました。カットされてなかったら、この作品のことを思い出すのも嫌になってしまっていたかもしれません。
主人公による狩りのときも、おびき出そうとしていたとはいえ、あんなにほいほい犯罪者と出くわすということが恐ろしいですよね。
2010/10/03 (Sun) 10:14  宵乃  

デス・ウィッシュ

これブロンソンの当たり役の一つになって、あまり関係ないような続編もいくつかあるんですよね(^^;
でもこの作品はヴィジランティズム(自警主義)を描いた佳作で好きな映画です。
ちなみにSAWの生みの親がおなじ原作小説をベースに、ケヴィン・ベーコン主演でこれまたキツめのサスペンスアクションを作ったとか。
そちらも気になっています。
2010/10/07 (Thu) 00:10  tonbori編集〕  

>tonboriさん

いらっしゃいませ、コメントありがとうございます。

> でもこの作品はヴィジランティズム(自警主義)を描いた佳作で好きな映画です。

続編はあまり評判がよくないようですね。この作品のブロンソンが大好きなので、イメージを壊さないよう続編は観ないでおこうかな?
自警主義・・・ちょっと怖いけど、ブロンソンにはよく似合います。

> ちなみにSAWの生みの親がおなじ原作小説をベースに、ケヴィン・ベーコン主演でこれまたキツめのサスペンスアクションを作ったとか。

SAWですか~。一作目だけは観たことがあって強烈な印象を残しています。
ちょうど今朝、ケヴィン・ベーコン主演の「レールズ&タイズ」という作品を観たところで、ピリピリした緊張感のある演技も、優しい父性に満ちた演技も素晴らしかったです。
監督が微妙に不安ですが、彼主演というのは観てみたいですね~。
2010/10/07 (Thu) 12:00  宵乃  

こちらもお邪魔します☆

>てきぱきと”自分の仕事”をこなす刑事さんもいい味だしてます。

この人、花粉症(アレルギー)なんですよね~!とっても親しみ感じました☆

>最初は自分のした事にショックを受け吐いていたのが、しだいにこの行為に爽快感を感じるようになっていく様子が恐ろしく、その反面、あんな街に住んでいたら・・・と彼に共感してしまいました。(ブロンソン格好いいし!)
>主人公が妻子を襲ったチンピラを見つけ出そうとするわけでもなく、パターン通りには進まないところが新鮮でした。

書かれた通りですネ☆
この映画には何とも言えない味がありますが、きっと公開時にはすごく賛否両論あったと思います☆

でも、ただひとつだけ言えるのは、宵乃さんのイラストに「ずっきゅーん」これはもう万人間違いないところでしょう~♪

(さっき書き忘れたけど、ジルちゃんと、真っ赤なりんごの、特別な一色が目立つイラストは「ヘアスプレー」と同じで、すっごくキュートでした♪)
2010/11/21 (Sun) 19:13  miri〔編集〕  

すみません☆

私さっき書き忘れたような気がして・・・もし書いていたら、こちらは削除して下さいね☆
この映画の公開された上映時間と、今回のオンエア時間を比べると、カットなしで見たと判断できます。

最初の方の「ヒドイ場面」ですけど、たしかに酷いけど、いまどきは色々な映画でヒドイ場面をいくらでも作って、見たくなくても見ざるを得ない状況がありますので、それを思えば、そんなに酷くないかも???
ただ、この映画の封切り時には、きっと、ものすごく酷い描写だったと思います。

私が今までに見た映画で一番ひどいと思ったのはズバリ「ダーティ・ハンター」です。
人間狩りというサブタイトルで、映画館で「シェーン」の併映で仕方なしに見ました。
最近この映画のようなシーンのある映画は多いのですが、中3の私には印象が強く、トラウマ?です。
なので・・・「狼よさらば」のあのシーンは、まぁ普通に酷かったです☆
2010/11/21 (Sun) 20:47  miri〔編集〕  

>miriさん

こちらにもコメントありがとうございます。まとめて返信させていただきますね。

> この映画には何とも言えない味がありますが、きっと公開時にはすごく賛否両論あったと思います☆
> でも、ただひとつだけ言えるのは、宵乃さんのイラストに「ずっきゅーん」これはもう万人間違いないところでしょう~♪

ありがとうございます。あのシーンにはもうメロメロでした。きっと、当時の堅物な奥様方も、けしからんと思いつつ最後にはメロメロだったと思います(笑)

> 最初の方の「ヒドイ場面」ですけど、たしかに酷いけど、いまどきは色々な映画でヒドイ場面をいくらでも作って、見たくなくても見ざるを得ない状況がありますので、それを思えば、そんなに酷くないかも???

そうなんですか。でもまあ、わたし的にはそういうのはできれば見たくないですね~。酷いと胸が苦しくなって起きていられなくなってしまうので・・・。

> 私が今までに見た映画で一番ひどいと思ったのはズバリ「ダーティ・ハンター」です。
> 人間狩りというサブタイトルで、映画館で「シェーン」の併映で仕方なしに見ました。

「シェーン」の併映!?
とんでもない組み合わせ・・・何を考えたんでしょう?
多感な時期にそういう作品はキツイですよね。「ダーティ・ハンター」は観ないように気をつけたいと思います。
2010/11/22 (Mon) 13:07  宵乃  
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