忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

映画「飛べ!フェニックス」観ました

飛べ!フェニックス
製作:アメリカ’65
原題:THE FLIGHT OF THE PHOENIX
監督:ロバート・アルドリッチ
原作:エルストン・トレヴァー
ジャンル:★アドベンチャー/ドラマ

【あらすじ】アラコブ石油会社の輸送機が、砂嵐のために砂漠の真ん中に不時着した。航路を離れたために救助隊は期待できず、飲料水はみるみる減っていく。体力的にも精神的にも不安を感じ始めた頃、とんでもない脱出方法を考え出し…。

以前「フライト・オブ・フェニックス」を観てそこそこ面白かったので、いつか絶対オリジナルを観ようと心待ちにしてました。
やはりオリジナルの方がいいですね。なんでリメイクで安易に女性を加えるのか…。あの陽炎のような幻の踊り子が唯一の女性というのがいいのに!
暑い砂漠に男だけなのが非常に暑苦しいのだけど、そこで繰り広げられる葛藤がまたいいです。誰もかれもがどこかしら欠点を持っていて、刻々と迫る死に脅えながら対立したりするんですよね。
わかっている人とわかってない人、そしてわかりたくない人…。
登場人物は少ないけれど、それぞれ個性がよくでていて楽しめました。とくに模型飛行機の事を力説する男や、「帰ったら水中毒になりそうだ」と笑うアル中の副操縦士がいい。
人間同士はいがみ合っても、お猿さんに優しかったとこも好きです(みんなの心のオアシス?)
最後に飛び立った瞬間、ぐっと拳に力が入りました。

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■ Comment

こんにちは。

こんにちは。

こちらは観ていないのですが「フライト・オブ・フェニックス」は以前観賞して、ちょっとありえないだろう!というものもあったのですが、そういう部分は冒険ロマンとして、なかなか面白かったです。
オリジナルには女性が出てこないというのもその時知りました。

女性が入る隙間もない男の作品というのも、「大脱走」「深く潜行せよ」などがあり、気にならないこともあります。この作品もそういう男同士が信念をかけてぶつかり合うのかな?
当時はまだ観ていなかったこともあって、安易に女性がいるといいなーって思ったりもした口ですが…女性の存在感って偉大なんですよね。(^^;; でも宵乃さんの記事を読んでいると不要のようですね。
ちょっと探して観賞してみたいものです。
2010/07/25 (Sun) 11:39  白くじら編集〕  

>白くじらさん

いらっしゃいませ。
この作品もリメイク版も、残骸から造ったにしては飛行機がご立派ですよね(笑)
でも、そんなことも大目に見れるくらい惹きこまれました。

> 女性が入る隙間もない男の作品というのも、「大脱走」「深く潜行せよ」などがあり、気にならないこともあります。この作品もそういう男同士が信念をかけてぶつかり合うのかな?

そうですね、泥臭い男たちの葛藤が描かれてます。リメイク版はアクション要素がありますが、こちらは密室劇という印象が強いんですよ。極限状態の人間心理が丁寧に描かれ、緊張感を生み出してました。おススメです。
2010/07/26 (Mon) 12:09  宵乃  

ちょっとだけお久しぶりです。

お元気ですか?
ちょっとHN変更。
先日BS2から録画して見ました。
子供の頃テレビで日本語版を見ましたが、本当に久しぶりに見ました。
砂漠で汗臭い感じの画像。彼らの喉の渇き、苛立ちがよく表現されています。
いずれは助かる事はわかっていましたが、「本当に助かるの?フェニックスは本当に飛べるの?」と不安になりました。監督さんの演出がうまいです。
ラストで辛うじてエンジンがかかって水がある所に到着した時はこちらも嬉しくなりました。
気が弱くて情けない軍曹を演じた役者さん。良い演技でした。もう故人のようですね。
2010/09/04 (Sat) 22:47  間諜X72〔編集〕  

>間諜X72さん

ようこそいらっしゃいました。いつもありがとうございます♪
間諜X72さんは子供の頃に観てらっしゃるんですね。羨ましい!
吹替えというのもこの作品には合っているかもしれません。

> 砂漠で汗臭い感じの画像。彼らの喉の渇き、苛立ちがよく表現されています。
> いずれは助かる事はわかっていましたが、「本当に助かるの?フェニックスは本当に飛べるの?」と不安になりました。

そうですよね~。観ているとこっちまでじりじりと暑くなってくるようでした。
飛び立つシーンも手に汗握って、古さなんて忘れてしまう面白さでした。

> 気が弱くて情けない軍曹を演じた役者さん。良い演技でした。もう故人のようですね。

人間の弱い部分を見せ付けられました。彼の存在によって物語がぐっと引き締まっていたと思います。
2010/09/05 (Sun) 10:06  宵乃  

お借りしました☆

本当に素晴らしいイラストですね~♪
映画を見てから、このイラストを見ると、涙が浮かびますよね~☆

>わかっている人とわかってない人、そしてわかりたくない人・・・。
>登場人物は少ないけれど、それぞれ個性がよくでていて楽しめました。

14人ですネ。どんどん減ってゆくけど、半分も助かって奇跡ですよね・・・。
ある種の密室劇なので、本当に楽しめました。

リメイクされた作品も、機会があれば見てみたいと思います。
2010/09/18 (Sat) 00:07  miri〔編集〕  

>miriさん

いらっしゃいませ。
いつもイラストを使っていただいてありがとうございます!
映画の感動を思い出していただけたようで嬉しいです。

> 14人ですネ。どんどん減ってゆくけど、半分も助かって奇跡ですよね・・・。
> ある種の密室劇なので、本当に楽しめました。

飛行機をつくって脱出という発想からして奇跡みたいなものでしたよね。フィクションと割り切って観ていたはずが、密室劇特有の濃密な時間にいつの間にかのめり込んでました。
リメイクは本作を忘れた頃に観るといいかと(笑)
2010/09/18 (Sat) 09:24  宵乃  

愛すべき副操縦士

 こんばんは、コメントありがとうございました!

フェニックスのエンジンがどうなるか、おおよそ解ってるのに、皆が手に汗を握り、息を詰まらせる、これは、余程の芸当だと思います。
リアリティを追求すれば、おかしい所が有るのかもしれません、でもそれは映画的に、どうでもいい事。
過酷な状況に置かれた人間のドラマがメインで、それが面白いから、惹きつけられるし、観ていて飽きないし、最後の解放感が堪らないんじゃないでしょうか。

誰もかれもがどこかしら欠点を持っていて>そこが、この作品の良い所ですよね。
ヒーローが努力、根性、幸運によって解決するんじゃない。
マイナス×マイナス=プラスの構図が面白い。(笑)

あの中で、僕が憧れるのはドイツ人の設計士ですけど(初見が「シベールの日曜日」だった影響有り)、リアルな僕は副操縦士ですね。
あっちへ行ってゴマをすり、こっちへ行っておだて上げ、電車の踏み切りの赤いシグナルみたいに行ったり来たり。(笑)
2012/06/12 (Tue) 00:55  鉦鼓亭編集〕  

>鉦鼓亭さん

いらっしゃいませ!
この作品は本当に見ごたえありますよね~。リメイクの記憶なんてすっ飛びましたよ(笑)

> 過酷な状況に置かれた人間のドラマがメインで、それが面白いから、惹きつけられるし、観ていて飽きないし、最後の解放感が堪らないんじゃないでしょうか。

先がわかってても楽しめる作品って、何度見ても楽しめちゃいます。この作品の場合、自分ならどうするだろうって考えるのも楽しいですし、最後のフライトは自分の事のように、思わず体を起こして「飛べ~!!」ってなりますよね!
”マイナス×マイナス=プラスの構図”←ズバリ、この通りだと思います。

> あの中で、僕が憧れるのはドイツ人の設計士ですけど(初見が「シベールの日曜日」だった影響有り)、リアルな僕は副操縦士ですね。
> あっちへ行ってゴマをすり、こっちへ行っておだて上げ、電車の踏み切りの赤いシグナルみたいに行ったり来たり。(笑)

あはは、機長は話題にものぼらないのに。わたし的には設計士さんはオタクっていうイメージでした。それ以外にはまったく興味が無い、飛行機を作れる喜びに命の危険も忘れてしまう人でしたよね。副操縦士さんは、日本人はみんな共感してしまうかも。わたしもあんな感じになってしまいそうです。

それと、「めぐり逢い」をご覧になったんですね!
わたしはあれすら浮気ものか~と思ったんですが、「めぐり逢えたら」を観たらぜんぜんマシだったと気付きました。それだけでも「めぐり逢えたら」を観た価値はあったです!(笑)
「シベールの日曜日」と「グッドガール」は未見なので、機会があったら観てみますね~。
2012/06/12 (Tue) 11:20  宵乃〔編集〕  
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