忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

映画「屋根の上のバイオリン弾き」観ました

 | ミュージカル  Comment(6) 

屋根の上のバイオリン弾き
製作:アメリカ’71
原題:FIDDLER ON THE ROOF
監督:ノーマン・ジュイソン
原作:ショーラム・アレイハム
ジャンル:★ミュージカル/ドラマ

ウクライナ地方の小さな村。牛乳屋を営むテビエは、妻や5人の娘とつましくも幸せな毎日を送っていた。年頃となった娘に夫婦は良い縁談を探すが、娘達はそれぞれ自分の道を見つけてゆく。やがて、ユダヤ人の国外追放が始まり…。

はじめは、酔って娘と”嫌なやつ”と言っていた相手との縁談を決めてしまった父親に腹を立てて観ていたんですが、娘の心を知った彼が自分のなかの固定観念を打ち破り、娘の本当の幸せを考え直したことに感激しました。
娘の目をみて、「ほんとうにそれでいいのか?」と自問自答する姿を見るたびに、自分が辛い思いをするとしても娘の幸せを第一に考えた結論を出すたびに、涙してしまいます。とくに、学生闘士パーチックを追ってシベリアへいこうとする娘を送り出すシーンは、涙なくしては観られません。

また、音楽や歌も素晴らしく、ミュージカルらしい楽しいシーンもありました。お気に入りは、口うるさい奥さんを説得するために夢で見た”幽霊のお告げ”を話して聞かせるシーン。「こんな手があったか!」と感心してしまったし、幽霊が舞い踊るのは観ていて楽しかったです。

そして、胸に突き刺さるようなタイミングでみせる、ユダヤ人迫害の動き…。それでも絶対に希望を捨てない彼らの不屈の精神。
屋根の上でヴァイオリンを弾くというのは、不安定な中でも平静を保とうとする”ユダヤ人の不屈の魂の象徴”だそうです。
心に残る名作でした。

B000IU38WY 屋根の上のバイオリン弾き [DVD]

■ Comment

おはようございます☆

ご覧になったのですね!
またまた素敵なイラストで、宵乃さんらしい温かい気持にあふれたレビューですね~!

>そして、胸に突き刺さるようなタイミングでみせる、ユダヤ人迫害の動き・・・。
>それでも絶対に希望を捨てない彼らの不屈の精神。

私は詳しい内容は忘れているけど、このあたりは胸にちゃんと残っています。
これは名作でした。録画保存したので、いつか再見したいと思います。

あのメロディが心に重く温かく残ります。
ウクライナは今でもずっと受難の地、頑張って生きている人々に、良いことがありますように・・・。

(この作品以降「僕の大事なコレクション」を見るまで、この国の事は全く忘れていたのですが、その映画を見て以来、ニュースでも気になって仕方ない国です)
2010/06/27 (Sun) 07:13  miri〔編集〕  

>miriさん

miriさんの好きな作品と言うことで、わくわくしながら観ました。
想像していたより重い内容でしたが、観てよかった! 好きなミュージカルが増えました。

> 私は詳しい内容は忘れているけど、このあたりは胸にちゃんと残っています。

やはり名作ですね。楽しげなリズムなのにどこか哀愁を帯びた音楽も、ほんとうに心に響いてくるようでした。わたしも何年かしたら必ず再見したいです。

> ウクライナは今でもずっと受難の地、頑張って生きている人々に、良いことがありますように・・・。
> (この作品以降「僕の大事なコレクション」を見るまで、この国の事は全く忘れていたのですが、その映画を見て以来、ニュースでも気になって仕方ない国です)

わたしは「僕の大事な~」がきっかけでした。学校の授業では教わらない事や、伝わらない事ってありますよね。こういう何かのきっかけになる作品にたくさん出会い、そして忘れないようにしたいと、つくづく思います。
2010/06/27 (Sun) 09:54  宵乃  

このシーンをイラストに選ぶとはさすがですね!しかもイメージ通りよ。
私はTVで芝居を観ましたが、印象的な場面でした。
>屋根の上でヴァイオリンを弾くというのは、不安定な中でも平静を保とうとする”ユダヤ人の不屈の魂の象徴”だそうです。

そうでしたか。
TVで主演の森繁久弥がヴァイオリンを弾いていたのを想い出します。舞台が夕焼けに染まって茜色でした。
2010/06/28 (Mon) 16:49  bamboo  

>bambooさん

> このシーンをイラストに選ぶとはさすがですね!しかもイメージ通りよ。

あはは、どうもありがとうございます。映画のオープニングを見ながら描きました。

> 私はTVで芝居を観ましたが、印象的な場面でした。
> TVで主演の森繁久弥がヴァイオリンを弾いていたのを想い出します。舞台が夕焼けに染まって茜色でした。

日本でも公演してたんですね、ぜんぜん知りませんでした!
日本人が外国人を演じるお芝居は観たことがないので想像もつきませんが、茜色の舞台でバイオリンを弾く姿を見てみたい気もします。
2010/06/29 (Tue) 09:54  宵乃  

お邪魔します☆

この映画、やっと再見して、明日アップします☆
明日はTBさせて頂きますので、どうぞ宜しくネ~♪

>お気に入りは、口うるさい奥さんを説得するために夢で見た”幽霊のお告げ”を話して聞かせるシーン。「こんな手があったか!」と感心してしまったし、幽霊が舞い踊るのは観ていて楽しかったです。

こちら、全然覚えていなかったシーンで、本当に楽しめました☆ 奥さんが信じ込まないとどうにもならないから、必死で考えた結果が、本当に良かったのですよね~! 

あと、
>ブックマークにある「映画のテレビ放送に関するサイト」の”放送カレンダー”を見ればその月のオンエア作品が一発でわかりますよ~。

これは知らなくて、有難うございました。これからいつも参考にさせてもらいますネ~♪
2010/11/29 (Mon) 15:15  miri〔編集〕  

>miriさん

いらっしゃいませ、ほんとに再見がんばってらっしゃいますね~。ペースの速さに驚きました。
TBもイラストのほうも、こちらこそよろしく願いします!

> こちら、全然覚えていなかったシーンで、本当に楽しめました☆ 奥さんが信じ込まないとどうにもならないから、必死で考えた結果が、本当に良かったのですよね~! 

まるで遊園地のホラーアトラクションのようでした。
なんだかんだいって、必死に頑張ってくれる父ちゃんが大好きです♪

> これからいつも参考にさせてもらいますネ~♪

喜んでもらえてよかったです。
これからもよい映画ライフを~!
2010/11/29 (Mon) 16:28  宵乃  
名前
タイトル
URL
本文
非公開コメント

■ Trackback

この記事のトラックバックURL
トラックバック一覧
(1-364) 屋根の上のバイオリン弾き (2回目)
再見 Fiddler on the Roof (屋根の上のバイオリン弾き) 1971年・アメリカ ↓ いつものように「忘却エンドロール」の宵乃さんのイラストを、載せさせていただきました☆   ...
映画鑑賞の記録|2010-11-30 06:56