忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

映画「ジュリア」観た

 | 社会派  Comment(7) 

ジュリア
製作:アメリカ’77
原題:JULIA
監督:フレッド・ジンネマン
原作:リリアン・ヘルマン
ジャンル:ドラマ

【あらすじ】姉妹のように仲良しの幼馴染ジュリアとリリアン。だが、やがてジュリアは反ナチ運動に加わり姿を消した。リリーが劇作家として成功したある日、ジュリアから5万ドルを届けて欲しいと頼まれ、彼女は危険を覚悟してベルリンに向かう。

わりと私好みの作品だと思って観ていたんですが、何故か終わってみると感動が薄かったというか、印象に残っていないというか…。途中で気が散ることでもあったのか、自分でも不思議です。

とはいえ、いちばんの見せ場である5万ドル運びの部分はスリル感たっぷりで、リリーと一緒になって疑心暗鬼になってました。ただすれ違っただけで怪しく見えてしまったりして。彼女の緊迫した表情も良かったです。
再会の喜びもつかの間、ジュリアに帰るよう言われ、溢れそうになる言葉を飲み込むようにして出口に向かうシーンも切なかった。
でも、その後の娘探しがあっさりすぎてよくわからなかったんですよね。なんでいなくなったの?
手がかりもつかめないという無力感を描いていたのかもしれないけれど、もう少し詳しく描いてほしかったです。
今回はいまひとつピンとこなかったので、いつかまた再見したいと思いました。

2010/4/10 追記
思いのほか早く再放送されたので、再見してみました。
なんというか、まだ記憶に新しすぎて新たな感動とかは無かったです。ただ、前回5万ドル運びのくだりまで楽しめたのに、終盤になって気が散った理由がわかりました。突然入る回想シーンの、義妹がどうのと言ってる男に『イラッ』としてしまったようです。なんでその回想が始まったのか忘れてしまうくらい気に障る男でした。
好奇心旺盛な友人夫妻といい、彼といい、リリーの周りには下世話なひとも多いみたいですね。ジュリアやダッシュを特別に思うのもわかる気がします。

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「ジャッカルの日」観ました
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■ Comment

こんばんは!

私も先日、BSで放映されたので観ました。

なんだか不思議な気持ちになる映画でした。
とっても無力を感じます。
あの時代に生まれていなければ、
こうはならなかった2人が痛ましいです。
子供が見つからなかったという、
映画としては救いようがない展開は、
逆に現実味を帯びていて、私はグッときました!

…でも結局、うまく感想が書ける自信がなくて書かずじまい…。
2010/03/22 (Mon) 03:13  なるは  

>なるはさん

いらっしゃいませ!
この作品、秀作のにおいがするのだけど、今回はちょっとノレませんでした。何でだろ~?

> あの時代に生まれていなければ、
> こうはならなかった2人が痛ましいです。

そうですよね・・・。劇作家と医者になって、詩をつくって遊んでいた頃と変わらず幸せに暮らしていたでしょうね。

> 子供が見つからなかったという、
> 映画としては救いようがない展開は、
> 逆に現実味を帯びていて、私はグッときました!

もう少し”子供が見つからなかった”に至るまでの経緯を描いていたら、私もグッときたんじゃないかなぁと思います。でも、私がぼうっとしていただけかもしれないから、いつかまた観なおしたい!

> …でも結局、うまく感想が書ける自信がなくて書かずじまい…。

あんまり感動が深すぎると、逆に書けなくなってしまう事ってありますよね!
なるはさんのレビューは、いつも感動がダイレクトに伝わってくるので、自信もっていいと思いますよ~。
私なんてこんな適当な感想でもアップしちゃってますし(笑)
2010/03/22 (Mon) 07:31  宵乃  

コメントありがとうございました。

終わり方がなんとなく物足りない感じはしましたね。ジュリアの遺言のようなモノが見つかると、ソレなりに余韻が深くなったような気がします。

私の方にも書いたんですが、宵乃さんの絵をコピーさせてもらっても良いですかね?
全部見終わると、この画がとても印象に残りました。
2010/04/01 (Thu) 09:58  十瑠編集〕  

>十瑠さん

いらっしゃいませ~。

> ジュリアの遺言のようなモノが見つかると、ソレなりに余韻が深くなったような気がします。

ああ、それいいですね。子供が見つからなくて泣き崩れるシーンとラストの間に、なにかリリアンの気持ちの変化をわかるようにしてほいと思ってました。記事を書いたときは再見するのを半分義務のように思っていたのですが、十瑠さんのおかげでただ楽むために観れそうです。

> 私の方にも書いたんですが、宵乃さんの絵をコピーさせてもらっても良いですかね?
> 全部見終わると、この画がとても印象に残りました。

もちろんOKですよ~。むしろ十瑠さんのブログに載せてもらえるなんて光栄です!
印象に残ったという言葉もとっても嬉しいです。
いつもありがとうございます。
2010/04/01 (Thu) 12:44  宵乃  

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2010/04/24 (Sat) 11:00    

宵乃さんもそうだったの・・・

>わりと私好みの作品だと思って観ていたんですが、何故か終わってみると感動が薄かったというか、印象に残っていないというか・・・。途中で気が散ることでもあったのか、自分でも不思議です
ジェーン・フォンダ 、ヴァネッサ・レッドグレーヴ と好きな2大女優が出演するし、内容も良さそうだと映画館で見ました。28年位前、その昔女性闘士だったMさんを誘いました。観終えて前評判ほども無かったと席を立ったところ、Mさんは非常に感激されていました。私はMさんとはそう親しくもなく、近寄りがたい雰囲気で、きっと彼女に気疲れしたのだろうと今まで思っていました。
先日オンエアーされたのを知っても再見する気になれなかったのは、やはりこういうことだったのでしょうね・・・。
映画に反してイラストは素敵よ!

尾瀬に行く移動中読みかけの『ラスト・チャイルド』にはまり、上下の文庫を読み終えてしまった!眼が疲れ過ぎです。
双子の妹が誘拐され、兄のジョーが事件を追いかけるストーリーですが、事件後父親は謎の失踪を遂げ、母親は薬物に逃避。
最近殺人物は読まないことにしていたのに、つい事件の行方を追ってしまいました。13歳の少年は健気でした!
2010/07/22 (Thu) 10:37  bamboo  

>bambooさん

あ~、良かった。お仲間がいました!
いまいちどこが合わないのかわからなくて、わたしの観方が悪かったのかとか悩んでました。

> 28年位前、その昔女性闘士だったMさんを誘いました。観終えて前評判ほども無かったと席を立ったところ、Mさんは非常に感激されていました。私はMさんとはそう親しくもなく、近寄りがたい雰囲気で、きっと彼女に気疲れしたのだろうと今まで思っていました。

評判と違う感想を持ってしまうと、なにかしら理由を見つけようとしてしまいますよね。ジュリアやリリーを身近に感じる方が感動するのはわかるけれど、そうでもない多くの人が感動しているというのが不思議です。
この作品のおかげで、ひとそれぞれ感性の違いがあって、名作を好きになれなかったとしても恥じる事はないんだと改めて思いました。

> 尾瀬に行く移動中読みかけの『ラスト・チャイルド』にはまり、上下の文庫を読み終えてしまった!眼が疲れ過ぎです。

尾瀬の写真、素敵ですね。”軽い散策”を想像していたのでザックの大きさをみてビックリしました。わたしの住んでいる所から数時間というところですが、乗り物酔いが酷いし体力もないしでbambooさんのように読書も尾瀬も、と楽しめるのが羨ましいです。

> 最近殺人物は読まないことにしていたのに、つい事件の行方を追ってしまいました。13歳の少年は健気でした!

13歳の少年が主役ですか。兄妹の絆で重い展開も乗り越えるのかな?
読み始めたら二人の命運が気になって最後まで読んでしまいそうです。
2010/07/23 (Fri) 09:38  宵乃  
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