忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

映画「モンスター(2003)」観ました

 | 犯罪  Comment(4) 
Tag:ドイツ

モンスター
製作:アメリカ/ドイツ’03
原題:MONSTER
監督:パティ・ジェンキンス
ジャンル:★犯罪ドラマ/サスペンス

【あらすじ】女優を夢見ながら、いつしか娼婦と成り果てていたアイリーン。人生に絶望し自殺を考えていた時、酒場でセルビーという女性と出会う。ひと時の楽しい時間を過ごし運命を感じた二人は、一緒に町を出る約束をするが…。

実際にアメリカで起きた、女性による連続殺人を描いた映画です。
幼い頃から性的虐待を受け、突然の両親の死で娼婦になるほか生きる術をもたなかったアイリーン。彼女の孤独な人生は、セルビーとの出会いでひと時のやすらぎを得る…という内容なのですが、あまりにやるせなく観ていてつらいものがありました。
アイリーン役の女優さんが体重を15kgほど増やしてまで役作りをした事も見所のひとつなのですが、役者の顔と名前が一致しない私には変貌の具合は良くわかりませんでした。でもその演技は真に迫っており、変貌がどうのという事を知らなくても素晴しいものだったと思います。

↓以下ネタバレ。
セルビーと一緒に過ごしたい一心で殺人を繰り返したアイリーンでしたが、最後はそのセルビーの証言により死刑判決を受けることになります。傍から見ればセルビーは冷酷な裏切り者になるんでしょうが、それでもアイリーンにとっては「救い」だったんじゃないでしょうか(もちろんショックだったことには変わりないけど)。自分の犯した過ちを許せないと泣いていた彼女にとって、「罪を償いたいがセルビーとは離れたくない」という心の葛藤は、自分ではどうにも出来ない状態にあったと思うんです。だから残酷だとしても、セルビーによって罪を償う道を示される事で覚悟ができたんじゃないかと。本来ならアイリーンを煽ったセルビーも裁かれるべきだとは思いますが、アイリーン的にはそれで自分を責めながら死んでいくよりはましだったかもしれません。
こんな事を考えても悲しいだけですが、もしもセルビーが始めから自首をすすめていれば、彼女の「待ってる」のひと言があれば、きっとこんな結果にならずに済んだのにと思わずにはいられませんでした。

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■ Comment

☆ちょっとドキッとさせる☆

イメージイラストですね(=^_^=)

日本ファルコムの『イース』って言う
ゲームを思い出してしまいますた。
2011/02/26 (Sat) 15:59  TiM3編集〕  

>てぃむさん

古いイラストなのでちょっと恥ずかしいです。
この頃は資料なしで描いていたので、わたしがこの映画から受けた印象が色濃くでてますね。

> 日本ファルコムの『イース』って言う
> ゲームを思い出してしまいますた。

イースはやったことはありませんが、いちおう持ってます。(積みゲーが・・・)
有名な作品ですよね~。
2011/02/27 (Sun) 09:01  宵乃  

こんにちは~

モンスターは、まだシャーリーズ・セロンを
良く知らない時に観ました。
クリスティーナ・リッチは何度か見てたんですけど、この映画を見てクリスティーナ・リッチを
少しの間嫌いになりました、役柄の性格が苦手なだけだったのに申し訳なかったです(笑)
今考えるとセルビーを庇って死ねるのはアイリーンの本望なのかもも知れませんね~
2011/02/27 (Sun) 11:04  hiro  

>hiroさん

いらっしゃいませ、コメントありがとうございます。

> クリスティーナ・リッチは何度か見てたんですけど、この映画を見てクリスティーナ・リッチを
> 少しの間嫌いになりました、役柄の性格が苦手なだけだったのに申し訳なかったです(笑)

あ~、確かに強烈な役柄だったので、彼女のイメージに悪影響を与えたかもしれませんね。
彼女はやはり「アダムスファミリー」の時が一番好きです。

> 今考えるとセルビーを庇って死ねるのはアイリーンの本望なのかもも知れませんね~

映画の中でも現実でも、アイリーンはセルビーの裏切りによって傷ついたでしょうけど、きっとセルビーが死刑になったりしていたらそれはそれで苦しんだと思うんですよね。
まあ、ほとんどわたしの妄想ですが、付き合ってくださってありがとうございます!
2011/02/28 (Mon) 11:28  宵乃  
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