忘却エンドロール

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映画「宇宙戦争(2005)」観ました

 | SF  Comment(9) 
Tag:スティーヴン・スピルバーグ

宇宙戦争(2005)
製作:アメリカ’05
原題:WAR OF THE WORLDS
監督:スティーヴン・スピルバーグ
原作:H・G・ウェルズ
ジャンル:★SFパニック/ドラマ/サスペンス

【あらすじ】港湾労働者のレイは、別れた妻との子供ロビーとレイチェルを預るが、ふたりとの間には深い溝ができていた。翌朝、謎の光が連続で落ち、地面から殺人マシーン「トライポッド」が現れ攻撃を始める。彼は2人を連れて車で逃げ出すが…。

思ったよりぜんぜん面白くて、最後までハラハラしながら観れました。
レイチェル役の子は上手いですね。あまり演技の良し悪しとか分からないんですが、父親との距離感とかヒステリーになった時の表情とか、迫真の演技だったと思います。
CGもきれいで気にならなかったし、パニックに陥った集団の怖さなんかもでていて良かったです。あと、最初の”棘”がオチの伏線になってるとことか。
何より主人公がヒーローじゃないところがリアルでいいです。
まあ、いくつか気になった点はあるんですが、最近新しい映画となるとつい粗さがしをしている気がするので、今日は思いっきり想像力を働かせて好意的に解釈してみようと思います。

→ネタバレ全開です!

その1、ロボットに赤外線センサーついてないの?
ロボットから伸びた触手みたいなカメラ(マイクつき)から逃げ隠れするシーンです。主人公たち、薄い壁に隠れてやり過ごせちゃいました。あんな科学力があって人間を駆逐する気で来たなら、それぐらい付いてて当然。つまり「ついていたけど、使わなかった」という事が考えられます。
殺戮ではなくテラフォーミング(?)を命じられた兵士たちが、「誰が一番多く獲物(肥料となる人間)を捕まえられるか勝負しようぜ」的なゲームを始め、あえてセンサーを切って狩りを楽しんでいた…という事だったのかもしれません。

その2、人類誕生前から観察して住める環境か調べなかったの?
兵器を地中に埋めて観察し続け、忍耐の末の侵略だったはずなのに、地球上の微生物に免疫がなく死亡って…。いやいやでも、細菌やウイルスってのは猛スピードで進化してるんだから、ワクチン完成して抗体できてから地球まで侵略しに来て…ってやってるうちに、未知のウイルスが発生していたのかも。そもそも今回の侵略が宇宙人の総意とは限らない訳で、好戦的な軍人が先走って侵略しにきただけなら準備万端とはいかないし。防護服着てなかったのはワクチンへの過信か、リーダーに知識が足りなかったのかも。(でも、そう考えると次が怖い)

その3、息子は何故死ななかったか、そして元妻の再婚相手はどこ?
息子については、父親譲りの強運としか言いようがないですね。(笑)
再婚相手については、レイチェルたちを迎えに行ったか、自分の両親のところへ行ったか…。ま、死んだとは限らないということで。

いやぁ、他にもあるかもしれませんが、私はこれくらいしか気になりませんでした。こうやって好意的に考えてみたのも、この映画が好きだからだと思います。酷評してる人も多いけど、どこがそんなに気に入らなかったのか…?

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■ Comment

同じ宇宙人襲来映画でも、マーズ・アタックと違ってこっちはひたすら正統派というか、シリアスでしたね~。でもどっちかというと、マーズ・アタックのフザけた宇宙人の方が好みかもしれません(笑)。

>最近新しい映画となるとつい粗さがしをしている気がするので、今日は思いっきり想像力を働かせて好意的に解釈してみようと思います。

せっかく時間(と映画館の場合はお金も)をかけるんだから、楽しまないとソンですよね。故淀川長治さんもどこかで同じようなことをおっしゃってました。この姿勢、私も大賛成です!

...というわけでもういっちょうでした(はは、しつこくてすみません)。

2009/06/05 (Fri) 14:42  Mardigras  

Re: タイトルなし

マーズ・アタックもいいですよね。どこまでも本気でふざけている感じが。
まあ、実際に攻め込まれるのはどっちも勘弁してほしいですけど、ハハハ。

> せっかく時間(と映画館の場合はお金も)をかけるんだから、楽しまないとソンですよね。故淀川長治さんもどこかで同じようなことをおっしゃってました。この姿勢、私も大賛成です!

おお、 故淀川長治さんもですか。なんか、うれし懐かしいです。
とりあえず、観終わって疑問がわいてくる映画は、”想像の余地を残した、楽しみが持続する映画”なんだと思うようにがんばっています。
ネットで色々な人の意見を見てまわれる時代ですから、思いもしなかった解釈なんかに出会えると嬉しいですよね。
2009/06/06 (Sat) 09:08  宵乃  

昔の記事に突撃コーナー!(^^)

こんにちは。

トライポッドが大暴れするシーンはさすがに凄かったですね。当時の技術、総動員!って感じでした。
レイチェル役のダコタちゃんの演技も凄かったです。ただ周囲に比べると凄すぎたおかげで少し浮いていた感はありましたけど。

センサーは…ひょっとして肉眼だったのかもしれませんね。(@@;
環境や息子の件はツッこむべきところです。この作品は私も期待していただけに、いつもより(?)ツッこみまくっていますので、一度ご覧ください。(^^;

トラックバックさせていただきました。
2010/05/29 (Sat) 12:52  白くじら編集〕  

>白くじらさん

いらっしゃいませ。

> レイチェル役のダコタちゃんの演技も凄かったです。ただ周囲に比べると凄すぎたおかげで少し浮いていた感はありましたけど。

上手すぎるってのも大変ですよね。彼女の出ている作品はつい期待してしまいます。

> 環境や息子の件はツッこむべきところです。この作品は私も期待していただけに、いつもより(?)ツッこみまくっていますので、一度ご覧ください。(^^;

おお、白くじらさんの切れのあるつっこみが炸裂しちゃいました?
さっそく見にいきますね。あとTBありがとう~。さっそく返信しておきました。
2010/05/29 (Sat) 14:41  宵乃  

☆結構、好きだったりします(=^_^=)☆

もう何度も何度も観てる気がします、本作。

遮断機が下がって、列車が通過するシーンで、
かなりの絶望感を覚えたモノでした(×_×)

ワタシの中では、武器(シャベル?)を手にしたハーランに
どうやって勝てたのか? ってのも疑問の1ツ
だったりします(=^_^=)

終盤で、トライポッドからカゴ(?)が切り離され、
樹の上に落下しますが、枝に刺さって何人か死んだんじゃ? と毎回不安になるワタシです。。

追記:地下倉庫で、倒れて来た自転車(?)に
ビビる異星人のリアクションが可愛かった(=^_^=)
2011/01/26 (Wed) 23:24  TiM3編集〕  

>TiM3さん

お、この作品が好きな方がいてよかった~。コメントありがとうございます!
わたしはまだ一度しか見てませんが、いつか時間のある時にまた再見したい作品です。

> 遮断機が下がって、列車が通過するシーンで、
> かなりの絶望感を覚えたモノでした(×_×)

う~ん、そのシーンは覚えてません。ハラハラするシーンが目白押しでしたよね。

> ワタシの中では、武器(シャベル?)を手にしたハーランに
> どうやって勝てたのか? ってのも疑問の1ツ
> だったりします(=^_^=)

確かに!実は趣味で格闘技でもやってたんですかね(笑)
ただの一般人なら確実に返り討ちです。

> 終盤で、トライポッドからカゴ(?)が切り離され、
> 樹の上に落下しますが、枝に刺さって何人か死んだんじゃ? と毎回不安になるワタシです。。

まあ、ヒーローじゃないのに、あれだけやれたのは凄いんですけどね。中にいる人はたまったもんじゃないですね~。

> 追記:地下倉庫で、倒れて来た自転車(?)に
> ビビる異星人のリアクションが可愛かった(=^_^=)

細かい所まで観てますね~。さすが何度も観ているだけあります。
再見する時は、そのシーンも注目してみたいと思います!
2011/01/27 (Thu) 11:32  宵乃  

No title

宵乃さん、こんばんは。
トラックバック&コメントありがとうございました。

私も白くじらさんと同様に
普段よりもツッコみながら観てしまいました。

この頃のダコタちゃんはまだ可愛らしさ、あどけなさがありますね。
『トワイライト』シリーズで出てきた時は
フツウにティーンっぽくなってて、ちょっと驚いてしまいました(^^;
何となく、ダコタちゃんはあだちゆみと同じような、
いつまでも年をとらないイメージを勝手に抱いてました。


自分の記事にも書きましたが、私は盗んだ車の事がずっとひっかかってました。
色んなツッコミどころがありすぎて
気になったところが人それぞれなのは
それはそれで面白いような気がします!?
宵乃さんの解釈のしかたも興味深かったです。
2012/06/04 (Mon) 21:18  マミイ編集〕  

書き忘れてました

そうそう、序盤に『コーチ・カーター』で
クルーズ役をしていた男性が出てました。

外見がほとんど変わってなくて
親戚のおばちゃん的な気持ちになって観てました。
すぐにいなくなってしまうんですけどね(^^;
2012/06/04 (Mon) 21:22  マミイ編集〕  

>マミイさん

いらっしゃいませ、コメントありがとうございます。
やっぱりオリジナルを観てると、この作品にはツッコミを入れざるを得ないんでしょうね~。そう考えると、これを先に観といて良かったかも!

> 何となく、ダコタちゃんはあだちゆみと同じような、
> いつまでも年をとらないイメージを勝手に抱いてました。

わたしもなんとなくそんなイメージを抱いていたけど、やはり日本人と違って骨格がしっかりしているから難しいですよね。外国人が安達由美の子役時代と大人になってからの写真とか見たらどう思うんだろう(笑)

> 色んなツッコミどころがありすぎて
> 気になったところが人それぞれなのは
> それはそれで面白いような気がします!?

そうですね。家族で思いっきりツッコミ入れつつ観るのも楽しいかもしれません。

> そうそう、序盤に『コーチ・カーター』で
> クルーズ役をしていた男性が出てました。

お~、そうなんですか!
ぜんぜん変わってなかったんですね。わたしもこの時期に観てればよかったな~。
余談ですが、これのパロディ(他のも含むけど)で「最終絶叫計画4」がかなりツボでした。不謹慎なネタもたくさんあるんだけど、思いっきり笑っちゃいましたよ。
2012/06/05 (Tue) 06:10  宵乃〔編集〕  
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ちっぽけな存在
宇宙戦争 原題:WAR OF THE WORLDS 製作2005年 アメリカ 監督:スティーブン・スピルバーグ 原作:H・G・ウェルズ 脚本:デビッド・コープ、ジョシュ・フリードマン 出演:トム・クルーズ、ダコタ・ファニング、 ティム・ロビンス 本作って割と評判悪いですよね(^…
子育て 時々 映画|2012-06-04 21:23
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