忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

映画「グッバイ、レーニン!」観ました

 | ファミリー  Comment(4) 
Tag:ドイツ

グッバイ、レーニン!
それにしても、この母はタイミングよすぎっ!
製作:ドイツ’03
原題:GOOD BYE, LENIN!
監督:ヴォルフガング・ベッカー
ジャンル:★コメディ/ドラマ

【あらすじ】1989年、東ベルリン。愛国心の強い母を持つアレックスは、母親に隠れ反社会主義のデモに参加する。しかし、偶然それを目撃した母はショックで倒れ昏睡状態に。その後奇跡的に覚醒するが、強い刺激は命取りだという。そして、この8ヶ月の間にベルリンの壁は崩壊し、街は資本主義に染まっていた。

ベルリンの壁を題材にしているといっても重苦しい雰囲気はなく、母子の不変の愛情をコメディタッチで描いた良作でした。
始めは母親を守るために吐いた嘘でしたが、重ねるにしたがって”ばれるのが怖い”という臆病な気持ちが強まっていた気もします。元はといえば彼が自分の気持ちを隠していたせいで母親が倒れたようなものですし、二度と裏切りたくないと思っていたんじゃないでしょうか。…友人はノリノリで捏造ニュース撮ってましたが(笑)
そんな彼の最後の嘘がとっても優しいものに見えるのは、彼の恋人と母親がとても優しい人だったからだと思うんですよね。そして彼は、その優しい人たちに想われている優しい人間なんだなと。我が子を守るため全てを懸けてきた母親も、この優しさをみて報われたと思います。息子へ向けるあたたかい眼差しが素晴しい。

また、今まで私がベルリンの壁に対して抱いていたイメージは”収容所の塀”に近いものがあったので、それが壊れて困るひとがいたということを知る良い機会になりました。服、家具、食べ物、部屋…資本主義の勢いに押されてこの国にあったものは消えてゆき、それにともなって職を失った人もたくさんいたんですね。

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■ Comment

No title

 宵乃さん、こんばんは

体制の崩壊、日本も明治維新、敗戦と2度経験していますが、
やはり当事者にならないと描けないモノが有ると思います。
これはドイツじゃなければ出来ない作品。
肌身で感じたモノが出ていました。

姉が父親と偶然会って、マニュアル通りの言葉を掛けるシーンが一番切なかったです。
息子はちょっと完璧すぎだけど、話が話だから「それでも、いいか・・」って感じ。(笑)

記事は完成してるのですが、27日付けでUPします。
(1日2本は勿体ないので(笑))
2015/04/26 (Sun) 23:51  鉦鼓亭〔編集〕  

>鉦鼓亭さん

いらっしゃいませ、こちらをご覧になったんですね~!

> 体制の崩壊、日本も明治維新、敗戦と2度経験していますが、
> やはり当事者にならないと描けないモノが有ると思います。
> 肌身で感じたモノが出ていました。

本当にその通りだと思います。学校の勉強だけではわからないことが、こういう作品から伝わってきますよね。学校の教材にもいいかもしれません。

> 姉が父親と偶然会って、マニュアル通りの言葉を掛けるシーンが一番切なかったです。
> 息子はちょっと完璧すぎだけど、話が話だから「それでも、いいか・・」って感じ。(笑)

かなり前に観たのでそのシーンは思い出せませんが、確かにこの息子はいい子すぎたかも(笑)
では、後でそちらに伺いますね♪
2015/04/27 (Mon) 08:02  宵乃〔編集〕  

こんばんは☆

この映画を見ました☆

>それが壊れて困るひとがいたということを知る良い機会になりました。服、家具、食べ物、部屋…資本主義の勢いに押されてこの国にあったものは消えてゆき、それにともなって職を失った人もたくさんいたんですね。

私はこういう事は知っていたのですが、こうしてドイツ人がドイツ語で演じたことで、ハッキリと具現化し、本当に良い勉強になりました☆

あとは宵乃さんの記事はお優しくて・・・多分もうあまり詳細は覚えていらっしゃらないと思いますが、私は全く変な映画だと思ってしまい、全然違う受け止め方をしました(笑)。


2016/04/17 (Sun) 19:55  miri〔編集〕  

>miriさん

いらっしゃいませ、いつもコメントありがとうございます♪

> 私はこういう事は知っていたのですが、こうしてドイツ人がドイツ語で演じたことで、ハッキリと具現化し、本当に良い勉強になりました☆

やはり自分たちのことを自分たちで作って演じたということに意義がありましたね。
私は知らないことばかりだったので、とくに勉強になりました。

> あとは宵乃さんの記事はお優しくて・・・多分もうあまり詳細は覚えていらっしゃらないと思いますが、私は全く変な映画だと思ってしまい、全然違う受け止め方をしました(笑)。

あはは、変な映画ではあったけど、割と好意的に受け取れた覚えはあります。お察しの通り、ほとんど詳細は覚えてないんですけどね~。
では、明日また!
2016/04/18 (Mon) 10:02  宵乃〔編集〕  
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