忘却エンドロール

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映画「ウォレスとグルミット」4作観ました

 | ファミリーアニメ  Comment(2) 
Tag:イギリス

ウォレスとグルミット
製作:イギリス
原題:WALLACE & GROMIT
監督:ニック・パーク
ジャンル:★コメディ/ファンタジー

たった30分のクレイアニメなんですが、これが面白い!!
発明家のウォレスは”楽をする”のと”チーズ”と”動物”が好きで、優しい人ではあるけど何処かずれてます。例えば、自動着替えを成立させるために、シャツを袖パーツと胴体パーツに分けてしまったり…。(もちろん縫い付けなんてしません)
そして、彼の相棒・犬のグルミットは「犬でもわかる電子工学」を愛読し、発明を手伝ったり発明品を使って朝食を用意したり仕事を手伝ったりと、誰よりも二足歩行が似合う物静かな頼れる奴。彼がいないとウォレスは何も出来ないんじゃないかと心配になります。
そんなお二方が、何故だか毎回へんてこな事件に巻き込まれてしまうんですよね。
1作目の「チーズ・ホリデー」でいきなり”月でハイキング”という大らかさを見せつけ、2作目の「ペンギンに気をつけろ!」では30分とは思えないほど上質なサスペンス・コメディを味あわせてくれます。そして、3作目「危機一髪!」に登場する子羊のプルプル(ショーン)は、思わずキャラクター・グッズを買い求めたくなるほどの可愛さ!!!
といっても、この”可愛さ”は見た目だけじゃないんですよね。ほかのキャラクターもそうなんですけど、セリフなんて必要ないくらい表情や動きで喜怒哀楽が伝わってくるんですよ。とくに”哀”から”喜”に変わる瞬間の可愛いらしさ…。ギュッとしたくなります。
おススメは2作目ですが、やっぱり最初から全部観ないともったいない面白さだと思います。

関連記事
「ウォレスとグルミット/野菜畑で大ピンチ!」観ました

→再見してそれぞれの感想とあらすじを追記しました

チーズ・ホリデー:A GRAND DAY OUT(1989年)

【あらすじ】休暇の過ごし方を迷っていたウォレスは、ティータイムにチーズがないのに気付きチーズの名産地”月”に行くことに決める。さっそくグルミットとともに宇宙船を造り、彼らはたのしい月旅行に出かけるのだった。

チーズがないから月に行こうという発想が素晴らしいね(笑)
発明のくだりは実に大雑把だし、グルミットがウォレスに合わせることで息ピッタリコンビになっていることに、ウォレスは気づいてない…。なんだかグルミットが古女房に見えます。
月で出会うロボットも、地球のスポーツ雑誌を見てスキーに憧れているというのが可愛い。哀愁の後の喜びが体全体から伝わってきて、台詞がなくても活き活きしてた。

ペンギンに気をつけろ!:IN THE WRONG TROUSERS(1993)

【あらすじ】誕生日にNASA製”テクノズボン”をもらったグルミット。散歩に連れてゆくだけじゃなく、壁も天井も歩ける高性能脚型マシンだ。それが原因で金欠になったウォレスは、空き部屋に下宿人を置くことに。しかし、現れたのは謎のペンギンだった。

二作目にして一気に映画的な表現になりましたね。謎の下宿ペンギンの不穏な行動や、グルミットだけがそれに気付いているくだりがサスペンスフル!
ペンギンに部屋を乗っ取られ、ウォレスの相棒の座を奪われ、騒音に一日中耐えた挙句にペンギンは留守だったと気付いてさめざめ泣くシーンが(笑)
しかし、ウォレスは感謝が足りないというか…。誕生日プレゼントに散歩に連れて行ってくれる脚だけロボットとか酷い。でも、そのマシーンが活躍する「ミッション・インポッシブル」みたいな展開は面白かった。
あと、家に張り巡らされたおもちゃの機関車に乗って、列車上の決闘&カーチェイスは見ごたえあります。レールがないと気付いて、グルミットが猛スピードでレールを足していくところが笑える。30分未満の作品とは思えない充実感でした。

危機一髪!:IN A CLOSE SHAVE(1996)

【あらすじ】窓拭きサービスを始めたウォレスとグルミットは、ウェンドレンの依頼で店に出向く。彼女を一目見てすっかりのぼせてしまったウォレスと、店に怪しげな雰囲気を感じ取るグルミット。そして、家に帰ると腹をすかせた子羊が部屋を荒らしており…。

こひつじショーンが登場!やっぱり可愛いなぁ。自分の羊毛で作ったセーターを着ている姿がキュート。
一方、窓拭き出動シーンは「サンダーバード」みたいでカッコいいね。このシリーズは人間とかは粘土だけど、メカや街並は凝ったつくりで、コレクターが欲しがりそうな小物がたくさん出てくるのがいい。グルミットが乗ってた飛行機とか、実際はどれくらいの大きさなんだろう?
羊たちによる竿燈まつりみたいな組体操?が楽しかった♪

ベーカリー街の悪夢:A MATTER OF LOAF AND DEATH(2008)

【あらすじ】パン屋を始めた発明家ウォレスと愛犬グルミット。街ではパン屋ばかりを狙った連続殺人事件が発生していたが、のん気な彼は気にしていない。そんなある日、彼はかつての憧れの女性パイエラと出会い、たちまち恋に落ちるのだった。

今回はシリアルキラーが登場、結構ブラックです。「ゴースト/ニューヨークの幻」や「エイリアン2」のパロディもあって、映画好きな人なら楽しめる作品。相変わらずウォレスがグルミットに対して無神経なんだけども、グルミットの方はウォレスの恋のお相手に軽く嫉妬してたような…。なんでこんなにウォレスのこと好きなんだろう?
でも、グルミットも可愛らしいプードルと恋に落ちて、ラストはホロリ&胸キュン。
にしても、パンが美味しそうでお腹がすく作品でした。

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■ Comment

私も大好きです♪

これ 粘土でひとコマずつ根気よくとっているのでしたよね。この監督こだわっていていいですよね。♪
それも凄いのに、ストーリーも笑えて、キャラも可愛い♪
子羊ショーンはそこからの独立でしょうか?
確かNHKで番組やってました。

楽しいイラストいいですね♪
2009/01/11 (Sun) 23:07  whitypearl  

ほんとうに根気のいる作業ですよね。
ちょっとずつ動かして撮影、表情のパーツを付け替えて撮影・・・。人形だけじゃなく、メカや家具などの小道具も細やかに作られていて驚かされます。

> それも凄いのに、ストーリーも笑えて、キャラも可愛い♪
  子羊ショーンはそこからの独立でしょうか?

ショーン可愛いですよねぇ。
ショーンの作品は未見ですが、やっぱりショーン人気あってのスピンオフなんでしょうね。
NHKですか・・・再放送してくれるかな?
2009/01/12 (Mon) 15:35  宵乃からす  
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