忘却エンドロール

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映画「ブルベイカー」観ました

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ブルベイカー
原題:BRUBAKER
製作:アメリカ’80 130分
監督:スチュアート・ローゼンバーグ
原作:トーマス・O・マートン、ジョー・ハイアムズ
ジャンル:★社会派ドラマ

【あらすじ】囚人による自治委員の運営が行われるアーカンソーの刑務所。だがその改革的な体制の裏では、賄賂と暴力が支配する腐敗したシステムが出来上がっていた。所内の実態を調査すべく、ブルベイカーは刑務所にやってくるが…。

レッドフォードさん演じる信念の男が素敵でした。
まず最初から驚かされますよね~。何も知らずに観たので、チョイ役のモーガン・フリーマンと話してるのを聞いても交渉術の一環だと思ってました。
未見の方は何も情報入れずに観た方が良いと思います。以下ネタバレ全開で書いていきます!

普通に就任したら真実が隠されてしまう可能性が高いとは言え、すべてを知るために危険を承知で潜り込む根性が素晴らしいです。うっかりケンカに巻き込まれたら死にますよ?
そんな彼だからこそ、視聴者も囚人たちも「本気だ!」というのがわかるんですよね。なんせ短い間でも一緒にあのウジ虫料理を食べ、キツイ仕事をしてたわけですから。
そして就任してからの行動力も、彼の情熱を証明していました。暗く汚い独房に入れられた囚人たちにサングラスを支給し、毎日1回は外に出すよう指示し、食事や労働を改善。悪徳医師などを解雇。囚人たちとスポーツをするなど、テキパキと囚人たちの待遇を改善していきます。

当然、彼を信頼し始める囚人が増え始めるんですが、その一方で、今まで甘い汁を吸っていた自治委員たちの反感を買うことになり…。
この自治委員たちのやっていたことが本当に酷くて、囚人たちを奴隷として働かせて、その利益を自分たちの懐に入れるなんてのは序の口で、後半でとんでもない事実が発覚します。
でも本当に怖いのは、この事実を知っても保身と刑務所に金を出したくないという気持ちでしか判断しない州知事や上院議員たちです。
ブルベイカーを所長に推薦した州政府の女性補佐官リリアンでさえ、それを必要悪と妥協してしまいます。

唯一の味方すら失った彼がそれでも真実を暴いたのは、実話だということを考えると本当にすごいことだと思いました。そして、それに対してラストの囚人たちの賞賛と感謝の意がね…力強い響きに、これからは自分たちも戦っていくという決意が伝わってきます。
エンドロールで流れるその後のことに、彼のやったことは無駄ではなかったとジーンときました。
地上波の吹き替えカット版だったので、いつか字幕で全部ちゃんと観てみたいです。

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