忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

映画「レナードの朝」観ました

 | 伝記/自伝/実話  com(2) 

レナードの朝
原題:AWAKENINGS
製作:アメリカ’90 120分
監督:ペニー・マーシャル
原作:オリヴァー・サックス
ジャンル:★ドラマ

【あらすじ】研究者だったセイアー博士は、ある神経疾患病棟の臨床医に間違えて応募する。渋々引受ける彼だったが、治療法もなく虚ろな人形の様になる患者たちを見て、なんとか救おうと立ち上がり…。

字幕版は観たことなかったなぁと思って再見。
ロビン・ウィンリアムズ演じるセイヤー博士の、研究者として人として魅力的な人物像と、抜け殻のようになった時と回復した時のレナードを見事に演じ分けたデ・ニーロの演技が印象的でした。
実話を基にしているそうですが、始まりが”研究員の募集と勘違いして応募した”というのが運命的ですよね。ミミズやら植物やらの研究を長年やってきた彼だからこそ、一見空っぽになってしまった患者の変化に気付けたんだと思います。不自然な態勢で眼鏡を持った女性患者を目にして、どうしてこうなったんだろう?とあれこれ試してみるところから、研究者のさががよく出ていました。

でも人付き合いは苦手で、味方してくれる看護師に対しても必要以上に親しくしようとせずに、飲みに誘われても(だったかな?)ほとんど逃げ出すような感じです。それでいて、患者の回復のために試したいことがあれば上に交渉する積極性もあって、患者やその家族への優しい気持ちと、研究者としての情熱が伝わってきて、見ていると応援したくなってくるんですよね。
それは周りで働いている看護師たちも同じで、回復の兆しが見え始めてからの嬉しそうな様子は、きっとこの仕事をやってきてよかったという気持ちに繋がったんだと思います。病棟が一気に明るくなって、見ているだけで嬉しくなりました。

レナードが目覚めてからは、セイアー博士との友情、母子の時間、恋と生きている実感など、短い時間で人生の、自由のすばらしさを伝えてくれます。再見なので、この後どうなるのかわかって切ない気持ちはありましたが、それでもこういう時間を持てたことは、レナードにとってかけがえのないものになったと思います。
この映画の最後に語られる事実は重く、せめてこれが治療法確立に繋がってくれればなぁと思いました。現在は(たぶん)症状を抑えられるケースが多いようですが、ハッキリとした原因は未だ解明されていないようです…。

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■ Comment

こんばんは☆

>ロビン・ウィンリアムズ演じるセイヤー博士の、研究者として人として魅力的な人物像と、抜け殻のようになった時と回復した時のレナードを見事に演じ分けたデ・ニーロの演技が印象的でした。

その通りでしたね~。
流れるような記事の内容と、良いシーンを美しく描かれたイラストで、
この映画の全てを物語っていますね~すごい☆

本当にむごい病気です、地球上から完全になくなってほしいですね。。。


.
2017/03/01 (Wed) 21:51  miri〔編集〕  

>miriさん

> 流れるような記事の内容と、良いシーンを美しく描かれたイラストで、この映画の全てを物語っていますね~すごい☆

ありがとうございます。ほめ過ぎですよ(汗)
イラストは悩んだ挙句にDVDか何かのパッケージと同じになってしまいました。良いシーンってことでしょうが。

> 本当にむごい病気です、地球上から完全になくなってほしいですね。。。

そうですよね…。どれだけの人が苦しんだのか考えると胸が苦しくなります。
コメントありがとうございました。
2017/03/02 (Thu) 11:59  宵乃〔編集〕  
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