忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

映画「暴走機関車」観た

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暴走機関車
原題:RUNAWAY TRAIN
製作:アメリカ’85 111分
監督:アンドレイ・コンチャロフスキー
ジャンル:★アクション/サスペンス

【あらすじ】アラスカ、ストーンヘヴン刑務所。脱獄常習犯のマニーは、同じく囚人の若者バックの協力を得て脱獄に成功する。やがて彼らは発車前の機関車に乗り込むが、発車直後、機関士が心臓発作を起こし…。

暴走列車系の中でもなかなか面白い方だと思います。脱獄+雪原+暴走列車なんて面白くならないわけがないみたいな。
主人公は脱獄常習犯であり囚人たちにとってのヒーローであるマニーと、彼に憧れる若者バックで、ふたりの関係性の変化も面白かったです。最初は相棒面するバックを軽くあしらっていたマニーが、だんだんと追いつめられていくうちに自分の弱さをさらけ出してしまって、バックの「あんたはヒーローだったんだ」と泣く姿を見て、最後にはすべてをかけて障害に立ち向かっていくんですよね~。熱いです。

途中で加わるヒロインの存在も物語を見ごたえあるものにしていました。映画に華を添えるようなタイプではなくて、獣二匹に自分たちが良い意味でも悪い意味でも”人間”なんだと思い出させる存在というか。
彼女に「あんたは獣よ」と言われ、「いや、動物より悪い、俺は人間なんだ」と答えるマニー。そしてラストに添えられる「どんな獣にも慈悲や憐れみの心はある。それさえ知らない私は獣ですらない」に考えさせられます。はたして二人を守ったマニーは、慈悲や憐みの心からそれをしたのか。それとも…?

ただ、暴走列車と言えば少なからず重要な役目を負う管制側の人間の存在感が薄いのが気になりました。そこに悪役然としている刑務所所長が乱入してくるものだから、ますます管制の印象が…。このシステムは俺が作ったんだと偉そうにしていた男性が、まったく役に立たないまま終わってしまうのがなんとも(汗)
刑務所長VSマニーの極限対決に、管制側の人間なんて不要ということでしょうか。まあ、この刑務所長との対決があるからこそ、この作品らしさがあるとも言えます。
雪原の暴走列車の画は素晴らしかったし、列車を止めようと必死に危険な作業に立ち向かう3人の様子も見ごたえがあり、全体的には満足です。

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