忘却エンドロール

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映画「恐怖のメロディ」観ました

 | サスペンス  Comment(2) 
Tag:クリント・イーストウッド

恐怖のメロディ
原題:PLAY MISTY FOR ME
製作:アメリカ’71 108分
監督:クリント・イーストウッド
原作:ジョー・ヘイムズ
ジャンル:★サスペンス

【あらすじ】カリフォルニア、モントレーの地方局でDJを務めるデイブ。ある日、いつも“ミスティ”をリクエストしてくる女性イブリンと、出来心から一夜を共にしてしまう。しかし、しだいに彼女の態度が常軌を逸してきて…。

怖いですね~。最初は浮気癖のある主人公が自業自得で「ざまぁ」とか思ってられたけど、だんだんとエスカレートしていって、彼の周りの人にまで危険が及んでくると、もうイブリンが怖くて怖くて。
元カノとイチャラブしてる後ろの木の陰にじっと立ってるシーンなんて「ヒェッ」って感じです(笑)
一つずつ見ればよくあるスリラーの要素なんだけども、彼女の存在感というか目のイっちゃってる感が素晴らしくて、「恐怖のメロディ」というタイトルに相応しい怖さを醸し出してました。
何といっても怖いのが、あれだけ異常な彼女が一度精神病院に入れられたのに、すんなり出てきたってことですよ。いちおうプロであるはずの病院の人たちを騙して、治ったと思わせることができたというのが怖い。異常さを隠した人間が、すぐ隣にいるかもしれないという恐怖ですね。
主人公も最初すっかり騙されていたわけで、彼女が今まで似たようなことをしてきたのかもしれないとすら思わせます。
デイヴの肖像画をハサミでザックザック切り裂くシーンが「サイコ」みたいにインパクトありました。

しかし、主人公の家の悪趣味なこと…。前半はずっとそればっかり気になってたし(笑)
どんなに色男でも、あの部屋を見たらドン引きですわ。でも、家政婦さんも刑事さんもとくに気にしてませんでしたね。私の好みじゃないというだけなのか?
あと、家政婦さんと刑事さんも結構いいキャラだったので、犠牲者になるべくして登場した感じはちょっと残念でした。
そして、イーストウッド監督の趣味なのか、野外ラブシーンが延々と続くのは(汗)
ああいうの見ると、マダニや蚊による感染症、被毒、犯罪者との遭遇なんかを想像してしまうので、まったくロマンティックに感じないんですよね~。ジェイソンがいたら真っ二つですよ。
イヴリンの再登場の方法は予想がついたものの、この作品が撮られた時代にはストーカーという概念すらなかったので、それを考えると初監督でこれは素晴らしいとしか言いようがないと思います。
きちんと最後まで観られて良かったです♪

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■ Comment

コメントを有難うございました☆

>きちんと最後まで観られて良かったです♪

良かったですネ! 地震速報は仕方ないけど
映画の途中はちょっと考えてほしかったですネ~。

イラスト、凄い迫力で、そのへんから彼女が出てきそうで
ものすごく怖いです!!!

>一つずつ見ればよくあるスリラーの要素なんだけども、彼女の存在感というか目のイっちゃってる感が素晴らしくて、

素晴らしい女優さんだと思いました。
この役柄は、その当時、けっこう勇気が要ったと思います☆

>一度精神病院に入れられたのに、すんなり出てきたってこと
>野外ラブシーンが延々と続くのは(汗)
>マダニや蚊による感染症、被毒、犯罪者との遭遇なんかを想像

これらも時代だと思います。
医療面は整備されていないから、プロと言ってもコロッと騙される程度だったのですよね~きっと。

また、外でのアレコレですが、45年前はまだそんなに感染症とかの危険さは広く浅く知られていなかったように思います。
ジェイソンはともかく、犯罪者との遭遇は、ほとんどの時間、明るい昼間だったような気がするので、現代ほどの率はないように思いました・・・。

>イヴリンの再登場の方法は予想がついたものの、

自分の初見時にこの事が想像できなかったらしく、
子供だったと思うし、映画を見始めて17本目ではね~笑。
良い再見の機会でした・・・。
(CSでたびたび放送していても見る気にならなかったのでBS3でホントに良かった!)

>初監督でこれは素晴らしいとしか言いようがないと思います。

自分より目立つ俳優を使わない事も初監督で学んだのかも~?笑

>どんなに色男でも、あの部屋を見たらドン引きですわ。でも、家政婦さんも刑事さんもとくに気にしてませんでしたね。私の好みじゃないというだけなのか?

なんというか、当時はそういう悪趣味なお部屋もけっこう多かったように思うのです。。。 決して全員ではないけど、そういうお部屋に住んでいる人間も多かったというか・・・お洋服もそうですよね、私が小学生の頃はすごく派手なのとか(大人が着る服)今目線では本当に悪趣味なのを、普通の人たちが着ていましたもの。

>あと、家政婦さんと刑事さんも結構いいキャラだったので、犠牲者になるべくして登場した感じはちょっと残念でした。

本当にね~命をとりとめた方はまだしも・・・残念でした。。。


.
2016/07/04 (Mon) 20:01  miri〔編集〕  

>miriさん

いらっしゃいませ、すぐに再放送があってよかったです。
最初に字幕に被って読めなくなった時点で「えぇ~!?」って感じでした。NHKはL字型の速報はしてないんでしたっけ。

> イラスト、凄い迫力で、そのへんから彼女が出てきそうでものすごく怖いです!!!
> 素晴らしい女優さんだと思いました。
> この役柄は、その当時、けっこう勇気が要ったと思います☆

ありがとうございます。あんな役でも全力投球な女優さんがあっぱれでした。
出演作をみてみると、目立った作品はないので不思議。やっぱりこういう役を演じると、イメージを払しょくするのが難しいのかな(汗)

> 医療面は整備されていないから、プロと言ってもコロッと騙される程度だったのですよね~きっと。

今でもそんなに変わらないと思います。精神病関連は問診が基本で、いちいち脳波や脳の血流を検査することはないので。嘘を見破れる人でも、本人が嘘だと思ってない場合は見抜けないですし。

> また、外でのアレコレですが、45年前はまだそんなに感染症とかの危険さは広く浅く知られていなかったように思います。

わかってても観てて引いちゃうんですよね~。幼い娘をマダニで亡くした微生物学の先生を知ってて、泣き顔が目に浮かんでしまうんです。自分の専門分野だったのに…って。

> ジェイソンはともかく、犯罪者との遭遇は、ほとんどの時間、明るい昼間だったような気がするので、現代ほどの率はないように思いました・・・。

昔は行方不明者が出ても必死で探してくれないから、表に出てこないだけで犯罪件数はむしろ多かったと私は思ってます。

> 自分の初見時にこの事が想像できなかったらしく、
> 子供だったと思うし、映画を見始めて17本目ではね~笑。

映画を観始めて17本目の作品でしたか!
予想できるよりも、素直な気持ちで楽しめる方がいいですよ。驚きがありますもん。

> 自分より目立つ俳優を使わない事も初監督で学んだのかも~?笑

あはは、そろそろ若い世代にバトンタッチしようと思ってもいい頃なんですけどね~。
「あいつは俺が育てたんだ」みたいに自慢できる俳優さんを抜擢して欲しいです。

> なんというか、当時はそういう悪趣味なお部屋もけっこう多かったように思うのです。。。 > 私が小学生の頃はすごく派手なのとか(大人が着る服)今目線では本当に悪趣味なのを、普通の人たちが着ていましたもの。

まあ流行り廃りがありますよね。低予算なのでクリントさんの家を使ってたと聞いたんですが、あの部屋もそうなのかな…(汗)

> 本当にね~命をとりとめた方はまだしも・・・残念でした。。。

彼女はもう怖くて同じ仕事を続けられなさそうです。刑事さんの遺族も本当に可哀想ですよね。きっとあと数年で定年だったろうに(白髪頭でしたよね?)。
せめて生き残って欲しかったです!
2016/07/05 (Tue) 08:26  宵乃〔編集〕  
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