忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

映画「ハタリ!」観た

ハタリ!
原題:HATARI!
製作:アメリカ’62
監督:ハワード・ホークス
ジャンル:アドベンチャー/ロマコメ

【あらすじ】猛獣の生け捕りを取材するため、女性カメラマン・ダラスがアフリカにやってきた。ハンターたちを束ねるリーダー・ショーンは過去の恋の痛手から女性を遠ざけていたが、我が道をゆくダラスには通用しない。ペースを乱されながらも、ショーンはやがて彼女に惹かれていき…。

スリルを楽しむためにやってるハンターってあんまり好きじゃないんですが、この作品は大迫力の生け捕りシーンと、登場人物の描き方やコミカルな作風のおかげで楽しく観ることができました。
ロマコメというには恋愛の描き方が大雑把なものの、我が物顔で他人のベッドに寝ているというヒロイン登場シーンや、恋愛に臆病になっている男を振り向かせるため、「どんなキスがすき?」と色んなキスを実演してみせる小悪魔ヒロイン・ダラスが魅力的に描かれてます。
彼女が親を亡くした小象を助けたら、次々小象が現れて「象のお母さん」とマサイ族に呼ばれるようになってしまうくだりは大笑いでした。豹のソーニャも子猫のように懐いてしまうし、動物に好かれるヒロインなんですよね。

そんな彼女の恋愛相談に乗ったり、乗ってもらったりするポケッツも個性的なキャラで、こんな仕事をしているのに動物が大の苦手というのが面白い。自分もみんなの役に立とうと発明品で猿を大量捕獲する展開はマンガみたいなノリ。肝心な時に目を閉じていて、自分の発明品が大活躍したところを見逃してしまうのも彼らしい。
チップスとカートとの友情もいいですね。恋に破れた者同士、仲良くなって。出会いからして印象的で、怪我した仲間の代わりに雇ってほしいと現れたチップスとケンカになって、でも仲間に輸血できるのがその場に彼しかいなかったというもの。
基本的に登場人物の描き分けや印象づけが上手なので、顔を覚えるのが苦手な私でも最初からストレスなく観られたのが一番好感でした(笑)

ただ、事故の怪我人より柵から落ちた”ダーリン”を心配するブランディちゃんの描かれ方や、ヒロインが終盤、情緒不安定な無責任女になっていたのは残念。あと30分短くしてスッキリ終わってれば最高だったんだけどなぁ…。
ちなみに、タイトルの「ハタリ!」はスワヒリ語で「危ない!」という意味。ホント、コミカルなノリに騙されるけれど、危ないことばっかりやってました。

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■ Comment

No title

 宵乃さん、こんばんは

昔々、高校の頃、民放吹き替え版で見ました。
アドベンチャー・ロマンとして、凄く面白かった記憶があります。
20年くらい前に、子供に見せようとビデオ借りてきて、まず自分だけ観ました。
それなりに面白くはあったけど、大人になったり時代が変わったりで結構引っ掛かる所が有り、昔みたいに素直に「面白い!」とは思えなかった、苦い(笑)思い出のある作品です。
(結局、家族で観るのは止めて、ビデオはそのまま返しました)

※うろ憶えなんですけど、♡♡の所へ小象が突撃、がオチでしたっけ?
※ポケッツのロケットが弧を描いて飛んでく所、後で、グラス片手にしつこくクダ捲いて所、よく覚えてます。
レッド・バトンズ(「ポセイドン・アドベンチャー」のおじさん)が微笑ましくて。


2015/11/18 (Wed) 23:12  鉦鼓亭〔編集〕  

昨夜は有難うございました☆

>大迫力の生け捕りシーンと、登場人物の描き方やコミカルな作風のおかげで楽しく観ることができました。

全体的にまとめると、こういう感じでした☆

>小悪魔ヒロイン・ダラスが魅力的に描かれてます。
>「象のお母さん」とマサイ族に呼ばれるようになってしまうくだりは大笑いでした。
>豹のソーニャも子猫のように懐いてしまうし、動物に好かれるヒロインなんですよね。

このあたり、とても良かったです・・・小象がついてくるのは
今もありありと目に浮かびます(笑)。

>基本的に登場人物の描き分けや印象づけが上手

この映画はスッキリとしていました。
登場人物もさほど多くなかったですしね。

・・・でも、彼女と主人公以外の詳細は、忘れています(笑)。

>あと30分短くしてスッキリ終わってれば最高だったんだけどなぁ…。

本当にそう思います☆ 長かったですネ~! 

>ちなみに、タイトルの「ハタリ!」はスワヒリ語で「危ない!」という意味。ホント、コミカルなノリに騙されるけれど、危ないことばっかりやってました。
いつも教えて下さり、有難う☆
(って多分、中3の時にテレビの解説で聞いているかも?)

ホント、いろいろと危なかったけど、当時のアメリカ人が喜びそうな内容で、
当時の日本人も大好き系のお話でしたね~!


.
2015/11/19 (Thu) 08:51  miri〔編集〕  

>鉦鼓亭さん

いらっしゃいませ!
そういえばこの作品、民放吹き替えでオンエアしてそうなタイプですよね。テレビ用に短くカットした懐かし声優陣による吹き替え版……あれ、字幕フルバージョンより面白そう?

> それなりに面白くはあったけど、大人になったり時代が変わったりで結構引っ掛かる所が有り、昔みたいに素直に「面白い!」とは思えなかった、苦い(笑)思い出のある作品です。

思い出の作品がそうでもなかった時はホント切ないです…。
でも、20年経ったらまた印象も変わってるかもしれませんよ。

> ※うろ憶えなんですけど、♡♡の所へ小象が突撃、がオチでしたっけ?

最初の出会い(ベッドに見知らぬ女が寝ていてビックリ)を再現して遊んでたところに、小象が現れてベッドを壊してしまうというものでした。小象が来なかったら、そのまま♡♡だったでしょう(笑)

> レッド・バトンズ(「ポセイドン・アドベンチャー」のおじさん)が微笑ましくて。

あ~!「ポセイドン・アドベンチャー」で一番好きな彼でしたか!
ぜんぜん気付きませんでした。思い返してみると優しい感じがおんなじです。
本来なら将来自分の子供に自慢できるような話なのに、自分だけが見逃してたなんて可哀想でした。しょぼーんとしてる様子が可愛かったですね(笑)
コメントありがとうございました♪
2015/11/19 (Thu) 13:49  宵乃〔編集〕  

>miriさん

いらっしゃいませ!
ホント、あの小象が3匹ついて回るところはめっちゃ可愛かったです。
女優さんも動物たちととても親しげで、撮影前に数日間一緒に過ごしたりしたんだろうか?と思いました。

> この映画はスッキリとしていました。
> 登場人物もさほど多くなかったですしね。

人間より動物の出演者の方が多そうでした(笑)
こういう作品はリラックスしてみられるから嬉しいです。

> いつも教えて下さり、有難う☆
> (って多分、中3の時にテレビの解説で聞いているかも?)

今回のオンエアでは、現地の方が「ハタリ!」と叫ぶシーンがあって、カッコで「危ない」と出てたんだったかな?
吹き替え版の場合はどうなんでしょう。いつか93分枠でオンエアあったら再見してみようと思います!

> ホント、いろいろと危なかったけど、当時のアメリカ人が喜びそうな内容で、
> 当時の日本人も大好き系のお話でしたね~!

みんなが観たいもののために全力で撮影したという感じの作品でした。
今、これと同じような作品を撮ろうとしたら全部CGだろうな~。
多少物足りなかったけど、見られてよかったです♪
2015/11/19 (Thu) 14:01  宵乃〔編集〕  
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