忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

映画「トップ・ハット」観ました

 | ミュージカル  Comment(2) 

トップ・ハット
原題:TOP HAT
製作:アメリカ’35
監督:マーク・サンドリッチ
原作:ドワイト・テイラー
ジャンル:★ミュージカル/ロマンス

【あらすじ】ロンドンに招かれたアメリカのダンス・スター、ジェリーは、興業主ホーレスと共にホテルに滞在していた。ひょんなことから下の部屋に住むアメリカ人美女デールと急接近するが、ホーレスの妻マッジが現れ、デールはとんでもない勘違いをしてしまう…。

これは傑作ですね。終盤、ヒロインの株が下がったけども、全体的に粋で楽しいミュージカルでした。
1935年製作と古い作品だし、内容は古典的な勘違い(すれ違い)ラブコメですが、古典的だからこそ上手く作れば時代を超えて楽しめるんだというのを証明してくれます。
ヒロインは現代にも通じる美人さんで、ミュージカル嫌いでなければオススメ。
ダンスと歌がしっかり物語に馴染んでいたし、音楽やダンスもロマンティック。ダンスによって二人の距離が急激に縮まるのも説得力ありました。

ジェリーとデール、ホーレスとマッジの4人が勘違いしつつも、なぜか会話は成り立ってしまって大混乱していくサマは見物ですね〜。コントかよという感じですが、それで100分のうち6割近く持ってるんだからすごい。
さらに、ホーレスと冷戦中の使用人が、休戦協定を結んでデールをスパイする様子も楽しそうでよかったです。最後にはこいつが見事にやってくれた!(笑)
デールを自分のデザインの広告塔くらいにしか思ってなさそうなデザイナーの扱いは、彼にも悪いところがあるとはいえちょっと可哀想でした。まあ、今後あのホテルに行きづらい程度で済んだからいいかな。

印象的なのは、勘違いからビンタされるジェリーのシーン。パーンと思いっきり、違うシーンで2回目もくらうんですが、勘違いする様子すらも可愛いとうっとりするところが(笑)
一方、容赦なくグーパンチするホーレスの奥さんもサイコー。イラストは、ためらうデールに「ほら、もっとくっついて!」とけしかけるマッジの図。デールの勘違いにより最高に面白いシーンになってます。
35年製作なのに、全体的に女性が強い作品でした。

ちなみに、タイトルの意味はジェリーが愛用しているシルクハットのこと。
あと、映画情報サイトで知ったんですが、有名な「カイロの紫のバラ」(未見)で、ラストにヒロインが観ているのがこの作品らしいです。いつか「カイロ~」も観なくちゃ!

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■ Comment

ジンジャー・ロジャース

同じコンビ作「コンチネンタル」の記事で書きましたが、ヒロインはジンジャー・ロジャースさんで、マリリンが端役の「モンキー・ビジネス」などでも主演なので、マリリン・ファンとしてもお馴染みの女優さんなのです。

1937年、マリリンがまだ子どものときに、ジンジャーは「ノーマ・ジーン・ベイカー(マリリンの本名)へ」と書いたサイン入りポートレートを贈っています。マリリンが直接もらったのではないと思いますが。

「コンチネンタル」はダンスシーンも長くて、堪能できたのですが…。
2016/08/18 (Thu) 08:50  ボー編集〕  

>ボーさん

> ヒロインはジンジャー・ロジャースさんで、マリリンが端役の「モンキー・ビジネス」などでも主演なので、マリリン・ファンとしてもお馴染みの女優さんなのです。

「モンキー・ビジネス」はずっと前に一度観てますね。それにもこのヒロインさんが出てたんですか~。ぜんぜん覚えてません(汗)
しかも、マリリンがサインをもらったということは、憧れの女優さんだったのかな?
憧れの人と共演なんて、本当に夢のような話です。努力家のマリリンらしい!

> 「コンチネンタル」はダンスシーンも長くて、堪能できたのですが…。

そちらは未見なんですよ。いつか観たら、またお話ししましょうね♪
2016/08/18 (Thu) 15:40  宵乃〔編集〕  
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「トップ・ハット」
同じコンビ作を、つづけて3作目の観賞のせいか、それほどおもしろく感じず…
或る日の出来事|2016-08-18 08:33