忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

映画「座頭市と用心棒」観た

 | 時代劇  Comment(4) 
Tag:日本

座頭市と用心棒
製作:日本’70
監督:岡本喜八
原作:子母沢寛
ジャンル:時代劇

【あらすじ】一時の安らぎを求めて、三年前に訪れた村に再び訪れた市。だがそこは、ヤクザの小仏一家によって変わり果てていた。小仏一家の用心棒と一悶着あり、その上、無実の罪で投獄される市だったが、烏帽子屋の主人・弥助に救われ…。

岡本喜八作品を観るということで、一度は全作品制覇を目指しながら一瞬で諦めた「座頭市」シリーズがあったので観ることにしました。
これはシリーズ20作品目なのに、ぜんぜんそんな感じしないですね。何といってもキャストが豪華だし、黒澤監督の「用心棒」へのオマージュてんこ盛り。
キャラ立ちがしっかりしている市に、それに勝るとも劣らない強烈な存在感を放つ三船さん、そして「しぇんしぇ〜」と情けない声を挙げる小仏一家の政五郎、九頭竜と呼ばれるニヒルな用心棒などなど、みんなキャラが濃くてお腹いっぱいです。撮りたいもの全部詰め込みました、という感じ。
ファンの間では”時代劇版『キングコング対ゴジラ』”とか言われてるんだとか(笑)
「バケモノ」「ケダモノ」と呼び合うふたりの掛け合い、探り合いが面白かったですね。でも、市がいつもより悪趣味で違和感があります。悪い奴らが欲望をむき出しにして破滅していくのを、嘲笑っているようなところがあったので。

あと、ヒロインの若尾さんが綺麗でした。用心棒とのロマンスもなかなか楽しめたけど、最後はなんだか甘っちょろい展開だったかも。
ユーモアがあって、騙し合いもありつつ、アクションはバッチリ決めてくれるものの、冗長なのが玉に瑕。私が三つ巴以上になると把握できないせいかもしれないけど、終わり方もだらだらしていてスカッとしません。
でもサービス精神旺盛な作品で、ふたりの対決を観られるというだけでも十分過ぎるくらいでしょう。重い腰を上げて観られてよかったです。リクエストありがとうございました♪

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■ Comment

No title

とりあえずこれまでの参加者が「戦争もの」「現代アクション」「時代劇」と全員ばらばら、というのが岡本監督のふところの広さを表していると思います。

「独立愚連隊」はまだか(笑)
2015/07/04 (Sat) 22:30  ポール・ブリッツ〔編集〕  

>ポールさん

> とりあえずこれまでの参加者が「戦争もの」「現代アクション」「時代劇」と全員ばらばら、というのが岡本監督のふところの広さを表していると思います。

ホント、色んなジャンルの作品を撮ってますよね。「江分利満氏の優雅な生活」とかも独特だったのを覚えてます。これを機に、岡本監督の作品を見る人が増えるといいですね。
あと「独立愚連隊西へ」ならきみやすさんがご覧になったようですよ♪
今回も面白いリクエストをありがとうございました!
2015/07/05 (Sun) 14:09  宵乃〔編集〕  

あ、イラスト素敵です♪

いつかオンエアしたら、見ますね~☆


.
2015/07/16 (Thu) 20:31  miri〔編集〕  

Re: あ、イラスト素敵です♪

ありがとうございます♪
異色「座頭市」をいつかお楽しみ下さい。
コメント有難うございました。
2015/07/16 (Thu) 21:41  宵乃〔編集〕  
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