忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

映画「ソウル・サーファー」観ました

 | 伝記/自伝/実話  Comment(12) 

ソウル・サーファー
原題:SOUL SURFER
製作:アメリカ’2011
監督:ショーン・マクナマラ
原作:ベサニー・ハミルトン、シェリル・バーク、リック・バンシュー
ジャンル:★ドラマ/青春/実話

【あらすじ】カウアイ島。家族や親友に囲まれ、母親に人魚だと言われるほど海とサーフィンが大好きな13歳の少女ベサニー。だが、プロへの夢に一歩近付いたという時、彼女はサメに襲われ左腕を失ってしまう。家族の支えもあり、すぐにサーフィンを再開したベサニーだったが…。

主演がアナソフィア・ロブちゃんだとすぐに気付けました。濃い顔だから覚えやすい(笑)
実話ものなので安心して観れると思っていたら、なんだか最初から海中からの画が不穏で、夜のサーフィンのくだりでは何か起こるのではとハラハラ。
そして、安心させてから一転、心臓がぎゅうっと縮むような出来事が。
人間って脆いですね…サメがパクッとやっただけで、さっきまであった腕がなくなってしまうなんて。
突然の悲劇の知らせを受けた家族の衝撃は、それまで丁寧に家族の様子を描写していたのもあって、まるで自分の事のように感じられました。あの元気な少女の青白い顔を見たら、不安で立っていられなくなるかも。
親友アラナの叫びも胸に刺さるようで、この時点で涙ボロボロになってしまいました。

たった13歳の少女がここから、ここからどうやって立ち直っていくのか?
やはり家族や親友、そして「行き詰ったら見方を変えてみなさい」と言ってくれた先生の存在が欠かせません。もちろん彼女自身の強さやサーフィンを愛する気持ちによるものも大きいけれど、彼女がいくら強くても、周りに支えてくれる人がいなければサーフィンを続けることはできなかったと思います。
彼女が頑張りたい時はそれをサポートし、落ち込んだ時はそっと見守り、マスコミが押し寄せたらしっかり守る。一緒に笑って、一緒に泣いて、一緒に戦ってくれる家族と親友が、どれだけ彼女に勇気を与えてくれたことか。
ボランティアの時、自然と孤児の少女に優しさを分けてあげられたのも、彼らが自分にしてくれたようにやっただけ。傷ついて不安で仕方ない時、どうしてもらったら心が癒されたのか、彼女は周りの人たちの優しさからそれを学んでいました。
そして、海やサーフィンの楽しさを教えることで、自分がいかにそれらが大好きだったのか、その自分の大好きなものでどれだけの人たちを励ますことが出来るのか、塞がり始めていた世界が一気に広がるんですね。

終盤の大会での描写は素晴らしく、彼女たちが海に魅せられる理由がわかります。
後から調べて知ったんですが、このシーンの撮影には本人がスタントとして出演していたそうで、どうりで佇まいや動きの切れが違うわけです。アナソフィアちゃんのシーンではCGで片腕を消すという撮影方法をとっているので、重心が微妙にズレているような気がしないでもない。(サーフィン経験なしで、毎日4時間ベサミー本人に指導を受け1ヶ月でサーフィンを習得した彼女は素晴らしいけどね!)
大会後のインタビューで「今なら両腕で抱きしめるより、多くの人を励ますことができる」と力強く答えた彼女の笑顔に感動しました。
あと、「人生はサーフィンに似ている。波に飲み込まれたら また次の波に乗ればいい」も名言だと思います。
EDではBritt Nicoleの歌う「Set the World on Fire」にのせて、ベサミー本人が怪我後サーフィンの練習をしている時の映像などが流れ、本当にあったことなんだなぁとしみじみ感動できました。
勇気を分けてもらえる作品だと思います。
ちなみに、タイトルの意味は、勝つことを目的としない、波に乗る真の喜びを知るサーファーのことだそうです。

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■ Comment

こんばんは☆

最初、写真かな?と思いました、素晴らしいイラストですネ~!

>勇気を分けてもらえる作品だと思います。

宵乃さんにとって良い作品になって良かったですネ☆

・・・私は昨年の夏に見ましたが、事実の方を先に知っていた(ニュースかドキュメントで、本人が語る全てに、すごく感銘しました)事もあったせいか、この映画はあんまり良いと思えなかったのです。 アナソフィアちゃんだから、映画館に行こうと思っていた作品で、行けなかったけど、行かなくって本当に良かったと思ったくらいで・・・。

でも、記事を読ませてもらって、宵乃さんのように思えたら良かったのにな~と思ったので、いつか再見出来れば良いな・・・と、今はそう思っています♪


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2015/05/18 (Mon) 20:33  miri〔編集〕  

>miriさん

> 最初、写真かな?と思いました、素晴らしいイラストですネ~!

ありがとうございます♪
気合入れて描きました。

> 事実の方を先に知っていた(ニュースかドキュメントで、本人が語る全てに、すごく感銘しました)事もあったせいか、この映画はあんまり良いと思えなかったのです。

そうでしたか。実際の彼女はきっと本物のオーラが出てたんでしょうね。私は何も知らずに見たので大感動したけど、知っていたら違っていたかもしれません。
期待して映画館で観ていたら余計にガッカリしていたかもしれないし、映画の神様が配慮してくれたのかも?
もし再見なさったら、ぜひまたコメント下さい♪
2015/05/19 (Tue) 10:01  宵乃〔編集〕  

No title

こんばんは!いや、ホント素敵なイラストですね!!(^^♪
そしてタイトルを見て気が付きましたが、ツイスターに出てた
ヘレン・ハントが出てる映画ですよね??

ツイスターで気に入って「彼女の他の作品・・」と調べてたんです!
見たら改めてお邪魔させて頂きます!!\(^o^)/

一つ手前の記事を見て思い出しました。
ハリウッド白熱教室を2回目以降、見るのを忘れてました、、(涙)

2015/05/19 (Tue) 20:58  take51  

>take51さん

いらっしゃいませ、イラスト見て下さってありがとうございます♪
ヘレン・ハントさんというと、ベサミーの母親役を演じていた方ですね。理解ある母親の役を好演してました。
「ツイスター」は昔、地上波の吹き替え版を観た気がします。牛が飛んでる映像しか覚えてないけど、彼女が出演してたんですか~。いつか再見したら伺いますね。

> 一つ手前の記事を見て思い出しました。
> ハリウッド白熱教室を2回目以降、見るのを忘れてました、、(涙)

あはは、忘れてましたか。
まあ、繋がりはないので抜けてても大丈夫ですよ。今週末が第4回なので、あと2回はチャンスがあります(笑)
2015/05/20 (Wed) 11:24  宵乃〔編集〕  

年間マイベスト3位

イラストなんですか! すんばらしい!
この映画も、ほんとに素晴らしかった。思い出しても泣けてくるような…。
本当の話だというのが、すごいです。
また見てみたいけど、再見して、そうでもなかった、という場合が怖くて、なかなか見ないんですよね。
2015/05/20 (Wed) 19:47  ボー編集〕  

>ボーさん

いらっしゃいませ!
ボーさんの年間ベスト3にランクインした作品でしたか。
わたしもランキングをつけたとしたら、かなり上位に入る作品だと思います♪
ホント、実話だと思うと感動もひとしおですよね。

> また見てみたいけど、再見して、そうでもなかった、という場合が怖くて、なかなか見ないんですよね。

あ~、わかります。好きすぎる作品ってそうなりますよね。
でも、この作品ならきっと大丈夫!実話じゃなかったとしても、映画としての出来は良かったと思います。
2015/05/21 (Thu) 07:11  宵乃〔編集〕  

こんにちは

彼女の何が凄いって、
障害者になってもそのままの自分を卑屈にならずに受け入れていること。
これって簡単なようでいてとても難しい事ですよね
劇中でも確かあったように「ちょっとそれもっていって」とか「包丁で切って」みたいなことも、簡単には出来ない
でもこの家族は、親友は、ありのままの彼女を受け入れているんですよね
彼女の不屈の精神、ソウル・サーファーとしての高潔な魂は、家族の生き方から学んでいたのかな、周囲の人の温かさを吸収して成長していたからなのかな、と本当に驚きとともに素晴らしい感動で胸がいっぱいになります
2015/05/21 (Thu) 08:47  maki編集〕  

>makiさん

そうですよね~、もし自分が障害をもつことになったらと想像したら、とてもじゃないけど数年は立ち直れそうもないです。絵を描くのもやめて、うじうじし続けるかも…。
確か、戦争で腕や脚を失った人にも会いに行ってると言ってましたよね。
屈強な戦士たちも励ませるなんて、ホント彼女はすごいです。

> でもこの家族は、親友は、ありのままの彼女を受け入れているんですよね
> 彼女の不屈の精神、ソウル・サーファーとしての高潔な魂は、家族の生き方から学んでいたのかな、周囲の人の温かさを吸収して成長していたからなのかな

やはりそれは大きいのかなぁ。
実話ものを見てると、良いお手本になる大人か、完全に反面教師にできる悪い大人が身近にいると、自然と強くしなやかな心をもてるのかなぁと思ったりします。
コメントありがとうございました♪
2015/05/21 (Thu) 14:12  宵乃〔編集〕  

観てみようかな

いつも返信コメントが遅れてごめんなさい。

前回のブログでロードショーが”泣ける映画”でしたね。若い頃は明るい映画より、どちらかと云えば、問題提起を含んだ社会派映画を好んで観ていました。年齢を増すごとに、映画を観ている時だけでも楽しく前向きな気分にさせてもらえたらと思うようになって来て、ずいぶん前から泣けるものは避けています。

今回のリベリオンも苦手そう・・・(汗)

ソウル・サーファー、お涙ちょうだいものかなと懸念を抱いていてずっと迷っていた作品でした。
でも宵乃さんの感想に押されて観てみるつもりよ。

2015/05/25 (Mon) 11:22  しずく〔編集〕  

>しずくさん

> 年齢を増すごとに、映画を観ている時だけでも楽しく前向きな気分にさせてもらえたらと思うようになって

あ〜、わかります!
私も最近、暗いのや重いのは気が向かない…という日が増えています。戦争映画はとくに。わざわざ映画を見て暗い気分になりたくないですよね。
「リベリオン」はアクションはカッコいいけど、確かにストーリーは暗めなので今回は見送った方がいいかもしれません。

> ソウル・サーファー、お涙ちょうだいものかなと懸念を抱いていてずっと迷っていた作品でした。
> でも宵乃さんの感想に押されて観てみるつもりよ。

うれしいです♪
この作品は元気と勇気を分けてくれるので、ちょっと落ち込んだ時にぴったりですよ。
2015/05/25 (Mon) 21:06  宵乃〔編集〕  

No title

こんにちは!
映画を見た後に宵乃さんのイラストを見て
涙が出てきました(^▽^;)

>サーフィン経験なしで、毎日4時間ベサミー本人に指導を受け1ヶ月でサーフィンを習得した彼女は素晴らしいけどね!

教える人が上手なのかもしれませんが凄いですね!
本気でビックリしました(笑)

綺麗なだけでなく取り組んだら必死でやるから成功するんでしょうね、、
きっとロブちゃんは俳優でなくても成功する人なんでしょうね!

>人生はサーフィンに似ている。波に飲み込まれたら また次の波に乗ればいい

また涙が(笑)
いや、このセリフも印象に残ってます!
良かったですよね、、、。とても二十歳前の女性のセリフじゃ
ないですよね!!

会社で映画好きの何人かにオススメしちゃいました!!(^^♪

2015/06/06 (Sat) 11:29  take51  

>take51さん

> こんにちは!
> 映画を見た後に宵乃さんのイラストを見て
> 涙が出てきました(^▽^;)

ありがとうございます♪
良い作品だとイラスト描くのも気合が入るんですよ~。
私のイラストで、少しでも作品の感動がよみがえってくれるなら嬉しいです。

> 綺麗なだけでなく取り組んだら必死でやるから成功するんでしょうね、、
> きっとロブちゃんは俳優でなくても成功する人なんでしょうね!

ホントそうですよね~。子役の頃から大人たちに負けないくらい頑張ってきたんでしょう。尊敬します!
べサニーも大人顔負けのたくましさを持っている方で、まさにはまり役でした。
サーフィンの特訓をした1ヶ月、きっと気の合う友人のようだったんじゃないかなぁと思います。

> 会社で映画好きの何人かにオススメしちゃいました!!(^^♪

きっと皆さんもそのご家族も気に入ると思いますよ。口コミでもっと広がっていくかも。
お互いもっとこの作品を布教していきましょう♪
2015/06/06 (Sat) 13:26  宵乃〔編集〕  
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ソウル・サーファー
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