忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

映画「悲しみよこんにちは」観た

悲しみよこんにちは
原題:BONJOUR TRISTESSE
製作:イギリス・アメリカ’57
監督:オットー・プレミンジャー
原作:フランソワーズ・サガン
ジャンル:ドラマ/ロマンス

【あらすじ】何をしていても晴れることのない悲しみの中にいた少女セシルは、1年前、17歳の夏に想いを馳せる。彼女と父レイモン、そして若い恋人エルザの3人で過ごす楽しい時間に、突如割り込んできた亡き母の親友アンヌ。彼女が母親となる現実を受け入れられず、セシルはある計画を思いつくが…。

ヒロインが気持ち悪いくらいファザコンなんですが、何を着ても可愛くてファッションショーを見てるようでした。ベリーショートの女の子って好きなんですよね。
セピアカラーで始まって、物憂げな表情で太陽と青空がまぶしい去年の夏を思い返すという構成。この時に聞き入ってる曲の歌詞が良かったです。メモでも取ればよかった…観てから感想を書くまで間が空いてしまったので、もうすっかり忘れてます。割と楽しめたのに感想も淡白になってます。
ストーリーは、子供の出来心で済んだはずのものが、周囲にろくな大人がいなかったせいで最悪の事態になったというところでしょうか。
終盤の復讐ともとれる行動にスッキリしちゃった私は性質が悪いかも(笑)
セシルは「~を書かなかったのは私たちに対する優しさ」みたいな解釈をしてたけど、彼女に家族がいれば”家族のため”と解釈するだろうし、彼女には親兄弟はいなかったということかな。
もしそうなら、優しさというよりレイモンの罪悪感を増すためだったのでは。彼女がいい人であるほど効果的な方法ですし。もしくは、衝動に任せただけ?
まあ、この作品はストーリーよりセシルの可愛さを堪能する作品でしょう。読んだ事はありませんが、サガンを一躍有名にしたという原作と同じとは思わない方がいい気がします。

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■ Comment

素晴らしいセシルです♪

これはもう、絶対、私の記事に載せさせて頂きたいです!
よろしくお願いいたします☆(ペコリ)

>ヒロインが気持ち悪いくらいファザコンなんですが、何を着ても可愛くて・・・

この映画も「ティファニーで朝食を」「昼顔」同様、原作の方が良かったように思います☆ けっこう残酷なお話だったような・・・。

>まあ、この作品はストーリーよりセシルの可愛さを堪能する作品でしょう。

そうかもしれませんね~あんまり映画としては出来が良いわけでもないけど、カラーの使い方は良かったように思いますし、見た人それぞれに何かを残すかもしれませんね~?

内容は今目線だとどこにでもあるお話ですし、すーっと見て終ってしまう感じですネ~(笑)。 あの曲は良かったです。 歌詞は忘れてしまって・・・今回保存したので、いつか歌詞をちゃんと見てみますね♪


***********************


「ビューティフル・マインド」再見しました。 だいたい覚えていた通りだったので、筋を追っていった感じでした。 企画で見たのではないけど、終盤ちょっとだけ泣けました。 再見出来たのは企画のお陰ですので、有難うございました♪


.
2015/05/02 (Sat) 20:46  miri編集〕  

>miriさん

いらっしゃいませ!
イラスト気に入ってもらって嬉しいです。もちろん使っていただいて結構ですよ~。miriさんの記事には、これから伺います♪

> あんまり映画としては出来が良いわけでもないけど、カラーの使い方は良かったように思いますし、見た人それぞれに何かを残すかもしれませんね~?

セピアから夏を感じるフルカラーに変わるのはよかったです。セシルも可愛かったし。逆に言うと、それらがないと映画として微妙で、トータルでみてもう一押しかな。
原作を読んだmiriさんも原作に軍配が上がるという事ですし、原作未読の人向きの作品かもしれませんね。
個人的には、こういう復讐方法で成功してる作品ははじめて見たので、スカッとしました。セシルは可哀想だけど、あのバカ男は死ぬまで苦しめばいいと思います(悪趣味!)

> あの曲は良かったです。 歌詞は忘れてしまって・・・今回保存したので、いつか歌詞をちゃんと見てみますね♪

その時は、一部抜粋でもいいので教えて頂けたら嬉しいです☆

> ***********************

> 「ビューティフル・マインド」再見しました。

再見なさったんですね~。企画がきっかけになったようで良かったです。
私も今回再見すればよかったかも。

> 「美女と野獣」
> 知り合いの男ではなく、王子様なんですよね~
> マレーさんは3役なんです・・・

そうだったんですか!?
てっきり、呪いか何かで姿が入れ替わったんだと思ってました。あれが元の姿だったんですね…わかりにくい。何の意図があってそんなややこしい設定に。ベルが浮気性みたいです(汗)
2015/05/03 (Sun) 13:58  宵乃〔編集〕  

お待たせしました♪

-歌詞です-


私は憂うつと暮らしている
私の友はほのかな苦しみ
毎朝目覚めては言うの
悲しみよこんにちは


私は悲しみという道を歩く
私の家は住所を持たない
自分宛の手紙その書き出しは
悲しみよこんにちは


恋人の愛はむしろ痛み
鋭い苦さがよみがえって
かりそめの恋人なら
癒すべき痛みはない
私は自分を見失った
それが全て


笑いを失った私のほほえみ
愛を失った私の口づけ
私が誠実に愛するのは
ほろ苦い私の悲しみだけ


***************


歌も台詞もフランス語でないのが変な気がしますよね(笑)
あの一節だけフランス語で(笑)

でも、思ったんです、アメリカ映画だけど、この映画はやっぱりフランスの香りがするよね~って。 そういう映画だから、美しいし、フランス映画のように受け止めても良いのでは?と。。。

ジーン・セバーグのやっぱ代表作でしょう♪
ジュリエット・グレコの歌声はやっぱり「きく~♪」って感じでした☆

宵乃さんのお陰でチラ見&歌詞ガン見できて、感謝です☆


.
2015/05/05 (Tue) 09:05  miri〔編集〕  

Re: お待たせしました♪

うわぁ、本当にありがとうございます!!
ぜんぜん待ってないですよ、マッハです。miriさん仕事はや~い!

> 癒すべき痛みはない
> 私は自分を見失った
> それが全て

> 私が誠実に愛するのは
> ほろ苦い私の悲しみだけ

そうそう、この歌詞に痺れました。
自分を許せなくて、悲しみが晴れることを望んでないというのが伝わってきますよね~。
まるでこの作品のためにあるみたいだけど、どうなんでしょう?
たまたまだとしたら、運命の出会いかも!

> ***************

> 歌も台詞もフランス語でないのが変な気がしますよね(笑)
> あの一節だけフランス語で(笑)

あはは、やはりそこが一番気になりますか。
一節だけフランス語だったんですね、「悲しみよこんにちは」のところでしょうか。意識してないと言語にまで気が回らなくて(汗)

> この映画はやっぱりフランスの香りがするよね~って。

確かに全体的にフランスの香りがしてました。監督さんはオーストリアの方のようだし、フランスやサガンが好きなんでしょうね。雰囲気のある作品だったと思います。

> 宵乃さんのお陰でチラ見&歌詞ガン見できて、感謝です☆

こちらこそ、気になっていた歌詞を教えて下さってありがとうございました♪
2015/05/05 (Tue) 12:12  宵乃〔編集〕  

こんにちは☆

>まるでこの作品のためにあるみたいだけど、どうなんでしょう?
>たまたまだとしたら、運命の出会いかも!

歌詞というかこの楽曲について色々と調べたのですが、よく分かりませんが・・・私は最初、この歌は、この映画の為に作られたと思い込んでいました。

宵乃さんとお話して、どうも違うように感じたので・・・多分、こういう事だと思います。

シャンソン(フランス人が作詞、別のフランス人が作曲)として作られ、サガンの原作に充てて作られたのかもしれないし、最初から映画の為だったのかもしれませんね? どちらにしても、原作と映画と楽曲の世界観は大まかには合っていると思います。

映画が英語で作られたので、作曲者は同じで(この映画の音楽全般の担当です)歌詞のみ英語で別人が書き、フランス人のグレコに英語で歌わせるが、あの一節のみ原作や映画のタイトルと同じに、フランス語で統一した・・・。

こう考えるとやはり映画がフランス語で作られなかった事は残念ですが、全体的にフランス映画のような感じを受けたのは当然だったという事でしょうね~?

>そうそう、この歌詞に痺れました。
>自分を許せなくて、悲しみが晴れることを望んでないというのが伝わってきますよね~。

ハイ、私も「きき」ました! フランス語の方の歌詞も大まかにいって同じような意味のようでした(ネットで訳したのを見たのです・笑)。

こちらではフランス語で歌っています、良かったらどうぞ♪
https://www.youtube.com/watch?v=pX4uJbBO3j4

どうも長々とすみません。 子供の頃に本を読んでいて初見時も若かったので、映画の出来はともかくとして好きな作品です。 宵乃さんとたくさんお話できて(監督さんの事も知らなかったのでビックリでした)嬉しかったです♪ 本当に有難う!


.
2015/05/06 (Wed) 11:07  miri〔編集〕  

Re: こんにちは☆

色々調べて下さったようで、本当にありがとうございます!
映画を観ている時は、すーっとこの作品のために作られたんだろうなぁと思えますよね。それだけしっくりくる歌詞でした。

> 作曲者は同じで(この映画の音楽全般の担当です)歌詞のみ英語で別人が書き、フランス人のグレコに英語で歌わせる〜

あぁ、そういう流れなら納得です。音楽担当はフランスの作曲家さんでしたか。
やはりハリウッド映画ということでいろいろと制限はあったんでしょうが、精一杯フランスの香りを詰め込んだということかな。
フランス文学へのリスペクトが感じられます!

> フランス語の方の歌詞も大まかにいって同じような意味のようでした。

フランス語版もありましたか。
動画の紹介ありがとうございます。染みますね〜!

> 子供の頃に本を読んでいて初見時も若かったので、映画の出来はともかくとして好きな作品です。 宵乃さんとたくさんお話できて(監督さんの事も知らなかったのでビックリでした)嬉しかったです♪ 本当に有難う!

いえいえ、私の方こそお話しできて良かったです。
普通に観て終わるより、思い入れのある方と深くお話出来た方が印象にも残りますし、またいつか観たいと思えました。
フランス語版の歌があるということは、フランスの方たちにも意外と受け入れられている作品なのかもしれません。やはり作品への愛ですね!
2015/05/06 (Wed) 22:02  宵乃〔編集〕  
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