忘却エンドロール

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映画「マペットのクリスマス・キャロル」観ました

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Tag:チャールズ・ディケンズ
マペットのクリスマス・キャロル

原題:THE MUPPET CHRISTMAS CAROL
製作:アメリカ’92
監督:ブライアン・ヘンソン
原作:チャールズ・ディケンズ
ジャンル:ミュージカル/ファンタジー/ファミリー

19世紀のロンドン。冷酷で守銭奴な高利貸しのスクルージは町一番の嫌われ者だった。クリスマス・イブだというのに若い書記クラチットを薄給でこき使い、唯一の身内である甥にクリスマスのディナーに招待されても断ってしまう。だがその夜、かつての共同経営者マーレイ兄弟の亡霊が現れ…。

ファンタジーアニメ企画用にとっておいたんだけど、『マペットはアニメじゃねぇ!!』と気付いて昨晩あわてて観ました(笑)
子供の頃「セサミストリート」を見ていたからかもしれないけど、マペットたちと人間が一緒に暮らす様子にまったく違和感がありませんね。カエルの嫁が豚っていうのが唯一気になったけども…。
ディケンズ役のマペットが狂言回しをしていて、子供にわかりにくいところは説明したり、怖いシーンはちゃかしたり、相棒のネズミとおふざけで盛り上げたりしてくれます。それが邪魔にはなってなくて、子供はもちろん大人が見ても楽しめる作品になってました。
マペットってモコモコしてて暖かそうだし、人が操ってるので安心感があるというか、やはり人間の俳優との親和性が高いのかなと思います。
冒頭から、スクルージがクリスマスへの憎しみを露に悪役オーラを出しているんですが、画面に映るだけで心が和むマペットたちの前でこのオーラを出せるのが凄い!
マペットを憎憎しげに放り投げるところとか、マペットが人形じゃなくて命あるものに見えるんですよ。
演じているマイケル・ケインが他の映像作品のスクルージに比べてカッコよくて、若かりし頃を演じる俳優さんも爽やかイケメンさんを起用しているくらいなのに、冒頭の彼はしっかりと冷酷なスクルージでした。
もう死んでる幽霊たちもマペットが活き活きと演じていて、マーレイ兄弟が重い鎖を引きずりながら、悪びれもせず過去の悪事を歌うシーンは雰囲気出てます。…ドアノッカーがCGで不気味に変化して柔らかマペットの顔になったのは噴いたけれど(笑)
クリスマスの精霊たちは何気に容赦なくて(自業自得なんだけども)、弱ったところに手を差し伸べると見せかけて一気に突き落とす荒療治で改心も納得。
未来の精霊は結構怖くて、顔が見えない死神みたいでした。
ラストはマペットも人間も一緒に楽しく歌うハッピーエンド。散財以外に努力もしている「アメリカン クリスマス・キャロル」のラストが良かっただけに、ディケンズ役が良い方向へ向かっている事をさらっと説明して終わるラストは若干物足りなかったけど、クリスマスに子供と一緒に見たい秀作だと思います。

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