忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

映画「バリー・リンドン」観ました

バリー・リンドン
キスシーンより、触れる直前くらいが画的に好き。
製作:イギリス’75
原題:BARRY LYNDON
監督:スタンリー・キューブリック
原作:ウィリアム・メイクピース・サッカレー
ジャンル:★ドラマ/歴史劇

【あらすじ】18世紀アイルランド。恋敵の英国将校に決闘を申し込み、相手を殺したと思い込みダブリンへ身を隠すことになったレドモンド。途中追い剥ぎに遭い、やむなく英軍に志願するのだった。その後も運命に翻弄されながら、やがて英国貴族にのし上がり…。

なんとな~く観始めたんですが、主人公が魅力的でもなく淡々としたストーリーなのにも関わらず、いつの間にか引き込まれていました。淡々としたのが結構好きなのもあるんですが、何よりこの時代が忠実に再現されているというのが素人の私にも何となく分かってしまう凄さ。そして空気のにおいまで伝わってきそうな映像美。…時間を忘れてしまいます。

面白かったのが、この時代流の”何でもかんでも決闘で解決しようとして、あまつさえ撃つ順番までコイントスで決めてしまう”滑稽さ。あからさまにビビッてるのに、プライドのために決闘を受けたり申し込んだり…しかも、後先考えてないから一体何をしたいのやら。
あとは貴族の間で流行っていた”つけぼくろ”が再現されていて驚きました。
部屋中の男女が白い顔に2コ以上ほくろをつけている様子は、はっきり言ってかっこ悪いのを通り越して不気味です
調べてみたら、つける位置によって意味があるんですね。面白いのでまとめてみました。

  • 額:威厳
  • 目元 : 情熱
  • 笑い皺の上 : 陽気
  • 頬 : 粋な洗練(英国男性の場合、左頬は“王党派”右は“中立派”)
  • 上唇の上 : キスの許し
  • 下唇の下 : 慎み
  • あごのふち : 謙虚

ビジュアルより時代考証を重視するなんて凄いなぁと思っていたら、監督がスタンリー・キューブリックだと後で知りました。納得です。

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■ Comment

昨日、驚愕していました!

それは、私が今も持っている、この映画の前売り券の
(見に行けず半券切らないままです)
写真そのものだったからです!(いつかアップするので見て下さいネ~)

美しいイラストですね~♪
今まで見せて頂いた中でも、本当に美しいです。
監督に対抗?でしょうか~?・笑

>ビジュアルより時代考証を重視するなんて凄いなぁと思っていたら、監督がスタンリー・キューブリックだと後で知りました。納得です。

うん十年見られず、3年位前に見ましたが
仰るようにその部分だけに感激して、あとはちょっとガックリでした・・・。

この映画の撮影のために、監督たちが発明したという
「ろうそくの明るさで撮影できるカメラ」に、ひたすら感激しました☆

そのカメラがあればね~ジェラールさまの「赤と黒」だって
もうちょっとはマシな作品になっていたのにな~と、いつも思います、はい。


2013/06/09 (Sun) 21:00  miri〔編集〕  

こちらもコメントありがとうございます♪

このイラストのシーンが映画の前売り券とぴったり同じだったとは!
いつものようにトレーラーで好きなシーンを選んだんですが、やはり誰が見ても引き込まれるんですね。
その美しい写真の載ったキレイなままのチケット…コレクターなら生唾モノかも?

> 美しいイラストですね~♪
> 今まで見せて頂いた中でも、本当に美しいです。
> 監督に対抗?でしょうか~?・笑

ありがとうございます。
対抗だなんてそんな恐れ多い!
監督に怒られないように頑張ってみました(笑)

> うん十年見られず、3年位前に見ましたが
> 仰るようにその部分だけに感激して、あとはちょっとガックリでした・・・。

この作品を思い出そうとすると、あの美しい映像ばかりでストーリーはあまり出てきませんね~。絵を描いている間も「奥さん可哀相に…」とばかり考えてました。

> この映画の撮影のために、監督たちが発明したという
> 「ろうそくの明るさで撮影できるカメラ」に、ひたすら感激しました☆
> そのカメラがあればね~ジェラールさまの「赤と黒」だって
> もうちょっとはマシな作品になっていたのにな~と、いつも思います、はい。

映画技術の発達は、自分の思ったとおりの画が撮りたい!面白い作品が撮りたい!という情熱によって支えられているのだと改めて気付かされます。
このカメラの発明に繋がったというだけでも、この作品の功績は大きいですね。
「赤と黒」は早すぎたか…!
2013/06/10 (Mon) 10:55  宵乃〔編集〕  
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「バリー・リンドン」
18世紀中頃。アイルランドの青年バリー(ライアン・オニール)は従姉妹の婚約者に決闘と挑み その事がもとで故郷を追われる身となる。旅の途中、さまざまな紆余曲折を経て、欧州の貴族に 成り上がって行く。しかしその後は次々と彼に不幸が襲いかかり・・・。 映像が綺
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