忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

映画「ボトル・ドリーム」観ました

 | 伝記/自伝/実話  Comment(2) 

ボトル・ドリーム
原題:BOTTLE SHOCK
製作:アメリカ’08
監督:ランドール・ミラー
ジャンル:★ドラマ/コメディ

1976年パリ。しがないワイン評論家スパリエは、ブラインドテイスティング大会に出品するワインを求め、カリフォルニアのナパバレーを訪れる。そこで、最高のシャルドネを作ろうとするシャトー・モンテレーナの経営者ジムとボーの親子に出会い…。

ワイン業界を揺るがした「パリ・テイスティング事件」を基にした作品。ワインに詳しくないから楽しめるか心配だったけど、とっても面白かった!
登場人物みんながワインを愛しているのが伝わってくるんですよね。ワイン作りがそのまま生き方に直結しているというか、ブドウ畑で育った訳じゃないからこそ、ワインに生き方を学んでいるというか。
「ワインは、水が結びつけた太陽の光」とか「水をもらえず苦しんだブドウは風味が増すが、水と肥料をたっぷりもらったブドウからはまずくて退屈なワインしか生まれない。人と同じだ」などのセリフが印象的。
ワイナリーの親子ジムとボーの衝突や、夢のために苦しみながらも踏み出す姿も良かったけど、ワイン業界で名を売るためにやってきた評論家スパリエもいいですね。
野心家だけどワインに対しては素直なんですよ。ナパのワインを一口飲んだら真剣になって美味いワインを探しだします。
彼が試飲代を払ったら、瞬く間に噂が広まって、町中からワインを持って人が集まってきたのには笑えました。

彼がワインを飛行機に持ち込もうとした時の、ボーの活躍は何気に感動的。このワインが自分たちの、カリフォルニアの誇りになると信じて、その想いによって人々の心を動かし、ピンチを乗り越えます。
ワイン廃棄事件でも必死に走り回って、ワイナリーを救うことが父親だけでなく自分の夢になっているというのが伝わってきました。
大会での様子も小気味良くて、ちょっとした笑いもあり、爽やかな感動を与えてくれます。
ヒロインのエピソードはいらない気もしたけど、未公開なのが信じられないくらいの秀作でした。

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■ Comment

ワインが好きなので

イラストがとっても素敵ですね!
長野へ向かう途中で電車から見えた山梨の広大な葡萄畑に酔いしれました。時間が許せば下車して試飲したかったぐらいだったのよ。
酒に纏わる酒倉や杜氏の話しなども好きです
「天使の分け前」にも通じるところがありそう。
この作品、レンタルできたら観たいです。
2013/11/29 (Fri) 14:24  しずく〔編集〕  

>しずくさん

> イラストがとっても素敵ですね!

ありがとうございます!
透明感が出るように頑張りました。

> 長野へ向かう途中で電車から見えた山梨の広大な葡萄畑に酔いしれました。時間が許せば下車して試飲したかったぐらいだったのよ。
> 酒に纏わる酒倉や杜氏の話しなども好きです

お~、ワイン通!杜氏っていう言葉は初めて聞きました。
山梨のブドウ畑ですか~。日本でも美味しいワインがたくさんあるんでしょうね。

> 「天使の分け前」にも通じるところがありそう。
> この作品、レンタルできたら観たいです。

わたしも観ながらしずくさんの記事を思い出してました。
わたしも機会があったら「天使の分け前」を見たいと思ってます♪
2013/11/30 (Sat) 09:47  宵乃〔編集〕  
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