忘却エンドロール

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映画「怪物の花嫁」観た

 | SF  Comment(2) 
Tag:エドワード・D・ウッド・Jr

怪物の花嫁
この手の動きを見よ!
原題:BRIDE OF THE MONSTER/BRIDE OF THE ATOM
製作:アメリカ’55
監督:エドワード・D・ウッド・Jr
ジャンル:SF

【あらすじ】放射能で超人を造り出そうとし、祖国から追放されたヴォーノフ博士。復讐を誓った博士は、ロボという助手を使い、沼地に迷い込んだ者たちを次々と実験台にするが…。

こちらもパブリックドメインという事で鑑賞。
これは普通のB級映画ですね。これより酷い作品はゴロゴロ転がってます。まともすぎて、逆にツッコミどころがないと物足りなく感じる人もいるみたい。
でも、ベラ・ルゴシ主演ですよ?
ウッドが彼のために撮った愛に満ちた作品ですよ?
「エド・ウッド」が好きなら、この作品が作られた背景を知ってるなら、楽しめないわけないじゃないですか!
見どころはたくさんあります。まずはやっぱりルゴシの熱演。ハンガリー人にしか出来ない手の動きや眼力、ラストのタコとのバトルも凄いけど、彼の心情を反映した例のセリフ…あれには痺れました。ルゴシとエドの想いと絆が込められています。
そして、プロレスラーのトーが演じるロボもいいですね。タイトルの”怪物”とは彼の事かと思いきや、チベットかどこかで拾った怪力男だった(笑)
強面で演技も上手くないのに、そのたどたどしさが逆に役にぴったりで、妙にカワイイです。
いちおう主演という事になっている肉屋の息子も見所のひとつ。親が主演にというだけあってなかなか整った顔ですが…早撮りのエドが何度も撮り直したくらいで演技はしょぼい。セリフ少ないし、声小さいし、動かないし!
でもそれなりに頑張ってるのは伝わってきました。
また、例の女の対決シーンも楽しめます。舞台裏を知ってるから、バチバチ火花散らしてるのがマジで見える気がしたり(笑)
警察署長?が肩に乗せている小鳥も微笑ましくて、観客のストレスを緩和しようというエドの思惑があった…のかも?
ラストはエグゼクティブ・プロデューサーの希望通りになっており、一瞬ポカーンとさせられたけども笑えました。
「エド・ウッド」ファンなら観るべし!

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■ Comment

No title

やっぱり、ルゴシの指の動きが描きたくなりますよね!
あのなめらかな動きが見事に再現されています。

>でも、ベラ・ルゴシ主演ですよ?
>ウッドが彼のために撮った愛に満ちた作品ですよ?
>「エド・ウッド」が好きなら、この作品が作られた背景を
>知ってるなら、楽しめないわけないじゃないですか!
ですよね!
普通に観たら、なんて事ない作品だけど、
ベラ・ルゴシの演技や裏話を思い浮かべると
途端に別の作品に変わってしまいました。

>ラストのタコとのバトルも凄いけど、
あのタコが動かない事を知ってるから
ルゴシの苦労を想い、なんとも言えない気分になります。笑

2013/04/03 (Wed) 06:33  マミイ編集〕  

>マミイさん

> やっぱり、ルゴシの指の動きが描きたくなりますよね!
> あのなめらかな動きが見事に再現されています。

ですよね~、ルゴシの魅力を余すことなく見せようというエドの気持ちも感じられました。試してみたけど、あの指の動きは出来なかったです(笑)

> 普通に観たら、なんて事ない作品だけど、
> ベラ・ルゴシの演技や裏話を思い浮かべると
> 途端に別の作品に変わってしまいました。

感動すら覚えるというね…。エドには悪いけど、ティム・バートンの功績は大きいです。

> あのタコが動かない事を知ってるから
> ルゴシの苦労を想い、なんとも言えない気分になります。笑

何人か格闘してたけど、やっぱりルゴシが一番でした。
どんな気持ちで演じていたのか…彼の状況を知ってるだけに複雑な気持ちになります。
こちらも一緒に観てくれてありがとうございました。
お話できて嬉しかったです♪
2013/04/03 (Wed) 07:38  宵乃〔編集〕  
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