忘却エンドロール

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映画「ショウ・ボート(1951)」観ました

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ショウ・ボート(1951)
原題:SHOW BOAT
製作:アメリカ’51
監督:ジョージ・シドニー
原作:エドナ・ファーバー
ジャンル:★ミュージカル

ミシシッピ川を行くショウ・ボート。アンディ船長と母パーシィに育てられたマグノリアは、一座の主演女優ジュリーを姉のように慕っていた。だが突然、彼女が一座を去り、マグノリアと流れ者の賭博師ゲイロードがその穴を埋める事に。ふたりは急速に惹かれ合い…。

冒頭から心躍りました。ショウ・ボートが町についたとたん、それを待ち焦がれていた人々が、仕事を放って河の方へ走っていくんですよ。みんな表情を輝かせていて、その期待に負けないくらい一座も楽しくて華やいでいるんです。
そして、メインは世間知らずな娘と賭博師の物語なんだけども、そんなふたりより断然輝いていたのが、娘を笑顔で見守るアンディ船長と、陰からそっとマグノリアを助けるジュリー、そして船尾で歌うのが仕事の(違う)黒人青年ジョーでした。
まずお父さんがキュート!
奥さんの尻に敷かれてるものの、娘の幸せを一番に考えていて、いざという時は「笑顔を忘れるな」と励ましてくれます。
直前まで酔っ払って「ハーーッピニューイヤー!!」と連呼してたのが嘘のような良いお父さんっぷり。それに比べてゲイロードの頼りなさは…。
また、ジュリーも主役を食ってしまうくらい素敵でした。一座を去った理由が人種問題だった事にもズシっときましたが、孤独で落ちぶれて酒に溺れても、可愛い妹分マグノリアの事を気に掛け、彼女の幸せを涙を流して喜ぶ姿に感動。
ラストの笑顔を見たら、きっと彼女はもう大丈夫だと思えました。
ジョーが情感たっぷりに歌う「Ol' Man River」も心に響きます。歌のプロなのかな?
プロと言えば、シュルツ夫妻の歌とダンスも素晴らしかったです(後で調べたら元ダンサーの監督兼俳優)。三回くらい別のダンスを見せてくれて、それがぜんぶウキウキするくらい楽しい。古きよき時代のミュージカルという感じで大好きです。
終盤、マグノリアが娘につけた名前が、ケンタッキー、イリノイ、ミシシッピの頭文字KIMをとってキムと名付けた事が明かされますが、河が合流する場所で生まれたという事なのか、それ以上の意味があるのかちょっと気になるところ。
若干主役の影が薄いものの(笑)、何度でも観たいと思えるミュージカル作品でした。

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