2017年02月 忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

一言映画感想(2/18~2/25)

 | まとめ感想  Comment(5) 

健康のために黒酢を薄めて飲んでいたら3日でお腹を壊したんですが、それ以来、酢の物などの少量のお酢でもお腹を壊すように…。アレルギーかな?

2/25 名探偵ポワロ第69話「ヘラクレスの難業」
相変わらず冒頭の事件がね…。なぜ人がたくさんいるところで秘密の合図を確認するのか(汗)それに大富豪の娘にもしものことがないように、彼女の行動範囲のいたるところに警官を潜ませておきなさいよ。クローゼットの中とか。それにしても、ロサコフ伯爵夫人って最初に登場した時と比べて印象変わった?色々あったようで俳優も声も変わって皮肉屋になっていた。この状態で出会っていたら恋に落ちてなさそう…。そして娘を見れば彼女の生きざまもわかるというものです。
2/24「M★A★S★H マッシュ」
あ、やっぱ無理。久しぶりに心臓にきて嘔吐感が…。私の苦手な三大要素がレイプ、虐め、子供が酷い目に遭うで、これは女性将校への嫌がらせがアウトでした。あんなことされたら、うっかり2,3人刺し殺すかもしれない。前半のエピソードなので、それ以降のストーリーは全く頭に入ってこなかったです。にしても、記憶の中の彼女はケバいおばさんだったのに、普通に綺麗な人だった…。
2/23「海底2万マイル」再見
過去記事に少し追記しました。
2/23「パニック・イン・スタジアム」
まったく覚えてなかったので再見。あー、撃たれて宙ぶらりんになるシーンは見覚えあるわ。パニックものなので序盤の登場人物紹介が退屈だけど、SWATが登場してからは緊張感がでてきます。とくに無差別攻撃が始まってからは本当に一瞬で人が死んでしまって、直前まで手を取り合って喜びあったり結婚を決めて幸せいっぱいだった人たちが、真っ赤な血で染まる瞬間は惨くてやるせなかった。中立だった神父が隣の席の男の事情を知って、一緒になってゲームの行方に一喜一憂してたのにね…。みんなが逃げ惑うなか、彼は遺体の傍に残っていたのが印象的でした。
2/18 名探偵ポワロ第68話「死者のあやまち」
犯人とかは覚えてたんですが、登場人物をあまり把握できなかった。浮気した妻を追いかけてった人?に、(浮気相手を)殺しちゃダメですよと笑顔で送り出すポワロさんが…(笑)オリヴァ夫人の直感と、それを信じてド田舎までやってきたポワロさんのコンビが良かったです。にしてもアガサさんは、子供が死ぬ時は、可愛くなくて、あまり好かれないタイプと決めているんだろうか?ハロウィンの時の子と少し被った。

一緒に「人魚伝説(1984年)」を観ませんか?

 | ブログDEロードショー  Comment(22) 
Tag:日本

<みなさんの記事>
鬚禿観察日記ヒゲハゲカンサツニッキ 日本映画「人魚伝説」1984年 観た
クリスタルの断章 「人魚伝説」見た
***************

3月もブログDEロードショーを開催します。
作品は『人魚伝説(1984年)』
ポール・ブリッツさんがリクエストして下さいました。

「人魚伝説っていう映画があるそうなんですけど、見ませんか?」
「ああ、あの韓国の……」
「1984年の邦画のほうです。池田敏春監督、白戸真理主演」
「人魚ってことは、ファンタジックな……」
「凄惨きわまりないバイオレンスアクション映画です」
「でも、聞いたこと……」
「同年のヨコハマ映画祭で監督賞と主演女優賞に輝いています」
「入手が……」
「ツタヤのネットレンタルにあります」
「まあ、検討だけはしておきますが、どうしてポールさんはその映画を?」
「ひとりで見るのが怖かったんです」
「……(;・д・)」

期間は3月3日(金)~5日(日)まで。これより前に見るのはご遠慮下さい。
よかったら同じ時期に同じ映画を一緒に観て、感想を書いたり、コメントなどでわいわい盛り上がりませんか?
もちろん記事は強制ではありませんし、ブログを持ってない方でも大歓迎です。
今月もみんなと一緒に映画を楽しみましょう♪
企画内容については、サイドバーにある「ブログDEロードショー」欄の”企画概要+参加者名簿”のリンク先をご覧下さい。

<重要なお知らせ>

最近、趣味が映画からゲーム寄りになってきました。前年に頂いたリクエストは今回で最後となり、これを機に勝手ながら再びやり方を変えようと思います。
今度から、私が主催するのは年4回の恒例企画のみとさせて頂き、観たことがある作品にだけコメントさせて頂きます。
みんなと一緒に観たい作品などがある方は、日程だけ私に報告してくれれば後はほぼ自由にやって下さって結構です。

ただし、
1、告知記事はご自分で用意しなければ何も始まりません(私はコピペ記事でお手伝いします)
2、参加して下さった方の記事リスト(告知記事にTBしてもらうなどでも可)は最低限必要です。

この2点さえ守って下されば、あとは自分ルールでお好きにやって頂いて構いません。
これからもブログDEロードショーをよろしくお願いいたします。

映画「耳をすませば」観ました

 | 青春  Comment(4) 
Tag:日本

耳をすませば
製作:日本’95 111分
監督:近藤喜文
原作:柊あおい
ジャンル:★青春

【あらすじ】本が大好きな中学生の雫は、ある時、自分が借りた本の図書カードに何度も天沢聖司という名があることに気付く。淡い恋心を抱く雫だったが、実際の彼はぶしつけで粗野な男の子で…。

こちらも久しぶりに再見。観たのは確か1月31日だったような…。サボりすぎですね(汗)
私の中では、タイトルよりも「しずく、大好きだ!!」のセリフが頭に思い浮かんでしまう困った作品です。初見時にツボに入りまくってしまい、家族の間でブームに。今でも「”しずくだいすきだ”でさぁ~」みたいな感じで通じてしまいます。むしろ「しずくだいすきだのタイトル何だっけ?」状態です。ごめんなさい。

それくらい当時はストーカー聖司くんの恋の成就がインパクトあったんですよ。
だって、雫が借りる本借りる本全部を先に借りて図書カードに名前を書き、彼女の落とし物をすかさず拾って中身をチェック。その後も、からかったり急に優しくしたり、教室で呼び出ししたりして距離を詰めながら、最後には早朝に彼女の家の前に来てウロウロしてたら窓が開いて「運命だ!」ですよ。子供(つっても高校生くらい?)ながら「こいつやべぇ…」と思いました。

それなのに雫ちゃんは全然気にせず結婚の約束までしちゃって…。
でも、再見したら「逆にこの歳でここまで周到にできるって大物?」と思えてきたし、たとえ外国で彼が心変わりしたとしても、雫ちゃん的には作家への道を歩み出すきっかけになったんだから、これで良かったんだと思えました。もしかしたら粘着ストーカー気質で浮気なんて考えられないかもしれないし。

まあ、こんな変な感想ばっかり書いてますが、お気に入りのシーンはたくさんあります。
まずは冒頭の電車に揺られるシーン。ご当地アニメはたくさんあるけども、あそこまで実際にそこにいる気分になれるシーンは他にないでしょう。ムーンとの出会いのシーンでもあり、1番のお気に入りです。
次は甘酸っぱい杉村くん告白シーンと、聖司の呼び出しシーン。精一杯告白して「好きな奴がいるのか?」「ただの友達か?これからもか?」というやり取りをしたばっかりなのに、聖司がみんなの前で呼び出しした時の雫の様子を見て気付くシーンはホント切ないですよね…。杉村くんのあの表情!

そして、物語の世界に没頭してバロンと一緒に飛ぶシーン。やっぱりバロンは外せません。これでスピンオフやってもいいんじゃない?と思えるファンタジックな世界でした。
最後にエンドロールで描かれる道。通り過ぎる人々がこの作品の登場人物ばかりなのに気付き、なんだか嬉しくなりました。中には杉村くんと夕子ちゃんの姿も。
カントリー・ロードの歌と相まって、ノスタルジーに浸れました。

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一言映画感想(2/14~2/17)

 | まとめ感想  Comment(10) 

いつものようにマーマレードを作ろうとしたらうっかり消し炭ができてしまった…。本当にこんな風になるんだね~。

2/17「ハーモニー(2015)」
攻殻機動隊とエヴァの色濃い影響を受けた百合SF?思春期の頃ならともかく、この歳になるとちょっとついて行けないかな…。
2/16「プライベート・ライアン」
相変わらず戦場シーンでは麻痺して何も感じないですが、フィルム感がとても好みで楽しく観られました。メインの人が私でも見分けられるので、顔が見分けられないストレスもあまり感じなかったし。しかし、戦場で生き残るって重いなぁ。一人の母親のためにここまでやろうとする人が軍上層部にいるのか?と思ってしまった私は心が穢れている…。後から実話にインスパイアされて作った話だと知って少し反省しました。
2/15「LIFE!/ライフ(2013)」
ファンタジックなのに地に足の着いた物語。ところどころ「ふふっ」となりながら、気持ちよく鑑賞できるロードムービーでした。とくに彼女の歌に勇気づけられてヘリに乗るくだりが良いなぁ。大自然の風景も美しいし。ただ、観ている間は楽しめても、ちょっと印象に残らない感じではある。ある意味、再見に向いた作品。
2/14「大陸横断超特急」
コミカルなサスペンスミステリー。列車で殺人事件が発生となれば、殺人犯が傍にいるかも…という恐怖を強調するかと思いきや、この作品は主人公が何度も列車を降りる(落とされる)破目に(笑)70年代ののんびりした雰囲気と、吹き替えの妙で楽しく観られました。途中から一緒に行動する車泥棒とのコンビも良かったし、ラストの駅構内に突っ込むシーンも迫力あります。
2/14「乱気流/タービュランス」
そう言えば字幕版は観たことないなと思って再見。脚本に難ありという感じであまり盛り上がらないものの、序盤のレイ・リオッタの棄てられた子犬のような表情と後半の狂気のギャップが素晴らしい。後はもう少しFBIとか保安官が賢ければなぁ。

映画「オーバードライヴ(2013)」観ました

 | サスペンス  Comment(0) 

原題:SNITCH
製作:アメリカ’2013 112分
監督:リック・ローマン・ウォー
ジャンル:★サスペンス/アクション

【あらすじ】運送会社を営むジョンの18歳の息子ジェイソンが麻薬密売容疑で逮捕される。売人の容疑を掛けられた友人が、誰かを密告すれば刑が軽くなるという制度を悪用してジェイソンを嵌めたのだ。最低10年の禁固刑と知り、ジョンは息子を救うために連邦検事キーガンにある提案をし…。

実話から着想を得た作品だそうです。
息子のために突っ走る親父が素敵でした。なんか評判があまりよくないようですが、大体はロックさんのド派手なアクション目当てで見たら地味だったというもの。割と現実的なサスペンスがお好きな方なら楽しめると思います。

まずこの作品で素晴らしいのは、アメリカで実際に行われている密告制度の恐ろしさを描いていることですね。麻薬密売容疑で逮捕された者は他の売人を密告することで刑を軽減できるんですが、無関係の友人に「ヤクを代わりに受け取ってくれるだけでいい。なんなら味見してもいいから。」と言って、荷物を受け取って開けさせるだけでいいんですよ。たった一度魔が差しただけで、最低十年の禁固刑です。
減刑するには売人を密告するか、友人を嵌めるしかない…。

そこで父親が立ち上がるんですね。離婚して離れて暮らしていた父親で、どちらかというと冷たい父親だったんだけど、覚悟を決めてからの彼はまさに父親。気高い精神を持つ息子に恥じないよう、法を犯すことなく息子を助けようと命がけで臨みます。
本当にどこまでが事実なんだろう?と言うくらい危険なことに身を投じるのですが、ド派手なアクションはなく地味に展開していくサスペンスがリアリティを保っていて、緊張感ありまくりでした。
息子との面会が二回あり、その時に感じる二人の間にある確かな絆に涙腺も緩みます。こういうのに弱いんだ…(涙)

しかも、この親子の話だけでも引き込まれるのに、彼に巻き込まれたもう一つの親子のエピソードも泣けるんですよ。元売人で、今は幼い息子と妻のために必死にまっとうな仕事で生活しようとしていた男性です。
雇い主だった主人公に対して恩を感じていたのに、強引に巻き込まれて恨み言を言いながらもなんとかやっていく二人の様子が良かった…。最後まで、行動の動機が友情とかではなく家族のためというのがいい。同じ目的のために一緒に戦う同志です。ラストも爽やかでした。
ちなみに原題の意味は「警察などへの密告者」。典型的なダメな邦題が残念。

一言映画感想(1/22~2/14)

 | まとめ感想  Comment(2) 

またゲームをつくってたので映画をほとんど観てませんでした。今日から観るぞー。

2/14 名探偵ポワロ第67話「ビッグ・フォー」
犯行の動機というか、きっかけの一つが”存在感がないこと”なんだけど、最初からずーっと見ていたところ、画面にほとんど映ってないじゃん。ちゃんと存在感のない役者を探して来いよ(笑)しかし、この作品は4人が集結するところしか見どころがないね。ミステリーというより冒険小説みたいな短編シリーズが原作らしい。
2/7 名探偵ポワロ第66話「象は忘れない」
犯人が彼女まで殺そうとするのは余計かな。あ、原作だといないのかこの人。そういえば彼女の父親の話って出てきたっけ?あの養母のエピソードも改変されてるみたい。使い込みしたなら、結婚阻止してもいつかバレるから変だと思ったんですよ。良かったのは、応援できる若いカップルの誕生とポワロさんのラストのセリフですね。
2/1「リバティ・バランスを射った男」
哀しげな良い雰囲気で始まったんだけど、奥さんが喪服を着てるのに(視聴者は色が判別できない)周りの人が「何をしにこの町へ?」と少しも葬儀の可能性を考えてないので冷めてしまった…。ラスト、主人公も奥さんもすごく沈んだ様子で、彼のやったことが結婚生活に暗い影を落としてしまったんじゃないかと思ったり。タイトル、というかならず者のリバティ・バランスという名前がすごくいい。
1/31「リンカーン/秘密の書」
あ~ダメだ「耳をすませば」の直後に見るものじゃなかった…(汗)それに吹き替え版なのに音量がCMよりも低くて声が聞き取れないし(大きくするとCMに入った時死ぬ)、初めての吸血鬼とのバトルシーンの見辛さで観る気が失せてしまった。一応最後まで眺めたけど、本当にリンカーンである必要あったんですかね?ヴァンパイアを殺せるのは命あるものの特権という設定は良かったです。
1/29 名探偵ポワロ第65話「複数の時計」
MI6の青年といい地元警察といい、なんであんなに無能なのか…。あいつらがちゃんと仕事してれば、少なくとも2人は生きてたよ!?事件もごちゃごちゃしていて結局犯罪者の数が多いだけなので「そうですか…」って感じだし、面白みがない。あとMI6の男は完全に罪悪感から目をそらすために彼女を助けようとし、それで罪悪感が和らいだから運命感じてるだけだよね。ポワロさん的には、傷の舐め合いも今は必要ということかな?

映画「ミッドナイト・イン・パリ」観ました

 | ファンタジー  Comment(6) 
Tag:スペイン ウディ・アレン

原題:MIDNIGHT IN PARIS
製作:スペイン、アメリカ’2011 94分
監督:ウディ・アレン
ジャンル:★コメディ/ファンタジー/ロマンス

【あらすじ】ハリウッドの売れっ子脚本家ギルは、小説家に転身しようと処女小説の執筆に励んでいた。婚約者イネズと憧れの地パリを訪れるが、イネズの男友達ポールが楽しい気分を台無しに。ひとり真夜中のパリを彷徨っていると、一台のクラシック・プジョーが現われ…。

今回のファンタジー企画最後の作品。再見が続いてたので、最後が未見のこの作品で良かったです。(イラストはいつか追加します)
これほど自然に流れるように時を超える作品は珍しいですね。見た目的にはあまりファンタジーしてないんですが、(視聴者も)すんなりこれを受け入られる感覚がとてもファンタジーでいいんですよ。
すんなりと言っても、最初の主人公の驚きようはあんぐりって感じですが(笑)

なんというか、かの時代の芸術家たちの浮世離れした雰囲気が、主人公の夢への陶酔感と見事に溶け合って、観ているだけでその空気に酔ってしまいそうなんですよね。
これはギルが惹かれるアドリアナの夢が叶った時にも感じられることで、女優さんの演技も上手くて、不思議な高揚感でフワフワした気持ちになっている時を思い出します。
でも、そのフワフワにいつまでも浸ってないで、ちゃんと考えて、気付いて、決断した主人公が描かれるところがまたいいんですよ。夢想の楽しさから、自分の足で立って目標に向かって行く時の万能感みたいな、別の陶酔感に切り替わります。
真のヒロインと美しい夜のパリを歩くシーン(「ブロードウェイと銃弾」を思い出した)も印象的で、夢を追う人々が集まるこの街が舞台だからこそ魔法が存在できるんだなぁと思えました。

一番の謎は、どうしてまったく合わないあの二人が婚約したかってこと。身体の相性が良くて、お互いにそこそこ裕福だったからという理由しか思いつかない…(苦笑)
それと、ギルはアドリアナの書いた本の結末まで読む日が来るんだろうか?
彼女のその後が書かれているだろう本には触れずに終わるのも、この作品らしくて良いと思います。

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「おいしい生活」観た

映画「千と千尋の神隠し」観ました

 | アニメ/人形アニメ  Comment(1) 
Tag:日本 宮崎駿

千と千尋の神隠し
製作:日本’01 125分
監督:宮崎駿
ジャンル:★ファンタジー/アドベンチャー

【あらすじ】引っ越の途中で、両親と共に奇妙な世界へと迷い込んだ少女千尋。勝手に神々の食べ物を食べた両親を豚にされ、自身も働かなければ豚にされてしまうと知る。ハクという少年の助けで、彼女は湯屋で働く事になるが…。

ジブリ作品の中だと「猫の恩返し」の次に好きな作品ですね~。何が好きって、さみしんぼうのカオナシが可愛くて可愛くて…。もうイラストに描いた編み物をするシーンなんて、可愛すぎて「スキ♥」って感じですし、話しかけてくれた千尋に懐いて愛が暴走しちゃうところも大好きです。もう寂しくて寂しくて、食べちゃいたいくらい千尋が好きなんだなぁとキュンキュンしました。
銭婆のところへ行く千尋におとなしくついて行くところも、インプリンティングされた雛鳥みたいで可愛いじゃないですか。あんなに暴走してたのが、憑き物が落ちたかのように(実際には取り込んだ相手をその欲望ごと吐き出しきった感じ)いい子になってついて行くんですよ。ネズミになった坊が目を輝かせて列車の窓を見ている横で、お行儀よくしてるのがもう!
カオナシが何なのかは描かれてませんが、この八百万の神たちが暮らす国にいる存在だから、きっと何かの神なんでしょうね。私の想像だと、長年使った道具に宿る付喪神の類で、昔はみんなに必要とされていたのに、時代の変化ですっかり人々に忘れ去られた存在なのかなと思いました。
ついでに、この列車に乗ってる影みたいな人たちは亡くなった人で、あの列車の行き着く先は黄泉の国なのかなぁと。こういう想像の余地があるところも、この作品の好きなところです。
例えば、序盤で神様の食べ物をむさぼり罰を受ける両親のエピソード。色んな国に存在する神話やおとぎ話によく出てくるエピソードで、神様の食べ物を目の前にしたら大抵の人間は我慢できないんですが、千尋はまだ俗世の穢れに染まってないから大丈夫なんだろうなぁと思ったり。あと、彼らが神隠しされてたのはたぶん3か月くらいで、きっと一家失踪事件とかテレビでニュースになったりして…。その間の支払いとかどうなるんだろう?(汗)

そして、やっぱり千尋とハクですね。出会いからして胸きゅんです。いきなり両親が豚にされて、自分も消えそうになって、ハクに助けてもらったかと思ったら「ハク様と呼べ」とか「ハクは湯婆婆の手先だ」とか言われて頭の中ごちゃごちゃで泣き出してしまうのも仕方がない。
でも、それでも信じる心を失わない千尋が好きです。どちらかというと臆病な子だったのに、本当に色々あって、化け物みたいになったカオナシに追いかけられてもまったく動じない強い子に!
ハクに乗って飛びたち、やっと彼との出会いを思い出したシーンは何度見ても鳥肌ものです。
気になるハクのその後ですが、湯婆婆に八つ裂きにされてもいいと言っていたものの、ただの口約束だし湯婆婆も本気じゃなかったというか怒りに任せて言っただけで、あの和やか楽しいムードの後には毒気も抜かれて追放くらいで済ませたと思います。あと坊が怒るでしょ、大好きな千尋のボーイフレンドだもん。
川(の神)として再会できるのか、それとも人間か何かに生まれ変わって再会できるのかはわからないけど、いつかきっと再会できると思います!

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映画「ファインディング・ニモ」観ました

 | ファミリーアニメ  Comment(2) 

ファインディング・ニモ
原題:FINDING NEMO
製作:アメリカ’03 101分
監督:アンドリュー・スタントン
ジャンル:★ファミリー/アドベンチャー/ファンタジー

オーストラリア、グレートバリアリーフ。カクレクマノミのマーリンは、妻が命と引き換えに守った1つの卵に”ニモ”と名付け、過保護なまでに育ててきた。だがある日、ニモが人間のダイバーにさらわれ、彼は陽気なナンヨウハギ、ドリーの助けを借りてニモ救出の旅に出るが…。

久しぶりに再見。どうなるかわかってるので最初から結構涙目でした。ホント、子供のために頑張る親に弱くて…。
すでに10年以上前の作品になりますが、CGに違和感はありません。それどころか力を入れている水の表現が素晴らしくて、本当にCGなの!?と思ってしまう程。
生き生きした海の生き物の描写も、初めて目にした時は「可愛くない!不気味!」と思ったものの、それも物語が始まったら一瞬で消えた覚えがあります。今見てもカクレクマノミ親子は可愛いし。ドリーやウミガメ、ペリカンやカモメ、サメや水槽の仲間たちなど、みんな本当に生き生きしていて魅力的なんですよね。
夢中になってマーリンたちの大冒険を見てしまいました。

それにしても、再見してみるとドリーの存在感の大きさがよくわかります。彼女がいなければマーリンはニモと会えなかったし、この作品の魅力も半減してたと思います。
ドリーが主役の続編は作られるべくして作られたんだなぁと納得。
サメから逃げ回って魚雷を大爆発させたり、くらげの上を飛び回ったり、クジラ語を話したり、海流に乗って亀の子たちと遊んだり…。彼女がいると退屈しないどころか、困難な道のりも楽しくなってくるんですよ。

彼女に振り回されたり助けられたリ、そしてその他の魚たちとの出会いを重ねていくことで、マーリンが子育てや生き方に対する考え方を勇気をもって変えていくところも感動的でした。
ニモの片方の小さなヒレやドリーの物忘れ、そしてちょっぴり変わった海の仲間たちなど、ありのままの姿でいいんだということや、個性を受け入れ愛する気持ちが伝わってきます。
親子ともに気付きを与えてくれる良作!

個人的にお気に入りなのが「ちょーだい、ちょーだい」なカモメさんたち。無表情で食欲のままに飛びかかってくる様子はホラーでした(笑)
でも、あのちょーだいコールが、意外とカモメの鳴き声に似てるんですよね。声優さんすごい!
あと、あのサメトリオは魚を食べないなら何を食べてるんだろう。海の哺乳類か…もしくは人間!?

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