2016年12月 忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

岩合光昭の世界ネコ歩き「チェコ」

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Tag:にゃんこ

岩合光昭の世界ネコ歩き「チェコ」1
あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
風邪ひきました!
コメント返信は回復してからさせていただきますね~。

今年最後の締めくくりは「ネコ歩き」ですね~。みなさんよいお年を。
本当はもう一本、映画の記事があるんだけど間に合わなかったので明日か明後日にでも。
チェコのにゃんこは、メルヘンな街並みにピッタリの丸っこいお顔が多かったです。
狩りをする時の鋭い眼光とのギャップがたまらん。

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映画「人造人間13号」観た

 | ホラー/パニック  Comment(0) 
Tag:カナダ

人造人間13号
原題:13 EERIE
製作:カナダ’2013 87分
監督:ローウェル・ディーン
ジャンル:ホラー/SF

【あらすじ】大学で犯罪科学捜査を学ぶ6人の若者たちが、人里離れた元刑務所で本物の死体を使った試験を受けることに。だが、用意していない4つ目の死体を発見し…。

クリスマスに鑑賞したゾンビ映画です(笑)
低予算ながら、安心して観られるゾンビ映画でした。この邦題は意味不明ですが、ゾンビ(仮)の発生源となった場所が「恐怖の13号刑務所」だからということだと思います。ぜんぜん人造人間じゃない!

邦題はともかく、内容は良かったです。とくに導入が興味深い。人里離れた場所でオッサン二人が死体をあれこれいじっているところから始まるんですが、そこに若者がやってきて恐怖体験!?と思いきや、科学捜査研修生の卒業試験の場所なんですよ。で、本物の死体を使って現場と遺体の検証を行っていたところ、用意していないはずの4つ目の死体を発見し…という流れ。

みんな卒業のために必死だし、死体には多少慣れてるし、そもそも変なことがあっても「これはテストだ。教授が俺たちの反応を見てるんだ」と考えてしまって、なかなか逃げ出しません。
本能的に恐怖を感じているひともいるものの、誰も相手にしてくれない!
二人一組で三か所に分かれてるから、異常を察知した人たち同士はなかなか出会わないという…。

ゾンビは走る系で、元刑務所という舞台なのに外や小屋での戦いが基本。ボロいから床からバーン!と出てきたりして、これはこれで緊張感あります。タトゥを入れたゴツめの囚人服ゾンビがなかなか怖いかも。
一番グロイシーンは化学薬品を使ってゾンビを倒すところですかね。しかも相手は元友人たち。容赦なく一人で二体と戦うヒロインに痺れました。かと言って無敵というワケではなく、ちょっとしたドジで彼氏を殺しかけたり…。

期待しすぎると肩透かしになりそうですが、低予算だと割り切ってみれば十分見られる安定のシリアスゾンビ系。ラストはちょっぴり茶目っ気もあって、ベタだけど好きです。
しかし、ヒロインと教授はもっと早く本気出せよ!

一言映画感想(12/20~12/27)

 | まとめ感想  Comment(14) 

アップするのを忘れてました…(汗)明日と明後日も更新できるかな?

12/27「なんちゃって家族」
全体的にお下品なのが気にならなければとても楽しめるし、そうでなくても終盤はほっこりできるコメディだと思います。ただ、家族のふりをする理由がマリファナの密輸のためだから若干引っかかるんですよね(汗)他のヤクよりはましだけど、悪い奴の資金源になるわけだし、法整備されてない状態で使えば交通事故増加に繋がりそう…。でも、それさえ気にしなければいい作品。お気に入りのシーンは、父親らしくみせるための髪型の注文のところと、ヘンテコ夫婦に勘違いされて謎のエロ?体験をするところ。みんなキャラが立っているので、ダレることなく最後まで見せてくれました。彼らなら掴んだチャンスを無駄にしないで幸せになれるだろうと信じられます。
12/26「エアポート・アドベンチャー クリスマス大作戦」再見
クリスマスに再見してから消そうと思ったら間に合わず。でも面白かったです。子供と一緒に観られるクリスマス向けファミリー映画の中でも良質な小品だと思う。
12/24 名探偵ポワロ第61話「死との約束」
確か初見でも印象悪かったんだよね。アガサさんはどうも”なに(子供)よりも優先されるパートナーとの愛”に憧れてる気がします。せめてフィクションの中ではということか。何度見ても、最後の「生きていれば…」のセリフが「お前が言うな」という感じで呆れます。あと被害者の夫にもムカつく。
12/21「赤い靴(1948)」
「赤い靴」じゃなくて「血塗られた靴」って感じですね(汗)途中まではバレエ団で成功していくヒロインのお話しだと思ってたんですが、最後でホラーみたいに。まあ、オーナーの未熟で臆病な愛と、ヴィッキーの潔癖さが組み合わさって最悪の事態になったんだろうけど。どちらも選べなかったんだね~。私みたいな凡人なら「まだ間に合う」と思えただろうに…。初見のつもりだったけど再見だった気もする。バレエ好きなら一見の価値あり。
12/20「ブラック・レイン」
久しぶりに再見。繁華街にいるシーンが「ブレードランナー」雰囲気に似てるなと思ったら監督が同じなんでしたっけ。高倉健とダグラス演じる二人の刑事の友情に痺れたし、松田優作もさすがの存在感だと再確認できました。ただ、やはり字幕を追いながら日本語のセリフも聞き逃さないように…となると、神経をすり減らしての鑑賞になるため「面白かった」とはならない…。あと、健さんが飲んでたお酒がイメージと違う(笑)

映画「P.S. アイラヴユー」観ました

 | ロマンス  Comment(4) 

P.S. アイラヴユー
原題:P.S. I LOVE YOU
製作:アメリカ’07 126分
監督:リチャード・ラグラヴェネーズ
原作:セシリア・アハーン
ジャンル:★ドラマ/ロマンス/コメディ

【あらすじ】ニューヨーク。陽気で情熱的なアイルランド人の夫ジェリーとつましくも幸せに暮らしていたホリー。だがある日、彼は脳腫瘍で帰らぬ人に。悲しみのあまり引きこもり状態になっていたホリーだったが、3週間後の誕生日、バースデイケーキとテープレコーダーが入った贈り物が届き…。

クリスマスイブに、何度も涙を堪えてウルウルしながら観ました。オンエア直後じゃなく、このタイミングで観て良かった~。
内容を知らずに観たのでバカップル(この夫婦好き)の話かと思ったら、バカップルなんて思ってごめんなさいな展開に。でも、重くはなくて、するすると最後まで流れるように観られました。

コメディという程ではないんだけど、程よくコミカルで湿っぽくならないんですよね。とくにホリーの親友の”男に片っ端から「独身?ゲイ?仕事は?」と聞いて最終的にはキスで判断していた彼女(名前忘れた!)”が、いい感じに微笑ましいんですよ。
ホリーにとって気の置けない親友っていうのがすごく伝わってきて、ちょっとお下品でも嫌な感じはしません。それどころか彼女のそんなところに救われてるんだろうと想像できて…。彼女が運命の人を見つけた時は素直に良かったねと思えました。

また、夫ジェリーとの出会いや想い出のシーンがちょくちょく挟まって、ふたりの愛の深さやホリーの寂しさが伝わってきます。彼からのメッセージはどれも愛がこもっていて、本当に傍にいるようで、彼がいかに濃密な時間を過ごしてきたのかわかりました。運命の赤い糸で結ばれていると言われても信じられるくらい、一緒にいるのが当然の二人だったんだなぁと。
だからこそ過去と現実を行き交うような構成でも違和感がなくて、とても自然なことだと思えました。

終盤、彼女の相談役だったのがいつの間にか恋に変わっていた彼との流れも素晴らしく、もしこれ以外の展開になっていたら冷めていたかも。
ジェリーの故郷アイルランドが美しく、ホリーやその母親にも特別な地となる展開も納得できました。
この時期にピッタリの愛と再生の物語だったと思います。

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「フリーダム・ライターズ」観ました

一言映画感想(12/13~12/19)

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win10のwindows updateで不具合を起こすことが多いらしいので、予防策として再起動後にお掃除するのがお勧めです。スタートメニューの「windows管理ツール」の欄に「ディスククリーンアップ」というアプリがあります。これを起動してシステムドライブ(通常C)を選択し、しばらくするとどれくらい削除できるかでてきますが、ここで「システムファイルのクリーンアップ」を選択。またしばらく待たされた後にさっきと似たようなウィンドウが出てくるので、「windows updateのクリーンアップ」にチェックを入れてOKをクリック。ずっとやってないと1時間以上かかることがあるので時間がある時にどうぞ。

12/19「カイロの紫のバラ」
まさか観客がたくさんいる前で出てくるなんてね(笑)とてもロマンチックで引き込まれるも、俳優の方と楽しくデートしてるシーンでラストが予感できて泣けてきたり…。個人的に同じ顔の奴に簡単になびく奴が不倫する奴並みに嫌いで、それがダブルだからもうね…(夫がアレなので最初は気にならなかったのに)。そりゃあ俳優さんも冷めるわ。いわば自分の分身でもあり、彼女との映画を愛する想いが生み出した奇跡の存在を、信じ切れずに捨てたんだから…。自分がそうして欲しいと言ったから合わせる顔がなかったんだろうけど未練はなかったと思う。ラスト、彼女が映画を見て微笑みを浮かべるのが印象的で、物語としては納得のオチでした。
12/17名探偵ポワロ第60話「第三の女」
今回は依頼人が結構困ったちゃんだし、やりすぎちゃうオリヴァ夫人も登場するので緊張感ありました。序盤で化石扱いされたポワロさんが探偵としての手腕を見せてくれます。名前を間違えられ続けても怒らないし丸くなったなぁ…。ノーマがぜんぜん美人じゃないのが逆に良かったです。未来ある若者のために頑張る感じが出ていて。でも孔雀さんがどこで惚れたのかわかりにくい(たぶん同情が愛情に変わった)。ラストで涙ぐむポワロさんにホロリとしました。
12/16「夕陽のガンマン」
内容がさっぱり思い出せなくなっていたので再見。イーストウッドとリー・ヴァン・クリーフがカッコいいです。帽子で腕比べのくだりは子供か!と思った(笑)色々駆け引きがあったりするんですが、BGMと効果音がセリフに比べて音量が大きすぎて集中できず。でも、ラストの決闘でオルゴールの謎が解けるところが燃えて一気に好感度アップしました。死体を金額で数えるイーストウッドも良い。
12/14「ロスト・ボディ)」
これは良質なB級映画だと思います。テンポが良いので細かい点はあまり気にならず楽しく観られました。消えた死体、妻への疑惑と罪の意識、罪人への憎しみ…それらが上手くサスペンスとミステリーを盛り上げてます。ホラーとしても楽しめたし。ただ、個人的に苦手な設定もあるので、一回目は良くても二回目は素直に楽しめなさそう。
12/13「スネーク・アイズ(1998)」
これは初見が18くらいの頃で★つけてたんですが、評判があまりよくなかったんですね~。今回も初見と同じくTVカットの吹き替え版でしたが、普通に楽しめました。なんか演出過多だと言われていて確かにそうだなとは思ったものの、長回しに関しては私言われないとほぼ気付けないんですよ(汗)長回しのどこが良いのかもよくわからないし(何とも思わない)、皆さん”長回し”は難しいと知る前から、観ていて「このシーンすげぇ!」とか思ってたんですかね?で、内容の方なんですが、主人公の友情や葛藤なんかを見てると涙腺にくるんですよ。とくにヒロインに「奴ほど高潔な奴はいない!」と逆切れするところが好き。思いがけずゲイリー・シニーズも見られてよかったです。

映画「ブロンクス物語/愛につつまれた街」観た

 | 青春  Comment(0) 

ブロンクス物語/愛につつまれた街
原題:A BRONX TALE
製作:アメリカ’93 121分
監督:ロバート・デ・ニーロ
ジャンル:★青春ドラマ

【あらすじ】1960年代のブロンクス。9歳の少年カロジェロは、街を取り仕切るソニーが人を殺すところを目撃する。だが、憧れから「彼は犯人ではない」と証言。イタリア移民の父ロレンツォの心配をよそに、カロジェロは裏社会に足を踏み入れる。8年後、17歳となったカロジェロは、黒い肌の美女ジェーンに出会い…。

ロバート・デ・ニーロの初監督作品ですか~。初でこれってすごいですね。かなり引き込まれたし、最後はウルウルしてしまいました。二人の父親と愚かな友人たち、そして肌の色が違う少女との恋。一歩間違えば簡単に命を落としてしまうような街で、カロジェロが自分の道を選択していく青春物語です。
9歳の頃のカロジェロは危なっかしくて、観ていてハラハラしました(あの面通しの仕方は怖い!)。父親が怒るのも当然だし、ソニーが父性に目覚めなかったらヤバかったかも。かなり幸運に恵まれた主人公です。

ソニーは必要とあらば暴力で解決するけど、それ以外の時は意外と優しい面もあったりして憎めないんですよね。でもそれは「恐れられても嫌われてはいけない」という彼の術中にまんまと嵌っているわけで、そういうところが恐ろしい。
幼いカロジェロも彼の影響でどんどん考え方を変えていってしまい、親目線で見ると本当に怖いんですよ。いちおうソニーは自分のようになってほしくないという気持ちを持っているので、ここぞという時にはまともな助言をくれますが、決していい人ではない。
あの愚かな友人たちの末路はもちろん当人の責任でもあるんだけど、目の前に暴力が有効な手段であると示すお手本がいたからね…。カロジェロも父親やソニーのような存在が身近にいなかったらああなっていたんだろうなという哀しさがありました。

また、ここで描かれる黒人との対立は、こんな街でくすぶっているしかないイタリア移民との確執というか、縄張り争いのようなもので、人種差別とはまた違った感じです。一部の馬鹿が差別に便乗して、黒人側はそれを軽蔑してるような雰囲気。
あと、俳優がみんな役に嵌っていて、デ・ニーロと青年カロジェロは本物の親子のようです。ソニーや取り巻きの人たちも素晴らしく、脇役の果物屋のおじいさんなんかも印象に残ったり。
全体的に良かったけど、邦題の「愛につつまれた街」だけは余計でしたね。観終わって違和感しかありませんでした。原題にあるTALEはイタリア語で物語の意味なので、そのままブロンクス物語でよかったのに。

一言映画感想(12/3~12/12)

 | まとめ感想  Comment(6) 

プランターで「ビタミン菜」というのを育ててるんだけど、栄養があるし育てやすいし葉っぱが柔らかくて美味しい。50cmくらいのプランターに3株で、外側の大きくなった葉っぱをプチプチ摘むとみそ汁の具くらいにはなるから、週1で収穫し続けると結構長い期間食べられる。一人暮らしの人なんかにもお勧め。(たぶん地面に植えると虫に食われまくるので、プランターでベランダの方がやりやすいと思う)

12/12「インセプション」再見
過去記事「インセプション」に追記しました。
12/11 名探偵ポワロ第59話「鳩のなかの猫」
やっと面白くなってきたと思ったら、またプロデューサーが変わったのね。Pの影響って意外と大きいのか…。これは初見時も良い印象だった覚えがあります。女生徒のキャラがいいんですよ。アガサさんは事件大好きなキャラを描くのが上手いです(自分自身がそうだから?笑)。犯人は利己的な性格が滲み出ててすぐわかるものの、女性教師が多いので見分けるのに多少困った。しかし、捜査のためとはいえ女生徒の膝を見ようとするポワロさん…犯罪臭が(笑)金のために身内を殺す人間よりは、金のために他人を殺す工作員の方がまともだなぁと思ってしまった。今回の事件は元情報部のお母さんが再確認してれば防げたね。
12/6「サタデー・ナイト・フィーバー」
タイトルとギャップのある、青春のほろ苦さやアメリカの格差社会を描いた作品。当時の空気が感じられるし、トラボルタがカッコよかった。あのダンスを今の人が踊ったらダサい以外の何物でもないのに、彼が踊ると納得のカッコよさ。女性陣が微妙なのが残念でしたが…。良い作品とは思うものの、終盤のあの自業自得な二人の末路が受け付けず。自業自得でも止めなきゃ同罪だし、あの兄弟はバカ男のためじゃなく相手の女と生まれてくる赤ん坊のために覚悟を決めさせるか、逃げるのでも町を出て仕送りさせるように仕向けなさいよ。神父って告解で情報が集まってくるんだから、養子縁組斡旋とかしないのだろうか…。
12/4「オズ はじまりの戦い」
全体的に「オズの魔法使」を踏襲していて、あちらを観てるとニヤリとできる。背景や植物がいかにも作り物という感じのCGで、たぶんわざとなんだろうけど違和感あり。個人的には序盤のモノクロの方が雰囲気あって好きだった。あと使用人扱いされてた男性と魔女妹が可哀想で、主人公が好きになれない。陶器のお嬢さんとレトロ感たっぷりのOPはとても魅力的だった。
12/3 名探偵ポワロ第58話「マギンティ夫人は死んだ」
初見時は電波の調子が悪く20分ほど見られなかった様子。でもやっと観られても大した感慨はなかったな。犯人は覚えていたし、やはりヘイスたちがいないとポワロさんのユーモアが引き立たない。せっかく食べ物で難儀してる描写があったのに。スペンス警部の登場はこれが最後。まだどんな人となりだったかも把握してないよ!あと光が滲むブルーム効果?多用が見づらい。

一緒に「その夜の侍」と「ミロクローゼ」を観ませんか?

 | ブログDEロードショー  Comment(20) 
Tag:日本

12月もブログDEロードショーを開催します。
ミロクローゼ
今月の作品は「その夜の侍」と「ミロクローゼ」。どちらも山田孝之さん出演作品です。
鬚禿観察日記ヒゲハゲカンサツニッキ」のケフコタカハシさんからリクエスト頂きました。

リクエスト理由は一人でも多くの人に、この二つの作品を観てもらいたいから、という単純な物です。
「ミロクローゼ」は老若男女関わらずにいつでも誰でも楽しめると思いますが「その夜の侍」は心が弱っている時に観るのはちょっと危ないかもしれません。
「ミロクローゼ」で上がったテンションを「さむらい」を観て下げる、あるいは逆に「さむらい」を観てどよ〜んとなった気分を「ミロクローゼ」で回復させる、そんな風にセットにするのがオススメかと思います。

期間は12月16日(金)~18日(日)まで。これより前に見るのはご遠慮下さい。
よかったら同じ時期に同じ作品を一緒に観て、感想を書いたり、コメントなどでわいわい盛り上がりませんか?
もちろん記事は強制ではありませんし、ブログを持ってない方でも大歓迎です。
今月もみんなと一緒に映画を楽しみましょう♪
企画内容については、サイドバーにある「ブログDEロードショー」欄の”企画概要+参加者名簿”のリンク先をご覧下さい。

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映画「SOSタイタニック/忘れえぬ夜」観ました

 | ホラー/パニック  Comment(5) 
Tag:イギリス

SOSタイタニック/忘れえぬ夜
原題:A NIGHT TO REMEMBER
製作:イギリス’58 124分
監督:ロイ・ウォード・ベイカー
原作:ウォルター・ロード
ジャンル:★パニック/ドラマ

【あらすじ】1912年、不沈の船と言われる豪華客船タイタニック号は、2200人以上の乗客を乗せ処女航海に出た。だが、氷山との衝突によって想定外の損傷を負った船体は、ゆっくりと黒い海の中に沈み始め…。

実は先月上旬に見ました。音楽がというか、演奏シーンがとても印象的だったので、そのつもりで見たわけじゃないけど音楽映画祭の作品にしようか迷ったくらい。
さて、邦題は”SOS”の部分がちょっとダサいけども、これは傑作だと思います。タイタニックの事故のことを知りたいならこれを観ればいいし、キャメロン監督の「タイタニック」が好きな人にもぜひ観てもらいたい!

まず、1958年に作られたのに映像でガッカリすることはほとんどないというのが素晴らしいです。ショボく感じたのは氷山くらいかな?
モノクロの映像をテレビの小さい画面で見たにもかかわらず、船が軋み真っ黒い海に沈んでいくシーンは圧巻でした。たぶん構図とかも上手いんだと思います(キャメロン監督が真似したぐらいだし…)

それでいて映像に頼り切りというわけでもないんですよ。「この船が沈むわけがない」と思い込んでいる人たちののんきな様子と、一等客室(の女子供)を最優先で助けるのが当然という空気、それをわかっていて最後まで人々のために音楽を奏でる演奏家たち、そして、すぐ目の前で起こっていることに最後まで気付かなかったカリフォルニアン号の船員たち…。その様子が淡々と描かれており、どうなるかわかっている鑑賞者の焦りと恐怖を掻き立てます。

ホントもう、救難信号を必死に送り続ける通信士や、海水が侵入してくるなか修理を続ける機関士たち、母親とはぐれた幼い子供と彼を必死に抱くおじさん(演奏家のひと?)などを観ていると、『カリフォルニアン号許すまじ!!』って感じですよ!!!
あの船の通信士が眠ってなければ、通信に気付いた人が通信士を起こしていれば、船長が報告を真面目に受け止めていれば、甲板にいた船員が異常に気付いていれば、…あと、タイタニック号も救命ボートを人数分以上用意していれば、きっとほとんどの人が死ぬことはなかったのに!
あの場にいたのがカルパチア号だったら、と何度思ったことか…。

この事件の後、救命ボートの数と通信士の24時間体制のルールが追加されたらしいけど、ナレーションのように「この事故は無駄ではなかった」とは素直には思えなかったです。むしろ、ここまで死者を出さなければわからなかった、ということが腹立たしいし哀しい。その2つが見直されるのは当然のことで、それ以上に事故の予防、事故が起きた時の被害を減らす方法を徹底的に話し合ったかどうかが気になります。

船に残ると決めた設計士アンドリュースと、ボートでも周りの人たちを救ったライトラー2等航海士の自戒の言葉が印象的でした。