2016年08月 忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

映画「スウィング・オブ・ザ・デッド」観ました

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スウィング・オブ・ザ・デッド
原題:THE BATTERY
製作:アメリカ’2012 100分
監督:ジェレミー・ガードナー
ジャンル:★ホラー/ドラマ

【あらすじ】ゾンビが蔓る終末世界。元野球選手のベニーとミッキーは、車で移動しながらキャンプ生活を続けていた。点々と移動する生活にうんざりしていたミッキーだったが、あるとき拾ったトランシーバーからアーニーという女性の声が聞こえてきて…。

これはすごく好きです!
ゾンビやグロ描写がほとんどないのにもかかわらず、絶望的で切なくなる青春ロードムービーなんですよ。ゾンビものでロードムービーというと「ゾンビランド」が思い浮かびますが、あれと比べると超低予算映画なのでグロ描写はほとんどありません。それでも絶望感は断然こちらが上でした。
好きな人はすごく好きだと思います。ぜんぶ説明されるより、描かないことで想像力を掻き立てられるタイプの作品が好きな人にはお勧めですね。

男ふたりが、ゾンビだらけになった世界で旅をしているところから物語は始まります。
髭男のベンは、現実主義者で行動的でタフな男なのに対して、ミッキーはロマンチストで一人じゃ何もできないヘタレ。ゾンビと遭遇してもベンがバットで退治するのをそっと見守るだけだし、その癖、文句ばかりでベンに当たり散らします。
でもベンは、そんなミッキーにキレるわけでもなく、見捨てることもなく、癇癪を起した子供を見守る父親のように接しているんですよね~。

ここでミッキーにイラっとする人も多いかもしれませんが、そんなダメダメなミッキーがいるからこそ、彼の心配をすることでベンは色々な不安から目をそらすことができます。
こんな風になってしまった世界で唯一信頼できる相手が「バッテリー(原題です)」であるミッキーで、ベンにとってもかけがえのない存在だからこそ、ミッキーの子供っぽい言動も我慢できる…どころか、楽しんでいるようにも。
野球っぽい要素はたまにキャッチボールをするくらいなのに、彼らが元野球選手だという設定がいきてました。

この世界で一番注意しなければならないのが”他人”だということは、無線から聞こえてきた女性の声の警戒する態度からもわかります。
彼女に興味を抱くミッキーに対し、彼女が属しているコミュニティは厳しい規律によって安定を保っているようで、関わらないでほしいと冷たく言い放ちます。
他にも、車を奪われそうになるエピソードもあり、ゾンビが少ないのどかな前半が嘘のように緊張感が増してきます。

その後の展開はもう静かながら絶望的で、あまり動きのない映像にもかかわらず心臓がギュッと縮まるような感じがしました。バカ騒ぎをしているくだりが切なくて、二人の神経が削られていくのが見て取れます。
とくに、車内の長回しのシーンは見ていて泣きそうになるくらいで、ベンが初めて見せる動揺が印象的です。バッサリ見せない演出も効いてました。

そしてラスト、ベンが無線に向かって放つ言葉…彼の強い決意が、不思議とこの作品の後味を悲しくも清々しいものにしています。
最近は走るゾンビや運動能力が異常に発達した化け物のようなゾンビが多いですが、のろのろで弱くて知能も低いからこそ、物語が盛り上がる場合もあるんだと教えてくれました。
今年の肝試し企画最後の作品がこれでよかったです♪

肝試し企画まとめ感想(8/21~8/27)

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さすがにホラー映画ばかりで飽きてきたので、次の単独記事で私の肝試しは終了です。
B級C級Z級の作品を観まくったおかげで、許容範囲が(主に下に)広がったぜ!

8/27「感染創世記」
ゾンビ映画というより戦争映画でしたね。ゾンビから日常を守るために戦う集団に、主人公が取材する様子を描いた作品で、まともな神経では元人間を毎日何百体も殺せないというのがわかっていく。いちばんイカレているのが、若い女ゾンビを捕まえて…のエピソード。感染のリスク高すぎぃ!手ぶれがなければ、社会派ゾンビ映画としてそれなりに観られる作品だったと思います。
8/27「シー・オブ・ザ・デッド」
「ゾンビ沼」と同じ監督さん。相変わらず斬新でBGMが合ってなくて血みどろだったけど、機材がパワーアップしていて映像がキレイ。ブラジルの肉感的な女優さんを楽しめるし、今回はオッパイもいっぱいです。後半ははっちゃけすぎていて意味が分からなかった(汗)
8/27「デス・マングローヴ ゾンビ沼」
Z級ゾンビ映画。見る人は選ぶものの、色々と斬新。一匹かと思ったら沼の中から次々にゾンビが立ち上がって囲まれているという絶望的な状況とか、感染しかけた人をふぐ毒で救うとか。あと、ブラジルの民間療法なのか、焼きレモンが万能薬扱いでウケた。色々と拙い部分が目立ちますが、ゾンビの特殊メイクは力が入っているし、CGなしで頑張っていて好感が持てます。エド・ウッド作品が好きなら楽しめるかも。
8/24「ホステル3」
ホラーおみくじで出たので鑑賞。個人的に拷問系はストレスが溜まるだけだから、パワーダウンしたらしい3でよかったです。それでも最初の犠牲者のシーンは痛々しい…。でも、序盤の展開や、後半のただのアクション映画と化した展開はそれなりに楽しめました。ラストは主人公覚醒しすぎ!ぜったいご近所さんに通報されるだろ(笑)
8/21「シャークネード エクストリーム・ミッション」
なんかついていけないと思ったら3作目か。1も2も観てないよ!しかし、サメ台風という発想は面白いし、チェーンソーでバッタバッタとなぎ倒すノリも好きだけど、89分はさすがに長くないですか?何気に「トリプルヘッドジョーズ」が登場したり、007風のオープニングや、ちゃんと使える金のチェーンソー、ライトセイバー風の改造チェーンソー、ラストの大気圏突入や赤ん坊の登場の仕方などは面白かったです。やはり1作目から見ないとダメか~。

映画「死霊館」観ました

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死霊館
原題:THE CONJURING
製作:アメリカ’2013 112分
監督:ジェームズ・ワン
ジャンル:★ホラー

【あらすじ】数々の心霊現象を解決してきた超常現象研究家ウォーレン夫妻のもとに、ある女性が相談に来る。ロードアイランドの人里離れた一軒家に引っ越したペロン一家が、不気味な怪現象に悩まされているというのだ。家族を守りたいという彼女の想いに共感したロレインは夫と共に調査に赴くが…。

これは怖かったですね~。悪魔祓い系って、どうも嘘くさくて傍観者みたいな気持ちになることが多かったんですが、この作品は引っ越してきたら家の中で奇妙な現象が…という始まり方で、その奇妙な現象というのが身近に起こり得そうな雰囲気ありまくりなんですよ。
物が勝手に動いたり、物音がしたり、鳥が突っ込んできて死んだり、家族が夢遊病でフラフラしたりなど、昔ながらの恐怖描写が秀逸。観た後は暗いところに行くのが怖くなります!

しかも、実在する超常現象研究家の二人も人間味があり、子供を想う気持ちに共感して調査に来るというところも親しみがわきました。
悪魔祓いものだとエクソシストがメインキャラになりがちですが、キリスト教が身近でない私にとっては使命感やら何やらよりも、こういう動機の方が感情移入しやすかったです。
夢のマイホームが悪魔憑きというシチュエーションもありそうで怖いです。お金がないから、死ぬほど恐ろしくても家から出ていけないというのが悲しいんですよね~。
でも、あんな目に遭ったら、私なら信者じゃなくても裸足で教会へ逃げ込むと思うんだけど、その場合でも追い出されてしまうんでしょうか?
そこが少し疑問だったものの、じわじわと迫りくる恐怖に引き込まれて気にならなくなりました。

霊の露出や怪奇現象が段階的に増えていくのが自然なんですよ。誰もいないはずの場所から気配を感じてゾッとしたり、足を引っ張られたり、シーツによって人型が浮かび上がったり、不穏なメッセージを受け取ったり…とちょくちょく小出しに見せていくので、だんだんとエスカレートしていっても”あり得そう”の許容範囲も広がっていってるので受け入れられます。

そしてラスト。絵的には怖いはずなのに、神々しく感じました。母の愛に心打たれます。
おススメのホラー映画です!

一言映画感想(8/12~8/23)

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企画以外の感想も溜まってきたので。12日のホラー作品二つは、視聴期限の関係で企画前に観たものの残りです。

8/23「マライアと失われた秘宝の謎」
原作は人気小説らしいけど…設定がこじんまりしていて、舞台が地味で幻想的なシーンも少なく、映画向きではなかったような。だいたい、秘宝がショボすぎるんですが。あと、主人公が微妙で、ヒロインがなぜ協力してくれるのかわからない。そうとう原作を端折ったんだろうなぁ。
8/22 名探偵ポワロ第42話「ヒッコリー・ロードの殺人」
今回はジャップ警部がポワロさん家にお泊り。ポワロさんはどんだけ寒がりなんだ。そしてトイレのあれは…一生知らない方がいいね(笑)ミス・レモンが一枚の書類の中に3つもミスをして、ポワロさんがビックリする様子が面白かった。今回の犯人はサイコパスで後味悪いけれど、些細な事件の裏に大事件があるという流れは良かったです。また、原題はマザーグースの一節で、ネズミさんが登場するのもそこから。
8/13 名探偵ポワロ第42話「ポワロのクリスマス」
犯人は戻ってきた時にすぐわかるので、トリックを解くのがメインの作品。ポワロさんとジャップ警部のクリスマスの様子が面白い。セントラルヒーティングに釣られて依頼を受けるポワロさんは相変わらず。ジャップ警部からのプレゼントにルンルンしてるのも可愛かった。ラストとの落差が(笑)でも、今回の事件を解決できたのは、ある意味ジャップ警部のおかげ。プレゼントがなければ寒い中、お店に行ったりしなかったもんね~。警部も歌う奥さん一家から逃げられたし、やっぱり二人は親友です。しかし、顔にあざのある女性と犯人の関係は、確証はなかったような…。
8/12「ハロウィン・チェーンソー・キラー ビギニング」
冒頭から素人が撮ったのかという映像で、セリフ回しもなんかだるいし途中でギブアップ。こんなタイトルだけど、チェーンソーもゴア描写もほとんどないです。
8/12「フローズン・ライター」
スランプ中の脚本家が監禁状態で書き上げようと苦悶する作品。現実と虚構が入り混じる作風で、案外引き込まれた。夢オチに身構えつつも、今見ているのは現実なのか、虚構なのか考えながら観られるし、脚本家が劇中劇にどう決着をつけるのか想像するのも楽しい。オチは何段構えにもなっていて、終盤は長時間パソコンで作業(とくに仕事関係で)したことがある人なら、きっと恐怖におののくと思う(笑)ラストも狂った感じで良かったです。

映画「バタフライルーム」観た

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Tag:イタリア

バタフライルーム
原題:THE BUTTERFLY ROOM
製作:イタリア・アメリカ’2012 87分
監督:ジョナサン・ザラントネロ
ジャンル:★サスペンス

【あらすじ】孤独な中年女性アンは、母子家庭で寂しい想いをしていた隣室のジュリーと親しくなる。彼女の家には「バタフライルーム」という蝶の標本を飾っている部屋があり、ジュリーはそれに興味を抱くが…。

肝試し企画6作品目。これも未公開の人間が怖い系サスペンスホラーで、なかなか引き込まれました。
主人公の設定や周りに配置したキャラクターが上手く嚙み合っていて、時系列を乱す構成で彼らの裏の顔が次第に明らかになっていくのが面白い。(巻き戻しの演出は作風に合ってなかったけど…)
OPは湯船に浸る少女の脚のシーンで、赤いクレジット表記がお湯に溶けていくオシャレな演出が目を引いたし、途中から湯船が真っ赤に染まって何事か!?というところで、別のシーンから物語が始まるところもよかった。

怖いかと聞かれればNOなんですが、先が読めても退屈にならないのは、登場人物とバックストーリーの魅力によるものだったと思います
お隣の自分勝手な母親や、アンを毛嫌いする女性、アンのアパート付近で仕事をする内装業者、そして生きるために自分の価値を最大限に活用する少女とその母親など、どんな人かわかるにつれて「実はまともな人がほとんどいない?」という状況になってきたり。

終盤はアンが本領発揮で不気味な魔女そのものと言った感じ。小悪魔少女の顛末も、彼女の家庭のことを知ると必死だったんだよなぁと哀れに思えました。
ラストの幸せなひと時に、急に陰りが見える負の連鎖も秀逸!
バタフライルームいっぱいの蝶の標本が、主人公のいびつな愛の虚しさと哀しさを表しているようで印象に残ります。

肝試し企画まとめ感想(8/19~8/20)

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肝試し用にタイムシフト予約してあった「人間が怖いホラー」7本観ました。とりあえず単独記事にするほどでもない作品の感想を。

8/20「マッド・ホステル」
これは酷い…。前半は、おバカな学生たちが空き家を占拠してたら、閉じ込められて…という流れで普通に観られたのに、後半は残酷描写カットしすぎで、状況把握すら難しいという(汗)場面と場面の繋がりも変になっていくし、ラストは唐突でぽかーんとしてしまうこと請け合い。
8/19「呪いのフェイスブック」
東南アジアのホラーは男の浮気が原因で女が悪霊化するやつばっかりなんだろうか。溜めたり焦らしたりせず最初から姿を見せて、フェイスブックで友達登録してきた浮気野郎&浮気女を片っ端から始末していくアグレッシブな悪霊が笑えました。しかし、ヒロインがクソすぎて、見た人はみんな「早く死ねばいいのに」と思いそう。そしてラストが意味不明ぶつ切り感。
8/19「CAGE ケージ」
ハロウィンの夜に不審者たちが侵入して、ベビーシッターが戦うオーソドックスなスリラー。普通にハラハラしたし、ヒロインが覚醒してからが痛快でした。的確に容赦なく犯人たちを倒していきます(笑)でもオチは結構ハチャメチャ。ヒロインのいじめエピソードはどうなった!?
8/19「元カノ ~憑き纏う女~」
こっちの方が1作目。この監督は夢オチ、撮影オチが多すぎ。割と王道ホラーだったけど、ちょっとダラダラしてたし、さっさと本命殺しとけよと思ってしまう。女性は浮気した男より、その相手の女性を憎むっていうけどね~。ラストの畳みかけはまあまあだった。
8/19「元カノDeath」
冒頭からグロくて掴みもOKなんだけども、音で驚かせるシーンが多い上に、何重にも夢オチで疲れる。構成がわかりにくいなぁ…と思っていたら、「ホラーだからそれでいいのよ。混乱させて怖がらせるの」と言っててウケた。でも、別に混乱=怖いではないと思う。終盤は意外性あったものの、今までの退屈さを挽回するほどでもない。タイホラーなら以前見た「心霊写真」の方がよかったな。

映画「操り人間」観た

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操り人間
原題:CASSADAGA
製作:アメリカ’2011 113分
監督:アンソニー・ディブラシ
ジャンル:ホラー

【あらすじ】心に深い傷を負ったリリーは、新たな人生を求め小さな田舎町カサダガへと移り住む。そこで特待生として学びつつ、子供たちに絵を教え始めるが、ある出来事をきっかけに少女の霊に取り憑かれてしまう。身を守るため、少女の死の謎を突き止めようとする彼女だったが…。

ホラーとしては微妙だったけども、ラストは意外と感動してしまいました。
まず冒頭のショッキングさだけでもインパクトあります。半数の人が、もうこれだけで縮み上がるかと(笑)
で、出オチかなと思っていたら、序盤のヒロインの妹想いのエピソードからホロリとくるものがあって、意外と見せてくれます。

後天的に耳が聞こえないヒロイン(この設定意味あった?)が移り住むことになるお屋敷は、旧館あり、施錠された謎の部屋あり、二階の部屋に引きこもる孫ありと、怪しさ満点。
ホラー描写はウジがキモイだけで怖くはないものの、推理パートの潜入調査では、ヒロインが優秀すぎて笑えます。ピッキングとか潜入先から逃げ出す方法とか、もはやプロだろ(笑)
断片的な記憶で描いた絵が、ぴったりパズルのピースのようにくっつくのもありえなさすぎぃ!

ただし、ここら辺でサイコ野郎の描写も入り始め、冒頭の出来事と考え合わせると普通に犯人がわかっちゃうんですよね~。
後半のミスリードもあまりミスリードになってないし…。警官が優秀で良い人だったので、なんでヒロイン気付かないの~!と思ってしまいました。

サイコ野郎との対決は、凡ミスもありつつ、最後はアシストがあったり、的確に急所を突くなどのファインプレーもあってまあまあ。
サイコ野郎の動機が理解できず、さらに「サイコ野郎の気持ちなんてわからなくて当然」とも思えないのが残念でしたが。たぶんあれ、犯人自身もどうして自分があんなことしてるのかわかってないわ…。ぜんぜん楽しそうじゃなかったし、自分探しみたいな?
”操り人間”自体はビジュアル的に良かったのに…。もっとそれを生かせてればなぁ。
それと、具体的にどこをチョッキンしたのかわからないけども、犯人役はもう少し小柄で中性的な役者の方が合ってた気がします。

ラストは霊の感謝の贈り物が粋でね~。普通にウルっときてしまいました。これもしかして、序盤とラストだけでよくない?
でも、彼氏はどうなったのと思ったらエンディング後のCパート。キレイに終わろうとしてたのに、あの展開で笑っちゃいました。ここは余計(笑)
変なところもあるけど、B級映画ならと笑って許せる人なら楽しめる作品だと思います。

ちなみに、原題は彼女が引っ越してきた町の名前。珍しく、邦題の方がいい。…内容が伴ってないのが難点だけど。
あと、妹ちゃんの猫耳ヘッドホンが可愛かった。たぶん聞いていたのはフランス語講座的なもので、そのせいで事故ったと思われ。ヒロインが「パリに行くなんて言わなければあんなことには」と言ってたし。

映画「ディスコード」「ディスコード/ジ・アフター」観た

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ディスコード DISCORD

『ディスコード -DISCORD-』

原題:THE PACT
製作:アメリカ’2012 89分
監督:ニコラス・マッカーシー
ジャンル:★ホラー/サスペンス

【あらすじ】母と絶縁状態にあったアニーは、突然の母の訃報で生家に戻る。だが、母の遺品を整理していたはずの姉が、荷物を残したまま忽然と姿を消していた。姉が娘を置いて蒸発したと考え、そのまま葬儀を終えるが、その夜、彼女は身も凍る体験をし…。

劇場未公開作品ですが、なかなか怖い良質ホラーでした。低予算幽霊系なので暗い画面が多いし、音で驚かすようなシーンもあったけど、メインは舞台となる家の不気味さと、ミステリアスな展開、幽霊系なのに急に○○攻撃がくる意外性です。
終盤まで敵が何者なのかわからないところが、怖さを引っ張ってました。
序盤のビデオ通話中の「ママの後ろにいるのは誰?」はヒヤっとしたし、天井にいる!?のシーンも印象に残りますね~。霊能力者の女の子の病的なビジュアルも秀逸。
髪を縛り付けて身動きできなくするシーンはなるほどと思いました。

しかし、”彼女”はもう少し穏やかにメッセージを伝えられなかったんだろうか?
ヒロイン打ちどころ悪かったら死んでたと思う(汗)
そして、最後の最後。ホラー定番のあれがあるんだけど、この設定の場合「この家どうなってんの!?」って感じで笑えました。
ちなみに、タイトルは「不協和音」という意味。原題のTHE PACTは「約束」です。…約束って、誰と誰の約束?

<ネタバレ注意>
ヒロインが母親に虐待されていたというのはなんだったんだろうなぁ。それがあの家の不気味さを演出してはいたんだけど、ストーリーには直接関係ないというか、生かせてなかった気がします。
それとも彼と同じオッドアイだったのがヒントで、実はヒロインは彼とジェニファー・グリックの娘で、彼に心酔する母親が嫉妬したとか?
そうなると、「何かあったら逃げるのが我が家の伝統なのよ」というヒロインの言葉から父親の失踪がうかがえますが、それは彼に殺されたんじゃなく、彼自身が父親だった可能性も…。
う~ん、近親相姦はありえるかも。

『ディスコード/ジ・アフター』

原題:THE PACT II
製作:アメリカ’2014 96分
監督:ダラス・ハラム、パトリック・ホーヴァス
ジャンル:ホラー/サスペンス

【あらすじ】殺人現場の清掃員として働くジューンの元に、ある日FBI捜査官のバラードが訪れる。彼女の実の母親は、2年前に死んだ猟奇殺人鬼“ジューダス”の被害者であり、ジューン自身も模倣犯のターゲットになっているというのだ。 その後、彼女の周りで猟奇殺人事件が起こり…。

すでにホラー色が薄れてきているけど、二番煎じにならないように工夫してるのは伝わってきました。犯人探しやアシスト役が誰なのか予想するのは楽しかったです(犯人はすぐわかるけどね…)。
怖いシーンは、何度目かに鏡に人影が映るお約束シーンや、驚かせシーンくらいですかね。幽霊があんまり怖くないパターンなので、安心感があるというか。
でも、それを知らないヒロインはもっと怖がっていいと思う。なんでこの手の作品の主人公はすぐに霊のいる家から逃げないのか(笑)

前作のヒロインや霊感少女も登場し、ダブルヒロインで頑張ります。引き取った姪がどうなったのかが気がかり…。
そして、前回の終わりで「なんでやねん!」と思ったあれの真相もわかったり。ナイフでカーペットを切り裂いて登場するのが斬新でした。
3作目も作る気満々なラストも貪欲でいいと思います。

映画「夏の庭 The Friends」観ました

 | ファミリー  Comment(2) 
Tag:日本

夏の庭 The Friendsプチ
製作:日本’94 113分
監督:相米慎二
原作:湯本香樹実
ジャンル:★ドラマ/ファミリー

【あらすじ】神戸に住む小学6年生のサッカー仲間、木山諄、河辺、山下の3人は、人の死に興味を抱き、近所に住む変わり者の老人・傳法喜八を観察しはじめる。初めは子どもたちを邪険に追い払う喜八だったが、次第に優しく接するようになり…。

老人と子供が出会って戦争について聞くという流れの物語はたくさんあるけど、これは説教臭さがなくて抵抗なく観られました。たぶん、出会いやおじいさんのお手伝い&交流を前半でじっくり描いているからだと思います。観察→ゴミ捨て→草むしり→花を植える→家の掃除と修復…というように、かなり段階を踏んで距離が近づいていってたからね~。その過程で、子供たちの得意分野がわかったりするのもよかった。

しかしこの作品、見ていて怖くなるシーンがたくさんあります。ホラーとかじゃなく、危なっかしくて見てられない!
序盤のメガネくんが陸橋の手すりの上を歩くシーンや、家の修復で屋根に登る子供たち、太っちょの子が井戸の蓋の上に立つシーンはマジでゾッとしました。しかも注意する大人がいないという(汗)
台風の夜に家を飛び出した子供3人を、最後まで追いかけてくる親は一人もいないというのも映画の都合ですよね。(自分が植えた花の様子が気になる子供たちにはホロリとしたけども)

困ったのは、キンキン声のメガネの子のセリフがよく聞き取れなかったこと。ただでさえ関西弁で聞き取りづらいのに。
あと、ビデオカメラの少年の存在意義がよくわからなかった。
一番の難点は、おじいさんが倒れた時に胸が上下しているので、通報せずに「なんで死んだんだ~!」と騒いでる子供のミスで死んだように見えること。カメラに映らない(子供が覆いかぶさってる時とか)時に息継ぎ指示できなかったんか…。このせいでちょっとモヤモヤしてしまった。

なんか気になった点ばかり書いてしまったけど、こうみえて感動したんですよ?
戦争の辛い体験のせいで奥さんに会いに行けなかったという気持ちを見抜き、お爺さんのために奔走する少年たちに感動しました。
庭に水を撒いて虹ができるシーンと、井戸から蝶がや蛍が飛び出してくるシーンが美しくて印象に残ります。

一言映画感想(8/2~8/12)

 | まとめ感想  Comment(4) 

暑くて室温36.8度かよと思ってたら、私の部屋にある温度計は1度チョイ低いことが発覚。でも、次の日から割と涼しくなってよかった…。
視聴期限の関係でホラー映画7本観ちゃったけど、できれば企画で観たかったなぁ。企画が始まる前に単独記事アップできるだろうか?

8/12「サリー 死霊と戯れる少女」
実話を基にした悪霊もの。子供の話をはなから疑い、怒鳴ったりぶったりする親が酷い…。先生のせいで勘違いされた件も、誰か教えてあげて。そして母親は命よりマイホームかよ!ラスト、この母親がまだあの家に住んでいると流れて、うわーと思いました。結構怖かったけど、ラスボス戦は牧師も霊能力者も役に立たなくて肩透かしだったなぁ。
8/12「オール・チアリーダーズ・ダイ」
詰め込み過ぎで意味わからん(笑)青春ドロドロ劇が始まったかと思いきや、いきなり事故で魔術でゾンビ!あれコメディ映画?と思ったのも束の間、やっぱり青春のドロドロが始まって、最後はサイコが覚醒してバトルですよ。ゾンビものだと思って見ると肩透かし。でもまあ”甘い冷凍庫”とかは結構笑えました。ラストは死因に魔術が関わってたってこと?
8/11「CAGED -監禁-」
ツッコミどころはちょこちょこあって、何故わざわざ監禁理由を見せつけるのかとか、ヒロイン気配消すの上手すぎとか思ったものの許容範囲。ヒロインは私好みの黒髪美人で、わんこへのトラウマとか、少女を助けるためにトラウマ克服などの展開はなかなか良かったと思う。犬を先に始末しておかないのは良心ってことで。終盤は一人倒すたびに「よっし、あと○匹~!」と手に汗握りました。
8/6 名探偵ポワロ第41話「グランド・メトロポリタンの宝石盗難事件」
今回は容疑者が限られているので、ややもどかしい。事件よりサイドエピソードが面白かったかも。ポワロさんが新聞社のゲームに巻き込まれて休暇を台無しにされたり、ジャップ警部がクマちゃんを抱えているシーンが可愛かったり。お子さんに?と尋ねられた時の演技も良かった。あと、お目付け役を言い渡されたヘイスが、ミス・レモンに睨まれてるところも面白い。ポワロさんには事件が一番の特効薬なんですってば(笑)
8/2「キッドナップ・ツアー」
夏休みドラマなのになんつータイトルと思って見たら、犯罪ものじゃなかった。原作あるのね。確かに夏休み課題図書に選ばれそうな内容。女の子が演技上手いわけじゃないけど、そこが逆に普通っぽくて良かった。笑えるところもあり、親子について考えさせられたり普通に面白かった。8月28日に再放送あり。

岩合光昭の世界ネコ歩き「モロッコ~海と山と」

 | TV番組  Comment(2) 
Tag:にゃんこ

岩合光昭の世界ネコ歩き「モロッコ 海と山と」1
映画の記事を書く予定はあるんですけど、暑くて絵を描く気にならないので、ネコ歩きの再放送でも。
2012年放送だったっけな?
もうそんなにやってるんですね~。懐かしかったです。
モロッコのにゃんこ(大人)たちは、野良の仔猫がいるとちゃんと面倒みてくれるので、見ていて心癒されます。今回だけで、3匹くらいの仔猫が面倒見てもらってたので、本当に日常茶飯事なんだと思います。
きっと、モロッコの人たちがにゃんこ(サソリや蛇を倒すガーディアン)を大事にしているから、というのもあるんでしょうね~。

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第5回 夏のきもだめし企画

 | ブログDEロードショー  Comment(22) 

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肝試し
今年も夏の恒例企画、第5回きもだめし大会がやってまいりました♪
開催は二週間後の8月19日から8月末まで。これより前に見るのはご遠慮下さい。
ホラー映画への耐性は人それぞれなので、作品は指定しません。新作ホラーを観るもよし、気になっていたホラー作品を観るもよし。ホラーが苦手な人も、今まで怖くて手を出せなかった作品に挑戦してみませんか?
コンセプトは”怖いものに挑戦する”ことなので、最後まで観られなくても大丈夫!

急に言われても何を観ればいいのかわからないよ~!という方は、「Make Shift (仮」のnorさんが作った”ホラー占い&ホラーおみくじ”で自分に合った作品を探してみて下さい。
複数作品の鑑賞も大歓迎ですよ~。みなさん一緒に、クーラーなしで夏の暑さを忘れましょう!

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第4回 夏のきもだめし企画

一言映画感想(7/26~8/1)

 | まとめ感想  Comment(4) 

安くなってたから思わずポチったメモリ、はやく届かないかな~。明日?のwin10アニバーサリーアップデートでマイクロソフトアカウントとライセンスが紐づけされてどうのと言ってるけど、メモリの増設くらいならローカルアカウントのままで大丈夫だよね?
これで今使ってるのを8GBにして、最初から入ってた4GBのメモリをvistaに使えたら使おうと思ってる。というか、こっちが真の目的。今更vistaのためだけにメモリ購入するのもばからしいし…。
メモリ増設はXPの時に一回やったきりなので、相性問題とかでないかそわそわして待ってます。

8/1「ゴールデン・チャイルド」
懐かしい雰囲気(適当さやBGM)の作品ではあるんだけど、エディ・マーフィ演じる主人公のキャラと、冒頭から少女が殺される展開がちぐはぐ。彼女が行方不明になったところから死体発見まで、主人公に焦燥感とかまるで感じられず最初から終盤までほとんどおちゃらけていた。しかも、その事件は本題ではないというね。ヒロインは生き返るし。もう少し振り切れてれば気にならなかったかもしれない。
7/31「ハンター(1980)」
周りの人が主人公のことを”パパ”と呼んでいるようにしか聞こえない…とずっともやもやしてたら、本当にパパって言ってたのかよ!ハーパーがパパと聞こえるのかなとか考えちゃったじゃん。この前の「トム・ホーン」よりは元気に見えた。っていうか、これが遺作なのにアクションしすぎでハラハラする。ラストの産まれた我が子を腕に抱いて、一気に父親になった自分を受け入れた感じがよかったです。赤ちゃんのくしゃみも可愛かった。とくべつ面白いわけでもないけど、できれば字幕版を見たかったなぁ。
7/30 名探偵ポワロ第40話「死人の鏡」
冒頭はオークションでポワロさんの狙っていた鏡を横からかっさらい、それを報酬としてポワロを釣るという、なんとも強引な依頼方法から。怒ってても引き受けるあたり、相当お気に入りの鏡だったのかな。仕返しも考えていたみたいですが。…結局あんなことになったけど。それにしても「死人の鏡」というタイトルと曲の雰囲気からホラーっぽい話しになるのかと思ったら普通でした。たぶん最後の洗脳?のくだりの違和感をなくしたかったんでしょうね。
7/28「コンゴ」
再見して過去記事”「コンゴ」観た”に追記しました。スミマセン追記し忘れてたので直しました(汗)
7/26「シャーク・ナイト」
サメの種類が多いし、CGや映像、登場人物も結構魅力的だったのに、後半になって”人間が一番怖い”パターンだよ…。しかも小物臭しかしないという。あんな奴らが今まで逮捕されずに金を稼いでいたとは思えない。せめて底知れない不気味なキャラにしてくれないと。でも、そうすると今度はサメが目立たなくなるわけで…、結局サメ映画はサメがメインがいいと思った。