2015年12月 忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

映画「眼下の敵」観ました

 | 戦争  Comment(12) 

眼下の敵
原題:THE ENEMY BELOW
製作:’57 98分
監督:ディック・パウエル
原作:D・A・レイナー
ジャンル:★戦争/アクション/サスペンス

【あらすじ】第二次世界大戦中の南大西洋。トリニダードへ向け航行中のアメリカのバックレイ級護衛駆逐艦ヘインズは、浮上航行中のドイツVII型Uボートを発見する。まもなく駆逐艦と潜水艦の一騎打ちが始まるが、知力を尽くして戦う中、両艦長はたがいに尊敬の念を抱くようなってゆく…。

家族の使うvistaが不調で色々邪魔されつつ、なんとか描き上げました(汗)
「U・ボート」と双璧をなす潜水艦映画の金字塔だそうで、タイプは違えど見応えある作品です。
戦術をしっかり描いてるところは好みだったものの、駆逐艦vs潜水艦となると専門用語とかよくわからないところもあったかな(相変わらず見分けられるようになるまで苦労したし…)。
でも、潜水艦の艦長が酔って愚痴るあたりから20分間くらい(両艦長による)名台詞のオンパレードですごかったですね~。書き出したいけど多すぎて早々に諦めたくらい(笑)
どちらの艦長も好感が持てるし尊敬できる人柄で、アメリカ側もドイツ側もどちらも主役として描かれてるのがいい。とくにドイツ側は「U・ボート」を観た後なので、描かれていない部分も補完できて緊張感ありまくりでした。
そして何より、戦争で大切な人を失って戦争自体に静かに憤りを覚えながらも、祖国にいる人たちや部下を守るために全力で任務に当たる姿が素敵です。民間出の駆逐艦艦長が、的確に相手の考えを読んで裏をかき、部下からの信頼を得ていくところなんて痺れますね!
ドイツ人艦長も任務を遂行するために、不利な状況でも冷静に道を切り開こうとする姿がカッコいい。
ボカン、ボカンと派手にやってるのもあって、ハラハラドキドキ楽しめました。
ラストはいかにもハリウッド映画という感じで、戦争映画なのに爽やかなのはどうなの?と思わないでもないけど、一度観て”二度と見たくない、考えたくない”となるよりは、何度も観たくなって、その度に少しは考えさせられる方がいいのかも。またいつか再見してみたいです。

では、みなさま良いお年をお迎え下さいませ~!

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「U・ボート」観ました

TVアニメ「スノーマンとスノードッグ」観ました

スノーマンとスノードッグ
原題:THE SNOWMAN AND THE SNOWDOG
製作:インドネシア/イギリス/フィンランド’2012 23分
監督:ヒラリー・オーデュス
原作:レイモンド・ブリッグス、ヒラリー・オーデュス、ジョアンナ・ハリソン
ジャンル:★ファンタジー/ファミリー

【あらすじ】秋も深まった頃、老いた愛犬と新しい家に引っ越してきた少年ビリー。だが、間もなく愛犬が亡くなり、寂しさからサンタクロースへの手紙に犬の絵を描くのだった。そんな時、たまたま床下から前の住人の思い出の品を見つける。それは、かつてスノーマンと冒険した少年の写真と、彼のスノーマンのパーツで…。

本当はこの前にもう1本記事を仕上げるつもりだったんですが、描く気が起きなかったので先にこちらを。
有名な「スノーマン」の続編ですね。前は躍動感あふれるアニメーションがすべて手描きだったんですが、今回は飛行機とか結構CGも使ってるようでした。もしかしたら、CGに手描きの絵を貼り付けてるところもあるかも?
でも、基本的には色鉛筆のやさしいタッチは変わらず、前作との違いは(テーマ曲以外は)気にならなかったです。スタッフさんは同じみたいだし。
ストーリーも素晴らしくって、私がクリスマスに観たかったのはこういう作品なのよ!と嬉しくなりました。元気出そうと思って観た青春作品で大ダメージくらった後だったので、やっと心が浄化されてきたよほんともうスノードッグ可愛い!!!

どこぞの作品紹介ではあらすじが間違ってるんですが、この作品で一番泣けるのは、少年がスノードッグを亡くなった愛犬の代わりにしなかったところなんですよ。
一番良く知る愛犬と似たような形にしたのは仕方ないとして、ちょっと悩んでから手袋でブチ模様をつくります。愛犬は模様のない茶色い犬で、このスノードッグは少年がサンタさんへの手紙に描いた犬でした。
もちろん愛犬の思い出を今でも大切にしていて、自分の部屋には愛犬の写真がベッドから眺められる位置にあるくらいです。その上で、前向きに新しい友達と歩き出そうと思ってるんですよね。
台詞はないけど、そんな少年の気持ちがひしひしと伝わってくるから、スノーマンとスノードッグが動き出してからはもうウルウルきちゃって…(涙)
ファンタジックな冒険の様子は、たぶん前作とそう違わないのに、わんこが一緒にいるだけでひときわ楽しそうに見えました。

ラストも本当に良かったね。エンドロールはやたらとしんみりしていたものの、前作を踏襲しているというか、あんな冒険のあとなら仕方ないというか。でも、テーマ曲はやっぱり前作には敵わなかったかなぁ。
短いながら心に染みるアニメーションでした。

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「風が吹くとき」観ました(同原作者)

一言映画感想(12/12~12/22)

 | まとめ感想  Comment(2) 

家事をする時はワセリンを塗って、寝る時は木綿の手袋の上からビニール手袋(指先と手のひら部分を切り取ったもの)をつけるようにしたら、手の甲のガサガサが治まってきた。適度な湿度が一番の薬だね。(洗剤に触れないのが一番だけど)

12/22「恋のクリスマス大作戦」
クリスマスを一人で過ごしたくなくて、金に物言わせて擬似家族と楽しく過ごそうとする主人公と、簡単に金でなびく一家。楽しそうな主人公とは裏腹に、憐憫と虚しさを目で訴えてくる家族が笑えた。だんだんと演技じゃなく、クリスマスを楽しみながら家族の絆が深まっていく展開まではよかったんだけどねぇ…。
12/21「X-ファイル:真実を求めて」
TVシリーズは見てた気がするのに、ほとんど記憶に残ってなくて困った。このふたり夫婦だったのね。モルダーさんって、こんなに何もしないひとだったっけ?もっと専門家らしいところもあった気がするんだけど…。捕まった女性視点のシーンはなかなかスリリングだった。
12/20「ONE PIECE ワンピース ~アドベンチャー オブ ネブランディア~」
久しぶりに気まぐれで見てみたらフォクシー海賊団が出てて嬉しかった。フォクシーの鏡を使った戦い方が好き…なのに彼が戦うシーンはほとんどなかった…。敵の志とかよかったんだけど、彼だからこそできる有意義なことがもっと他にあったはず。海賊になる前に仕事を与えるとか、治安改善のための警備システム考案とか。
12/20 名探偵ポワロ9「クラブのキング」
モダンアートについて語ってるヘイスが、ポワロさんに無視されてるのが可哀想(笑)この事件は珍しくポワロさんが寛大だったけども、同情したから?それとも、計画的じゃなかったから?でも、計画的じゃない根拠がよく分からなかった…。あと、ヒロインの眉毛が気になる。
12/12 名探偵ポワロ8「なぞの盗難事件」
ミスレモンがオシャレ♪前髪もきっちりクルクルしてるし、ファイル管理へのこだわりとかポワロさんと似たもの同士なんだなぁと思った。実行犯が意外とやる奴で後味よかったし(ポワロさんもニッコリ)、やる気満々のヘイスがカーチェイスを披露。あと、ジャップ警部の寝言の内容が面白かったです。

映画「ラブ・アゲイン」観ました

 | ラブコメ/ロマコメ  Comment(12) 

ラブ・アゲイン
原題:CRAZY, STUPID, LOVE.
製作:アメリカ’2011 118分
監督:グレン・フィカーラ、ジョン・レクア
ジャンル:★コメディ/ロマンス/ドラマ

【あらすじ】愛する妻と可愛い子どもたちに囲まれ、順風満帆だと思っていた真面目な中年男キャル。だがそんなある日、25年連れ添った妻から離婚を切り出されてしまう。バーで愚痴りながら飲んだくれる彼を見かねて、プレイボーイのジェイコブがある提案をしてくるが…。

これは面白かったですね~。群像劇みたいな感じで、色んな恋をする人たちがコミカルに描かれ、驚きや感動もある家族の物語。
メインストーリーは、離婚を突きつけられた冴えない中年男キャルが、セクシーな色男ジェイコブに女性の心を掴むテクニックを伝授してもらい、生まれ変わるというもの。
見事に垢抜けて次々と女性をものにしていくんだけど、心は奥さん一筋。最初は”彼女を忘れるため”だったのが、いつしか”彼女の心を取り戻すため”に変わっていくのが好感持てました。
一方、両親のことが大好きで父親を応援する息子や、長年彼の子守をやってる女子高生のヘンテコな三角関係も面白かったし、ジェイコブとの奇妙な師弟関係も楽しい。頬をパンと叩いて気合を入れたり、サウナで真っ裸で講義し続けたり(何故にそのポーズ 笑)。

あと、ハンナの恋模様(というか初デートのくだり)も胸キュンです。
恋人に失望してやけくそでジェイコブの元へ来たハンナだったけど、酔っ払ってるのと躊躇してるのと人柄のせいか、なかなかキスから先に進まない。でも、自分は準備OKよという態度は崩さず、”気まずい間”なんて作らないようにおしゃべりし続けるんですよね。
結果的に短時間で様々なことを話し、距離を縮めていきます。
ダーティ・ダンシング」のリフトから、あんな微笑ましいシーンに繋がっていくなんてね~。二人が本気で恋に落ちるまでのエピソードが一番好きです。

そんな恋模様と人間関係が予想外の方向で絡み合っていくのもサイコーでした。終盤の大乱闘は大笑い。
比較的地味なロマコメかと思ってたけど、観終わってみると映画を観たという満足感がかなり大きかったです。脚本が上手いんですよね。ちょっとした台詞や行動で笑わせてくれるし。
映画好きでよかったな~と思えました。

映画「ミッション:8ミニッツ」観た

 | SF  Comment(12) 

ミッション:8ミニッツ
原題:SOURCE CODE
製作:アメリカ’2011 93分
監督:ダンカン・ジョーンズ
ジャンル:★SF/サスペンス/ドラマ

【あらすじ】列車の中で目を覚ましたコルターは、見知らぬ女性から親しげに話しかけられ当惑しているうちに、大爆発に巻き込まれる。再び意識を取り戻すと、そこは軍の研究室だった。彼は次の犯行を食い止めるため、特殊プログラムによって構築された爆発事故8分前の世界へ送り出される…。

タイムループ的な作品ということで観てみました。
思った以上に過酷な8分間の繰り返しで、思わず主人公に同情してしまいますね。彼を任務に向かわせる博士がいい感じに冷酷で憎たらしく、悲壮な決意で任務に当たる主人公を応援せずにはいられません。
また、犯人を見つけるという任務と同時に、そのシステムの仕組みや彼が選ばれた理由などが少しづつ判明していって、それも主人公への同情に繋がるという…。ミシェルという女性に惹かれていくロマンス展開さえも悲壮感を増すんだけど、一方で心の支えにもなっているので、短時間(繰り返した回数によるけど)で恋に落ちるのも納得。
そして、この作品で一番ドラマを感じたのは、仕事をこなすクールな美人オペレーターの心情の変化でした。時間がない焦りから問答無用で主人公を任務に向かわせていたのが、彼が必死にあがく姿に”道具”ではなくひとりの”人間”として見るようになっていきます。自分の立場が危うくなるのをわかっていながら、葛藤しつつも彼の頼みを聞き入れる展開はグッときました。

<以下、ネタバレ注意!>
ただ、SFの印象は割と薄かったです。
博士の説明では「パラレルワールド」という単語が出てくるものの、話を聞いていると「限りなくリアルな仮想現実」のことを指しているようにしか聞こえず(マッドサイエンティストお得意の誇張表現 笑)、そこは荒唐無稽ながらSFしてるんですが(そんなもの作れるなら爆弾の場所も犯人もコンピューターで特定できるだろうけど)、ラストの解釈は「ショーンどこいった!?」と考え始めると、並行世界でもプログラムでもなく、コルターの望んだ未来…つまり死後の世界みたいに思えたので。
まあ、私が観ていてそう感じただけで、監督の意図したものは違うみたいですが。(こちらの方の「完全ネタバレ!映画『ミッション:8ミニッツ』の秘密を徹底解説!!ラストシーンの謎を解明できるか!?」という記事の考察が詳しいです)
映画なので解釈は観客次第でいいと思うし、一人の人格を蔑ろにするのは後味悪いので私の解釈は変わりませんけどね。
SFではじまり、「パンズ・ラビリンス」みたいな印象で終わる作品でした。

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「月に囚われた男」観た

岩合光昭の世界ネコ歩き「メルボルン」

 | TV番組  Comment(4) 
Tag:にゃんこ

岩合光昭の世界ネコ歩き「メルボルン」1
はい、映画ブログなのに映画の記事そっちのけでメルボルンも行きますよ~。
昨日と同じくオーストラリアのにゃんこたちです。街は違えど動物保護法は変わらないので、やはり1匹ずつ飼われてました。
でも、公園に遊びに行った親子を迎えに行くにゃんこや、ぶどう園を22年間見回ってきたにゃんこを見てると、本当に家族の一員として生活してるみたいだから、寂しいとかはないのかもなぁ。
みんな愛されてます!

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岩合光昭の世界ネコ歩き「オーストラリア・ケアンズ」

 | TV番組  Comment(0) 
Tag:にゃんこ

岩合光昭の世界ネコ歩き「オーストラリア・ケアンズ」1
映画の記事を2つ予定してるんだけど、ぐずぐずしてたらメルボルンも放送しちゃったので、先に見逃してたケアンズを。私のにゃんこコレクション充実のために!(笑)

オーストラリアのにゃんこはマイペースで、とても飼い主さんに愛されてるというか、人間を自分の家族と認識してる印象を受けました。
何故かどのお宅も1匹しか飼っていないし、野良がほとんどいないんですよ。ねずみ対策にネコをたくさん飼うことが多い農園ですら1匹で(ここで初めて友達にゃんこが登場)、そういえば…と思って調べてみたら、オーストラリアでは動物保護法が徹底されるんですね〜。
ペットにはマイクロチップを埋め込むことが義務付けられているので、勝手に繁殖して子猫を持て余すなんてことがないよう気をつけてるみたいです。
捨て猫を増やさないためにはいいことだと思うけど、ネコの友達があまりいなさそうなのが寂しそうでした。

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一言映画感想(12/8~12/12)

 | まとめ感想  Comment(12) 

空気が乾燥してきて、手の甲の肌がガサガサしてきた…。なるべく油汚れは拭き取ってからお湯で洗ってるんだけど、汚れがひどい時は洗剤を使ってるからなぁ。湿った手だとゴム手袋をつけるのも一苦労なので、素手で洗ってしまうことも多いし…。塩は消臭や除菌の効果があり、油汚れも落とせるみたいだから、今度から塩で洗ってみようかな。あとはアクリルたわしとか。

12/12「黒い十人の女」再見
過去記事「黒い十人の女」に追記。
12/9「おとうと(1960)」
なんとなく再見。家族を軽蔑すらしてそうな継母が、「あの子を救って下さった」と涙するところや、「母さんよ」と必死に呼びかけるくだりが泣ける。前半は冷たい態度にドン引きだったけど、いろいろ不器用な人なんだと思ったら共感できた。ラスト、げんがもう少し放心状態な感じで動き出す方が余韻に浸れたかな。あとBGMが合わない気がする。
12/9「大逆転(1983)」
テンポがよくて笑えるところも多かったし、エディ・マーフィや悪役、ヒロイン、執事のキャラも良かったけど、やられたことをやり返してハッピーエンドっていうのが後味悪い…。自分はそれで自殺しようとしたのを忘れたのか。不正を暴くだけでも痛快になったはずなのに、結局他人を蹴落としてでもお金がほしかったのね…。
12/9「ポセイドン」再見
過去記事「ポセイドン」に追記。
12/8「モンスター上司」
疲れる映画が続いていたので、とてもおバカな3人組に癒された。足並みの揃わなさがよく表れた駐車場で解散するシーンが何気に好き。ケヴィン・スペイシーらが演じる上司が強烈で、絶対彼らの下で働きたくないと思えるところも良い。TVで見たので下ネタは控えめになってたかもしれないけど、気楽に楽しめる作品だった。

マシュマロの粕漬け作ってみました♪

 | 日常生活  Comment(12) 

味の報告は次の一言感想で、と思ってたけれど、画像を載せるなら単独記事でもいいかなと思って予定変更。
結論から言うと、とても美味しかったです♪
まあ、手間の割には…と感じる方もいるかもしれないけど、粕漬けのマシュマロの後に、普通のマシュマロを食べてみると味が薄く感じるくらい濃厚な味になります。
食感もマシュマロというより弾力あるムースみたいで、ゼラチン(もしくは卵白)部分が酵素で分解されてうまみ成分になり、キメの細かいスポンジ状みたいになってジュワとしてるんですよね。
食べるとお酒の香りもふわっと広がり、濃厚な甘みが口の中でとろけていきます。
小さい子には食べさせられない大人の味って感じで、酒粕や甘い物が苦手でなければオススメ!

<作り方>:公式のレシピはこちら

  1. 1、酒かす100gに対し、酒(焼酎やみりんなどアルコール度数が高いもの)50ml加える。
  2. 2、ラップをかけずにレンジで40秒を目安に加熱。
  3. 3、熱い風呂程度の温度になったら、ペースト状になるまで混ぜる。
  4. 4、2日ほど常温で置いておく。
  5. 5、マシュマロを粕床に埋め込んでいく。(↓汚らしくてすみません)
    マシュマロの粕漬け
  6. 6、常温(20℃くらい)で2時間~4時間ほど放置(うちは室温10℃前後なので1、2日)
  7. 7、掘り出して皿に取り、しばらく常温に置いてアルコールを飛ばす

完成したのがこちらです。
左が普通のマシュマロで、右が漬けたもの。表面がジュワジュワしてるでしょ?
マシュマロの粕漬け2
マシュマロは水分がないので、3回ほどつくったら粕床がパサパサしてきました。また焼酎とか足した方がいいのかな?
マシュマロはある程度大きいもの(少なくとも3cmくらい)の方が作りやすいし、美味しいと思います。
マシュマロに飽きたら、今度はチーズでやってみよう♪

<追記:色々試してみて気付いたこと>

  1. マシュマロは5cmくらいの大きいサイズが美味しい
  2. 漬けすぎても案外マシュマロは消えない(室温にもよるけど1週間くらいなら大丈夫)
  3. 蓋をかぶせて冷蔵庫に1週間以上置いておけばアルコール臭はほぼ無くなる
  4. マシュマロしか漬けないなら追加するのは酒と水=2:1くらいでも大丈夫そう
  5. チーズを漬けるとチーズの匂いが消えてしまう…
  6. 美味しいけど、割と飽きる(笑)

映画「U・ボート」観ました

U・ボート
原題:DAS BOOT
製作:西ドイツ’81
監督:ウォルフガング・ペーターゼン
原作:ロータル=ギュンター・ブーフハイム
ジャンル:★戦争ドラマ

【あらすじ】1941年秋、ナチス・ドイツ占領下のフランス。歴戦の艦長と古参クルー、若者ばかりの水兵を乗せた「U96」がラ・ロシェル港から出航した。連合国護送船団の攻撃任務につく彼らを取材するため、若き報道班員ヴェルナー少尉も同行する。クリスマスには帰港できると信じ、荒れ狂う北大西洋での孤独な索敵行が続くが…。

こういう作品を観るたびに思うけど、潜水艦にだけは本気で乗りたくないです。
狭い、臭い、汚いと三拍子揃った劣悪環境で、1ヶ月も過ぎれば毛じらみが大流行。パンは元気にカビルンルンして、そんな生命力にさえ励まされる心理状態…。人間の生活できる環境じゃない!
表に出るたびに海水を浴びているのに、真水で髪を洗うこともできければ服も洗えない。そんな状態の人間が何人乗ってるのか知らないけど、想像も出来ないほどの臭いが充満しているのが画面から伝わってきます。(それに比べてドイツ商船は天国!)
しかも、戦闘が始まれば逃げ場がなく、見えぬ敵や海水・水圧との戦い。水圧で船体がミシミシと音を立て、ボルトが鉄砲玉のように弾け飛び、血が流れる…。とてもじゃないけど耐えられません。
終盤、九死に一生を得て浮上し、新鮮な空気を思いっきり吸おうとハッチの下に集まるクルーたちの姿が印象的です。
妙にリアルな汚さだと思ったら、原作者は実際に海軍報道班にいた方なんですね。実話ではないようだけど、艦内の様子は体験に基づくものなんだと納得でした。

そして、敵の攻撃を受けて沈んでからの展開も、恐ろしくて息が詰まるようでした。
状況を報告させれば、どこもかしこも壊れ、機能停止のオンパレードで、いるのは圧壊深度200mをとっくに超えた270mの暗い海の底。
こんな絶望的な状況なのに彼らは決して諦めないんですよね。…というか、諦めたって怖いものは怖いから、やれることがあるならやるしかない。頭をフル回転させて、体を動かして、恐怖を吹き飛ばそうとしているのかも。
一度は恐怖に混乱し、持ち場を離れたことがある機関士ハンスが、この時はひたすら自分の仕事に没頭して、不眠不休で機関部をよみがえらせていくのが頼もしかったです。
それもこれも艦長が常に最善を尽くしてきたからで、リーダーとしてみなを引っ張っていく姿には部下でなくても「一生ついていきます!」と忠誠を誓いたくなりました。時には冷徹に、時には人間らしい弱さや感情的な部分も見せる魅力的な人物です。
人間の諦めない力って偉大だなぁと、心底思いました。

しかし、そこで終わらないのが戦争なんですね…。虚しさしか残らないラストに呆然とするしかありません。

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一言映画感想(11/29~12/7)

 | まとめ感想  Comment(9) 

このまえガッテンでやってた、マシュマロの粕漬けをやってみようと思う。卵白が分解されてアミノ酸になるとかで、キャラメルみたいな濃厚な味になるらしい!?
粕床は準備できたので、あとは2~4時間漬けてから、取り出してしばらく放置してアルコールを飛ばし、おやつに食べるのだ♪

12/7「それでも、愛してる」
ヒューマンドラマの間に「マジック(1978)」みたいなサイコスリラーがサンドされた謎作品だった。ジョディ・フォスターが監督してたのか…。う~ん、どうしちゃったの?という感じ。サイコスリラーのところがちゃんとヒューマンドラマしてれば、結構泣ける話だったと思うんだけどねぇ。
12/5 名探偵ポワロ 7「海上の悲劇」
前回と同じく旅行回。前に観たのはGyaoの微妙な映像だったので、リマスター版だと別物に見えるね~。海も空も(ポワロさんの頭のような)月もキレイ。ヘイスはクレーン射撃に夢中なんだけど、後半に不審者をパパッと捕まえるところがカッコいい。事件自体は微妙かなぁ…あの推理ショーに子供を使うのはどうなんだろう?(犯人暴れてたし)
12/4「彼岸花」再見
過去記事「彼岸花」に追記しました。
12/1「壬生義士伝」
三度目の正直でやっと最後まで寝ずに観られた(汗)うるっときたものの、肝心なところで台詞が聞きとれず後半の流れがよくわからない…。ぬいの自害の理由とか、吉村の勝ち目のない戦いに突っ込んでいく心情とか。嫁に逃げられた上に友人にとられて仲良くできてるのも不思議だし。原作知らないけど、使うエピソードの取捨選択間違えてそうな印象。
11/29「命をつなぐバイオリン」
子供たちが音楽で心通わせていく描写は良かったけど、全体的に悪い人と良い人の二種類しかいないみたいな描かれ方で、うそ臭い教材的な戦争映画という印象。良心は持ってても、生きるのに必死で保身に徹するひとたちがいっぱいいたと思う。あと、夜のシーンが真っ暗で何も見えなかった。

映画「アメリカン・ビューティー」観た

 | 家族  Comment(8) 

アメリカン・ビューティー(1999)
原題:AMERICAN BEAUTY
製作:アメリカ’99
監督:サム・メンデス
ジャンル:★ドラマ/ブラックコメディ

【あらすじ】妻キャロリンと高校生の娘ジェーンと平凡な毎日を送っていたレスター。だがある日、勤めていた広告代理店からリストラ宣告を受ける。自暴自棄になりかけていたところ、娘の友人アンジェラを一目見て、すべてがバラ色に。一方で、彼らの歯車は少しづつ狂い始め…。

初見時は、よくわからない悲惨な映画だなぁと思ったこの作品。再見したら、思いがけずしみじみと感動してしまいました。
確かに悲惨であることには違いないものの、ラストは初見時と違って悲壮感をまるで感じなかったんですよ。家族にしてみたら、たまったもんじゃありませんが。
この作品の言いたかったことって結局、リッキーが言っていたこと…「全てのものの背後には生命と慈愛の力があって、何も恐れることはない」つまり裏返すと「世界の美しさ、愛(神の存在)に気付けない人は不幸だ」ということなんだと思います。(神抜きで言うなら「人生を愛せるかどうか」に近いかな?)

冒頭から描かれるのは”ハッピーじゃないけど、とくべつ不幸でもない”という”ありふれた日常”で、それでも彼らは「なんで自分は幸せになれないんだろう」と思っている様子。そしてそれを、身近な誰かのせいだと思ってるんですよね。
レスターは妻と娘が変わってしまったと思っているし、奥さんは甲斐性なしの夫のせいで成功できないと思い、娘は自分に関心を持たない両親を憎んでいる。
どれもあながち間違ってはいないものの、自分から積極的に改善しようともしません。それよりも、別の何かで埋める方が簡単とばかりに(周りに目を向けることは大切ですね)、レスターは女子高生に恋い焦がれ、妻は不倫に走り、娘は自分を見つめてくれるリッキーに興味を…。

中盤になるともう”ありふれた日常”とは言えなくなってきて、時には痛々しいくらい滑稽に、時にはヒヤリと恐ろしくなるほどに、偽りのなかで孤独に苛まれている人々が描かれています。
とくにリッキーの家族はインパクトあって、鬱状態の母親はかろうじて家事はできるものの、いつも心ここにあらずの無表情。こんな生きる屍状態を放置しているというだけで、父親の抱える闇の深さが伝わってきました。

そんな中、ジェーンとリッキーの心が触れ合い、あの台詞が出るんですね。
そしてレスターの方も、唐突にそれを見つけます。
アンジェラの「初めてなの」という告白で、憑き物がおちたかのように彼女への欲望を失ったレスター。それはきっと、彼女の中に無垢な子供と同じような神聖性を見たからでしょう。それが幼い頃の娘に自然と抱いていただろう「幸せになってほしい」という父親としての気持ちを呼び起こしたんだと思います。
アンジェラが傷ついていることを理解し、やさしく抱きしめ彼女を肯定する(あのおじさんもこれを求めていたんだろうなぁ…)。アンジェラを通してジェーンを理解し、父親としての自分を取り戻した彼にとって、もう世界は孤独でも苦痛でもありません。
いるだけで幸せだと思える相手がいることが、どんなに幸福なことか。その幸福をしみじみ実感しながら家族写真を眺める姿に、思わず涙が…。
他人から見て悲惨なラストでも、彼にとってはハッピーエンドだったのではないかとすら思えてきました。

ちなみに、タイトルは原題と同じ「アメリカン・ビューティー」。キャロリンが育てている真っ赤なバラの品種名であり、レスターがアンジェラに抱くイメージであり、その名の通り「アメリカの美しさ」という意味を持つ皮肉めいたタイトルです。
そんな虚栄美を象徴するかのような赤いバラと、レスターの体から流れて落ちる真っ赤な血。その背後にも、生命と慈愛の力が存在していたのでしょうか。
穏やかな表情を浮かべるレスターを見て、笑みを浮かべるリッキーが印象的でした。