2015年06月 忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

岩合光昭の世界ネコ歩き「ニューオリンズ」

 | TV番組  Comment(2) 
Tag:にゃんこ

岩合光昭の世界ネコ歩き「ニューオリンズ」1
今回のネコ歩きはニューオリンズ。ジャズ発祥の地らしく、にゃんこたちも音楽が大好きなもよう。
レコード屋さんや、バーやクラブ?などで、音楽に聴き入るにゃんこの表情は人間と変わらない!
人懐っこくて、インドア派なにゃんこが多かったかも。
自動車が苦手ですぐ隠れるけど、馬車は大丈夫なにゃんこが可愛かったです。っていうか、ニューオリンズには馬車が普通に往きかっていてビックリ。観光用かな?

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映画「華麗なる激情」観ました

華麗なる激情
原題:THE AGONY AND THE ECSTASY
製作:アメリカ・イタリア’64
監督:キャロル・リード
原作:アーヴィング・ストーン
ジャンル:★歴史劇

【あらすじ】1508年。シスチネ礼拝堂を建てた法皇は、天井に使徒のフレスコ画を描けとミケランジェロに命じる。気が進まない彼は描きかけのまま一度は姿を消すが、カララの石切場で突如構想がひらめく。法皇から旧約創生記を描く許可をもらったミケランジェロは、天井画制作に心魂を傾けてゆく。

これは見ごたえある作品ですね。とくに教会関係の芸術が好きな人にお勧めです。
ミケランジェロって、名前からしてキラッキラしてそうなイメージ持ってたんですが(笑)、映画では汗・砂埃・絵の具まみれで高貴な身分の人に仕えてるようにはまったく見えませんでした。戦争ばかりで資金難なのか、まともに給料ももらえず庶民以下の暮らしだったかも。
でも、のめり込んだら寝食も忘れて制作に励むタイプなので大丈夫。ホント頑丈な人だなぁと感心するほどで、上を向いて腕を上げて描く様子は見てるだけで肩と首が痛くなりそう。これを何年も続けるなんて常人には無理でしょう。
まあ人間なので、無理をしすぎれば当然倒れたりもするんですが…。彼を守ろうとする幼馴染に法皇が言った「奴の体には絵の具が流れている」というセリフがしっくりきました。

そんな身を削って絵を描き続けるミケランジェロに対し、そわそわしながら毎晩のように絵の進行具合を確認に来る教皇が可愛かったです。「私の絵はまだ完成しないのか?」という感じで(笑)
そんな二人が、芸術を介して不器用ながら友情を育んでいくのが良いですね。怖いもの知らずなミケランジェロはズケズケものを言うし、なんだかんだそれを許してしまう教皇もいつしか彼の前では本音で話せるように。こういう身分差を越えた友情って素敵です。
戦場で敵がすぐそこに迫ってきてるのに、二人して新しい天井画計画に夢中になるくだりは、ホント二人とも芸術を愛してるんだなぁと微笑ましくなりました。
終盤は教皇がいいこと言ってて、とくに「生まれ変わったら芸術家になりたい」という台詞は、ミケランジェロの才能を心から尊敬し、僧侶として自分がやってきた事について真剣に考えているのが伝わってきて感動しました。

ちなみに、原題の意味は「苦痛と恍惚」で、ストレートだけどわかりにくいかも。邦題はまったく内容が想像できないし、何か日本人にもわかりやすい粋な邦題にしてほしかったです(他力本願)。

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映画「ファントム・オブ・パラダイス」観た

 | ミュージカル  Comment(8) 

ファントム・オブ・パラダイス
原題:PHANTOM OF THE PARADISE
製作:アメリカ’74
監督:ブライアン・デ・パルマ
ジャンル:ミュージカル/ファンタジー

【あらすじ】レコード会社の社長スワンに曲を盗まれ、無実の罪で投獄された青年音楽家ウィンスロー。刑務所で歯を抜かれ、脱獄してレコードプレス工場を襲撃するも機械で顔半分を押しつぶされてしまうのだった。復讐のためスワンの前に現れたウィンスローは、彼の口車に乗って愛するフェニックスのために曲を書く。

コミカルなB級映画の雰囲気があるけど、主人公が”ファントム”になるまでの経緯がホント惨くてね…。せめてヒロインのフェニックスがもう少し気高い女だったら嫌な気分もかき消されるだろうにと思いつつ、彼女が俗物だからこそクライマックスのウィンスローの純粋さが引き立つという…。悩ましい!
「オペラ座の怪人」とロックが好きなら楽しめそうですが、クセが強いので好き嫌いは分かれると思います。私はどちらかというと、音楽的には合わなかったかな~。

ただ、ブライアン・デ・パルマのセンスが炸裂していて、声と顔を失ったファントムがデジタル機器によって蘇った姿とか、「サイコ」のパロディとか、ビーフの最期なんかは好きというか、妙に惹かれるものがありました。
そして、悪魔のような男スワンのキャラクターも、醜く顔がただれたファントムなんかよりよっぽどおぞましい。それでいて若者に支持され女性にモテモテ?なんだから、彼の秘密が明かされた時はすぐに納得できます。
あと、やっぱりクライマックスは良かったです。ただひたすら愛した女(≒音楽)のために、自分の命を賭けて戦う男…。最期まで彼女を求めつづける姿に涙腺が緩みました。

とりあえず、ファントムを描きたくて仕方なくなったので記事にした次第です。

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映画「ビッグ・バグズ・パニック」観た

 | ホラー/パニック  Comment(2) 

ビッグ・バグズ・パニック
原題:INFESTATION
製作:アメリカ’09
監督:カイル・ランキン
ジャンル:★コメディ/パニック

【あらすじ】何をやってもまるでダメな冴えない青年クーパーは、ついに会社からクビを宣告されてしまう。その瞬間、奇妙な耳鳴りに襲われ、目を覚ますと世界は巨大な昆虫に支配されていた。彼は生存者たちとサバイバルを繰り広げつつも、生存者の一人サラに惹かれ…。

こういうコミカルな軽いパニック映画大好きです♪
わりと脚本も頑張ってるし、登場人物もきちんと描き分けできていたと思います。B級パニックものが好きならお勧めですね~。
こんな状況でものほほんとした空気を漂わせている主人公クーパーが憎めないんですよ。ダメダメなのに誰かがピンチになれば当然のように助けようとするし、どんな相手でも基本的に友好的に接してます(ヘタレ根性ゆえ)。
とくに聴覚に障害を持つ黒人青年ヒューゴに優しい言葉を掛けるところに優しさが表れてました。生き残るのに必死で他人のことに目が行かない方が普通なのに、必死に頑張るタイプじゃないところが逆に心の余裕に繋がってるのかな?
ネタバレですが、彼がサラに特別な感情を抱く理由が、この手の作品にありがちな吊り橋効果だけじゃなく、実はその日の朝に轢かれそうになって口論になり、その時に惚れていたことがわかるくだりも良かったです。

また、後半で登場する父親との衝突と和解も定番ながら良かったですね。
息子に厳しく、やる事なすこと否定しかしない厳しすぎる父親なんだけど、わんこ溺愛キャラなのが可笑しい。行方不明のわんこを必死で探す父親に対し、「たかが犬だろ」と言ったらすかさず「お前の妹だぞ?」には笑わせられました。
しかも、虫の化け物に変貌して登場したわんこに、赤ちゃん言葉で「取って来い」をして(ちゃんと犬の本能が残ってた!)、しみじみ「可愛い」と言ってるし…。蜘蛛みたいな脚がはえてるんですけど!?

この虫の化け物に変身してしまった(場合を想定した)メインキャラが3人いて、それぞれの行動が違うのも性格が表れていて面白かったです。
クーパーはサラに「自分が化け物になったら…撃たないで!逃げてもいいから!」と情けなくお願いし、ヒューゴの父親は化け物になったら自分を撃つよう頼み、クーパーの父親は「お前は死なせない」と息子を残し、死ぬ気でひとり敵地に乗り込んでいくんですよ。
いい父親とはいえなかったけど愛情はあったのだとわかりホロリときました。
…この直前まで、音に敏感な虫を避けるため、みんなでほのぼのサイクリングしてたんですけどね(シュール! 笑)

あと、個人的には、非常時にも関わらず化粧直しばかりして、冴えない主人公クーパーに色目を使うお天気キャスターのシンディが印象に残りました。こういうパニック映画に一人はいる”ヒステリー女”担当なんですが、彼女なりの”生きるのに必死な姿”と、一人でぬいぐるみを抱えて泣いてる姿を見たら…。
化粧直しばかりしてるのも、自分の武器が”容姿”しか思い当たらないからで、知識やタフさを持ち合わせてる他の女性キャラと比べたら不安で仕方なくなるのも頷けます。しかも、周りにいるのは頼りなさそうな一般人だけ。
ナイト役にクーパーが選ばれたのは、暴走車から自分を守ってくれたり、父親が軍人だという話を聞いたからでしょう。たくましいヒューゴを選ばなかったのは…たぶん偏見もあったんじゃないかな?
死と隣り合わせでいるより、みんな一緒に死んだほうがマシ!という行動も、いつもならイラッとしそうなのに彼女の場合は不憫に思う気持ちの方が勝ってしまいました。

ラストはやや盛り上がりに欠けたものの、ヒューゴの耳が聞こえない設定を活かした展開は良かったです。
ちなみに原題は、イナゴの大群などの”襲来”を意味してます。

映画「シェルブールの雨傘」観ました

シェルブールの雨傘
原題:LES PARAPLUIES DE CHERBOURG
製作:フランス’63
監督:ジャック・ドゥミ
ジャンル:ミュージカル/ロマンス

【あらすじ】フランス北西部の港町シェルブールで、自動車修理工の若者ギイと傘屋の少女ジュヌヴィエーヴが恋に落ちた。だが、まだ17歳のジュヌヴィエーヴを心配する母親は、娘の幸せを願うあまり口やかましくしてしまう。そんなある日、アルジェリア戦争の徴集礼状がギィに届き…。

Gyaoで7月3日まで。
すべてのセリフが歌になってるミュージカルには抵抗ありましたが、ロマンス映画として楽しめました。
といっても、ストーリーは今観ると陳腐と言えるくらいありがちなもので、先が読めるんでちょっと飽きそうになったり。でも大筋は読めても、物語の中心が人物ではなくシェルブールという舞台に固定されているという面白さや、心理描写の丁寧さのおかげで、歌に慣れてきてからはグイグイ引き込まれました。
しかも予想を裏切る善人揃いだったんですよね~。

てっきり母親は「ロミオとジュリエット」の父親のようなタイプかと思ったら、確かに金持ち男が現れた時に期待はしてたと思うものの、実際に求婚されたら面食らってしまうんですよ。そして、口うるさく「ギイの事は忘れなさい」と言いつつ、彼からの手紙を捨てるような卑怯な真似はしません。(絶対捨てると思ってた私が荒んでる?)
それどころか、縁談の邪魔になる孫の誕生を喜んでおり、産着を買ってきてウキウキしてるほどです。子離れできないながら、いいお母さんだと思いました。

そして、お目当てだった「ローラ(1960)」の後日談がまた良いんですよ。
何を隠そう、ジュヌヴィエーヴに求婚した男というのが、失意の後、宝石商として成功したローランなのです。ずっとローラへの気持ちを引きずっていたのに、ジュヌヴィエーヴを一目見て世界が変わったとか、「超面食いなだけかよっ!」と思わないでもなかったけど、大人の余裕で断っても10年くらいは待ちそうな一途さでしたね(笑)
これは「ローラ」を観てると、彼を応援せずにはいられないと思います。でも、結局宝石で釣るのはどうなの!?

そんな彼に見初められたジュヌヴィエーヴも全然悪い子じゃなかったです。
この作品は浮気物だと聞いていて身構えていたんですが、こんなの自然の摂理であって浮気じゃないでしょ。借金抱えた家の17歳の娘に何を求めてるんだ!(17歳には見えないけど)
妊娠するような事をした時点で、妊娠した場合は子供のためにも側にいられない男が身を引くのは暗黙の了解だと思う。というかあの時、ギイが叔母さんにジュヌヴィエーヴを紹介してれば流れも変わってたのでは?
…まあ、若いから仕方ないけど。
とにかく、彼女の選択は愛する人との子供のためだし、思いっきり悩んでいるところが描かれていたので、むしろ彼への愛が深いものだったと思えました。

あと、おそらく昔から密かにギイを愛していたマドレーヌもいい子で、ジュヌヴィエーヴの結婚式を見て、喜ぶわけでも怒るわけでもなく、ギイが傷つく事を想って悲しみの表情を浮かべる控えめなところが好きです。
失意のギイを立ち直らせるための厳しさや、変わらぬ献身、長らく彼を見てきたからこその不安など、ギイと結ばれるまでの機微が、短時間で丁寧に描かれてました。
彼女には幸せになって欲しいですね。

ラストの再会と別れも切なくて余韻に浸れます。二人の子供がそれぞれフランソワーズとフランソワなのがね…(ホロリ)
ここで彼女は不幸そうだと思う方もいるようですが、彼女は最初から好きな男と離れている時は憂鬱そうにしてたし、クリスマスなのに夫は出張中?みたいだし、あのべったりだった母を亡くしたばかりで精神的に参ってたんだと思いたいです。でなきゃ、雪の降る寒い夜に、幼い娘を窓全開の車内に残したりしないでしょ。相当疲れてますよ、事故りそうですよ!
思い出に引き寄せられてシェルブールに寄ったら、幸せそうなギイに会って憂鬱MAXになってただけで、夫が帰ってきたら可愛い娘と愛する夫と、人が変わったみたいに幸せを満喫してるに一票!
だって、そうじゃないとローランが不憫だもの…。
たぶん「ローラ」を先に観てるかどうかで印象が変わる作品だと思います。

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「ローラ(1960)」観ました

第61回ブログDEロードショー「岡本喜八監督作品」

 | ブログDEロードショー  Comment(12) 
Tag:日本

<皆さんの記事>

しずくの水瓶 ブログDEロードショー ジャズ大名
映画鑑賞の記録 岡本喜八監督2作品を 見ました☆
セピア色の映画手帳 「江分利満氏の優雅な生活」
おもしろい本が読みたい!! 殺人狂時代独立愚連隊西へジャズ大名
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サラウンドに嵌った男のブログ 「大誘拐」をブログDEロードショーで見ました!
クリスタルの断章 「日本のいちばん長い日」見た
忘却エンドロール 映画「座頭市と用心棒」観た
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7月もブログDEロードショーを開催いたします。
今月のお題は岡本喜八監督の作品です。ポール・ブリッツさんからリクエスト頂きました。

理由は…
たいていのレンタルDVD店には1本くらい置いてあり、作品は多彩なジャンルに渡っており評価も高い。それでいながら、たいていの人は作品を見たことがなくて、映画ファン以外は名前すら忘れているから。
…とのことです。

開催は2週間後の7月3日(金)~5日(日)まで。(これより前に観るのはお控え下さい。後ならいつでもOKです)。
よかったら一緒の時期に岡本喜八監督の作品を観て、みんなでわいわい盛り上がりませんか?
ブログを持ってない方も大歓迎ですし、もちろんレビューは強制ではありません。
みなさんの記事を読んで回るだけでもよし、コメント欄で盛り上がるもよし。それぞれの楽しみ方で映画を愛でましょう♪
企画内容については、サイドバーにある「ブログDEロードショー」欄の”企画概要+参加者名簿”のリンク先をご覧下さい。

→岡本喜八監督作品一覧

一言映画感想(5/30~6/17)

 | まとめ感想  Comment(10) 

ユーザータグの追加終了しました(月の初めくらいに)。今まであまり気にしてなかったけど、ダントツで多いアメリカと日本の映画以外では、イギリス≒フランス>イタリア≒ドイツの順でよく観てることがわかりました。あと、ジョン、ピーター、リチャード、ロバートという名前が多い(笑)

6/17「オール・ザ・キングスメン(2006)」
後半ちょっと眠くなってしまったんだけど、俳優が豪華でそれなりに見ごたえはあったかな。でも、ジュード・ロウが何であの男に尽くすのか良く分からなかった。
6/10「王立宇宙軍 オネアミスの翼」
図らずも「ライトスタッフ」の後に観賞。異世界が舞台でも、初の宇宙飛行士になる人をしっかり掘り下げています。女の子の気を引きたいという単純な動機で始めた事だけど、だんだんと自分で考えるようになっていくのがよい。ラストは爽やかな感動があります。
6/9「タイタンの逆襲」
続編だったのか。私の中ではギリシャ神話ってギリシャ時代の「セックス・アンド・ザ・シティ」くらいの位置づけなので、真面目にアクションとかやられても(笑)まあ「マクベス」みたいな展開もあった気がするけど…。息子の前でペガサスに「真っ直ぐ飛べ、カッコよく!」と要求するところは笑えた。
6/7「アクロス・ザ・ユニバース」
ビートルズの曲だけを使ったミュージカル。最初に曲があって、そこにストーリーを当てた感じなのでつながりが悪い。徴兵検査のミュージカルシーンは表現が面白かったけど、他は微妙だったりサイケで入り込めなかった。長ったらしいPVみたいなものなので、ビートルズファンなら楽しめるかも。
6/6「八つ墓村(1977)」
完全にオカルト映画だった…。石坂さんや古谷さんの金田一が刷り込まれてて、渥美清さんがどうにも探偵に見えない。別の作品として見れば面白かったかも。しかし、末代まで祟るって疲れないかな。当事者祟り殺して、さっさと嫌な事忘れた方がよくない?
6/5「沓掛時次郎 遊侠一匹」
雷蔵さんの続編かと思ったら、同一原作なだけか。血みどろな割りに序盤はコミカルなんだけど、そこから心臓に悪い展開がある。序盤の朝吉と娼婦のやり取りは楽しかった。
6/4「おとなのけんか」
なんだ「婚期」と同じタイプの映画か。人間の滑稽な部分を切り取った「他人の振り見てわが振り直せ」な古典的喜劇。「こういう人いる~」と思えれば楽しいのかも。字幕で音量を下げられるから割と観られた。ハムちゃんが元気でホッとするものの、ペットを捨てるような馬鹿はこれみて「ホラ大丈夫ジャン」と思うのでは…。
5/31「初春狸御殿」
このシリーズ、これ以外にも一つ見たことがあった気がして、そちらを再見したかったんだけど違った。ヒロインを演じる若尾文子はきれいだし、愉快な作品なので楽しめたけどね。鍵盤になってる階段がいい感じ。ああいう遊具があれば遊びたい。にしても、河童のお嬢さんのおっぱいとお腹に目が行く(笑)
5/30「近松物語」
わたしの大嫌いなタイプの男が主人公でストーリーが頭に入ってこなかった。しかも、序盤で彼の末路を暗示するシーンがあるので、何があっても「どうせ死ぬんだろ?」という目でしか見れず。タイトルでは気付かなかったけど、作者が近松門左衛門だったのね…。
5/30「くもりときどきミートボール」
CM観た時から「空から食べ物が降ってくるとか汚らしいなぁ」と思ってたけど、予想以上に耐えがたかった…。これは子供の感性を持ってる人じゃないと無理だわ。食べ残しの山とか、悪臭が漂ってきそうで…。水不足にならないの?とか考えちゃう大人には向かないです。

映画「ライトスタッフ」観ました

 | 伝記/自伝/実話  Comment(4) 

ライトスタッフ
原題:THE RIGHT STUFF
製作:アメリカ’83
監督:フィリップ・カウフマン
原作:トム・ウルフ
ジャンル:★ドラマ/アドベンチャー

【あらすじ】ソ連との技術競争の真っ只中。ロケットの弾道飛行に成功したアメリカの次の目標は、有人宇宙ロケットだった。空軍パイロットの中でも特に優れた資質“ライトスタッフ”を持つ男たちが宇宙飛行士を目指す中、イエーガーはひたすら音速飛行の限界に挑む。

ハリウッド白熱教室でもやってたけど、映像表現が色々と凝ってる作品でした。同じ訓練を受ける猿と人間の繰り返しの他に、投げるシーンから放物線のような飛行機雲、傾けたグラスのウイスキーと夕焼け、おしっこを我慢する様子の後に水撒き・注がれるお茶・ウォーターサーバーのタンク、舞い散る粒子に焚き火の火の粉と満点の星空などなど、私が気付いただけでもこれだけあったので他にもっとあるかも。どちらかと言うと静かな作品なので、こういうところで工夫して長時間楽しませてくれるんですね〜。

初見では登場人物を見分けるので精一杯だったけど、今回はほとんど大丈夫でストーリーに集中できました。
改めて観てみて印象に残ったのは、夫の帰りを待つ奥様方です。「彼女らに聞いてみたいわ。 夫が生きて帰らない確率が4回に一回だったらどうするかって」という台詞がグサリ!
具体的な数字を聞くと彼らがどんなに無謀なことをしているかわかって、何が彼らをそんなにも惹きつけるのか考えずにはいられません。
私はずっと限界に挑戦したいという気持ちからだと思っていたけど、こちらの方のレビューを読んだら、職業軍人としてパイロットになった彼らは生活のために命を張っていて、記録を競い合ったり宇宙を目指していたのは後付の理由だろうと仰っており、そういう見方もあるのかと目からウロコでした。確かに、軍人ってほいほい転職できなさそうだし、後は己れを信じて突き進むしかないですよね。

そうやって頑張れるのは愛する家族あってこそで、取材を無理強いされようとしていた奥さんに、嫌ならやらなくていい!とキッパリ言うエピソードは、支えてくれる奥さんへの愛情がよく伝わってきました。
このジョン・グレンと奥さんが仲良しでホント可愛かったです。吃音があり、時に”お高くとまってる”と誤解されることもある奥さんなんですが(この誤解が解けたとわかるのが、ロングショットでの会話だけなのが物足りない…)、そんな彼女の言葉をやさしい眼差しで受け止めるジョンとの濃密なラブラブ空間がもう…新婚さんですか?という感じです(笑)
この夫婦だけでなく、奥様仲間もパイロット仲間もみんな、身勝手な役人たちや技術者、マスコミたちに負けまいと、お互い助け合ってました。

また、初見で印象に残っていた飛行パイロットとしての道を貫いたイエーガーのエピソードもやはり素晴らしかったです。宇宙飛行士のメンバーが仲間たちと一丸となって戦っているのに対し、彼はストイックなまでにひとりで限界に挑み続けます。
でも、彼にとっても奥さんの存在は欠かせないもので、違う場所で違うものを目指していても、彼らはみんな根っこは同じ。”ライトスタッフ:正しく優れた資質を持った者”であり”扱いにくいテストパイロット”であり、”共に戦う仲間”なんでしょうね。
「最高のパイロットは?」「目の前にいるさ」がお決まりの台詞のゴードンが、終盤にふと真剣に語り出したシーンからも、それがわかります。
彼のイエーガーに対する尊敬の念にはホロリときました。

ちなみに、もう一つ印象に残ったエピソードで、ガスの乗ったポッドのハッチが開いた原因について調べたところ、現在では、「確率は低いがあり得た事故」という事になっているそうです。
彼はとても信頼されている宇宙飛行士だったそうで、それを知ってなんだか嬉しくなったり。ただ、皮肉にも彼が亡くなったのは”ハッチが開かなかったため”なんだとか。運命のいたずらですね…。
色々調べるきっかけにもなって、再見して良かったです。

映画「ロング・グッドバイ(1973)」観た

 | ミステリー  Comment(12) 
Tag:にゃんこ

ロング・グッドバイ(1973)
原題:THE LONG GOODBYE
製作:アメリカ’73
監督:ロバート・アルトマン
原作:レイモンド・チャンドラー
ジャンル:★ミステリー

【あらすじ】私立探偵のフィリップ・マーロウは、昨夜、車でメキシコへ送った友人ロジャーが、妻殺しの容疑者で自殺したことを知る。友人の無実を信じる彼の前に、行方不明の夫を探し出してほしいという女性アイリーンが現れ…。

冒頭のにゃんこ大好きなマーロウに萌えました。夜中の3時にお腹にダイビングされて、嫌々ながら餌を用意しようとしたり、お気に入りのカリー印を買いに行ったり。別のしか置いてなくて、今度はどうするのかと思ったら、カリー印の空き缶に移し変えてからあげるという(笑)
探偵の飼い猫だけあって、しっかり見抜いて家出してしまうけどね!

それに、友情に厚い主人公って素敵です。警察に尋問されても飄々とかわし、ロジャーに金を盗まれたというギャング?に脅されてもビビッたりせず…。
いきなりガラス瓶で顔をぶん殴るシーンはゾッとしますね。普通ならあんな状況に耐えられません。なんであんなに肝が据わってるんだろう?
彼のどこからそんな自信が湧いてくるのか、それが一番のミステリーだったかも。

しかし、こういう探偵ものは主人公が一番信頼してる人物が黒幕だったりするんですよね。この作品も例に漏れずなんだけども、ラストにやけくそで踊るマーロウはぜんぜん格好良くないのに嫌いじゃないです。アンニュイな雰囲気が心地よい。…ミステリー的には、手紙と紙幣の入手経路を忘れてしまったので展開について行けなかったですが。あと、アイリーンは金持ちなんだっけ?遺産?
でも、多少分からないところがあっても、結局彼の帰る場所はにゃんこの元しかないと思うとニヤけてしまって(笑)
冒頭で行方不明になったままだけど、きっと傷ついたマーロウを癒しに戻ってきてくれるでしょう♪

ちなみに、タイトルは原作の「長いお別れ」から取っており、「ロング・グッドバイ」という主題歌も劇中に流れます。ラストの別れの事を言ってるんでしょうね〜。…決して、にゃんことの別れじゃない、はず!
にしても、シュワちゃんどこに出てたんだろう…。録画を消す前に知ってればなぁ。

映画「西部に賭ける女」観た

 | 西部劇  Comment(2) 
Tag:ジョージ・キューカー

西部に賭ける女
原題:HELLER IN PINK TIGHTS
製作:アメリカ’60
監督:ジョージ・キューカー
原作:ルイス・ラムーア
ジャンル:★西部劇/ロマンス

【あらすじ】旅回りの演劇一座「ヒーリー劇団」は、花形女優アンジェラが問題を起こすたびに夜逃げをする貧乏一座だった。今回も男に貢がせるつもりが失敗して、借金から逃げてきたところだ。だが、今度はポーカーに大金と自分自身を賭け、流れ者のガンマン、メイブリーに負けてしまう。

やや時間を長く感じたけど、ほんのりコミカルなロマンスものの西部劇として楽しめました。
時間を長く感じた理由は、ヒロインの前半のバカ女っぷりが目に余るんですよ。本人は手練手管はお手の物と思ってるかもしれないけど、まったくできてないという(苦笑)
それで本人だけドツボに嵌ってるならいいんですが、一座の団長トムが彼女に惚れていて”彼女の借金=一座の借金”になってしまうんですよね。
仲間は役者の母娘と、おじさんの俳優と道具係くらいだったと思うんですが、解散ということになれば食べるのにも苦労しそうな状態。振り回される団員たちが可哀想で、華麗に衣装を着こなすソフィア・ローレンがヒロインでも笑って許せませんでした。

でも、再び彼女が問題を起こして、借金や殺し屋からの逃避行が始まってからは面白くなってきます。
自分自身と大金を賭けて負けた事をトムに言えないアンジェラと、その賭けに勝ったガンマンのメイブリー、何も知らず用心棒としてマドリーを歓迎するトム。
そんな緊張感ある三角関係も楽しめたし、先住民に襲われシャレにならない状況になっていくのも、冒頭のからは想像できない展開で見ごたえありました。
とくに、メイブリーとの関係に気付いてしまったトムの傷ついた表情と、落ち込んで夢も諦めてしまうところが哀愁漂ってます。どれだけ彼女を愛していたのか伝わってきて切ない…。

一方、メインキャラ以外もしっかり描き込まれていて、母親にいつまでも子ども扱いされるデラの描写も印象的です。20歳なのに少女のような役ばかりやらされているデラが、世の中の厳しさを目の当たりにして変化、成長していきます。
彼女を演じるのマーガレット・オブライエンは、「若草の頃」の四女を演じてたとかで有名な子役だった人なんですよ。実際の彼女と被る役柄だったということで、どうりで印象に残ったわけです。はまり役でした。

ラストは、アンジェラが「ほしいものは手に入れる」性分を思いっきり発揮して、なんとも豪快な解決方法を取ってくれます。この展開はホント予想もつかなかった、さすがキューカー監督!
これで前半のアンジェラへの評価も一気に覆ってしまいました。愛に生きる女、可愛いです。トムってば観る目ある!

ちなみに、原題の意味は「ピンクのタイツをはいた厄介者」かな?
小悪魔と訳している方もいるみたい。原題のままのタイトルの方が良かったかも…。

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「恋をしましょう」観た

映画「異人たちの棲む館」観ました

 | コメディ  Comment(6) 
Tag:イタリア

異人たちの棲む館
原題:MAGNIFICA PRESENZA
製作:イタリア’2012
監督:フェルザン・オズペテク
ジャンル:★コメディ/ドラマ

【あらすじ】ローマの高級住宅地に格安アパートをみつけ、一人暮らしを始めた俳優志望のピエトロ。夜はパン屋で働き、夢の新生活に思いを馳せながら部屋の改装行うピエトロだったが、実はそこには先住者がいて…。

これはよかったですね~。gyaoはたまにこういう良作を発掘してくれるから好きです。地味ながら、コミカルでファンタジックで胸があったかくなるような私好みの作品。ゲイの主人公が受け付けないという人以外なら楽しめると思います。ホラーみたいな邦題だけど、怖くはないよ!

まず何が良いって、主人公ピエトロと借家の先住者たちが、愛すべきキャラクターになっているところでしょう。
ピエトロはゲイと言っても恋人いない歴=年齢という感じで、情熱は秘めてるけど上手く伝えられないタイプ。思いがけず先住者と出くわしても、押しが弱くて追い出せません。
しかも辛抱強い上に根が優しいから、いつの間にか彼らを受け入れてしまうんですね。
一方、その先住者というのが実はとある劇団の俳優たちで、どことなく「アダムスファミリー」に似た雰囲気。とくに、小太りな少年とダンディなヒゲの紳士、古風で品のある恰好をした団員8人がずらっと並んでいると、どこか懐かしさを感じます。

でも、あそこまで浮世離れした人たちではなく、主人公が怯えれば落ち着かせようとするし、失敗すればやんわり助言、オーディションに行く前にはみんなで演技指導までしてくれる気さくな人たちです。
ずうずうしいところもあって、居候のくせに練習の邪魔をしないでくれと言ったり、家を「ネズミの巣」呼ばわりしたり、ピエトロが欲しがっていた激レアなカード(イタリアの歴史上の偉人が描かれた実在するカード)をパクッたり…。
でも、いつの間にか彼の孤独を癒してくれる存在になっていくんですね。

とくに、ピエトロが彼らを受け入れるきっかけとなった詩人が面白かったです。夜、自室で寝ている主人公の顔をジッと見つめるという一歩間違えば変質者な人で、目覚めたピエトロに「私が画家なら、あなたの輝かしい寝顔を絵にできるのに…」とか、代わりに歯が浮くような詩でその寝顔を讃えたりするんですよ(笑)
ロマンティックすぎて聞いてるだけで恥ずかしいわっ!
まあ、初な主人公はそれですっかり気を許しちゃうんですけどね。それから進展するわけではないものの、彼のおかげで気持ちを切り替えられたのは確かです。

そして、彼らとの交流のなかで変わっていく主人公が、内面的な成長はあっても、一朝一夕で成功を掴むようなご都合展開がないのも良かったです。
まあ、俳優を目指すゲイの主人公が、名一座の団員&ゲイの詩人と出会うこと自体がご都合主義だと言われればそうなんですが、そこはすんなり運命と思えました。

以下、ネタバレあり!
あと、何気に台詞が良いんですよね〜。印象に残るフレーズだったり、哲学的だったり。
殴られて倒れていたオカマの人を手当てするエピソードも素晴らしかった…。
団員の一人が「何の役を演じてるんだ?」と尋ねると、「ただ自分を演じてるだけ。リアルな虚構が一番自然なの」と深いお言葉。このやり取りは、彼らの合言葉「虚構だ、虚構だ」「虚構ではなく現実だ」というのにもかかってるのかな?
最初は不思議な居候の存在を「よい孤独撃退法ね」と言っていた彼女が、帰り際には「こんな私が自分を信じてるんですもの。幽霊ぐらい」と見えない彼らの存在を完全に認めてくれるのが素敵。
主人公のいちばんの親友である女性(親戚)はまったく信じてくれなかったからね〜(当然だけど)

後半、頼まれた人探しを始めてからはコミカルさは薄れ、彼らの人生が垣間見えるドラマが展開されます。
過去と戦争の傷跡、そして大きな希望…。インターネットの向こう側でも、元気な姿が見られただけでどんなに嬉しかったことか…。
ラスト、束縛するものがなくなり外に出てからは、台詞がなく微笑みあうだけで気持ちが通じ合うように描かれているのが良かったです。
ピエトロに連れられてやってきた場所で、幽霊たちは彼のために演じます。

エンドロールではそれを観るピエトロの顔のアップだけが映されるんですが、劇に対する反応と、彼らとのこれまでの時間を振り返るような表情が繊細に表れ、感動で胸が一杯なのが伝わってきました。
これでお別れだったとしても、きっと彼らと過ごした掛け替えのない時間は彼の中でずっと息づいて、将来立派な俳優になるだろうと思えます。
あと、ご近所さんの青年との恋の予感もあったし、仲良しの親戚もたくましく生きていくでしょう。

ちなみに、原題は「素晴らしき存在」という意味。邦題はまあアノ作品を意識してるのかな。知ってる人にはネタバレな邦題だけど、そもそも映画情報サイトなどを見ると、彼らが幽霊だという事まであらすじに書いてあるからね…。
知っていても十分楽しめますが、どうせなら知らないまま観た方がいい気がします。

映画「AAAH!ゾンビーズ!! 俺タチだって生きている」観た

 | ホラー/パニック  Comment(2) 

AAAH!ゾンビーズ!! 俺タチだって生きている
原題:WASTING AWAY/AAAH! ZOMBIES!!
製作:アメリカ’07
監督:マシュー・コーネン
ジャンル:★ホラー/コメディ

【あらすじ】アメリカ西海岸。ボーリング場でバイトするティムの元に、おバカな親友マット、マットの元カノ・ヴァネッサ、そしてティムが長年想い続けるシンディが集まる。マットは勝手に売店でソフトクリームを作りみんなにふるまうが、それには陸軍が極秘に開発した超兵士薬が混入し…。

gyaoで観賞。ネタバレ注意!
アイデアが光るB級ブラックコメディでした。前半は大笑いということはないものの、進むにつれてじわじわ笑いと切なさがきて、最終的には妙に幸せな気分で笑顔になれました。これはエド・ウッド作品とか「ゾンビ処刑人」「ゾンビランド」とか好きな人は楽しめるんじゃないかなぁ。
モノクロとカラーを切替える作品はいくつか知ってるけど、これはゾンビ視点がカラーというのが斬新(笑)
だってゾンビが主人公なんですもの!
しかも、自分達がゾンビになってしまったなんて、これっぽっちも気付いてません。
ゾンビとして蘇ったところからカラーに変わり、急に怪力になったり、周りの人が早送りしたみたいに見えることに、ただただ戸惑ってしまうんですね。
それがモノクロで描かれる人間視点に切り替わると、彼らの実際の姿…見るからに”ゾンビ”な彼らが「う~あ~」と言いながら近づいてくる姿が!
でも、それに気付かず普通に行動する彼らから見たら、周りの人たちの方が異常なんです。普通に話しかけても、奇声をあげて逃げていったり、襲い掛かってくるんですから。
その認識のギャップが面白くて、『ノロノロゾンビから見たら、普通の人の動きや喋りはこう見えるんだ~』と妙に感心してしまいました。

そこに、事情を半分くらい知ってるゾンビ軍人が現れ、さらに話がややこしくなります。周りの”異常者”たちは”感染者”で、運よく本来の効き目で超兵士になった自分達が人類を救わなければならない!と、普通のゾンビ映画とはまったくあべこべに。
そんなひねった展開も面白かったんですが、ゾンビ化してからの悪趣味な描写もツボに嵌れば最高です。とくにティムの頭皮とか、マットの腕とか頭とか、色々とシュールすぎて笑うしかない。ティムの頭皮を見なかったことにして頭に戻し、ポンポンとしてあげるシンディとか可愛すぎ!(笑)
人間視点で見れば不気味なゾンビが絡み合ってるようにしか見えなくて「うぇっ」って感じなんですが、ラブラブな二人が幸せそうなのでOKです。
でも、周りから見ると化け物でしかなくて、殺すのが当然だと思われてしまうくだりは、笑いもあるんだけど今まで見てきたゾンビ映画のゾンビたちも実は…と思うと切なくなりました。
「ゾンビになっても生きる権利はあるんだ」とユートピアを求めて旅立つ展開も熱いです。
戦力的に不利な状況を打開するため取った方法や、軍の目をくらますための作戦が意外とまともに通用しそうだったし、何より仲間を想う気持ちがB級なりに効いてます。
終盤はベタだけど妙に感動しちゃって、「ゾンビだって生きてるんだよ!」とか思いつつ彼らを応援してました。
これからはゾンビ映画の見方が変わってしまいそうです。