2013年08月 忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

映画「デイブレイカー」観た

 | ホラー/パニック  Comment(8) 
Tag:オーストラリア

デイブレイカー
原題:DAYBREAKERS
製作:オーストラリア・アメリカ’09
監督:マイケル・スピエリッグ、ピーター・スピエリッグ
ジャンル:SF/ホラー/アクション

【あらすじ】2019年。謎のウイルスの蔓延により、人口の95%がヴァンパイアとなった世界。人間は血液供給源として管理・飼育されていたが、人類の減少による食糧問題が深刻化していた。代用血液を研究するエドワードは、ある夜、追われる人間たちを助け…。

ヴァンパイアもので、そんなに後先考えず人間を狩ったり、仲間を増やしたら、将来やばいんじゃね?という素朴な疑問に応えるがごとく、人類絶滅の危機に焦るヴァンパイアたちの世界を描いた作品。
ヴァンパイアの社会といっても、元人間なので(感染したり、咬まれたり、死を恐れて自分からなったり、先立たれるのを恐れた身内に無理やりされたり)、ほぼ人間と変らない生活なのが面白いですね。
ほとんど不死身と言っても貧富の差はあるし、社会を動かしているのが金の亡者というのも哀しいくらい変わりません。
悪人も生き続けるし、人血不足でモンスター化するし、子供は(生殖機能的にも、人口問題的にも)産めなさそうだし、こちらの世界のほうが絶望的かも。
代用血液の開発にいそしむ主人公の苦悩や、弟とのすれ違い(主人公ニブすぎ!)、金の亡者の社長が娘を失う事を恐れているとか。そういうところは「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」的で好みなものの、描き込み不足で物足りない。

治療法は画的に神の祝福って感じが面白かったです。治った人の血液も…というのは終盤のグロ描写をやるためという感じだったけど。
しかし、食糧危機で正気を失いかけている人類を治療するには、どうしても人工血液は必要だったと思うんですが…。あの施設を捨てたらいかんでしょ。
っていうか、そもそも生き残った人間と協定でも結べばよかったのでは。命と生活を保障する代わりに、定期的に血液を提供してもらうとか。人間の人口増やす努力もしてないようなのが謎。
一見ハッピーエンドだけど、まったく未来が見えず、ちょっとラストはつまんなかったな~。もったいない!

映画「マジック(1978)」観た

マジック(1978)
原題:MAGIC
製作:アメリカ’78
監督:リチャード・アッテンボロー
原作:ウィリアム・ゴールドマン
ジャンル:サスペンス/ホラー

【あらすじ】人形を使った腹話術で人気を博した手品師コーキー。だが、成功を目前に、マネージャーの手をはなれ突然故郷へ帰ってしまう。彼はそこでかつての恋人である人妻ペギーと再会し愛を育むが、マネージャーはしつこく追ってきて…。

わたしの肝試し企画はまだまだ続きます!
こちらはホラーにギリギリ分類できる感じのサイコサスペンスでした。
とはいえ、当たり前のように腹話術人形と会話している様子が自然すぎて、それが普通のように見えてしまうのが結構怖い!
しかも、操作してるとわかってても、まるで自分で動いているように見えてしまうことがあるんですよね。人形と若かりしホプキンスの演技力にドキっとさせられました。(というか、一度勝手に目が動いていたような…)
彼の正気を確かめるため、人形を5分黙らせるというテストのシーンは、命がかかってるわけでもないのに、緊張感があります。まるで禁断症状のようにそわそわしだし、冷や汗を流す主人公…。
最近のホラーやサスペンスと比べると、テンポは遅いし、淡々として地味なものの、じわじわ主人公の異常さが見えてきて、今まで操っていた人形に操られていく展開は不気味な空気をかもし出していました。
ラストは予想外に切なくて静かな余韻を残します。ヒロイン(人妻かよ!)がもっとまともな人だったら、ちょっと泣けてたかも…。

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映画「アダムス・ファミリー」観ました

 | ファミリー  Comment(8) 

アダムス・ファミリー
原題:THE ADDAMS FAMILY
製作:アメリカ’91
監督:バリー・ソネンフェルド
ジャンル:★ホラー/コメディ

【あらすじ】当主ゴメス、妻モーティシア、子供たちウェンズデーとパグズリー、モーティシアの母グラニー、それに物言わぬ執事ラーチと“手”。このアダムス・ファミリーの財産を狙う顧問弁護士は、金貸しの息子をゴメスの生き別れの兄フェスターとして屋敷に送り込むが…。

もう最初から懐かしさに歓喜しちゃいました。
この家族が好き!彼らを受け入れるこの世界が好き!
子供の頃は気付かなかったけど、ゴメスがやたらとカッコいいです。顧問弁護士をフェンシングでお出迎え。たじたじながら生活のために頑張る弁護士もすごいです(笑)
そして、モティーシアとのラブラブっぷりがいいねぇ!
冒頭でからくり仕掛けのアダムス家の屋敷がでて、ゴメス人形とモティーシア人形がキスするのかと思いきや彼女が避けたから「え?」って思ったんですが、あれって体を反らしてキスしてるところだったのね(笑)
人目もはばからずいちゃいちゃしてるものの、きちんと家族を見守るモティーシアは良い奥さんでした。
そしてそして、大好きなウェンズデーちゃん。相変わらず可愛いです。彼女は永遠にこの姿のまま心に焼きついているよ!
クリスティナ・リッチを知ったのはこの役だったはずなのに、今では同一人物だとは思えないというか、ウェンズデーはウェンズデーであって、他の何者でもないんです!(断言)
弟をいじめているように見えて、超仲良しなのも可愛い。あの服装で2人揃ってるのが可愛い。とにかく可愛い。
ハンド君はとっても素晴らしい手です。手しかないのに何でも出来ちゃうし、手なのに愛嬌がある。
彼がアダムス家のためにバイトをするシーンはすっかり忘れてました。次々と郵便物を投げていく姿がステキ。そして、彼の能力を認めて雇った人と握手したい。

→以下ネタバレ注意!

映画「デイ・オブ・ザ・デッド」観た

 | ホラー/パニック  Comment(8) 

デイ・オブ・ザ・デッド
原題:DAY OF THE DEAD
製作:アメリカ’08
監督:スティーヴ・マイナー
ジャンル:ホラー/アクション

コロラド州の田舎町に、検疫隔離演習のため州兵部隊がやって来る。地元出身の兵士サラは実家に立ち寄るが、母親が高熱に苦しんでおり、病院に行くと同じ症状の患者であふれていた。ほどなく、感染者たちがゾンビ化して人々を襲い始め…。

よくある感じのゾンビものですね。
ゾンビはアグレッシブ系で、天井も蜘蛛みたいに歩けます。動きが良すぎて、カメラもぶれるので目が付いていけなかったけど、笑えました。
あんなのがたくさんいて、よく病院で生き残ってるやつがいたなぁ…。あの状況からしばらく経って、まだ廊下で襲われている段階の人とか出てくると、正直ゾンビの強さが測れないのですが。
まあ、設定的にはかなり厄介な強さだったはずで、その分、火に滅法弱いという昔ながらの弱点も。火炎瓶だけじゃなく、松明や火炎放射器で派手に火を放つようなシーンを観たかったなぁ。
それに終盤は暗すぎてよく見えませんでした…。せっかく「恋に一途な菜食主義者」で異彩を放っていた彼が、いつどうやって脱落したのかよくわからなかったのは、うっかりうとうとしてしまったから?

…しかし、伝染病が蔓延しているのに、病院で誰一人マスクをしてないとは。軍の施設もオープンすぎて、もう少しまともな人間がいれば、こんな事にならなかったような。
ツッコミどころ満載ですが、みんなでキャッキャしながら見るには、ちょうどいいゾンビ映画だったと思います。

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映画「心霊写真」観た

 | ホラー/パニック  Comment(2) 
Tag:タイ

心霊写真
原題:SHUTTER
製作:タイ’04
監督:パークプム・ウォンプム、バンジョン・ピサヤタナクーン
ジャンル:★ホラー

【あらすじ】友人の結婚式の帰り道、カメラマンのタンと恋人ジェーンは、突然飛び出してきた女性を車ではねてしまう。その場から逃げ去ったふたりだったが、彼が現像した写真に女の顔が浮かび上がり…。

これも面白かったです。「シャッター」を観ようかと思ったんだけど、オリジナルの方が怖いという事なので。
幽霊モノではよくある展開ではありましたが、主人公の仕事道具でもある”カメラ”を上手く使って、恐怖を盛り上げていました。
写真に写る影がコチラを見たり(あんな小さな影によく気付いたなぁ)、暗室でのゾッとする体験、暗闇でカメラのフラッシュのたびに怯える主人公の顔が見えるなど、演出が手堅くてジャパニーズホラー寄りなので親しみやすい。
途中で来るか!?と思わせておいて、笑いに持っていくのもよかったです。
それに、わたしが嫌いな復讐モノの要素、”勘違い”と”無差別”が完全になかったのも良かった。筋の通った良識ある悪霊さんなんです(笑)
まあ、私的に悪霊って、鬼や悪魔みたいなものが死者の姿と記憶を利用しているか、もしくは操っているものだと思うので、復讐がどうとか筋が通ってるかなんて、あんまり関係ないんですけどね。
悪い事をすれば必ず自分に還って来るという、昔ながらの教訓ホラーなのはポイント高いかな。
ラストはよくあるオチなのに、まったく違って感じられるのが面白いです。ある意味ハッピーエンドだったのでは。
ふたりとも、末永くオシアワセニ!

映画「P2」観た

 | ホラー/パニック  Comment(2) 

P2
原題:P2
製作:アメリカ’07
監督:フランク・カルフン
ジャンル:ホラー/サスペンス

クリスマス・イブのNY。高層ビルのオフィスで残業を終えたアンジェラは、急ぎ帰宅しようと地下2階の駐車場“P2”へと降り立つ。だが、車のエンジンがかからず、手間取っている間にビルは彼女の存在に気づかぬまま完全閉鎖してしまい…。

第2回肝試し企画一作品目!
サイコ野郎に見初められて監禁っていうと「コレクター」を思い出すんだけど、あれは色々と重苦しすぎて観てるのが辛いので、これくらい気楽な方が好きかも。…ただ、犬好きは見ちゃだめ!(ヒロインが一番怖いから!)
地下駐車場が舞台っていうのがいいですね。ヘンタイが出なくても夜の駐車場に一人きりとか怖すぎます。それに、広くて暗くてエレベーターもあるし、車も動かせる!
密室モノとしては微妙だけど、エレベーターでの水攻めや、犯人とチキンレースなど、なかなか意外性があって楽しめました。
ただ、火災報知機があるならボタンを押せば警報が鳴る気がするし、スプリンクラーを発動させて通報できたかも?
それに、上司がグッチャグチャになった現場に警官が来た時点で、臭いで気付かれてたと思います。地下だし、血と糞尿の混じった臭いは、そう簡単には隠せません。
犯人も計画的なわりに楽観視しすぎというか、考えなしで行動しているというか、コメディの悪役レベルでした。
ツッコミどころはたくさんあったし、ラストはわたしの嫌いな過剰防衛なものの、エンドロールでやられましたね~。選曲といい、本編のワンシーンを使った写真といい、普通にクリスマスの思い出じゃないですか!(笑)
思いっきりツボで、大笑いして細かいところは吹き飛んじゃいました。

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映画「シカゴ(2002)」観た

 | ミュージカル  Comment(20) 

シカゴ(2002)
原題:CHICAGO
製作:アメリカ’02
監督:ロブ・マーシャル
原作:ボブ・フォッシー、フレッド・エッブ
ジャンル:★ミュージカル/コメディ/ドラマ

【あらすじ】1920年代のシカゴ。スターを夢見るロキシーは、ショーに売り込む約束を破った愛人を撃ち殺してしまう。逮捕され留置所に送られるが、そこには憧れの歌手ヴェルマが。だが、彼女はロキシーを冷たくあしらい、マスコミ操作に長けた辣腕弁護士ビリーと組み…。

久しぶりの再見。やっぱりいいね!
全体的にミュージカル部分にはレトロ感が漂っていて、それが1920年のシカゴの雰囲気とマッチしてました。
法廷はショービジネスと同じだという皮肉も効いてて、とくに、ビリーの操り人形のシーンは、こういった裁判のわざとらしさ、滑稽さがよく出ていてよかったです。
そして、それを演じる俳優陣もはまり役。晴れ舞台を夢見るレニーが、本当に夢で終わっちゃいそうなちょっと冴えない感じなのが良い。ショーの世界に生きるヴェルマを演じるキャサリン、胡散臭いビリーを演じるギアもそれぞれ合ってました。ダンス・歌の上手い下手はわからないけど、ちょっとB級感のある作風にぴったり(笑)
他にも、貫禄を見せる看守長”ママ”とか、哀愁漂うミスター・セロハンも、彼らに負けてません。
エイモスにはマジでうるうる来てしまった。ラストは寂しいけど、きっといつか素敵な奥さんをみつけて幸せになれるよ!
無実の罪で絞首刑になってしまった女囚の切なさも印象的。歌に踊りにウキウキしているところに、ピリリときいてきますね。
ラストは、思いっきりアメリカのダメな部分を明るく楽しく見せていて、清清しいくらい!
馬鹿ね~と呆れつつ、大満足なのでした♪

映画「キャッツ&ドッグス 地球最大の肉球大戦争」観た

 | ファミリー  Comment(4) 
Tag:にゃんこ

キャッツ&ドッグス 地球最大の肉球大戦争
原題:CATS & DOGS: THE REVENGE OF KITTY GALORE
製作:アメリカ’2010
監督:ブラッド・ペイトン
ジャンル:コメディ/ファミリー/アクション

【あらすじ】警察犬をクビになったディッグスは、イヌのスパイ組織にスカウトされる。極悪非道なキティ・ガロアの陰謀を阻止するため、宿敵であるネコのエージェント・キャサリンや、ハトのシェイマスらと立ち上がるのだが…。

ネコ派を取り込む作戦で、人間に好意的なネコ組織(人間の優しいお友達”ニヤオ”)が登場。前作は印象薄くて期待せず観たわたしも、、ネコの可愛さに見事にやられちゃいました(笑)
007シリーズや羊たちの沈黙、バットマンにターミネーターなど、パロディも満載。
笑いあり友情ありの王道展開で、可愛い犬猫がカッコいいスパイ道具を使いこなし、アクションを決めてくれるという、犬猫好きなら大人でも子供でも安心して楽しめる作品だと思います。
スパイモノだとヒロインとの恋愛がつきものだけど、こちらでは種族を超えた友情と、ネコ全般への意識の変化を、ちょっとキュンとする感じで上手く描いてました。
あと、悪役のキティがいいんですよ。犬との戦いで、除毛クリーム製造工場で大釜に落ちて毛が生えなくなった上に、その姿が気味悪いとクリスマスの夜に飼い主に捨てられて、犬と人間を憎悪するようになったという設定なんだけど、見た目は怖いのに脅威は感じないというか。妙に不運でちょっと応援したくなっちゃいます(笑)
今はオネエ系の手品師に飼われていて、種も仕掛けもわかってないのに、キティと危険なマジックに挑もうとしたり…。悪気がないぶん余計に性質が悪い。
ペットのはつかねずみジューシーちゃんをいたぶり可愛がりたくなる気持ちもわかるかも。(何気にジューシーちゃんが一番可愛い!)
遊園地での激闘は意外と見ごたえあったし、ラストはみんなハッピーで、家族で気楽に観るには丁度いい作品でした。

映画「冬のライオン」観た

 | 歴史・実録ドラマ  Comment(2) 
Tag:イギリス

冬のライオン
原題:THE LION IN WINTER
製作:イギリス’68
監督:アンソニー・ハーヴェイ
原作:ジェームズ・ゴールドマン
ジャンル:★歴史劇/ロマンス

【あらすじ】1183年、イギリス国王ヘンリー2世は、後継者を決めるために一族を召集した。リチャード、ジェフリー、ジョンの息子三人のほか、幽閉状態の王妃エレノア、さらにフランス国王フィリップと彼の姉でヘンリーの愛人アレースも呼ばれ…。

まさに私の持つ王族のイメージぴったりで、ぐいぐい引き込まれました。とくに前半のヘンリー2世の、家族や愛人とのやりとりもすべて政治のための謀略の一環で、自分の言うとおりにしていればこの国は平和は保たれるという自信に満ちた態度がいい。係わり合いにはなりたくないものの、彼のような人がいないと国は成り立たないのかもと思えてきます。
まあ、自信の割に問題の多い人でしたが(笑)

この夫婦(家族)はあまりにも謀略に慣れてしまっていて、愛を戦争と同じように思考しているように見えるんですよね。
みんなして後継者を自分の思う者に(もしくは自分に)決めさせようとして、家族内で腹の探りあい、騙し合いを繰り返し、まるで権力を手にすれば愛に飢えた心が満たされると思っているような節がありました。
彼らでなくとも、王族とは家族の問題と政治の問題を切り離せないものなんでしょう。
でも、ほれた弱みを隠すかのように「一度もあなたを愛した事はない」とお互いに傷つけあう姿には、歪んでいるなぁと思わざるを得ません。
ラストは夫婦で共倒れしつつ、なんとか夫婦として、好敵手として、あらたな?関係が始まったようでよかったような、未解決問題山積みでぜんぜんダメなような…(笑)
ぶっちゃけ、彼らの駆け引きについていけなかったけど、なんだか王族の苦悩がわかったような気になれる作品でした。
にしても、王族の女は強い!
タイトルの意味は晩年の王様のことだろうけど、彼女たちも充分ライオンでした。

第2回 夏のきもだめし企画

 | ブログDEロードショー  Comment(26) 

開催:2013/8/23~8/25
肝試しアニメgif
夏の恒例企画、第2回きもだめし大会を今月も開催いたします♪
ホラー映画への耐性は人それぞれなので、作品は指定しません。新作ホラーを観るもよし、気になっていたホラー作品を観るもよし。ホラーが苦手な人も、今まで怖くて手を出せなかった作品に挑戦してみませんか?
コンセプトは”怖いものに挑戦する”ことなので、最後まで観られなくても大丈夫!

急に言われても何を観ればいいのかわからないよ~!という方は、「Make Shift (仮」のnorさんが作った”ホラー占い”&”ホラーおみくじ”で自分に合った作品を探してみて下さい。
具体的にどういうものが苦手なのか(幽霊とかグロイのとか)言ってくれれば、ホラー推奨委員会のnorさんが占い結果の作品を観ても大丈夫か相談に乗ってくれるそうです。
去年、他の方が観た作品も参考にどうぞ→第一回きもだめし大会
複数作品の鑑賞も大歓迎ですよ~♪みなさん一緒に、クーラーなしで夏の暑さを忘れましょう!

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第1回「真夏のきもだめし企画」

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映画「集金旅行」観た

 | コメディ  Comment(2) 
Tag:日本

集金旅行
製作:日本’57
監督:中村登
原作:井伏鱒二
ジャンル:コメディ/ドラマ

【あらすじ】望岳荘アパートの大家が亡くなった。残ったのは抵当に入ったアパートと住人、大家の子供、勇太だけ。大家が高利貸しもしていた事がわかり、住人のひとり旗と、中国四国地方に慰謝料をとる相手がいるという千代は、勇太を連れ旅立ち…。

暑くてダルダルしながら視聴。音質が悪くてところどころ聞き取れなかったです。
ヒロインが明るくて可愛らしいですね。こういっちゃなんだけど、リメイク「神様のくれた赤ん坊」の桃井かおりと比べると正統派。違った感じで物語を引っ張っていってくれます。
他のふたりは普通に上手いし可愛いんだけど、全体的に押しが弱いというかアピール控えめでした。
何気にリメイクの印象が強かったのか、つい比較しながら観てしまったし…(またかよ!)
旅の始まりからして違いますね。こちらは借金踏み倒した連中から取り戻すという大義名分があるので、出発時はみんなに盛大に送り出すのが微笑ましい。
それに便乗するヒロインの目的は、そっち方面にたくさん居るという、かつてワケありだった男たちから慰謝料ふんだくること。たくましいです。
彼らの過去が掘り下げられる事はないものの、昼寝するヒロインのスカートを直してあげようとして、思いっきり手をはたかれる主人公とか、据え膳食わない紳士すぎる主人公にあきれるヒロインとか、ラブコメ展開も楽しめます。
子供との交流はかなり控えめ。わりとあっさり坊やとの別れが済んで、ビックリしてしまいました。ドライな展開に好感持てます。
いったい落としどころは?と思っていたら、まさかあんな事に…!?
徳島名物の「滝のやき餅」が利いてました(笑)
観光映画としても、コメディとしてもなかなかだったので、先にこちらを観ていたらもっと楽しめたかも。
改めてリメイクの良さもわかって、観られてよかったです。

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映画「青い鳥(2008)」観ました

 | 社会派  Comment(3) 
Tag:日本

青い鳥(2008)
製作:日本’08
監督:中西健二
原作:重松清
ジャンル:ドラマ

【あらすじ】東ヶ丘中学2年1組に臨時教師の村内先生がやってきた。彼は着任早々、転校した野口の机を教室に戻させ、その机に向かって「野口君、おはよう」と語りかける。過ちを忘れ去ろうとしていた生徒たちは動揺し…。

地味だけとよかったです。
吃音者の先生が、いじめた側の責任を言葉少なめに語っていて、それが至極もっともな内容で納得できました。説教くさくはなくて反発することなく聞いてられるんですよね。邦画はこういうのが下手な作品が多いからちょっと意外。
あと、先生の”本気の言葉には本気で応える”という態度が真摯で素晴らしい。反省文を書かせて終わらせようという教師たちとは違うし、ふと普段の自分の事を反省させられます。
苛立つ彼らが、先生のもっともなお話をあんなふうに聞けるのかという疑問もありますが、一対一で相手の目を見て、本気で聞こうとするあの姿勢を見れば、やはり納得できてしまいます。
相手はあの大きな先生だし、本気で向き合われたら、たとえ周りに仲間がいたとしても一人と変らない。自分がただのかんしゃくを起こしている子供だと気付いてしまうのでしょう。
忘れてはいけない、その責任を受け入れた子供たちの迷いがふっきれた表情が印象的でした。
重いテーマながらラストは爽やかだし、考えさせられ、気付かされる作品だったと思います。学校などで見てほしい!

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映画「沓掛時次郎」観た

 | 時代劇  Comment(6) 
Tag:池広一夫 日本

沓掛時次郎
製作:日本’61
監督:池広一夫
原作:長谷川伸
ジャンル:時代劇

【あらすじ】渡世の義理から三蔵に一太刀浴びせた時次郎。だがその後、依頼人の助五郎が三蔵の女房を奪うために止めを刺す。それを知り、逆に助五郎らに立ち向かった時次郎は、三蔵に託された女房おきぬと伜太郎吉を連れて逃げるが…。

勧善懲悪で、いかにもという感じの義理と人情の股旅ものでした。
市川雷蔵が嵌ってましたね~。ホント爽やかで気持ちの良い男を演じています。
股旅ものの王道パターンを、陳腐に見せない演技と存在感。さすがにキマってる!
それに歌がたくさん聞けます。幼い子供を元気付けるため、とっても優しい表情で歌うのがいい。
おきぬが病に倒れれば、何里も先にある彼女の実家に走っていって、勘当された彼女を許してほしいと頼みに行くし、無下に断られても、飴売りをして薬代を稼ごうとします。
赤の他人のためにそこまで尽くし、恩のある徳兵衛(志村喬さん)がピンチとなれば助っ人として駆けつける…まさにヒーロー!
それらがしっくりくるのが時代劇のいいところ。大切な場面では、悪役は黙って待っているのもお約束です。
ネタバレですが、おきぬが虫の息の時、おきぬを手に入れるために事を起こした張本人は蚊帳の外。自分の部下が彼女を気絶させようとして死なせたのに、時次郎とのかーなーりー長いお別れをじっと黙って待っているのには笑わされます。もう後ろから刺しちゃいなよ!(笑)
あと、幼いたろきちが可愛かったですね。ちょっと舌足らずに”おっかちゃん”、”おいちゃん”と呼ぶのがホント可愛い。悪漢に一緒に旅している男の名前を聞かれ「おいちゃんって呼んでるけど、心では”おとっつぁん”って呼んでるんだ」というような事を言うのにはきゅんとしてしまいました。それがラストに繋がって…わかってるけど爽やかな感動が。
たまにはこういうコッテコテな人情時代劇もいいですね~。

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アニメ「伝説巨神イデオン」TVシリーズ&劇場版観たよ

伝説巨神イデオン小
製作:日本’82
監督:富野喜幸
原作:矢立肇、富野喜幸
ジャンル:★SF/ドラマ/戦争

【あらすじ】植民星ソロ星で、異星人文明の遺跡を発掘していた地球人移民。そこへ、伝説の無限エネルギー「イデ」探索中の異星人バッフ・クランが現れ、両者の混乱から武力衝突へと発展する。移民の子供コスモたちが窮地に立たされた時、第6文明人の遺跡が合体し…。

これは凄かったです…子供向けのアニメというには壮絶すぎる内容。終盤はもうこれホラーだよね!?
ロボットアニメって、普通ロボットがカッコいいじゃないですか。それで、主人公がそれに乗って戦い、辛いことや悲しいことを知って、それを乗り越えて成長する姿が描かれたりします。
でも、これはなんか違う!
デザインはパッとしないけども、イデオンは間違いなく最強レベルのロボットです。イデオンが本気出したら、人類どころか宇宙だって滅ぼせそうだし、バリアを発動できればどんな攻撃でも防げるでしょう(頻繁に計画停電が起こるけど…)。
それなのに、その強さを知れば知るほど、”カッコいい”ではなく”恐ろしい”と感じてしまうんですよね。登場人物たちのなかで膨れ上がるイデオン(正体不明の存在)への恐怖、不安が画面越しに伝わってきます。
また、主人公(だけでなく登場人物の多く)の成長は目覚しいけども、辛いことや悲しいことを乗り越えた、その先が見えない…。
物語が進むにつれてひしひしと迫る絶望感…これでもかというほど人間の愚かしさを見せつけ、そのなかで帰る場所も逃げ場も失った主人公たちの心情の変化、種族を越えて信じ合おうとする姿を描きながらも、否応なしに戦うことに適応していく哀しさが胸に突き刺さります。10歳くらいの少年デクの戦場での冷静さを見てたら、だんだん泣けてきた…。

TVシリーズで描ききれなかった結末が劇場版の発動篇で、そこで明かされるイデの目的と、畳み掛けるような展開にはゾッとしてしまいました。
ラストはみんな幸せそうですが、それはもう戦わなくていいという安堵であり、イデの意思を肯定していたわけではないとは思います。でも、人間がこれまで通り愚かな行為を繰り返すのなら、これしか真の平和をもたらす方法はない…そう突きつけられたような気がして、それを否定できない自分がいて恐ろしくなったり。
見終わって呆然としてしまいました。

イラストは戦闘民族ばりに血気盛んなヒロイン、カーシャ。最初は「異星人なんて根絶やしにすればいいのよ!」的なセリフに「こえー女!」と思っていたけど、終盤になって本音では”戦いを終わらせたい=もう戦いたくない”という事だったんだなぁと思えて好きになっちゃいました。
全体的に女性陣がすばらしく可愛い面を持っています。
あと、面白いシーンも多くて、とくに前半は大笑いでした。ソロシップの登場シーンで、ギジェが「何故、わざわざ地中から…!?」というのがお気に入り。
後半のコスモの「我ながらよく当たる」もいいよね~。一度ヘルメットが壊れて、コスモのアフロがモコッとはみ出てるシーンなんか、笑わせようとしているとしか(笑)
デクといつも一緒にいるリスみたいな動物が、きちんとオーダーメイドの宇宙服を着ているのも可愛かった。ラストにデクと一緒にいたっけ…?
一番好きなのは痛々しくて人間らしいシェリルさんでした。絶望したのは彼女だけって…彼らタフすぎでしょ。
エンディングテーマ「コスモスに君と」は名曲です。後半に入ると泣ける泣ける…。この歌を歌っているのと、ヒロインの一人カララの声優が戸田恵子だと最後の最後で気付いてビックリした(笑)

岩合光昭の世界ネコ歩き「瀬戸内海」

 | TV番組  Comment(7) 
Tag:にゃんこ

あんまり映画を観てないので、この前やっていたネコ歩きでも。
瀬戸内海1
今回は瀬戸内海のにゃんこたちでした。
いつの間にかシリーズ化されてて、2回ほど見逃したけど、ミニ編集版の再放送があったおかげで、いちおう全部観れてます。
瀬戸内海のにゃんこは仲良しで、階段やら屋根の上やら海岸やら、とにかく一緒に行動してます。餌が豊富で敵がいないんでしょうね~。
その中で、単独行動をとる三毛猫ちゃん。皆があつまる餌場だけでなく、餌をくれるおばさんの居場所も熟知しているらしく、ひとりでたくさん食べてました(笑)

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