2010年07月 忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

市川雷蔵シリーズ「眠狂四郎」4作感想

 | 時代劇  com(23) 
Tag:日本 

眠狂四郎
BShiでオンエアした「殺法帖」と「魔性剣」、「女地獄」の三作と、Gyaoで偶然みつけた「円月斬り」を観ました。
最初に観た第一作目「殺法帖」の感想は、『よく喋るな~、コイツ!』という感じ。わたし的には”剣士といえば寡黙”だし、あまり喋ると三枚目ポジションになってしまう気がするんですよね。まあ実際、彼の根暗な思考回路は笑えたけれども。
「魔性剣」では、「自分に関わると不幸になる」と”呪いの剣”であることをアピール。「俺の剣が完全に円を描く前にお前は死ぬ」とか言ってたけど、それもこの剣の魔性によるものなのでしょうか? ようはヒーロー変身シーンのお約束と同じなんでしょうけど。
「女地獄」は女の刺客がなんどもなんどもなんども現れて、もう笑うしかないです。でも、ラストの雪景色の対決はサマになってたし、浪人のおじさんが素敵でした。
そして「円月斬り」はストーリー的には面白かったんですが…あの野郎、気に入らない女を手篭めにしやがった!!

ネットで調べてみたらそんな事しょっちゅうだそうで、それじゃただのごーかん魔じゃないですか。わたしは基本、性犯罪者に対しては『こえだめで溺れ死ね!』と思ってしまう人間なので、ちょっと無理です。彼が死ぬ作品があるなら観るけど、そうでないならもう観ないと思います。
…ファンの方ごめんね!

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映画「がんばっていきまっしょい」観ました

 | 青春  com(14) 
Tag:日本 

がんばっていきまっしょい
『がんばって~いきま~っしょい!』『しょいっ!!』
製作:日本’98
監督:磯村一路
原作:敷村良子
ジャンル:★青春ドラマ

【あらすじ】1976年、四国の松山。ボート部の練習を見て感動した悦子は、高校入学後に女子ボート部がないことを知る。諦めきれずたった一人で女子ボート部を作った彼女は、男子にまざって練習をしながら、やがて4人のメンバーを揃える。

いや~、爽やかでした。ドラマ版は観た事ないけれど、たぶん全然別物なんじゃないだろうか? この独特の雰囲気はなかなか真似できないでしょう。
田中麗奈演じる悦子が初々しくて可愛かったですね。とくに雪が降り始めるなか、自転車の後ろに乗せてもらってるシーンがいい。
でも、彼女のブルマ姿には一部の男性は釘付けだったかもしれませんが、穿いたことのある人間には記憶から抹消したい過去がよみがえるだけでした(笑)
彼女のチームメイトたちも個性的で面白かったです。

また、医者の言うことを完全無視して精神論で復帰というのはちょっとあれかなとも思いましたが、関心ないように見せかけて実は娘想いの父親がいい味出してました。アイロンかけながら「なさけないの~…最近のシャツは」の一言。体調の心配だけしてそっけなく電話を切った後、ジッと電話を見つめる姿…。娘にぜんぜん伝わってないので場合によっちゃこじれそうだけど、こういう父親いいですよね。

ラストの盛り上がりはかなりきました。いままでずっと遠目にレースを見守っていたのが、顔が見えるくらい近づいてのスローモーションに!
ヒメの絶叫も胸に迫るものがあり思わず涙してました。
HAMさんもお気に入りの主題歌「Ogiyodiora」(youtubeへ)も素敵。韓国語で意味は「舟を漕げ」だそうです。

動物映画「クーガー荒野に帰る/狼王ロボ」観ました

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Tag:にゃんこ 

クーガー荒野に帰る/狼王ロボ

『クーガー荒野に帰る:CHARLIE,THE LONESOME COUGAR』

1967年アメリカ、ウィンストン・ヒブラー監督、ジャック・スピアーズ原作
これ面白かったです。珍しく人間との生活も多く描かれており、とくに製材所のきこりたちと遊ぶシーンが興味深い。水に浮かべた丸太を回転させて、相手を落とすゲームとか楽しそうなんですよね。みんなクーガーであるチャーリーを本当に可愛がっていて、見ていてほのぼのします。でも、チャーリーを目の仇にする小型犬チェーンソーが、バカ犬呼ばわりされてちょっと哀れ。
また、製材所の作業風景もものめずらしいし、人間の生活の為にこれだけの木々を切り倒しているのだと考えさせられました(今もこうなのかな?)。
一番好きなのは、乳搾りをする牧場主が子猫たちにミルクを浴びるように飲ませていたところに、ちゃっかりチャーリーが割り込むシーン。ちゃんと順番を待つのが律儀です。

『狼王ロボ:THE LEGEND OF LOBO』

1962年アメリカ、ジェームズ・アルガー監督、アーネスト・トムソン・シートン原作
シートン動物記は読んだことがなくても、ラストは何となく知ってました。でも、この作品はそのオチを変えてあるんですね。誇り高い狼を象徴するような物語ではなくなってしまったかもしれないけど、狼がこんなにも家族想いだと知ることができました。
わたしたち人間にとっては憎いヤツなんだろうけど、こういう姿を見るとやはり人間のエゴを思い知らされます。

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映画「飛べ!フェニックス」観ました

飛べ!フェニックス
製作:アメリカ’65
原題:THE FLIGHT OF THE PHOENIX
監督:ロバート・アルドリッチ
原作:エルストン・トレヴァー
ジャンル:★アドベンチャー/ドラマ

【あらすじ】アラコブ石油会社の輸送機が、砂嵐のために砂漠の真ん中に不時着した。航路を離れたために救助隊は期待できず、飲料水はみるみる減っていく。体力的にも精神的にも不安を感じ始めた頃、とんでもない脱出方法を考え出し…。

以前「フライト・オブ・フェニックス」を観てそこそこ面白かったので、いつか絶対オリジナルを観ようと心待ちにしてました。
やはりオリジナルの方がいいですね。なんでリメイクで安易に女性を加えるのか…。あの陽炎のような幻の踊り子が唯一の女性というのがいいのに!
暑い砂漠に男だけなのが非常に暑苦しいのだけど、そこで繰り広げられる葛藤がまたいいです。誰もかれもがどこかしら欠点を持っていて、刻々と迫る死に脅えながら対立したりするんですよね。
わかっている人とわかってない人、そしてわかりたくない人…。
登場人物は少ないけれど、それぞれ個性がよくでていて楽しめました。とくに模型飛行機の事を力説する男や、「帰ったら水中毒になりそうだ」と笑うアル中の副操縦士がいい。
人間同士はいがみ合っても、お猿さんに優しかったとこも好きです(みんなの心のオアシス?)
最後に飛び立った瞬間、ぐっと拳に力が入りました。

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映画「殺したいほどアイ・ラブ・ユー」観ました

殺したいほどアイ・ラブ・ユー
製作:アメリカ’90
原題:I LOVE YOU TO DEATH
監督:ローレンス・カスダン
ジャンル:★コメディ

【あらすじ】大繁盛のピザ屋を夫婦で経営するジョーイは、働き者だが妻に隠れて何人もの女を渡り歩く浮気者。ある日、ついにそれを知ってしまった妻ロザリーは、彼女に想いを寄せる店員ディーポや過激な母親と共謀し、夫を亡き者にしようと企む。

これは元になった事件の顛末を知らないと笑えないんじゃないだろうか?
知らない人は、途中でこの作品のジャンルがわからなくなるかもしれないし、冒頭で「実際に起きた事件です」というのも疑うと思います。でも、信じられないことに最後は文句なしのハッピーエンドを迎えるので安心して観て下さい。
わたしは昔TVでこの事件のことを知り、本人のインタビューもみたので安心して楽しめました。
普通は登場人物を大げさに描くものだけど、この経緯があってあのインタビューなんだと思えるくらい違和感がないんですよね。あのご亭主、かなりの大物です。

とにかく、あの手この手で目的を達成しようとするところや、それで集まったとぼけたメンバーの会話が面白いです。とくに、猟奇殺人事件の記事をスクラップする母親と、ジャンキー二人が最高!
最後は”愛ってすばらしい”と思える作品…かな?

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映画「雨の訪問者」観た

雨の訪問者
製作:フランス’70
原題:LE PASSAGER DE LA PLUIE
監督:ルネ・クレマン
ジャンル:サスペンス

【あらすじ】地中海を臨む避暑地。雨の中、バスから一人の男が降りたった。それを見ていた若妻メリーは、夫の留守中にその男に暴行され思わず撃ち殺してしまう。死体を処分しすべてを忘れようとする彼女だったが、またしても謎の男が現れ…。

ロマンチックなタイトルに騙され、しょっぱなからガツンとくらってしまいました。後半は素敵なブロンソンが登場するので軽快さも出てきますが、暴行シーンがあるから2度は観ないかな。
どこか異世界に迷い込んだような不思議な雰囲気と、張り詰める緊張感のおかげでサスペンスとしては楽しめます。ただ、メリーと彼との駆け引きが続きすぎて、途中でそれぞれの思惑がわからなくなってしまいました。
あと、ブロンソンの役名がドブスさんというのが…日本人にとっては笑いを誘う名前です。
そのドブスさんが、クルミを投げて窓を割ってしまうラストが最高に可愛い!
ちなみに、原題の意味は”雨の乗客(旅行者)”です。

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映画「さらば友よ」観た

 | 犯罪  com(14) 
Tag:フランス 

さらば友よ
製作:フランス’68
原題:ADIEU L'AMI
監督:ジャン・エルマン
原作:セバスチャン・ジャプリゾ
ジャンル:★サスペンス/犯罪

【あらすじ】アルジェリア戦争帰りの軍医ディノは、見知らぬ女に”債券を会社の金庫に戻して欲しい”と頼まれた。そこに、戦争で小金を稼ぐフランツも便乗し、ふたりは何とか金庫を開ける。だが、中は空っぽだったうえ、二人は閉じ込められてしまい…。

いやぁ、描くのが楽しかった!
いつもなら俳優の顔でキャーキャー言ったりしないんですが、チャールズ・ブロンソンは別です。18か19歳の頃に「マジェスティック(74年米)」を観て、その一回で顔と名前を記憶してから(極めて希なこと)、わたしの中で常に”イケメンランキング”一位ですよ。で、次点はレクター博士(笑)
まあ、あくまで顔だけで選んだ場合ですけどね。変わってるのは重々承知なので、つっこみは無用です。
そんな感じで、この作品も彼が主演というだけで楽しかった!
全体的に異質な雰囲気だし(監督の?)変態趣味が垣間見える時もあって、好みが分かれそうですが、サスペンスとしてはまあまあだったんじゃないでしょうか。男二人(彼とアラン・ドロン)の友情がみたい人にはおススメ。
しかし、ラストのあれはなんだったんだろう…?

映画「ジャッカルの日」観ました

 | 犯罪  com(21) 
Tag:フランス イギリス 

ジャッカルの日
製作:イギリス/フランス’73
原題:THE DAY OF THE JACKAL
監督:フレッド・ジンネマン
原作:フレデリック・フォーサイス
ジャンル:★サスペンス

【あらすじ】1963年フランス、ドゴール大統領暗殺に失敗したOAS(秘密軍事組織)は、壊滅状態に追い込まれた。彼らは、顔も名前もわからぬ相手外国の殺し屋「ジャッカル」に暗殺を依頼する。刑事ルベルは暗殺を阻止せんと捜査を始め…。

わたしは銃撃戦があまり好きではないんですが、その最たる理由が”数撃ちゃ当たる”というやり方が多いということ。きちんと狙って当てるプロが出てこないとロマンを感じない人間なもので。
というわけで、スナイパーもの大好きなので、以前に録画失敗して前半しか観てなかったこの作品も楽しみにしてました。
ところが、この間のお昼のロードショーで観始めたら、たぶん冒頭がダイジェストになってる(笑)
まあ、時間が限られているから仕方ないか。

この暗殺者さんは飄々としていて格好いいけど、ちゃんと考えているんだかいないんだかよくわからないところがありましたね。わざわざ夫人を殺しに戻ったけれど、他に方法はなかったんでしょうか?
でも、刑事の追跡をいつも一足違いのところで逃れるところはさすが!
最後まで緊張感が続き、目が離せませんでした。警察の手がのびてきても淡々とプロの仕事をしていますし、女だけでなく、男も平気でたぶらかしてしまうっていうのもね~。
しかし、最後に普通に外してしまったのには正直拍子抜けです。誰かの妨害で、とかならともかくねぇ。
それでも、いつか完全版を観たいと思える作品でした。

<追記:2014/12/9>
完全版を再見しました。やっぱり淡々と計画の準備を進めるジャッカルが渋い。抵抗しない夫人と、夫人を優しく殺した後、暗闇の中で一度夫人の遺体をじっと見つめるシーンが印象的だった。終盤はかなり警察が迫ってきて追い詰められていたけど、それでも計画を実行したのは夫人を手にかけてしまったからだったのかな?
外したのも、そんな自分に動揺していたからだったりして。

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「ジュリア」観た

映画「夜行列車」観ました

 | ドラマ  com(10) 
Tag:ポーランド 

夜行列車
チブルスキーさんは、今まで描いた男の中で一番鼻筋の通ったひとだと思う。
製作:ポーランド’59
原題:POCIAG
監督:イェジー・カヴァレロヴィチ
ジャンル:★ドラマ

【あらすじ】バルチック沿岸に向かう夜行列車。傷心の女性とサングラスの男が、手違いから同室となった。他の乗客は彼らに興味を示し、そこに彼女を追う若い恋人まで現れる。やがて、列車は殺人犯捜索のために警察に止められ…。

同室になった男女のドラマをメインにした群像劇。何かから逃げるようにしている傷心の女性と、人目を避けるミステリアスな男。彼女を追いかける若い男に、殺人犯の噂。そして、そんな彼らを好奇の目で見つめる他の乗客たちと、規則にうるさい女車掌。狭い通路には変わった乗客たちがひしめき、部屋ではふたりの交流が静かに描かれます。
割と定番のシチュエーション”女性の目にごみが入って、男性が取ってあげる”(「逢びき」とか)というのを、女性の顔の真正面からアップで映したのを始めて観た気がします。今まで「まさか、ばい菌だらけの指で…!?」と若干引いてたんだけど、この男性は医者だし女性のハンカチを使って取っていたので安心して観れました。(どうでもいい?)
全体的に哀愁漂う雰囲気があって良かったです。でも、後半で犯人を追い暴行を加える乗客たちが淡々と描かれ、それはちょっと恐い。
ラストのあっけなさは旅らしいし、女車掌がいい味だしてました。

映画「グローリー」観ました

 | 歴史・実録ドラマ  com(8) 

グローリー
製作:アメリカ’89
原題:GLORY
監督:エドワード・ズウィック
原作:リンカーン・カースティン ピーター・バーチャード ロバート・グールド・ショウ
ジャンル:★歴史劇/戦争/ドラマ

【あらすじ】1862年、北軍初の本格的黒人部隊が創設された。指揮官は、黒人兵らと共に戦う決意を抱いた裕福な奴隷解放論者の子ロバート。だが、彼らを待っていたのは、戦場に回されず肉体労働ばかりという、今までと変わらない扱いだった。

実在したアメリカ合衆国初の黒人部隊を描いた作品。
ショー大佐が両親に送った手紙や、第54連隊についての記録を保存する組織などの情報をもとに、かなり忠実に再現しているそうです。賃金受け取り拒否を考えたのが本当は大佐自身だとか、黒人兵の大半が北部出身だったとか、細かい違いはあるみたいですが。

印象的だったのは奴隷だったトリップの涙と、仲間たちと焚き火を囲みながら話すシーン(これを描きたかったけど無理だった)。
黒人のスピリットを描こうとするこの作品に、モーガン・フリーマンなど多くの俳優がギャラを安くしてでも出たがったそうですが、デンゼル・ワシントン演じるトリップはその中でも異彩を放っていました。助演男優賞受賞も納得です。
また、理想に燃え、背伸びしながらも、しだいに成長し信頼を得ていく大佐もよかったです。

あと、戦闘シーンはリアルすぎて怖かったですね。この時代の戦争が”真正面から撃ち合って兵が尽きたら負け”みたいなものだったのは知っているんですが、こういうシーンを観るたびにゾッとしてしまいます。銃を構えて一列に並び、敵も味方もバタバタと倒れていく中、黙々と行進して発砲するんですよ。
ゲームで戦略シミュレーションというジャンルがあって、小隊などの”駒”が攻撃を受けると”数値”が減っていくんですが、それと同じくらい簡単に人が死んでいきます。(こういうゲームは悲しくて遊べない…)
こんな戦い方をしていたため、南北戦争は米国史上桁違いに多くの犠牲者を出した戦争となってしまいました。

ただの”泣ける映画”だとは思ってもらいたくないのだけど、やはり最後は涙腺がゆるみます。その後、wikipedhiaでロバートの父親の言葉「息子があのように埋葬されて誇りに思う」をみつけて、また涙が…。心に残る作品でした。

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映画「プロジェクトA」観ました

プロジェクトA
原題:A計劃
製作:香港’84 105分
監督:ジャッキー・チェン
ジャンル:★アクション/コメディ

【あらすじ】横行する海賊を取り締まれず失敗続きの海上警備隊。ついに陸上警備隊に吸収されてしまうが、間もなくイギリス海軍船が襲撃される。ロンは乗組員救出と海賊逮捕を目的とした”プロジェクトA”の指揮を任されるのだった。

うーん、久しぶりに観たけれど面白いですね。
小さい頃から何度も観ているのに、自転車で逃げ回ったり時計台を落ちたりのアクションをみていると胸が躍ります。
それに、サモ・ハン・キンポーとのテンポのいい掛け合いも楽しい!
喧嘩しつつも闘う時は息ピッタリなのがいいんですよね。ふたりが一緒にいるとそれだけで楽しいというか、おもしろ懐かしい感じです。
また、ラスボスもいいんだな~。まさしく海賊の親玉って感じで貫禄もあって、そして何より強い!!
3~4人掛りで手投げ弾まで使って倒したので、主人公たちが卑怯者に見えてしまいました(笑)
あと、西洋文化が入り込んできた時代っていうのも雰囲気があって好きです。モノクルをかけたジャッキーも格好良かったし。

たぶん未見だった「プロジェクト・イーグル」を見逃したのは痛かったけれど、この作品を再見できてよかったです。やっぱりジャッキー最高!(イラストは似なかったけどね…)

『プロジェクトA2 史上最大の標的』
製作:香港’87 105分
2作目も再見したので追記(2017/4/28)。一作目と続けて観てたらどうだったかわからないけど普通に楽しかったです。正義の心を持つ警察署長ジャッキーはカッコいいし、絵画の人物に紛れるシーンや、家の中で何人も隠れて鉢合わせしそうになるくだりが楽しい。最近、ジャッキーの出演作をいくつか見たところ、たぶん私はジャッキーによる監督&主演のジャッキー映画が好きなんだな。町の中などを逃げながら、断続的に流れるように戦うジャッキーが好きです。

映画「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬」観ました

 | ロードムービー  com(2) 
Tag:フランス 

メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬
製作:アメリカ/フランス’05
原題:THE THREE BURIALS OF MELQUIADES ESTRADA
監督:トミー・リー・ジョーンズ
ジャンル:★ドラマ

【あらすじ】テキサス州の国境沿いでメキシコ人カウボーイ、メルキアデス・エストラーダの死体が発見された。親友ピートは彼との約束を果たすため、手始めに犯人でありながら処罰されずにいる新任国境警備隊員マイクを拉致誘拐する。

これ良かったです。とくに後半はかなり好きですね。タイトル長くて覚えられませんが(カタカナ苦手だ)。
観る前は、”メルキアデス・エストラーダの”の部分は、配給元がつけ足した俳優か監督の名前だと思ってました(笑)

内容ですが、よそのあらすじ紹介では普通に書かれているけど、ピートの目的は中盤まで明かされません。なので、彼が「解剖が終わったらメルキアデスの遺体をくれ」と言い出した時はギョッとしました。
いちおう注意しておくと、この遺体が何度もアップになるので(しかも腐敗がすすんでいくので)、そういうのが苦手な人は気をつけてください。
そして、ネタバレになるのかよくわかりませんが、彼の目的とはメルキアデスと交わした「俺が死んだら故郷ヒメネスに埋めてくれ」という約束を果たすことでした。不法移民が殺されたから何だ?という態度の保安官に腹を立てたピートは、誤ってメルキアデスを殺してしまったマイクをお供に、三度目の埋葬をしにメキシコへ向かいます。
三度目というのは、一度目にマイクが隠すために、二度目に保安官が共同墓地にすでに埋めていたからですね。

隙あらば”イカレた復讐者ピート”から逃げ出そうとするマイク。遺体を守りながら、反省の色を見せないマイクを淡々とこき使うピート。回想のなかで、楽しそうに故郷や家族の事を話すメルキアデス…。
それが、旅が終わりに近づくにつれ段々と形を変え、孤独という真実が浮かび上がってきます。

最後の思わず声をかけてしまうマイクの表情がよかった!
この後、どちらか(もしくは、ふたりとも)が盲目のお爺さんのところに戻ってるといいな…。

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映画「パーフェクトワールド」観た

パーフェクトワールド
製作:アメリカ’93
原題:A PERFECT WORLD
監督:クリント・イーストウッド
ジャンル:★ドラマ

【あらすじ】1963年ハロウィンの夜。アラバマ刑務所を脱獄し、8歳の少年フィリップを人質に逃亡するブッチたち。だが、相棒が少年に危害を加えようとし、ブッチは彼を殺害した。優しい面を持つ彼に、少年はしだいに友情を感じるようになり…。

オンエアするとつい観てしまう作品。父親の愛情を知らない二人が、脱獄犯と人質という関係を越えて本当の父子のようになっていく様子が静かに描かれます。
ブッチが”善人ではないけれど、悪人でもない”くらいなのがちょうどよく、心優しいフィリップが彼と仲良く(共犯)したからって悪い道に進むことはないと信じられるのもいい。ふたりが引き離されるのを観たくなくて、つい”通報した一般人”が悪役に見えてしまうほどでした。とくに、キャスパーの服を万引きされた店のおばさんは怒って当然なのに、嫌なひとに見えてしまったり。
ふたりの逃避行は心温まるのだけど、FBIの役割が微妙なところと、最後の蹴りはいただけない。そのシーンだけ安っぽく見えてしまいました。
それでも終盤はいつも泣いてしまいます。フィリップはトラウマが残るだろうけど、きっと母親と共に乗り越えられるよね…?

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第11回ブログDEロードショー「カプリコン・1」

原題:CAPRICORN ONE
製作:アメリカ/イギリス’77
監督:ピーター・ハイアムズ
開催:2010/7/9~7/11
第11回ブログ DE ロードショー
「MOVIE-DIC」の白くじらさんが選んで下さいました。

<理由>
  1. 1・未だに実現していない火星有人探査を扱いながら、今でもありえそうな出来事という恐怖を、みなさんと味わいたいため。(^^;
  2. 2・最近、火星関係の作品を観て懐かしくなったため。
  3. 3・まるで生き物のようなヘリにまた会いたくなったため。
  4. 4・「ブログ DE ロードショー」一周年ということでここはSFかな!と。
  5. 5・といいながらもSFというよりはサスペンス仕立てなので、すんなり入れるかなと思って。

企画内容については、サイドバーにある「ブログDEロードショー」欄の”企画概要+参加者名簿”のリンク先をご覧下さい。

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