2010年06月 忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

映画「気分を出してもう一度」観た

 | コメディ  Comment(6) 
Tag:フランス イタリア

気分を出してもう一度
製作:フランス/イタリア’59
原題:VOULEZ-VOUS DANSER AVEC MOI?
監督:ミシェル・ボワロン
原作:ケリー・ローズ
ジャンル:★コメディ/ミステリー

【あらすじ】新婚早々ケンカをしたヴィルジェニーと歯科医エルヴェ。エルヴェはバーで会ったダンス教師に浮気心を出すが、その女は強請屋だった上、数日後に何者かによって殺されてしまった。夫の疑いを晴らすため、ヴィルジェニーはダンス教室に潜入する。

描くのに時間がかかりそうで後回しにしていたら、タイトルが思い出せなくなっていて焦りました(笑)
原題は直訳すると「私と踊らない?」。訳のセンスの問題もあるけど、邦題はなかなかのものですね。

内容は、夫の無実を信じる可愛いヴィルジェニーが、探偵気分で事件を解決しようとする、というもの。あくまで”解決しようとする”だけですが。
まあ素人ですから、事件を引っ掻き回して警察に鬱陶しがられます。でも、可愛いからそんなに怒られませんし、彼女も諦めません。
そんな彼女の可愛いはちゃめちゃっぷりを楽しむ作品です。
あと、個人的には彼女の父親も好き!
結婚を反対していて、彼の浮気にそれみたことかという態度なんだけど、心の底では娘と一緒で彼の無実を信じているんですよね。娘と同じで意外と行動派なのところも素敵です。
ブリジット・バルドー可愛い!というひとなら気楽に楽しめるコメディだと思います。

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映画「ディア・ハンター」感想

 | 戦争  Comment(10) 

ディア・ハンター
製作:アメリカ’78
原題:THE DEER HUNTER
監督:マイケル・チミノ
ジャンル:戦争/ドラマ

【あらすじ】1968年ペンシルベニア州クレアトン。マイケル、ニック、スティーブンらは、平和な日々から離れベトナムに出征した。一度はベトコンの捕虜になるが、命からがら脱出する。だが、帰国したマイケルは、ニックがベトナムに残ったことを知り…。

はじめの日常パートから誰が誰だか把握できませんでした。
でも、出征の不安を内包した、どこか緊張感のある”幸せな日常”に緊張感が高まります。はやくこの作品に入り込みたくて、それはもう一生懸命に顔を見たんですが、戦場パートになっても見分けられず…。
ロシアンルーレットが怖かったのもあるけれど、なんだか悔しくて泣きそうになりました。

帰国後にマイケルを把握し、やっと落ち着いて鑑賞。
この時の彼には、酒場で「クソったれ」と言っていた軍人の気持ちがわかるんでしょうね。戦場を知らない者との間にある、深い深い溝が哀しいです。
終盤、マイケルが約束を果たしにサイゴンへ赴いてからは、ほんとうに胸が詰まる思いがしました。
「愛してる」の一言、ほんの一瞬みせるニックの表情。そして、マイケルの悲痛な叫びに涙が…。
ニックへの乾杯で終わる印象的なラストが余韻を残します。

映画「屋根の上のバイオリン弾き」観ました

 | ミュージカル  Comment(6) 

屋根の上のバイオリン弾き
製作:アメリカ’71
原題:FIDDLER ON THE ROOF
監督:ノーマン・ジュイソン
原作:ショーラム・アレイハム
ジャンル:★ミュージカル/ドラマ

ウクライナ地方の小さな村。牛乳屋を営むテビエは、妻や5人の娘とつましくも幸せな毎日を送っていた。年頃となった娘に夫婦は良い縁談を探すが、娘達はそれぞれ自分の道を見つけてゆく。やがて、ユダヤ人の国外追放が始まり…。

はじめは、酔って娘と”嫌なやつ”と言っていた相手との縁談を決めてしまった父親に腹を立てて観ていたんですが、娘の心を知った彼が自分のなかの固定観念を打ち破り、娘の本当の幸せを考え直したことに感激しました。
娘の目をみて、「ほんとうにそれでいいのか?」と自問自答する姿を見るたびに、自分が辛い思いをするとしても娘の幸せを第一に考えた結論を出すたびに、涙してしまいます。とくに、学生闘士パーチックを追ってシベリアへいこうとする娘を送り出すシーンは、涙なくしては観られません。

また、音楽や歌も素晴らしく、ミュージカルらしい楽しいシーンもありました。お気に入りは、口うるさい奥さんを説得するために夢で見た”幽霊のお告げ”を話して聞かせるシーン。「こんな手があったか!」と感心してしまったし、幽霊が舞い踊るのは観ていて楽しかったです。

そして、胸に突き刺さるようなタイミングでみせる、ユダヤ人迫害の動き…。それでも絶対に希望を捨てない彼らの不屈の精神。
屋根の上でヴァイオリンを弾くというのは、不安定な中でも平静を保とうとする”ユダヤ人の不屈の魂の象徴”だそうです。
心に残る名作でした。

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DS「ゴーストトリック」クリアしましたともッ!

 | ゲーム  Comment(2) 

ゴーストトリック
えー、映画ブログなのにたびたびゲーム記事ですみません。このゲームがあまりに面白すぎて、一気にプレイしてしまいました。わたし的には最短記録だと思います。

さて、新しいゲームなのでネタバレせず、簡潔にこの作品の魅力を伝えようと思います。

<その1 : ピタゴラ装置を髣髴とさせるパズル!>
ピタゴラスイッチでも有名なあの装置が、そのままパズルになった感じです。未完成の部分を補うような?
とにかく、難易度も丁度いいし、詰まっても試行錯誤するのが苦じゃない。むしろ楽しい! 一度はじめると、なかなか止められません。

<その2 : キャラクターのイキイキした動き!>
DSの小さい画面の中で、めいいっぱい個性を発揮しています。とくに気に入ったのは看守先輩! あの人の予想外の動きに、しばらく笑いが止まりませんでした。あとは、カバネラ刑事ですね。彼が動き出すと、タイムリミットが迫っていても目で追ってしまう(笑)
「ポポロクロイス物語」が好きなわたしにとって、この要素は大きいです。

<その3 : 逆転裁判を超える!?魅力的なストーリー>
逆転裁判を超えるというのはわたし個人の感想ですが、少なくとも引けを取ることはなんじゃないかと。次々と起こる事件、追えば追うほど深まる謎。それに加えて、奇抜な個性をもつ登場人物たちの面白おかしいやり取り! 続きが気になって止めるタイミングをなくします。終盤の脱出劇あたりからガンガン盛り上がり、ラストはホロリとさせつつ心地良い達成感を味わえました。

…とまあ、こんなところでしょうか?
あとはポメラニアンのミサイルが抱きしめたいくらい可愛いとか、キャラクターの名前が面白いとかかな~。
『アドベンチャー、パズルゲームが好きな人は、今すぐ”買い”ですともッ!!』(byミサイル)

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映画「翼よ!あれが巴里の灯だ」観ました

 | 伝記/自伝/実話  Comment(6) 
Tag:ビリー・ワイルダー

翼よ!あれが巴里の灯だ
製作:アメリカ’57
原題:THE SPIRIT OF ST. LOUIS
監督:ビリー・ワイルダー
原作:チャールズ・リンドバーグ
ジャンル:★ドラマ/伝記

【あらすじ】1927年5月、郵便飛行士チャールズ・リンドバーグが大西洋横断に挑戦する日がやってきた。多くの人の協力があって完成した”セントルイス魂”号が、多くの人に見守られて飛び立つ。暴風雨や睡魔、孤独と闘いながら、彼はパリを目指す。

こういう一人芝居に近い作品が結構好きらしく、これも最初から最後まで楽しめました。以前「華麗なるヒコーキ野郎」という作品で、遊覧飛行や曲乗りで生活している”空に魅せられた男たち”の物語を観ていたので、感情移入しやすかったのもあるかもしれません。

合間合間にユーモアの効いた挿話もあり、サスペンダー売りのおじさんや、町工場で工具を使って魚を焼く工場長、教官が怒るたびに壊れていくボロ飛行機のシーンではクスリと笑わせてくれます。
また、フライト直前に女性がくれた手鏡、命を救ってくれたハエ、サンドイッチの入った袋に忍ばせたペンダントなど、小道具(ハエは小道具に入れていい?)の使い方も上手い。
もちろん、飛行中のトラブル(とくに寒さで機体が凍りつく場面!)や睡魔との闘いもハラハラでしたし、無事陸が見えたときは本当に嬉しくなってしまいました。
観た後、気力がわいてくるような作品だと思います。

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映画「デジャヴ」観た

 | SF  Comment(4) 
Tag:トニー・スコット

デジャヴ
製作:アメリカ’06
原題:DEJA VU
監督:トニー・スコット
ジャンル:★サスペンス/SF/ロマンス

【あらすじ】爆破テロでフェリーの乗客の多くが犠牲となり、ATF捜査官ダグはFBI特別捜査班への協力を要請される。政府が極秘開発した4日と6時間前が見られる映像装置によって、テロ直前に殺された女性クレアを観察し始める彼だったが…。

思っていたよりロマンス色が濃くて驚きました。
それが動機の全てではないけれど、『いま、目の前で生きている彼女を助けたい』という想いがひしひしと伝わってきます。そもそも、彼女に恋してなければ、映像装置の真実には気付かなかったと思うし…。
主人公の指紋がでた時点で先は読めてしまうけれど、カーチェイス(はた迷惑!)や爆弾探しなどハラハラ展開もあるし、伏線もたくさんあるので見ごたえがありました。
SFが苦手な人じゃなく、細かい矛盾を気にしなければ楽しめると思います。

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Wii「アナザーコード:R 記憶の扉」クリアしたよ

 | ゲーム  Comment(2) 

アナザーコード:R 記憶の扉
予定通り「ゴーストトリック」発売日前にクリアし終えました。「聖魔の光石」クリア後に『目指せ!全員レベルMAX』とか言ってましたが、遺跡深部で3回死んで諦めました。その時の脱力感といったら、こんなへぼ絵を描くくらいでしたよ…。

まあ、そんなことは置いといて、とりあえずストーリーから。

<かつて、死んだと思っていた父親リチャードに呼ばれ、ブラッド・エドワード島を訪れたアシュレイ。彼女はそこで、母サヨコの死と記憶制御装置「アナザー」の開発にまつわる真実を知った。
それから2年、研究に没頭し半年も顔を合わせていないリチャードから小包が届く。中にはDASという小型の機械とファミリーキャンプの招待状が入っていた。自分勝手な父親の態度に腹を立てながらも、アシュレイは”ジュリエット・レイク”に向かう。>

前作をプレイしたのが結構前で「アナザーって何?」状態だったんですが、アシュレイが前にも増して自分の世界で考え事をするようになっており丁寧に過去を振り返ってくれて助かりました(笑)
でも、会話のテンポが悪い!
オウム返しだったり噛み合ってなかったり。重要なキーワードがあると選択肢が現れるんだけど、何を選んでも流れは変わらないし、一つしか無いときもあるのでストレスが溜まります。
アシュレイとパパのがっかりな対面が面白かっただけに、これは残念でした。その代わり、コネクトの向こうで展開されるセリフなしのドラマは面白かったです。

また、Wiiで出ると聞いてから危惧していた通り、操作性はDSに敵いません。というか、wiiリモコン重いし(年か?)、そこらを調べまくるゲームは絶対DS向き。しょっちゅうポインタが消えて困りました。
ただ、Wiiリモコンを使った謎解きは面白いです。(あのリモコン立てられるんだね)…できれば最初からもっと盛り込んで欲しかったけれど。
ちなみに、二周目は謎解きが変更されているし、メッセージが早送りできるし、他にもちょこちょこ違いがるので一周目より楽しめるかも。

ラストはご都合主義とか消化不良なエピソードもあって物足りない気もするけれど、前作が好きな人はやってみてもいいんじゃないでしょうか?(アシュレイ好きもね)

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映画「ミス・ポター」観ました

 | 伝記/自伝/実話  Comment(8) 
Tag:イギリス

ミス・ポター
製作:イギリス/アメリカ’06
原題:MISS POTTER
監督:クリス・ヌーナン
ジャンル:ドラマ/伝記/ロマンス

【あらすじ】1902年ロンドン。裕福な家庭に育った32歳の独身女性ビアトリクスは、幼い頃から身近な動物たちが友達だった。やがて、編集者ノーマンの協力によって絵本を出版。ベストセラーとなり自信をつけた彼女は、いつしかノーマンと惹かれあう。

今回、イラストを描くためにピーターラビットをまじまじ見てみたけれど、可愛いなコノヤロー!映画の中でも、紙の中でアニメーションするのがメルヘンチックでよかったです。
ビアトリクスが絵に語りかける姿は傍から見たら心配ですが、あんなふうに自分の生み出した物語のキャラクターを愛せるのっていいですよね。むかし英語の教科書で彼女の半生とかナショナル・トラスト(歴史的名所や自然的景勝地の保護を目的としたボランティア団体)について読んだことがあり、やっぱり彼女は素晴らしい女性だったんだなぁと再確認しながら観れました。
素敵だったのは、機関車の蒸気に包まれてのキスシーン。でも、その後に全力でフラグを強調していて思わず笑ってしまいました。あれはやりすぎ。
全体的な印象としては、地味だけど優しい愛すべき作品という感じ。美しい風景や可愛い動物たち、彼女の人柄をみていくうちに穏やかな気持ちになれます。
ちなみに、映画のなかででてきた湖は実際に彼女が過ごし、遺贈したダーウェント湖だそうです。

「おおかみこどもの雨と雪」もしも転入生が女の子だったら

 | イラスト関係  Comment(6) 

またまた「おおかみこどもの雨と雪」の妄想です。
わたしの萌える要素を盛り込んだ捏造であり、こうすれば良くなると思ってるわけではありません。
この作品が大好きな方は不愉快に感じられるかもしれないので、読まずにUターンお願いいたします。

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映画「サウンド・オブ・カラー 地下鉄の恋」観た

 | ファンタジー  Comment(0) 
Tag:香港

サウンド・オブ・カラー 地下鉄の恋
製作:香港’03
原題:地下鉄
監督:ジョー・マ
ジャンル:★ロマンス/コメディ/ファンタジー

【あらすじ】ある偶然から、胡散臭い結婚相談所を経営するヤッミンと出会った盲目の女性ホイヤ。だが彼は、新開発の痩せるジュースを飲んだ翌朝に失明してしまう。友人に八つ当たりし閉じこもる彼を、ホイヤは杖となり外に連れだすのだった。

時期外れにも程があるけれど、クリスマスの奇跡を描いたラブ・ファンタジーです。微妙にちぐはぐした感じがあり、サブストーリーの方はわかりにくかったりするんですが、ほのぼのラブストーリーにキュンキュンできました。
もう、二人が可愛いんですよね。街の音を言い当てるゲームをしているうちに、彼女の音ばかり気になってしまったり、触っただけで自分のものだとわかるようにシールを貼っていて、お互いにシールを貼り付けあったり、拒絶反応がぎりぎり出ないくらいのむず痒い恥ずかしさがツボ。
彼らの周りにいる人たちもいい人ばかりで、とくにホイヤの父親がナイスでした。ケンカした二人を引き合わせる方法がロマンティック! 娘想いのいい父親です。
あと、幼い頃に視力を失ったホイヤの描く、夢の世界が素敵です。一面の花畑に囲まれた駅にはオレンジでお手玉をするピエロがおり、到着したおもちゃの電車がビルの谷を走りぬける。原案が絵本だということで、ファンタジックな可愛い世界になってました。

サブストーリーは、失恋した男女が(天使の計らいによって)間違って届けられたメッセージカードをきっかけに、心を通わせていくというもの。こちらはコミカルな要素はなく、せつない言葉の数々もあっていい雰囲気。でも、つながりが唐突でわかりにくいのが難点か。
それと、天使は姿を見せないほうがわかりやすかったかな(普通の青年なんだもの)。
ちょっと強引だし混乱するところもあるけれど、クリスマスに観たくなる心温まる作品でした。

映画「怒りの荒野」観た

 | 西部劇  Comment(6) 
Tag:イタリア ドイツ

怒りの荒野
製作:イタリア/ドイツ’67
原題:I GIORNI DELL'IRA
監督:トニーノ・ヴァレリ
ジャンル:★西部劇

【あらすじ】メキシコ国境近くの町クリフトンで”娼婦の息子”と蔑まれてきた掃除夫の青年スコット。ガンマンになる夢を胸にひたすら耐えてきた彼は、流れ者のガンマン、タルビーと出会い弟子入りを決意。やがて、彼は師に匹敵するほどに腕を上げ…。

これはもう、カッコよすぎでした。ツッコミどころもあるけれど、子供の頃に観ていたら確実に西部劇にはまってしまいそうな魅力があります。まさしく王道という感じ。原題の意味は、エキサイト翻訳では「怒りの日」でした。
老獪なガンマン・タルビーと、彼に純粋な憧れを抱く青年スコット。”ガンマン十ヶ条”を教えながら、さらりと決めてくれるタルビーが渋くて素敵です。でも後半、ガンマンがああいう場所に落ち着こうとするのは格好悪いかな?
無垢な笑顔を失くしてしまったスコットが、十ヶ条を唱えながら敵を倒していくクライマックスにしびれました。

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映画「セックス・アンド・ザ・シティ」観た

 | ラブコメ/ロマコメ  Comment(2) 

セックス・アンド・ザ・シティ
製作:アメリカ’08
原題:SEX AND THE CITY
監督:マイケル・パトリック・キング
原作:キャンディス・ブシュネル
ジャンル:コメディ/ドラマ/ロマンス

【あらすじ】新聞の連載コラムを辞め3冊のベストセラー本を出版したキャリー。ミスター・ビッグとの関係も順調で、サマンサ、シャーロット、ミランダらとの友情も相変わらずだ。そんなある日、キャリーはついにビッグとの結婚を決心する。

ドラマの方は観たことないのに観賞。
わたしとはまるで違うタイプの人達ばかりで共感はあまりできないし、ミランダには何度もイラッとさせられたけど、彼女ら4人が集まった時のかしましい会話が意外と楽しいです。あけっぴろげな下ネタも清々しいくらいで、2時間20分の長時間も笑っている間に過ぎてしまいました。(マウンティングばかりする犬を衝動買いするサマンサがウケた)
ロマンスより女の友情メインで、ありがちな展開ではあるものの4人の個性でみせてくれます。
ただ、キャリーの語りの時の声優の話し方がCMっぽくて嫌でした。キャリーの姿が映ってないと、あの声が彼女と結びつかない…(すっぴんの時はなおさらです)。
吹き替えじゃない方がよかったかな?

アロエを食べてみたよ

 | 日常生活  Comment(6) 

以前、祖母に貰った5cmくらいのアロエを植えてから、毎年毎年どんどん増えてきたので、ちょっと減らしてみようと挑戦してみました。
ググってみたらうちのは「不夜城」という種類らしく、癖がなく薬効もあまりないけれど食べれるらしい。さっそくクックパッドでアロエレシピをざっと読み、簡単そうな「アロエのはちみつ漬け」を適当につくることに。

Before
植物8
After
ヨーグルト
よし、完成!
意外と美味しいです。でも超めんどくさかった…。

  1. 1、アロエの下のほうの葉をひっぱって取ります。なるべく緑が濃くて厚いものが良い。不夜城は葉が小さいから10枚くらい。
  2. 2、よく洗ってから両サイドの棘を包丁で切り落とし、皮をむいて果肉部分を一口大に切る。(皮むきがめんどい。10枚以上やると手が痛いです。しかも荒れます。
  3. 3、果肉が浸るくらいハチミツを入れ、3日ほど漬けます。
  4. 4、出来上がり!果肉はヨーグルト等に、シロップは薄めてレモンを加え「ハチミツレモン」に。

一日目で味見したら、舌がぴりぴりしました。そういえばアク抜きしてない!と思って調べたら、ハチミツに漬けるのもアク抜きの方法の一つらしい。…いつもこんな感じです(レシピ見ながら作れ!)。
不夜城でも皮も使う場合や、薬効の強いアロエベラの果肉を使う場合は煮てから調理してください。
やっぱり食べるなら葉の大きいアロエベラの方が手軽そうですね。
ついでに庭のお花でも…

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映画「誰も知らない」を観終わりました

 | 社会派  Comment(8) 
Tag:日本

誰も知らない
製作:日本’04
監督:是枝裕和
ジャンル:ドラマ

【あらすじ】安アパートに引っ越してきた母親けい子と息子の明。だが、実際には他に京子、茂、ゆきの3人の子供がおり、家を追い出されないよう嘘を付いたのだった。やがて、新しい恋人ができた母親はわずかなお金を残し家を出て行き…。

トランクが怖くなりました。
飛行機の音、サンダルの音、公衆電話のコインが落ちる音が耳から離れません。
最後までよそ見をする事も出来ず、終盤は息をするのも一苦労。
タイトルが胸に突き刺さるようです…。
観終わってから、題材になった「巣鴨子供置き去り事件」の事を知って愕然としました。
一生忘れない作品になりそうです。

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映画「恋愛適齢期」観た

 | ラブコメ/ロマコメ  Comment(4) 

恋愛適齢期
製作:アメリカ’03
原題:SOMETHING'S GOTTA GIVE
監督:ナンシー・マイヤーズ
ジャンル:★コメディ/ロマンス

30歳以上は圏外と豪語する63歳の独身プレイボーイ、ハリー。新しい恋人と海辺の別荘に来た彼は、そこで別荘の持ち主である恋人の母親エリカと鉢合わせする。そのまま一緒に過ごす事にするが、突然ハリーが心臓発作で倒れ…。

気楽に笑って観られる作品でした。
とくにハリーとエリカが段々と惹かれあう前半が楽しい。今までと全く違うタイプの相手だと言う事もあって、恋する二人が妙に初々しいんですよね。
エリカが白い石ばかり拾い集めているのを知って、自分との出会いの記念にと黒い石を贈ってみたり、その石が一番上に置いてあっただけでニマニマしてしまうハリーが可愛い。あと、「来年も知り合いだったら誕生日はパリで」と控えめに言ってしまう臆病なエリカも親しみがわくし、眼鏡を間違えたまま別れ、それをずっと使い続けるのもよかったです。
でも、後半はおとぎ話っぽい演出がわざとらしいかも。まあ、キアヌ・リーヴス演じる爽やかな脇役なんて”おとぎの国の王子”みたいなんだけどね。

ロマンスとしては後半ダレ気味な気もしたけれど、コメディとしては最後まで何度も笑わせてもらいました。
なんといっても、ハリーがおしり丸出しの患者服(?)でふらふらしているシーンは笑えます。後に、たくさんのハリーもどきがその服を着て現れたときには爆笑!(ハリーがすごく哀れだけど…)
他にも、バイアグラのことを医者に言えなくて焦ったり、何度も倒れて手順をわかっていて(わかった気がして)医者に指図するハリー。そして、泣き喚きながら執筆するエリカの姿など、タイミングよく笑わせてくるので最後まで飽きずに観れました。
大人の女性向けロマコメという感じです。

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第10回ブログDEロードショー「ビッグ・ウェンズデー」

 | ブログDEロードショー  Comment(0) 

原題:BIG WEDNESDAY
製作:アメリカ’78年
監督:ジョン・ミリアス
開催:2010/6/4~6/6
ビッグ・ウェンズデー・波乗り
この企画を発案したmiriさんが選んで下さいました。
理由は、自分が初見以降、全く見ていないので、どうしても見たくて仕方ない映画だから。
これからの季節にピッタリな、空、海、雲、波、そして三人のサーファー…に再会したいし、皆さんにも出会って(再会して)もらいたいから。…との事です。
企画内容については、サイドバーにある「ブログDEロードショー」欄の”企画概要+参加者名簿”のリンク先をご覧下さい。

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「ダーティハリー3・4・5」観ました

 | アクション  Comment(8) 
Tag:クリント・イーストウッド

ダーティハリー3
これを描いたら精根尽き果てたのでまとめて感想です。

「ダーティハリー3」(米’76/ジェームズ・ファーゴ監督)

ノリがややコミカルになり、事あるごとに「泣ける」とぼやくハリーはなんだか愛嬌があります。
新しい相棒はよりによって新人で女性。ハリーの前の相棒たちの事は知っているけど、何故かスカートで防弾チョッキも着てきません。ハリーの相棒の中で彼女が一番好きだけど、ちょっと考えが甘いですね。というか、上司は何を考えてる…。
全体的に渋さは足りないし、敵もお馬鹿さんっぽいけれど、三作目とは思えないくらい楽しめました。
原題「THE ENFORCER」の意味は”(法の)執行人”。俗語として用心棒やごろつきの意味もあるらしいです。

「ダーティハリー4」(米’83年/クリント・イーストウッド監督)

だんだんハリーは呪われているんじゃないかと思えてきたんですが、今回は相棒はお留守番(?)で、代わりにパグ犬がついてきます。重い内容なので、わんこで和めということでしょうか。何気に命を救われます。
笑えたのが、ハリーが上司に言われる「お前は歩く戦闘地域だ」というセリフ。わかってるならちゃんと防弾チョッキ着せてよ。
途中、復讐されそうになって「殺すほどの事はしてないだろ?」と言った男は、ぜひとも生かしまま(劣悪な環境の)刑務所にぶち込んで欲しかった。
ラスト、逆光でシルエットになって登場するハリーがめちゃくちゃカッコイイ!! 敵の死に様もインパクトがありました。メリーゴーランドの修繕を頼んだおばさんは可哀相…。
最後のハリーの判断は、わたし的にはOKです。
原題「SUDDEN IMPACT」の意味は”突然の衝撃”。姉妹を襲った悲劇のことでしょうか。

「ダーティハリー5」(米’88/バディ・ヴァン・ホーン監督)

さすがにここまで来て反省したのか、相棒は防弾チョッキを着ることに。しかも、魔除けの刺青もしています。クンフーの使い手というのが浮いている気もするけど、このひと結構好きかも。
ストーリーは微妙だけど、刑務所で嘘八百並べるところや、ラジコンカーチェイスは面白かったです。車を運転しながらラジコン操作する犯人が凄い! でも顔見せしてからは地味なんですよね。ラストの銛はやりすぎかな~。
原題「THE DEAD POOL」は犯人が再現した死亡予想ゲームの名前。

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映画「コーマ」観た

 | サスペンス  Comment(6) 
Tag:マイケル・クライトン

コーマ
製作:アメリカ’77
原題:COMA
監督:マイケル・クライトン
原作:ロビン・クック
ジャンル:サスペンス

【あらすじ】ボストン記念病院に勤務する医師スーザン。ある日、親友で同僚のナンシーが簡単な手術を受けるが、麻酔事故で昏睡(コーマ)状態になってしまった。原因究明に乗り出した彼女は、過去に10人も昏睡患者がいた事を知り疑惑を深める。

盛り上がるまでにちょっと時間がかかるのだけど、この陰謀は結構ありそうで怖かったです。(昨日観た「ゲーム」はあまりのありえなさに苦笑してしまいましたが)
サスペンスを盛り上げる不気味な舞台がいいんですよね。
怪しい施設でワイヤーに吊るされれ、コンピューター管理される昏睡患者。その施設を案内する人間味のない女性。精肉工場のように、ビニールをかけられた人間の死体がぶら下がっている部屋などなど、古臭いながら怖い雰囲気が漂っています。
ちなみに案内人の女性は、裏で金勘定とかしている姿はものすごく生き生きしていました。そのギャップもよかったです。

また、陰謀を嗅ぎつけた主人公が、誰が敵か味方かわからないままガンガン突き進んでいくのが格好いいです。はしごを上って天井裏に行ったり、ツアーから離れて施設内を探ったり、窓を割って逃げたと思わせて天井裏に潜んだり、後半はまるで忍者のよう(笑)
終盤、ある人物が敵じゃなかったとわかった時は、普通に驚いてしまいました。
後半になるにつれ、手に汗握る展開となって目が離せません。サスペンス好きなら一見の価値ありです。

…全然関係ないけど、冒頭で研修医(?)に”全身麻酔をかけたら3分以内に酸素チューブを挿入しないと窒息する”みたいな説明をしているのをみて、長年の謎が解けました。8歳の頃、手術中に息が出来なくてものすごく苦しかったのは(他の感覚はまったくないからよけいに怖い)、これで手間取ったせいか! マジで死ぬかと思ったよ。夏休みで医学生みたいのもいた気がするし、解説しながらゆっくりやってたのかな…。

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映画「ラ・ジュテ」観ました

 | SF  Comment(8) 
Tag:フランス

ラ・ジュテ
製作:フランス’62
原題:LA JETEE
監督:クリス・マルケル
ジャンル:★SF/アート

【あらすじ】第三次世界大戦後のパリ。生き残った人々は地下に潜り、捕虜を使って人体実験を繰り返していた。それは、「未来」へ行き現在を救う方法を見つけてくるための実験だった。やがて、少年時代の記憶に取り憑かれる一人の男が選ばれ…。

これいいですね。大好きです。昨日観て気に入り、すぐにイラストを描きました。
29分の作品で、ほぼすべてがモノクロ写真を使った紙芝居のようなつくり。淡々と語るナレーションと静かな音楽が独特の雰囲気を漂わせています。
また、SFなのにそれらしいものがほとんど映っていないのも特徴です。余計なものを排除してあるというか、退廃したイメージと現在・過去・未来のつなぎで全体像はSFになっているという不思議。こういうのをモンタージュと言うんですね。

ストーリーのメインとなるのが、実験の第一段階として過去へ行った男がある女性と出会い、逢瀬を繰り返すというもの。
科学者たちのモルモットである彼は、自由に彼女に会いにいける訳ではないし、いつ実験が終わるかもわかりません。ただ、再び過去へ行く実験が行われれば、逢いたい女のもとに辿り付ける。時間をも越えた、切なくもロマンチックな逢瀬です。
一方彼女も、突然現れ突然消える彼の事を”わたしの幽霊”といって愛すのでした。

一番印象的だったのが、ベッドでまどろむ彼女の姿が連続で映り、不意にこちらを向いて瞬きをする(唯一の動画)シーン! 次の瞬間には現在に戻され不気味な科学者の顔が映ります。
瞬きの瞬間に命が吹き込まれるのを感じてぞくりとし、次の瞬間には絶望を前にぞくりとするという、初めての体験でした。
ラストも非常にわたし好みで、学生の頃ショートショートに夢中になったのを思い出します。
ちなみにタイトルは”送迎台”を意味するフランス語。男が取り憑かれた記憶の場所であり、出会いと別れを連想させる場所ですね。