2010年01月 忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

映画「天使にラブ・ソングを…」観ました

 | ファミリー  Comment(6) 

天使にラブ・ソングを…
製作:アメリカ’92
原題:SISTER ACT
監督:エミール・アルドリーノ
ジャンル:★コメディ

【あらすじ】大物ギャングのボスと知らず、彼の愛人としてクラブで歌っていたデロリス。だがある日、殺人を目撃してしまう。警察に駆け込んだ彼女は、証人として修道院に匿われる事に。”シスター”とは程遠い彼女だったが、やがて聖歌隊に入り…。

TVでやってたので久しぶりに観るか~と思ってたら、またもや未見の作品でした。2は確実に観ていて登場人物を知っていたのと、オンエアされる度にCMが流れるのとで勘違いしてしまったようです。他にもありそうだ…。
まあ、そんな訳で初めての観賞だったのだけど、やっぱり面白かったぁ。頭使うことなく、とにかく笑って、歌を楽しんで、ちょっと感動して、テンポ良く最後まで一気に観れました。
へたくそ聖歌隊が、初めて人前で練習の成果を見せた時はウルッときました。あのか細い声のシスターがのびのびと歌い、ふくよかでいつも幸せそうなシスターもますます活き活きとしちゃってね。
笑えたのはデロリスを追うために、シスターならではの方法でヘリ操縦士を脅すシーン。あれは信心深くなくても折れます。そんなに大きなヘリに見えなかったけど、あの大人数乗って大丈夫なんだろうか?
あと、大物ギャングといわれているヴィンスが、部下をあのアホ二人しか連れていないのが哀しい。オー人事に電話したら?(笑)

今まで観てなかったなんて損してたなぁと思うほど、とっても楽しくて元気が出る作品でした。
いつかまた観よ~っと。

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映画「厨房で逢いましょう」観ました

 | ロマンス  Comment(0) 
Tag:ドイツ スイス

厨房で逢いましょう
製作:ドイツ/スイス’06
原題:EDEN
監督:ミヒャエル・ホーフマン
ジャンル:★ロマンス/ドラマ

【あらすじ】南ドイツの保養地で小さなレストランを営む天才シェフ、グレゴアは、休憩時間ににはカフェのウェイトレス、エデンを眺めて過ごしていた。ある日、ふとした事から彼の作ったプラリネを口にした彼女は、すっかり彼の料理の虜となり…。

冒頭から、巨漢の男が鴨の毛をむしりながら、愛おしそうに話しかけキスをするキモチワルイシーンで始まったので、かなり観賞意欲をそがれました。
彼がどういう人間かというと、幼い頃に妊娠した母親の見事な腹を見て感動し、自分もそんな立派な腹を持ちたいと努力を重ね。その結果、医者にセックスを禁じられるほどの肥満体と、味への飽くなき探究心を手に入れたのでした。
彼が料理を作る様子は妙にグロテスクで、食材にねっちょねっちょソースを塗りたくったり、タコを撫でてうっとりしながら足を味見してみたりと、食欲が失せる気味悪さ。しかも、彼の料理は”官能料理”と謳われるほどで、それを食べた人はあまりのおいしさに皿まで舐め尽くしてしまうほど。そんな異様な光景が続くので、彼が”おとぎばなしに出てくる悪い魔法使い”のような気がしてきました。
しかし、そんな彼の魔法にかかったエデンは、内に秘めた欲望をむき出しにして”悪い魔法使い”すら食い尽くす”モンスター”と化してしまうのです。

きっかけは、噴水に落ちそうになった娘を助けてもらったことでした。幼い娘を放って公園で昼寝とか、始めからかなり危なっかしい母親です。仕事で疲れているんだろうけど。
そのお礼に娘の誕生日に招待し、彼はチョコレートケーキを持ってきてくれます。娘はチョコアレルギーなのに、あんまり欲しがるから食べさせてしまいました。疲れとか関係なく危ない母親です。(その後、チョココーラソースなるものも食べさせていたけど、治ったのだろうか?)
その時、口にしたプラリネ (ナッツなどのペーストをチョコに混ぜたお菓子。または一口サイズのチョコ) の虜となったエデンは、レストランに不法侵入したり、あらゆる口実をつくって彼の料理を食べようとするんですね。ある程度仲良くなればもうこっちのもの。夫が仲間とストリップバーに出かける火曜日になると、他人の目も気にせず彼の厨房を訪ねます。
もう、誰も彼女を止められません。

そんな図々しい客なのに、グレゴアは幸せいっぱいです。丹精こめてつくった料理を彼女が食べて、天にも昇るような恍惚とした表情を浮かべるのを見るだけで、彼の想いは満たされるのです。
彼女の方も、彼の想いの込められた料理で満たされ、夫との関係を修復して幸せを取り戻していきます。(ベッドで身体にクリーム塗ったくって夫を誘うシーンには苦笑)
そして残酷にも、グレゴアのおかげですべてが順調だと、妊娠もわかって最高に幸せだと彼に報告するのでした。

グレゴアは彼女と彼女の夫のせいで大変な被害を被ることになるんですが、それでも彼女を愛し続けるんですよね。決してハッピーエンドとはいえないラストなのに、彼の目が最初の頃の”料理以外のものを恐れる”目ではなくなっていることに希望が持てます。
でも、思わぬ事故だったとはいえ、あんなことになっても彼の料理を食べに現れるとは、やっぱり彼女はモンスターだなぁ…(笑)

映画「僕のピアノコンチェルト」観ました

 | 家族  Comment(2) 
Tag:スイス

僕のピアノコンチェルト
製作:スイス’06
原題:VITUS
監督:フレディ・M・ムーラー
ジャンル:ドラマ/音楽/コメディ

【あらすじ】人並み外れたIQと、優れたピアノの才能をもつ少年ヴィトス。父親が発明家として成功したのを機に、両親の夢であるピアニストへの道を歩み始める。だが、それを息苦しく感じていたヴィトスは、唯一の理解者である祖父に助言をもらい…。

ちょっと前にBSで観た作品。
直後はすごく面白いと思ったのに、いま思い返すと印象に残っているシーンがあまりない事に気づきました。音楽が好きな人ならラストのコンサートを覚えているんでしょうね。
内容は、邦題から連想するほどピアノをメインとした作品ではありません。天才に生まれたばかりに周囲と馴染めず、過剰な期待をかけられた少年が、試行錯誤しながら自分の道をさがす物語です。
両親は自慢の息子をピアニストに育て上げようと必死なんですが、決して悪い人たちではありません。少々”天才の親”という意識が強すぎるだけで。ヴィトスも両親が好きなので、天才だという事を証明するため皆の前で無理やり弾かされた時も、わざと簡単な曲を弾いて皆に「やっぱり」と思わせてから本領発揮してみたり。反抗はするけど、両親と自分の自尊心を傷つけたりはしないんですよね。
一番の理解者である祖父との交流も心温まります。パイロットになる夢を捨てきれず、ヴィトスと人力飛行の翼を作ったり、将来に迷う彼に「迷った時は本当に大事なものを手放すことだ」と大事な帽子を捨ててみせたり、とても素敵なお爺ちゃんでした。
後半はコメディな展開で楽しいものの、家族をピンチから救うために大金を稼ぐというのが微妙に物足りない気がします。もっと天才らしい奇抜な解決策を見せてほしかった…。それで大金を使って本格的飛行訓練シミュレーターを買っちゃうお爺ちゃんには笑いましたが。

映画「アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生」観た

 | ドキュメンタリー  Comment(18) 

アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生
製作:アメリカ’07
原題:ANNIE LEIBOVITZ: LIFE THROUGH A LENS
監督:バーバラ・リーボビッツ
ジャンル:ドキュメンタリー/アート

【あらすじ】1970年にローリング・ストーン誌の写真を撮り、それから数々のセンセーショナルな作品を世に送り出してきた女流写真家アニー・リーボヴィッツ。彼女の作品を交えながら、その人生にせまる。

まず断っておくと、私は写真にあまり興味がありません。そして、スターにもその日常にも興味がありません。それどころか、有名人の顔もぜんぜん覚えてないです。
そんな無い事尽くしの状態で不安を抱えての観賞だったんですが…案の定、次々と映される彼女の作品をみても、いいのか悪いのかさっぱり分かりませんでした。たぶん、彼女が撮った写真と他の人が撮った同じ人物の写真を並べられても、わたしには区別がつかないと思います。
また、映画「マリー・アントワネット」の中世の写真や、豪華なセットを組んで撮影した絵画のような写真は綺麗だったです。こんな表現方法があるのかと驚きましたし、彼女の情熱には圧倒されます。でも、それ以上のものを感じることはなかったんですよね。
「オズの魔法使い」の写真に至っては、ちょうど39年の映画を再見したばかりで『イメージが崩れるからやめて!』と叫びそうになる始末。アートっぽい変な格好、ポーズの写真も理解できませんでした。
それで「わたしにはこの作品を理解できる感性はないのかも」と諦めかけていたとき、彼女の家族や身近な人たちの何気ない写真をみて、やっと「おぉ?」と思ったわけです。
かなり終盤だったので、何枚もみて慣れてきたのかと思い巻き戻してみたんですが、確かに”ふとした瞬間の何気ない日常”を撮った写真には、何か心惹かれるものがあります。この短時間で少し感性が磨かれたんでしょうか?
”つくられた空間”という感じの写真にはやっぱり興味が湧かなかったけれど、優しい目線で撮った何気ない写真が好きなんだと気付くことができました。

もっとこんな写真を見たい、自分もこんな写真を撮ってみたい。そして何より、自分がしたい事を思いっきりやってみたいと思える作品です。

映画「転々」観ました

 | ロードムービー  Comment(6) 
Tag:三木聡 日本

転々
製作:日本’07
監督:三木聡
原作:藤田宜永
ジャンル:★ドラマ/コメディ

借金84万円を抱える大学8年生の文哉。借金取りの福原は3日以内に返せと言うが、次に現れた時はある提案を持ちかける。吉祥寺から霞ヶ関まで散歩に付き合えば、100万円くれるというのだ。警戒しながらも従う文哉だったが…。

前に観た「亀は意外と速く泳ぐ」もそうでしたが、この監督さんの作品はまったりしていて癒されます。今回は東京を散歩して回るというロードムービー仕立てなので、東京風景も楽しめました。
いつもの小ネタも相変わらず満載で、やや意味不明な部分はあったけど気楽に笑えます。福原の命運を分ける三人組のフラフラ感も良かったんだけれど、少しリズムが崩れる気もしました。わたし的にはほんの少し削っても良かったかも。
後半の、子供のいない福原と家族のいない文哉が家族を演じるくだりは、思いのほか切ないです。終わりがあるからこそ、二人の絆が深まるほどに温かくて切ない…。ジェットコースターでの演出も良かった。
感傷を引きずらないラストも、この作品らしくて好きです。

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第6回「アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生」

 | ブログDEロードショー  Comment(0) 

原題:ANNIE LEIBOVITZ: LIFE THROUGH A LENS
製作:アメリカ’07
監督:バーバラ・リーボヴィッツ
開催:2010/1/22~1/24
アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生
「陽面着陸計画」のなるはさんが選んで下さいました。

<理由>
  1. 1・以前、映画の冒頭を観た際、テンポの良い展開に惹かれた。
  2. 2・映画という映像ではなく、写真という一瞬の世界に興味を覚えた。
  3. 3・俳優を含めた多くの有名人が多数出演。
  4. 4・これまでブログDEロードショーではドキュメンタリー作品は取り上げられていない。

企画内容については、サイドバーにある「ブログDEロードショー」欄の”企画概要+参加者名簿”のリンク先をご覧下さい。

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子供に見せたくない、自分が見たくない広告を消してみる

 | PC関係  Comment(3) 

最近、fc2管理画面上部などに現れる不愉快な広告をみかけないなぁと思って、ちょっとウキウキしていたんですが、なんかローテーションで現れない時期があるそうで…わたしは爽やかに過ごしたいだけなのに!
あの広告が不快だと書いている方々とコメントでわいわい言っていた直後だったので、もしやそれを読んで…!と楽観的に考えていたわたしが馬鹿でした。

という訳で、本当に不愉快なら自分で対処しようぜ!と呼びかけてみる。
調べたところ、ブラウザの拡張機能などで見たくない広告を消すことができるようです。
firefoxなら、Adblock plusというアドオンがあるので、メニューバーの[ツール]からアドオンを選択。アドオンを入手します。フィルタリストで大量にブロックすることもできるようですが、わたし的にはあの広告さえ消えてくれればいいので最初のフィルタリストの選択はキャンセルします。あとは消したい広告の上で右クリック、メニューの”Adblock plus 画像をブロック”を選び、”~gif”などの画像ファイル名の部分が*になってるのを選択して追加で(たぶん)OKです。どんどん追加するとブラウザの動作が遅くなったりするので、本当に不愉快な広告だけにするといいと思います。

他にも、IE6以上?なら「IE7Pro」、Opera 9.0なら元からの機能、Safariなら「Safari AdBlock」、Google Chromeなら「AdSweep」とか「AdBlock+ for Chrome」などのアドオンがあるようです。わたしはfirefoxしか使っていないので、自信をもっておススメできるのはAdblock plusだけですが。

それでは皆さま、爽やかな日々をお過ごしください…。

TV映画「刑事コロンボ/愛情の計算」観ました

 | ミステリー  Comment(0) 

刑事コロンボ/愛情の計算
製作:アメリカ’73
原題:COLUMBO: MIND OVER MAYHEM
監督:アルフ・ケリン
ジャンル:★ミステリー

息子の学説が盗用したものだと同僚ニコルソンに指摘され、ロボット工学の権威マーシャルは彼の殺害を目論む。自分の代わりにロボットに仕事をさせ、その間にニコルソンを殺害。遺体を家に運び物盗りの犯行に見せるのだったが…。

今回は、ミステリーとしては微妙だけど、その他の部分が好きなお話です。
わたしが好きな話というと、やっぱり動物や子供が可愛いことは外せませんね。このお話でも、コロンボの相棒犬が活躍…というかコロンボとの仲良しなとこや、寂しがり屋なとこを見せてくれます。ほんと懐いているなぁと思っていたら、P.フォークの飼い犬なんですね。納得。
そして、研究所にいる天才少年もいい味だしてました。「普通の子供みたいに遊びたいけど、僕、天才だからさ。仕方ないんだよね。」みたいなことを嫌味なく言ってくれます。しかも、名前がスティーヴン・スペルバーグ(笑)
彼が作ったロボットも、昔のSFに出てきそうな無駄の多い造形…と思ったら、「禁断の惑星」という作品に登場したロボットらしいです。和むなぁ。

また、前回記事に書いた「刑事コロンボ/溶ける糸」の犯人は、まさしくコロンボの好敵手といえる優秀な犯人だったんですが、今回は完全犯罪とは程遠い感じの人間くさい犯人でした。
実際のところ彼の犯行は雑で、現場は痕跡と矛盾だらけ。正直、探せば色々出てきそうな感じですが、早々に諦めてしまったコロンボはいつものように罠を仕掛けます。とてつもなく意地悪な罠を…。

ここからはネタバレなんですが、かなり終盤になるまでわたしは、彼の動機が”息子の盗作を世間に知られたくない”という自分の名誉を守ることだと思っていたんですね。でも、コロンボはちゃんと彼の息子への愛情に気づいていて、でっち上げの証言で息子を逮捕するところを彼に見せます。
そして彼は、それがハッタリ(息子を逮捕することは不可能)だとわかっていても、『このハッタリだけは乗らない訳にはいかない』と自首するんですよね。
コロンボシリーズの中でも評判が悪く、ミステリーとしては穴だらけなのもわかるんですが、こんな人間らしい犯人もたまにはいいなぁと思わせる作品でした。

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映画「暴力脱獄」観ました

 | 社会派  Comment(4) 

暴力脱獄
製作:アメリカ’67
原題:COOL HAND LUKE
監督:スチュアート・ローゼンバーグ
原作:ドン・ピアース
ジャンル:★ドラマ/アクション

【あらすじ】パーキングメーターを壊し2年くらったルーク。規則だらけの刑務所で、やがて彼は退屈しきった囚人たちの人気者となっていく。賭けで騒いでいたある日、母親が亡くなったという知らせが届いた。看守は脱獄予防で彼を閉じ込め…。

今まで観た監獄ものに比べると、ずいぶんと気楽な雰囲気ただよう出だしでした。
冒頭で黙々と主人公が何か回しているので、すでに刑務所で労働しているのかと思いきや、酔ってパーキングメーターを壊していただけだし。刑務所も看守も囚人も、そこまで酷そうには見えません。労働中によそ見(色っぽいお姉ちゃんが泡まみれで洗車)をしていても、注意すらされませんでした。…寡黙なサングラス男は怖いけどね。
しかし、ルークがリーダー・ドラッグラインに認められてから、囚人たちが彼を祭り上げ、所長や看守の権威を脅かします。そして、彼らは脱獄の恐れがあるという理由で彼を懲罰室に閉じ込め、彼の反骨精神に火をつけてしまうんですね。
それから何度も繰り返される脱獄は、犬に優しくないけど(笑)痛快でした。でも、今まで甘い顔(?)を見せていた看守が、穴を掘って埋めるのを延々と繰り返させ、ついにルークが屈してしまうシーンはとても辛いです。
あと、作中にはキリスト教的な暗喩がいくつかあり、賭けでゆで卵50個食べて横たわるルークの姿がキリストを模しているのは、私でもわかるほど。その意味するところはよくわからないけれど、囚人たちがルークを放って勝手にはしゃいでいるのがすごく寂しかった…。

ちなみに原題は、ハッタリでポーカーに勝ったルークが、その手を”いい手(COOL HAND)と”言ったことから仲間につけられたあだ名。邦題は、インパクトはあるものの”暴力”が誰によるものなのかはっきりしない微妙なものになってます。わたし的には、断然原題が好きです。

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映画「こねこ」観ました

 | ファミリー  Comment(0) 
Tag:ロシア にゃんこ

こねこ
製作:ロシア’96
原題:KOTEHOK
監督:イワン・ポポフ
ジャンル:★ドラマ/ファミリー

【あらすじ】モスクワ。音楽一家の子供たちマーニャとサーニャが、ペット市場で一匹の子猫を買ってきた。いたずら好きのその子猫はチグラーシャと名づけられ、やがて家族の一員に。だがある日、窓からトラックの荷台へ落ち、冬の町で迷子になり…。

これはもう動物好きなら観た方がいいと思う。というか、動物嫌いじゃないなら観てほしいくらい。
もう、にゃんこが究極に愛らしくて、しょっぱなからもだえ転げてしまいました。チグラーシャ(トラ猫の愛称)はもちろんの事、猫屋敷(アパート)などに出てくる猫たちも可愛くて、そのうえ芸達者ばかりです。
また、家族愛もいいですね。姉マーニャと弟サーニャがほんと愛らしいんですが、実は監督さんの実のお子さんだとか。他にも監督の両親と奥さんが製作スタッフとして参加してます。
そんな、家族に支えられて出来た作品だからこそ、優しい気持ちに溢れているんですよね。
家の中をメチャクチャにされても、「これくらい大丈夫よ~」と歌いながら花瓶を直すおばあちゃん。フルートのケースに粗相されても、行方不明になったチグラを夜明けまで探し続けるお父さん。泣きながら雪の街を捜しまわり、新しく買ってやるといわれても、戻った時の事を考え待ち続ける子供たち…。
そして、街で出会う人々の”愛らしい子猫につい構ってしまう”様子には、猫好きとしてとても親近感が湧きました。

特に素晴らしいのが、チグラーシャを快く受け入れてくれた猫屋敷の主フュージン(主人公)。せまい屋根裏部屋で大量の猫と一緒に暮らすおじさんで、猫とサーカスにでるのを夢見ています。でも現実は厳しくて、彼は掃除夫で稼ぎも少ないし、地上げ屋に追われる毎日。そんな彼を慰めつつ、時には仕事を手伝い、時には金持ちに売られてから逃げ帰り(詐欺の主犯は猫…!?)、時には彼を守るため敵に総攻撃をかけ、強い絆を見せてくれます。
実は、フュージン役の人はボリショイサーカスの優れた猫使いらしく、猫たちも彼の本当の相棒とのこと。映画からも、彼らの絆が上辺だけのものではなく、長い時間を過ごして培った本物の絆だということが伝わってきます。

ラストはハッピーエンドで、チグラーシャはマーニャたちのもとへ帰るのですが、一方では、猫たちに囲まれながらもどこか寂しそうな表情を浮かべるフュージンが…。ロシア映画らしく、物悲しい余韻を残します。

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 | ブログDEロードショー  Comment(2) 

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TV映画「刑事コロンボ/溶ける糸」観ました

 | ミステリー  Comment(4) 

刑事コロンボ/溶ける糸
製作:アメリカ’72
原題:COLUMBO: A STITCH IN CRIME
監督:ハイ・アヴァーバック
ジャンル:★ミステリー

新薬の功績を独り占めしようと、協同研究者ハイデマン殺害を目論む心臓外科医メイフィールド。ハイデマンの心臓外科手術を任された彼は、弁の縫合に適さない糸を使った。だが、看護婦に感づかれ、殺害して麻薬を巡るトラブルに見せかける。

<ネタバレあり>
前回書いた「刑事コロンボ/構想の死角」から週2で観ていたものの、タイミングが悪かったり印象が薄かったりでなかなか書けず…。でも、今回は犯人がインパクト大(笑) 犯人との駆け引きや事件解決の鮮やかさも、(わたしが観た)コロンボ・シリーズのなかで際立ってました。
まず、顔からしてすでに印象的な犯人なんですが、冷静で頭がよく、更に障害となる者は容赦なく殺してしまう冷酷さも持っています。「構想の死角」の犯人は想定外の状況で殺人をおかしてコロンボに尻尾を掴まれてしまいますが、メイフィールドの場合は看護婦、麻薬中毒患者と次々殺しているのにもかかわらず証拠を残さないんですよね。
かなり早くからコロンボの有能さに気づき、焦ることなく手を打っていく彼は、まさにコロンボの相手にふさわしい存在と言えるでしょう。

そしてコロンボも、看護婦の死を聞いても冷静に時計の針を直していたメイフィールドに、始めから疑いを持っていました。この殺人事件がハイデマン殺害計画を発端にしていると気づき、その推理を聞いて笑い出したメイフィールドに怒りを顕にするシーンが格好いい!
『ハイデマン博士の面倒をよくみることだ。もし死んだら、検死解剖を要求するからな!』
これを聞いて、彼は本当に殺したかった相手を生かさなければならなくなります。そのために再手術を行い、溶ける糸を回収、本来の糸で縫合し直すんですが…。
手術室に踏み込んできたコロンボたちから、決定的な証拠をどう隠すか?コロンボは見つけられるのか?
痛快なクライマックスには思わず唸ってしまいました。

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TV映画「ブロークン・トレイル 遥かなる旅路」観ました

 | 西部劇  Comment(2) 
Tag:カナダ

ブロークン・トレイル 遥かなる旅路
空を描いているのが一番楽しいかもしれない。
製作:アメリカ/カナダ’06
原題:BROKEN TRAIL
監督:ウォルター・ヒル
ジャンル:★西部劇/ドラマ/アクション

【あらすじ】1898年アメリカ西部。甥のトムに母親の死を告げたプリントは、彼とオレゴンからワイオミングまでの500頭の馬追いの旅に出る。だが旅の途中、ひょんなことから身売りされようとしていた中国人の少女5人を助けることになり…。

アメリカのTV映画で、お昼に二日に分けて放送していました。
始めの中国人少女たちの様子は観ているのが辛くて、ややストーリーに集中できなかったんですが、プリントらと彼女たちが出会ってから一気に惹きこまれました。気さくな爺さんという雰囲気のプリントが、言葉の通じない娘達とコミュニケーションをとり、しだいに心通わせ笑顔をみせるようになるのがいいんですよね。西部劇というと活劇が見せ場というイメージですが、これはロードムービー部分がメインでした。

印象に残ったのが、広大な自然を500頭もの馬が走り抜けていく様子! わたしには絶対に描けないけど、あの迫力、美しさは頭から離れません。また、途中で出会うインディアンに通行料を要求され、馬二頭の代わりに木彫りの馬ともう一頭で済ませるのも良かったです。後ろで甥が銃を構えている中、プリントとインディアンが目で語って…格好いいなぁ。
あと、途中で仲間に加わった通訳の中国人が頭に怪我を負い、プリントとトムが「どう縫おうか」と話しているのが面白かったです。

そして、終盤の(短い)撃ち合いの後、逃げ去る悪漢をトムが拳銃で仕留めたのにはしびれました。いつもなら、悪人でも法によらず殺すのは…とかちょっと考えてしまう私ですが、流石に西部開拓時代(とくによそ者)はそんなこと言ってられないんだという事がわかってきた今日この頃です。
ラストの、トムとプリントそれぞれのロマンスの行方も、二人の性格が表れていました。
見ごたえ十分の大作だったと思います。

<再見追記:2015/10/10>
初見は例の93分番組で観たので、BSプレミアムでのオンエアにガッツポーズでした。吹き替え版でしたが、カットされていた部分も観られて満足です。
旅は道連れと仲間が増えていったり、ふいに命を落とす人もいたりと、厳しい場所で寄り添いながら生きていく人々から目が離せなかったし、草原を走り、山を駆け登る馬の群の美しさは何度観ても美しい。
それに、何気に彼らの仕事のことや旅の過程、時代背景がしっかり描かれていて驚かされました。

例えば序盤で、仔牛に焼印を押す作業の時、トムが何かを切り取ってバケツに棄てていて(しかも犬がそれを食べる)、何をやってるのかと思ったら去勢というから怖い。焼印だけでも痛々しいのに、麻酔なしでそんなことまで…。
しかも、このシーンが中国人少女たちの選定の直後に描かれるから、いろいろ考えてしまいます。人間、慣れればどんな事でもできるし、それをわかっているから同類にならないよう拒絶したり、他人のために頑張れるのかなと。

他にも、あれだけの馬をまとめられるのはリーダー馬をコントロールしてるからで、夜中はリーダーさえ捕まえておけば逃げないとか、旅の途中の食料は道中で獲物を狩ったり、出会った他の旅人(羊飼いとか先住民)と取引したりしてることなど、ちょっとした描写から伝わってきて「なるほど」と思いました。

また、後半は少女たちを取り戻そうとする追っ手の影が付きまとい、思ってたより緊張感ある旅になってます。せっかく少女たちが笑顔を取り戻し、彼女たちを番号ではなく名前で呼ぶように(プリントは照れ屋でなかなか呼ばなかったけど)なったのに、その幸せも一瞬で壊れてしまいそうでハラハラさせられるんですよね。
悪役の男の不気味さもよく出ていたし、途中で助けた娼婦ノラのエピソードも効いてます。

終盤、ついに火蓋が切り落とされたと思ったら、妙に存在感が薄かったバイオリン弾きの人が…(涙)
少女の一人にバイオリンを教えてるくだりしか印象に残ってないけど、とってもいい人でした。トムとプリントがちょっと険悪ムードになった時とか緩衝材の役目を果たしてたし、先住民と会話できるし、銃や馬の扱いも上手い。いるだけで雰囲気和みます。

ラスト、プリントがトムにお金を渡し、元手として土地は売ったと話したのは、そのお金でお前が買い戻せということだったのかな?
ノラに「理想の女に出会うなんて奇跡に近い。シャムの王になるのと同じようなものだ」と言っていた彼が、彼女と話したその川辺にシャムと名付けていたというのも、なんとも回りくどいメッセージ。
地味ながら、この時代に必死で生きていた人々の悲哀や力強さを丁寧に描いた作品で見応えありました。

困ったのは、最後の実話っぽいテロップですね。また英語の記事を調べまくってしまいましたよ(汗)
https://siambend.wordpress.com/broken-trail-and-siam-bend/
こちらの記事によると、フィクションだけど歴史的背景は忠実ということみたい。でも、脚本家によると日記や手紙などを基にエピソードを作り上げていったとのこと。
ちなみに、原題の意味は「とぎれとぎれの足跡」というところでしょうか?(英語苦手なので鵜呑みにしないでね)
彼らの旅はそんな感じだったし、脚本家(同じタイトルの小説も書いてる)も足跡を辿る気分で物語をつくったのかも知れません。

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映画「マイ・フェア・レディ」観ました

 | ミュージカル  Comment(6) 
Tag:ジョージ・キューカー

マイ・フェア・レディ
製作:アメリカ’64
原題:MY FAIR LADY
監督:ジョージ・キューカー
原作:ジョージ・バーナード・ショウ
ジャンル:★ミュージカル

【あらすじ】ロンドンの下町。言語学教授ヒギンズに訛りを指摘された花売り娘イライザ。自分なら彼女を貴婦人にもできるという彼の言葉に、彼女は将来のため教授の指導を受けることに。半年後の舞踏会を目標に、彼女は厳しい特訓に耐えるが…。

ミュージカルは好きなので、楽しめました。
やっぱりオードリーが綺麗です。花売りをしていた彼女をヒギンズはドブネズミ(だったっけ?)と貶していたけど、ぜんぜんそんなことはなく美しかったです。確かに下品な言葉遣いだったけれども、人間的にも彼よりよっぽど魅力的でしたし。
まあ、彼は母親に”社交の場に出てくるな”と言われているような人物なので、こういう性格で合ってるんでしょうね。彼と同じ身分?の友人も、彼の優秀さは認めているみたいだったけど、彼女の扱いについては何か言いたげにしてました。というか何か言ってほしかったです。穏やかで知的で善い人でしたが、押しが足りません。
一番好きなのは、イライザが綺麗な発音で話せるようになって「踊り明かそう」を歌っているシーン。曲もいいけど、彼女が夢心地で歌う姿が印象に残ります。実際は彼女の歌のほとんどが吹き替えなんですね。「Wouldn't It Be Loverly」のオードリー・バージョンっぽいのを見つけたのでどうぞ(youtubeへ)。

終盤、イライザが出て行ってやっと寂しさを自覚したヒギンズが『MOTHER~~!』と呼ぶのが面白い。帰ってきた彼女に「わたしのスリッパはどこだ?」と精一杯の強がりを見せるのも、ちょっと呆れるような可愛いような感じでした。イライザと彼の母親は、これからも結託していくんでしょうね(笑)

ちなみに、原題 MY FAIR LADYは、MAYFAIR LADYをコックニー訛りにしてもじったもの。FAIRは”美しい、金髪で色白の”または”口先だけの、うわべだけの”という意味で、MAYFAIRはロンドンの閑静な住宅地の名前だそうです。

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映画「ボルベール<帰郷>」を半分観ました…

 | 家族  Comment(2) 
Tag:ペドロ・アルモドバル スペイン

ボルベール<帰郷>前半
製作:スペイン’06
原題:VOLVER
監督:ペドロ・アルモドバル
ジャンル:★ドラマ

【あらすじ】遅くまで働いていたライムンダは、帰宅して父親を刺し殺してししまった娘パウラを見つける。彼女が死体処理に奔走していると、今度は伯母が急死したとの報せが入った。姉ソーレが葬儀へ出席するが、そこで死んだ母イレネと出会い…。

半分だけ観ました。というか、録画失敗しました。なんとなくCMが印象に残っていて楽しみにしていたのに残念…。
とりあえず前半は面白かったです。ごちゃごちゃと色々な出来事が起こるのに”ちぐはぐ”な印象はなく、母娘(×2)がこれからどうなるか気になり一気に観れました、前半を(泣)
内容的には、冒頭から墓掃除だし、生きているうちに自分でお墓を買って掃除するとか、叔母が痴呆症、親が焼け死んだ、母親が行方不明の友人が癌で入院などなど…大半が重いです。しまいには、襲われそうになった娘が父親を刺し殺し、ライムンダが事件隠蔽に奔走することになるんですね。
でも、ライムンダの溢れんばかりの”活力”や、鮮やかな色彩、妙にコメディタッチな雰囲気によって、不思議と暗い気分にはなりません。それどころか、不謹慎にも次は何が起こるかとワクワクしてしまいました。
そして、現れたのは死んだはずの母親。殺人に幽霊というとサスペンス・ホラーになりそうですが、この母親は怨念とは無縁で可愛かったです。おならでライムンダに気づかれそうになっていたのには思わず噴出しそうになりました。
ライムンダとは昔何かあったようで、陰から見つめるだけで彼女の前になかなか姿を現すことができません。この後、仲直りできたんでしょうか? …先が気になります。
それにしても、彼女が太った娼婦に金を払い、夫の入った冷蔵庫を林(?)に捨てに行くシーンでは、桐生夏生著「OUT」のようなグロい展開になるのではとハラハラしてしまいました。実際は埋めるだけでしたが、あの冷蔵庫が発見されたら、すぐ足がつきますよね。そして、冷蔵庫の持ち主に迷惑が…信頼されていたのに、ちょっと酷いなぁ。

★は前半だけの評価なので、後半を観たら変わる可能性もあります。あと、ネタバレが嫌で細部を確認しなかったので、間違った事を書いているかもしれません。そこら辺はどうぞ悪しからず。

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映画「しゃべれども しゃべれども」観た

 | 青春  Comment(2) 
Tag:日本

しゃべれども しゃべれども
製作:日本’07
監督:平山秀幸
原作:佐藤多佳子
ジャンル:青春ドラマ/ロマンス

【あらすじ】東京下町。若手落語家・今昔亭三つ葉は、いつまで経っても師匠に認められない。そんなある日、成り行きで話し方教室を始めた彼は、口下手な女性・十河、関西弁の少年・村林、あがり症のプロ野球解説者・湯河原に落語を教え始める。

口下手を直したくて落語教室に来るとか、関西弁をからかわれる息子を落語で人気者にしようというのが、現実的なのかどうかよく分からないんですが(湯河原は主人公の祖母から流れた噂を聞きつけてきた)、始まってしまえばそんなことも気にならず割と楽しめました。
落語の話だけあってちょくちょく笑わせてくれるし、関西弁少年を中心にちぐはぐな四人が少しずつ噛み合っていくのが面白い。(主人公形無し…)みんなが練習しているのを聞いて、「まんじゅうこわい」を上手に話せるようになっている主人公の祖母もいい味だしてます。
落語には興味なかったけど、切れ切れの話を聞いているうちに全部聞いてみたいと思えました。
ただ、後半はグダグダです。落語で問題を解決したのは関西弁少年ただ一人だったし、十河は主人公との交流で性格改善した?だけ。湯河原はあがり症は治らないと諦めて2軍のコーチになるし、ずっと師匠に認めてもらえなかった主人公は、彼女と喧嘩して酔って舞台に上がったら大成功。主人公と十河の心の動きをもっと丁寧に描いてほしかったです。…あとロマンスが中途半端すぎて頂けない。
時間があるなら観てもいい作品。

映画「容疑者Xの献身」観た

 | ミステリー  Comment(2) 
Tag:日本

容疑者Xの献身
いちおう堤真一です。書いておかないと自分でも忘れそう。
製作:日本’08
監督:西谷弘
原作:東野圭吾
ジャンル:ミステリー

顔が潰され指紋も消された男の死体が発見される。身元はすぐ判明するが、容疑者として挙がった被害者の元妻には完璧なアリバイがあった。いつも通り相談された湯川学は、容疑者のアパートの隣人が、学生時代の親友・石神だと知る。

ドラマを2~3回だけ観たことがあったのと、東野圭吾が好きなので (といっても5冊くらいしか読んだことないけど)観賞しました。
思っていたより全然よかったです。主演の二人と同僚の刑事の役者さんがどうも苦手で、彼らが話しているシーンはあんまり観てなかったんですけど、犯人・石神のどこかが根本的にずれた”献身”には目が離せないものがありました。
東野圭吾の作品には、相手のために徹底的に尽くしているように見えて、その心に決して消えない黒い染みを残そうという、歪んだ深層心理をもった登場人物が多い気がします。(五冊で何が分かるという感じですが)
こんな間違ったやり方しかできない彼にやるせなさを感じるとともに、あっさり遺体が発見されたことに疑問を感じました。無意識に完全犯罪を目指しているように思えたけど、そうでもなかったのか…?
とりあえず、遺体が発見されて真相がばれたら、それが裁判後であっても彼女たちが疑われるのは目に見えている気がします。というか、遺体が発見された時点で石神のやったことを知って彼女が自白ということになりますよね。
…石神にとってこの計画は”もっとも美しい解”だったのかもしれませんが、”彼女の自白”の可能性を考えなかったという決定的な読み違いが、彼の人間性のずれを浮き彫りにして物悲しい気分にさせます。
とても原作が読みたくなる作品でした。

明けましておめでとうございます

 | 日常生活  Comment(6) 

デルス・ウザーラ
明けましておめでとうございます!
イラストは「デルス・ウザーラ」からの流用です。加工しようと思ったけれど、間に合いませんでした。(最初から流用する気満々だよ…)

このブログを始めたのが2008/01/16なので、ほぼ二年経ったんですね~。頑張った、自分!
そして、これまでお付き合い下さった皆様、本当にありがとうございました。今年も自分のペースで頑張りますので、これからもよろしくお願いしま~す!