2008年09月 忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

映画「揺れる大地」感想

 | 社会派  Comment(0) 

揺れる大地
製作:イタリア’48
原題:LA TERRA TREMA -EPISODIO DEL MARE-
監督:ルキノ・ビスコンティ
ジャンル:★ドラマ

シチリア島の貧しい漁村トレッツァ。そこで代々漁師をする家の長男トーニは、魚を安く買い叩く仲買人から独立しようと皆に呼びかける。リスクを恐れる村人に手本を見せるため行動に移すが、その矢先に大時化(おおしけ)に見舞われ船を失ってしまう。

くらげとほうれん草の和え物を食べていたら、ふとエチゼンクラゲ大量発生を思い出し、漁獲高激減してるんだから今まであまり食べなかったものを獲ればいいのに…。とか考えているうちにちょっと前に観たこの映画を思い出しました。
あまりに報われない終わり方だったので観た後どんよりしてしまったんですが、今思い返すといい映画だったんですよね。リアルで力強くて、シチリアに行けば彼らに会えるんじゃないかという気さえします。
本来なら三部作になる予定だったらしく、最後のトーニの真っ直ぐな瞳はそれを示していたのかと納得しました。
続きを見ることができなくてとても残念です。

B000CDITJ4 揺れる大地 海の挿話 [DVD]

映画「十五才 学校IV」観ました

 | ロードムービー  Comment(0) 
Tag:山田洋次 日本

十五才 学校IV
製作:日本’00
監督:山田洋次
ジャンル:★ドラマ

【あらすじ】いつからか朝になるとお腹が痛くなり不登校となった十五歳の大介。春休みも終わった頃、彼は縄文杉に触るという夢を叶えるため、黙って屋久島までヒッチハイクの旅に出る。様々な人と出会いを通して、やがて彼は”一人前”になってゆく。

4日連続かよぉ、と言いつつも観はじめたら、ついに舞台が”学校”じゃなくなってました。と言ってもテーマは”なぜ学校へ行くのか”なので、根本的には離れてないんですけど。
ロードムービーのお約束をきっちり守りつつ、個性的であったかい人々との出会いと別れを描いています。そのあったかさがじわじわ効いてきて、最後にはぶわっと涙が溢れてしまいました。
引きこもり君から贈られた”詩”も素敵です。
 ― 早く着くことなんか目的じゃないんだ、雲より遅くてじゅうぶんさ ―
この部分にぐっときました。

そういえば、私が中三のときに同学年の男子がチャリンコで旅立ったという話を聞いたけど、彼も何か探しにいったのかなぁ…。

関連記事
映画まとめ感想「男はつらいよ純情篇」
「学校II」観ました

映画「学校II」観ました

 | ドラマ  Comment(0) 
Tag:山田洋次 日本

学校II
製作:日本’96
監督:山田洋次
ジャンル:★ドラマ

【あらすじ】卒業間近の養護学校の生徒、高志と裕矢が出かけたまま帰ってこないという事態が発生する。彼らが旭川駅行きの切符を買ったと聞き、担任の青山と小林は車でそこに向かう。車の中で青山は彼らと過ごした三年間を振り返り始める。

2回も涙腺が弛みました。
だってあのタイミングであんな歌入ったら弛まずにはいられませんよ。
また、泣けるのとは違う感動もいっぱいあります。
最初は形だけちゃんと仕事してますという感じだったコバ先生が、先輩教師や生徒との交流の中で変化していったことや、親切なひとに気球に乗せてもらった高志と裕矢が心からの笑顔を見せたこと。そんな彼らを叱った後に、教師たちが嬉しそうに”いい体験をしたなぁ”みたいな話をしてるシーンなど、全部挙げたらキリがありません。

自分はいつもひとに優しく出来ているかな、と考えさせられる内容でした。

関連記事
「十五才 学校IV」観ました

映画「ヘヴン」観ました

 | ロマンス  Comment(4) 
Tag:ドイツ イギリス フランス

ヘヴン
製作:ドイツ/イギリス/アメリカ/フランス’02
原題:HEAVEN
監督:トム・ティクヴァ
ジャンル:ロマンス/ドラマ

【あらすじ】夫や教え子たちが麻薬の餌食となり、フィリッパは元締めのオフィスに爆弾を仕掛ける。しかし、憲兵隊に捕らえられ知らされたのは、4名の無関係な者の死だった。尋問に同席していたフィリッポは、酷く傷ついた彼女を放っておけず…。

あらすじだけ見るとサスペンス要素もありそうなんですが、そういう部分はストイックなまでに削られていて、あくまで”静かな純愛”を描いていました。
素晴らしかったのが、彼女に恋したフィリッポ。無関係の人間(幼い少女も含む)を殺してしまったと知り、激しく狼狽し泣き崩れ気絶する”爆破犯”を、じっと見つめるフィリッポの瞳の表情が素晴しかった!
もう言葉なんて要らない、という感じ。
彼女を逃がそうと思い立ってからの行動も迅速で、普通なら緊迫感を煽るような演出・音楽などで盛り上げる所を、あっさり逃亡成功。それが、逆に”彼が恋に没頭していく様子”を表しているかのようでした。

ココからネタバレ有ります。
逃げ遂せた彼女は、「自分が逃げたのは罪から逃れるためじゃなく、あいつを殺すためだ」と宣言しているにもかかわらず、元締めを殺した後も自首しないんですよね。
それを”卑怯だ”と言っている人もいるみたいなんですが、彼女は罪から逃れようとした訳ではなくどう終わらせるか考える時間が必要だったんじゃないでしょうか。
私も倫理観とかはちゃんとしてないと嫌なほうなんですが、彼女の場合、憲兵の中に麻薬組織と繋がってる人間がいるので、罪に見合った罰を受けるとは限りません。憲兵の様子を見てると拷問すらしそうな勢いでした。
もちろん彼女は死刑になるべきですが、もみ消そうとする人間のいるところへ帰っても、彼女が倒そうとした悪が世に知られる可能性をなくすだけだと思います。
まあ、爆弾の事といいラストの「ヘリでどんどん上昇して、最終的には墜落死(イカロスのつもりか?)」という死に方といい、ちょっと後先考えない人だとは思いますが、どうせ地獄に落ちるなら最後に愛する人たちに少しでも近い場所へ行きたかったのかも。
彼女のすべてを許せるわけではないけど、それを差し引いても、ロマンチックで雰囲気のある映画でした。

映画「隠し砦の三悪人」観た

 | 時代劇  Comment(8) 
Tag:黒澤明 日本

隠し砦の三悪人
製作:日本’58
監督:黒澤明
ジャンル:時代劇/サスペンス/アクション

【あらすじ】戦乱の世。故郷に逃げ帰ろうとしていた百姓・太平と又七は、山中で拾った薪の中に黄金を発見する。そこに、黄金の隠し場所を知る男・六郎太が現れ、敗れた秋月家の隠し砦へ案内する。実は彼は秋月の後継ぎ雪姫を守る侍大将で、早川領へ抜けるためにあえて遠回りするという二人の案を気に入り…。

最近リメイク出たし面白いに違いないと期待していたせいか、そんなでもなかったなという感じです。
いや、面白いかどうかというより、肌に合わなかったという方が正しいですね。
主役?の太平と又七の掛け合いを最初は楽しんで観れたんですが、だんだん鬱陶しくなってきて「この期に及んでまだそんな事考えんのかよ!」とつい叫んでしまったり…。
でも、六郎太が情けをかけたライバル武将が、再会後にとった行動はめちゃくちゃカッコ良かったし、(甲高い声の)雪姫の気丈さに隠されたココロとそれを知る六郎太との関係も素敵でした。
ただ、六郎太には一つ言っておきたい。
太ももを露わに昼寝している姫を、あの二人のとこに残してくなんて言語道断!!

関連記事
「七人の侍」観ました
「天国と地獄(1963)」観ました

映画「放射能X」観ました

 | SF  Comment(0) 

放射能X
人間以外で戦争するのは蟻だけらしい。
製作:アメリカ’54
原題:THEM
監督:ゴードン・ダグラス
ジャンル:★SFパニック

砂漠でショック状態の少女が保護され、付近で惨殺死体が発見される。現場の足跡などから、犯人は原爆実験の影響で巨大化した蟻だと判明。保安官ベンは蟻学者パットとFBI捜査官グレアムと協力し、殲滅作戦に取り掛かるが…。

B級テイストの映画を観ようと思っていたら、意外にも丁寧なつくりのSF作品でした。
映画の紹介から”巨大蟻が人間を襲う!”となっていて、せっかくの巨大蟻登場までのハラハラ感が薄れてしまったにも関わらず、蟻との攻防戦もしっかりしていて最後まで飽きずに観れます。
つくりものっぽさ全開の巨大蟻もなんだか愛嬌があり、当時の技術としてはかなり頑張ってるんだろうなぁというのが伝わってきますし、蟻の生態なんかもちゃんと説明していて勉強になりました。
モンスター映画好きなら楽しめる作品だと思います。

B000GRUSWM 放射能X [DVD]

映画「ハンガー」観た

ハンガー
製作:イギリス’83
原題:THE HUNGER
監督:トニー・スコット
原作:ホイットリー・ストリーバー
ジャンル:ホラー

【あらすじ】何千年も前から生き続ける吸血鬼ミリアムと、200年前に彼女に永遠の若さを与えられた恋人ジョン。そんな彼がある日を境に老い始め、なす術もなく息絶えた。彼の話を聞かなかった老化現象の研究者サラは、謝罪しにミリアムを訪ね…。

吸血鬼の話なんですが、説明が少なくてどういう事なのかよく分からないまま終わってしまいました。
私的解釈では、ミリアムさんは一秒の孤独にも耐えられない繊細な吸血鬼なのかなぁ、という感じです。
「永遠の若さ」をあげると騙しては自分の血を与え吸血鬼にし、何百年か経って限界がきたら棺にしまって側に置いておく。そして再び気に入った相手をパートナーに…。という事を彼女は繰り返してきたみたいなんですよ。
孤独に怯え、自分の罪に怯え、それでもまた罪を重ねてしまう彼女の姿はまるで怖くありません。
むしろ、限界がきたパートナーが瞬く間に老化してゆく現象が恐ろしい。

幻想的で儚い、他とは一線を画す吸血鬼の物語だったと思います。

関連記事
「デジャヴ」観た
「ビバリーヒルズ・コップ2」観た

私の健康法4

 | 日常生活  Comment(0) 

私の健康法4
季節の変わり目で体調がすぐれない今日この頃です。
日の出も遅くなってきたようで、私の起きる時間ではまだ薄暗くてパッチリ目覚められないんですよね。もともと低血圧なのもありますが、とにかく朝からダルいわけですよ。
それで仕方なく始めた”気持ちよく目覚めるための準備運動”なんですが、目が覚めるだけじゃなく体調も良くなった気がするので紹介してみます。

●とりあえず頑張って起き上がり、そのまま長座前屈。(つっぷしてるだけとも言う)重い腕を上げて首の後ろをさする。1分くらいで血行が良くなり体があったまってきます。
●身を起こし、両拳の甲の凸凹なところを背骨に沿ってゴリゴリする。お医者さんも実践してるらしい簡単に血行を良くする方法です。冬はこれで体温&免疫up!
●上の2つだけで目は覚めるんですが、ダルさを完全に取るために体の中心に向かって腕と脚をさすってます。あとは軽い柔軟や腕を回したりとかも。

結局ぜんぶで15分くらい使ってしまうんですが、始めの2つだけなら3分くらいで済むので気軽に始められます。低血圧で朝が弱い人は一度試してみるといいですよ。

関連記事
私の健康法3
私の健康法6

映画「ワイルド・チェイス」観た

 | アクション  Comment(0) 
Tag:カナダ

ワイルド・チェイス
製作:アメリカ/カナダ’00
原題:BAIT
監督:アントワーン・フークア
ジャンル:アクション/サスペンス/コメディ

【あらすじ】核ミサイル発射基地と同じ警備システムを破った犯人をおびき出すため、エドガー捜査官は彼の盗り損ねた金塊の有りかを知る男にこっそり追跡装置を埋め込む。その男とは、犯人の仲間と同じ監房に入ったエビ泥棒アルビンだった。

時間が経つにつれ内容を忘れてきたんですが(昨日観たのに!?)、観ている間は軽快で面白かったアクション・コメディです。
主人公はレストランから車えびを盗んだ間抜けな泥棒アルビン。
友達には置いていかれるは、金塊泥棒の遺言を聞いたために”おとり”に使われるはで、始まって早々ついてない事ばかりです。
でも、彼のちゃめっ気たっぷりな言動を見てると和むんですよね。
それは彼を監視している捜査官たちも一緒で、凶悪犯を追っているのについ笑っていたり。アルビンがまた警察のお世話にならないように、「彼の人生をバラ色にする」とまとまった金をあげてみたり、ちょっと楽しそうです。始めは冷酷な捜査官だったのが、しだいにアルビン寄りになっていくのが良いです。
終盤、一気にアクション色が濃くなり、アルビンがビシッときめてくれました。
気楽に観るにはもってこいの作品です。

映画「デッドリー・フレンド」観た

 | SF  Comment(2) 

デッドリー・フレンド
ロボットダンス?
製作:アメリカ’86
原題:DEADLY FRIEND
監督:ウェス・クレイヴン
原作:ダイアナ・ヘンステル
ジャンル:ホラー

人工知能を搭載したロボットを造れるほどの天才少年ポールは、越してきた町でサマンサとカールと友達になる。しかし、サマンサが酒乱の父に階段から突き落とされ亡くなり、彼らは彼女の脳にロボットの回路を埋め込み蘇らせてしまう。

いちおうホラーだしグロい表現もあるのに、色々ぶっとんでいて笑えてしまう映画でした。
第一に主人公の天才少年ポールがアバウトすぎです。何を研究しているのかよく分からなかったんですが、研究用の遺体の脳に自作の人工知能つないでみたり、その影響でちょっとおかしくなったっぽい回路をそのまま死んじゃったサマンサの脳にぶすり!
滅菌消毒なんて出来ない状況でしたが、見事サマンサ復活です。
しかも、髪の毛はフサフサ(手術で剃らなかったの!?)、怪力少女になったうえリモコン操作可能に。…いや、操作といっても手が付けられなくなった時に電源切る(眠らせる)だけなんですけどね。何故か一度しか使いませんでしたが。

こうして振り返ってみると、主人公がというより全てがアバウトでした。これぞB級映画の醍醐味と言うやつですね。
ちなみに、意地悪なおばさんが観てる映画が「悪い種子」だったりします。だからどうしたって感じなんですが、ちょっと嬉しくなってみたり。

関連記事
「ミュージック・オブ・ハート」観ました
B000TXPUH6 Deadly Friend (1986) [Import] [DVD]

映画「チップス先生さようなら(1969)」観ました

 | ミュージカル  Comment(2) 

チップス先生さようなら(1969)
製作:アメリカ’69
原題:GOODBYE, MR. CHIPS
監督:ハーバート・ロス
原作:ジェームズ・ヒルトン
ジャンル:★ドラマ/ミュージカル

生徒想いでありながら、生真面目な性格のために生徒たちに嫌われるチップス先生。そんな彼が舞台女優のキャサリンと恋に落ち、やがて結婚する。自分のために仕事を辞めた彼女を、せめて校長夫人にしようと頑張るチップスだったが…。

【あらすじ】やたらとテンションの低いミュージカルだなぁと思いながら観ていたんですが、チップス先生が恋に目覚めた辺りから目が離せなくなり、身を引こうとしたキャサリンを必死に探すシーンで彼の変化に感動していました。あの堅物だったチップス先生が、愛する人をなりふり構わず追いかけるようになるなんて!
そして、彼のそんな変化に子供たちもついてくるようになるんですよね。
そんな充実した教師・結婚生活をすぱんと省略して、いきなり初老のチップスが出てきたのにはちょっと驚いたんですが(TVだからなのか???)、喧嘩はしても深い愛情で結ばれている二人に嬉しくなってしまいました。念願の校長就任を一刻も早く彼女に知らせたくて、再び全力疾走する彼の姿が今でも目に浮かびます。
ここから先は思い出しただけで泣けてくるんですが、突然の悲劇に打ちひしがれる様子や、別れの挨拶で盛大な拍手を贈られ感動に身を震わせる様子は、本当に目の前にチップスが存在するかのような迫力でした。
心に残る愛情に溢れた映画だったと思います。

関連記事
映画まとめ感想「フットルース」

映画「七人の侍」観ました

 | 時代劇  Comment(25) 
Tag:黒澤明 日本

七人の侍
製作:日本’54
監督:黒澤明
ジャンル:★時代劇/アクション/ドラマ

【あらすじ】野武士の横行する戦国時代。刈入れが終りいつ襲われるかと怯える農民たちは、なけなしの米を持って腹の減った侍を探しに町へ行く。やがて歴戦の侍・勘兵衛の協力で7人の侍を集めた彼らは、野武士に対抗するため準備を整える。

念願の「七人の侍」をやっと鑑賞しました。
やっぱり面白いですねぇ、文句なしの傑作です!!
先に「荒野の七人」とか観ていたので面白さが半減してしまうかと思っていたんですが、そんなこと全然ないのがまた凄い。
3時間半と長い作品ですが全く無駄がなく、登場人物の魅力も余すことなく描かれていました。
とくに百姓出の菊千代は「荒野の~」では勝四郎と混ざっていたし、某アニメではメカだったし(…オイオイ) いまいちどんな人物なのか分からなかったんですが、今回みたら超重要人物じゃないですか!
彼がいなかったら途中で空中分解してただろうし、なにより”勢い”と”笑い”がなくなってしまいます。
百姓の気持ちを必死に代弁するシーンで一気に感情移入してました。

古さも長さも全く感じさせない”娯楽映画”の鏡と言えるような作品でした。ちょっと時間のあるときにはおススメです。

(2013/1/6再見)
あ~、再見でも初見同様の感動…いや、流れが分かってるぶん細部を見る余裕がでて、むしろ初見より面白かったかも!
前回も感動した菊千代の名台詞なんですが、そういえば勝四郎は聞き逃してたんですね。あの場にいないで青春してただけあって、やっぱりちょっと仲間というより生徒って感じでした。でも生徒として彼らへ向ける眼差しは素晴らしくて、とくに勘兵衛や久蔵を見る時はキラッキラしてます(笑)
あと気になったのは、利吉に対する侍たちの鈍さですね。女物の着物を持ってたし、菊千代だって「(侍が)女を奪った」と言ってたのに、何故あそこまで気付かないのか…。利吉が可哀相になってしまいました。
そして、わずかな出番でもしっかり印象付けた、利吉の嫁と赤ん坊を抱いた母親、息子の仇を討つお婆さん。志乃も含めて、様々な年代の女性を描いてるなぁと思いました。
他にも気付くことがあったし、楽しめたし、本当に再見できて良かったです。
リクエストして下さってありがとうございました!

関連記事
第35回ブログDEロードショー「七人の侍」を観ませんか?
「蜘蛛の巣城」観ました
「隠し砦の三悪人」観た

更新停止ブログまとめ

 | ブログ  Comment(0) 

申し訳ありませんが、長期間更新停止中のブログはこちらにまとめました。

嗚呼,魅惑の映画道+Σ reinn30.blog20.fc2.com
映画・DVDを10段階評価したhiroさんの備忘録です
子育て 時々 映画 ma3my.seesaa.net
三児の母にしてお仕事も頑張るマミイさんの映画レビューとイラストのブログです
今夜も酔いどれ映画感! shimaneman.blog134.fc2.com
shimanemanさんの飲みながら映画を楽しむブログです
JUKEBOX waruda.blog63.fc2.com
ワールダーさんが映画・DVDを独断と偏見で辛口評価してます
>たまさんのHR/HM シネマカフェ tamametal-cafe.cocolog-nifty.com
たまさんが音楽のアルバムレビューや、DVD、劇場で観た映画の感想などを書いています
“電翳禮讃(DenEi_Raisan)” 〜 東食満(けま)妄想特区 〜 tim3.cocolog-nifty.com
TiM3(ティムさん)が尼崎市内某所から“妄想”を世界へ発信しています
ニッケル・オデオン.ISM wonderfulcinemaworld.blog66.fc2.com
古い名作から、新作までつづる、庄屋弁当さんの映画ブログです
晴れたらいいね~ blog.livedoor.jp
ちゃぴちゃぴさんによる映画やドラマの感想ブログです
ピエロと魔女 pierrot104.blog67.fc2.com
たそがれピエロさんが映画や日常、趣味について綴ってます
偏愛映画自由帳
スパイクロッドさんの旧ブログです
埃まみれの雑記帳 brokenhorn.blog.fc2.com
Dingleberryさんの映画感想や雑記を綴るブログです。
ほそぼそ絵日記
みさんの子育て絵日記ブログです。
POPLIFE kyok0654.blog120.fc2.com
KYOK654さんが雑記や情報、音楽ネタについて綴ってます
八十路STUDIO ascapapa.blog.fc2.com
ascapapaさんが旧い映画を中心にレビューしてます
夜更けの自販機 hamsphoto.blog100.fc2.com
|―|/‐\|\/|さんが好きな映画やバンドについて語ってます
RELAX TIME relax371.blog95.fc2.com
ユウ太さんが素敵な映画、音楽を紹介してます
ろうりんぐすとおんずなど来やせん!
閉鎖されました

映画「蜘蛛巣城」観ました

蜘蛛巣城
製作:日本’57
監督:黒澤明
原作:ウィリアム・シェイクスピア
ジャンル:★時代劇/サスペンス

【あらすじ】謀反者を討ち取った帰りの森で、不気味な老婆に自分の未来を予言された鷲津武時。間もなく予言通りに事が運び始めるが、城主になるという予言を大殿に知られれば命がないという妻の言葉に、武時はついに大殿を暗殺してしまう。

予言を信じ欲をかいたがためにその通りの末路を辿るという話で、どっかで聞いたような内容だなと思って観ていたんですが、シェイクスピアの「マクベス」を戦国時代に置き換えたものだったんですね。黒澤監督も大胆なことをします。まあ、マクベスの内容は殆ど知らないので、どう大胆なのかは私に分かるはずも無いんですけど…。
今回も例の如く、音質劣化と難聴ぎみなせいでセリフが7割くらいしか聞き取れませんでした。ですが、役者の緊迫感溢れる表情と映像からにじみ出る不気味な雰囲気から目が離せず、あっという間に観終えてました。
とくに武時の奥方が怖い!!
欲に目が眩んで夫を自在に操るさまは、さながら魔女のようです。
それがどうして武時より先に…と少々不満もあるんですが、人間の心は一見して分かるものじゃないですからね。
そして、ラストの大量の矢が降ってくるシーン!
始めは「意外と避けられそうだな…」と思えるくらいの本数しか飛んでこなかったのが、だんだん兵士たちの怒りが高まるが如く勢いを増し、最後はもう本当に死んじゃうんじゃないかと心配するほどの大量の矢が!!
実際、三船さんは「俺を殺す気か!」と怒っていたようです…。
ホント、黒澤監督ってすごいなぁ…色んな意味で。

関連記事
「静かなる決闘」観ました
「七人の侍」観ました

映画「菊次郎の夏」観た

 | ロードムービー  Comment(6) 
Tag:日本

菊次郎の夏
ダサ可愛い天使の鈴
製作:日本’99
監督:北野武
ジャンル:★ドラマ

【あらすじ】小学3年生の夏休み。祖母と二人暮しで遊びに行く予定がない正男は、写真でしか知らない母親に会いに行く決意をする。近所のオバサンが心配し夫・菊次郎が付いて行ってくれる事になるが、やる気のない菊次郎は寄り道ばかりして…。

どちらかと言うと北野監督作品は苦手なんですが、これは良かったです。
どんぱちが無いのと、この作風に慣れてきたからでしょうか?
あとはロード・ムービーが好きなのもありますね。
全体的に淡々としていて、時々入るシュールなギャグがいい塩梅でした。個人的には、カップルと菊次郎たちが微笑ましく遊んでいる風景から、だんだん遠ざかって「立ち入り禁止」の看板がどーんと出てくるシーンが好きです。
この静けさとシュールさが、菊次郎と少年の心の交流を引き立てているようです。

あと忘れちゃいけないのが主題曲「Summer」(youtubeに飛びます)ですね。ジブリ映画の音楽担当・久石譲さんが作曲しただけあって、ノスタルジックで心に残る名曲です。
この曲が流れるなか、優しい顔で手を振る菊次郎と笑顔で別れるシーンは最高でした。
夏の終りにぴったりの映画だったと思います。