2008年06月 忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

映画「ボージェスト(1939)」観ました

 | ドラマ  Comment(2) 

ボージェスト(1939)
ねずみが意外と可愛くて退治できない兄弟が好き。
製作:アメリカ’39
原題:BEAU GESTE
監督:ウィリアム・A・ウェルマン
原作:パーシヴァル・クリストファー・レン
ジャンル:★サスペンス/ドラマ

ジンダヌフ砦に来た救援隊は、銃を構えたままの姿で全滅しているという奇妙な状況を目の当たりにする。事の発端は、15年前にブランド邸で起こった、「青い水」というサファイアの盗難事件にあった。

兄弟の絆が堪能できる作品でした。
砦の兵士たちが銃を構えた姿のまま全滅するという奇妙な状況。
謎の発砲、消えた死体、消えた部下…。
そんなミステリアスな場面から物語は始まります。
そして話は15年前の過去へとさかのぼり、ある屋敷で暮らしていた子供たちに焦点が移ります。
楽しそうに遊ぶ子供たちの他愛のない約束。叔母さんの秘密。
彼らが青年になった頃に起こった、身内による宝石の盗難事件。
兄弟で庇い合い、彼らは戦場へ。
そこで冒頭の奇妙な状況に至った経緯が明かされます。
最後には宝石盗難の真意が…。

流れるような物語のはこびが素晴しいです。兄弟愛が好きな人は必見!

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お気に入りOVA「機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争」

機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争
製作:日本’89
監督:高山文彦
原作:矢立肇/富野由悠季
ジャンル:★SFロボット/戦争

【あらすじ】宇宙世紀0079年12月。平和な中立コロニー・サイド6で、ザクの襲撃事件が起こる。彼らは連邦が隠した新型モビルスーツ「NT-1アレックス」を捜していた。戦争に憧れ撃墜されたザクを見に行った少年アルは、ザクのパイロット・バーニィと知り合い、面白半分で彼に協力するようになる。

ふだん同じ作品を何度も観たりしないんですが、なんとなく見つけたので10年ぶりぐらいに観ました。
…うわぁ、泣けるよこれ。何度観ても泣ける。
何も知らず戦争に憧れる少年アル(頭の回転は速い)と、少年の監視役になったジオンの新米パイロット・バーニィ。そして、アルの隣人でお互いの素性を知らずバーニィと惹かれあう連邦軍のテストパイロット・クリス(ニュータイプだったら良かったのに…)
なんかもう本当の兄弟のように過ごすアルとバーニィとか、淡い恋心を抱くバーニィとクリスとか…。
結末を知ってるせいか中盤から涙腺緩みっぱなしでした。
『バーニィ~~~!!』という叫び声が、今でも耳に残ってます。

ガンダムシリーズは「ファースト」と「Z」と「seed」と映画などを幾つか観ただけですが、その中で一番これが好きです。(ちなみに好きなキャラは1位バーニィとアル、2位カイさん、3位ラル夫妻です。)
シリーズを知らなくても楽しめる内容なので、まだガンダムを観た事ないって人でもぜんぜんOKなのも良いですよね。

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映画「モロッコ」観ました

 | ロマンス  Comment(4) 

モロッコ
ヒロインの持ってる人形が可愛かった。
製作:アメリカ’30
原題:MOROCCO
監督:ジョセフ・フォン・スタンバーグ
原作:ベノ・ヴィグニー
ジャンル:★ロマンス/ドラマ

モロッコの酒場で出会い、外人部隊のプレイボーイ・トムと歌手のアミーは恋に落ちる。しかし、嫉妬した副官夫人が人を雇い彼を殺させようとし、返り討ちにしたためにトムは前線へ。出兵前夜、二人は逃げる約束をするが…。

ロマンスものと言えば真っ先に「めぐり逢い」が思い浮かぶんですが、今回それに優るとも劣らない作品に出会えました。
素直になれずすれ違う二人の愛の物語が素晴しかったのはもちろんの事、ライバルの富豪紳士が負けず劣らず輝いてます。
ヒロインがモロッコに来たとき船が一緒で、その時からずぅ~っと彼女を想い続ける富豪紳士なんですが、言い寄る男が多いのかヒロインは相手にしてくれません。
話しかけてもそっけなく、名刺を渡しても破り捨てられ、お店で再会しても相手にされず、目の前で若い兵士といちゃいちゃ…。
それでもめげず、あくまで紳士的に彼女を口説こうとします。
まあ、高級品をプレゼントしたり、彼女が弱ってる時に近づいたりはちょっと姑息かもしれませんが、富豪だし酒浸りになった彼女を放っておくのもどうかと思うので、そこら辺は目を瞑ってあげてください。一途さ故なんです。
そして極めつけに、兵士負傷の噂を聞き矢も楯もたまらなくなった彼女と一緒に、あっちこっち兵士を探してあげるんですね。
彼の「彼女の幸せが一番なんだ」というセリフは切なすぎます。

最後、砂漠を歩く彼女の後姿は、全ての障害を乗り越えてしまいそうな力強さがあります。きっと彼女なら、恋する女たちと助け合いながら、彼の元に辿り着けたんじゃないでしょうか。
富豪紳士には悪いですが、心に残る感動のラストシーンでした。

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映画「静かなる決闘」観ました

 | 社会派  Comment(0) 
Tag:黒澤明 日本

静かなる決闘
製作:日本’49
監督:黒澤明
原作:菊田一夫
ジャンル:★ドラマ

【あらすじ】1944年、野戦病院で働く若き医師・藤崎は、手術中のミスで患者から梅毒をうつされる。二年後、恋人との婚約を破棄し、誰にも打ち明けず医者として人々を救うことに専念する藤崎。秘かに治療薬を注射し続けるが効果は見られず…。

黒澤監督の作品は、難聴ぎみの私にはハードルが高く途中で挫折する事も多いんですが、これは観始めてすぐに引き込まれ最後まで一気に観れました。
不治の病”梅毒”と独りで闘う主人公の苦悩が随所ににじみ出ていて、何故自分がこんな目に遭わなければならないのかと、感情を吐露する場面には心揺さぶられます。
また、彼が本音を話すことが出来た唯一のひとである、堕胎を望んでいた見習い看護婦の描き方も良かったです。最初は主人公にたいして反感を抱いていたのに、すべてを知って生き方を変えてゆきます。妙に間延びしたしゃべり方も、彼女らしさが出てて好感が持てました。
そして、病気と向き合おうとせず結婚までしてしまった”あの患者”。主人公の忠告を無視して欲望のままに行動した”つけ”が、最後に哀しいかたちで訪れます。
とてもわかりやすい内容なので、学校とかでみせても良いんじゃないかな…。

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映画「悪い種子(たね)」観ました

 | サスペンス  Comment(2) 

悪い種子(たね)
笑顔の裏に…。
製作:アメリカ’56
原題:THE BAD SEED
監督:マーヴィン・ルロイ
原作:ウィリアム・マーチ
ジャンル:★サスペンス/ホラー

【あらすじ】愛する夫と可愛い娘ローダに囲まれ、幸せな日々を送るクリスティーン。ある日、学校の遠足で少年が溺死し、それでも平然としている娘に不安を抱く。教師に相談すると、ローダは彼の金メダルに執着していたという。

利発で可愛い娘ローダに、突如浮かび上がった恐ろしい”疑惑”。
その笑顔の裏に”悪魔”がひそんでいるのか?

学校の評判にしか興味のない教師。
息子を亡くし、嘆き悲しむ母親。
”疑惑”に感づいた意地悪な使用人。

孤立したクリスティーンは、ある”不安”によりさらに追いつめられてゆく。
それは、自分の出生に関するものだった。

”悪の血筋”は遺伝してしまうものなのか?
幼い子供が残忍な犯行に及んでしまう事があるのか?
悩んだ末、彼女がとった行動は…。

ギャオでやってたんですが、すごく良かったです。ローダの薄気味悪さや、母親二人の苦悩がよく出てました。オチやカーテンコールにはびっくりさせられましたが、こんなに完成度の高い作品はなかなか出会えないと思います。取り扱っているテーマも興味深く、おすすめです。

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映画「アイガー・サンクション」観た

 | アクション  Comment(2) 
Tag:クリント・イーストウッド

アイガー・サンクション
うさぎにとって小学校は地獄?
製作:アメリカ’75
原題:THE EIGER SANCTION
監督:クリント・イーストウッド
原作:トレヴェニアン
ジャンル:アクション/サスペンス

【あらすじ】登山家で大学教授のヘムロックは、かつて政府の諜報機関に所属していた。もとボス・ドラゴンに呼び出された彼は、正体不明の殺し屋の制裁(サンクション)を頼まれる。標的がアイガー登山隊にいるとわかり隊に加わるが…。

教授で登山家でスパイな主人公が、派手に暗殺したり美女に騙されたり、またまた美女に騙されたりしながら、正体不明の標的をアイガー北壁を登りながら暗殺しちゃえ♪という愉快なアクション映画でした。
前半と後半でまるで違う映画の様なんですが、登山修行らへんからかなり楽しめます。美女に過酷な山登りを強いられ「もう、殺してくれ…」とか言ってたのが、美女がたわわな胸を露わにした途端すいすい登り出したのには笑えました。
そしてメインの登山シーン。
誰が標的なのか疑心暗鬼になりながら、緊張感溢れる崖っぷちアクションを見せてくれます。その様子を望遠鏡で見守る友人との対比も良い!
この登山アクションと雄大な景色が見れただけで満足です。

さて、上の絵のことなんですが、この映画の怖そうな依頼人が重度の”アルビノ”(ウィキペディアへのリンクです。「概要」と「フィクションとアルビノ」の項を参考にしました)なんですよね。最近は色彩だけアルビノなキャラクターも多いですが、この映画では暗室で暮す正真正銘のアルビノです。
やっぱり昔からこういうイメージで描かれることが多いんでしょうか?
ちょっと気になるところです。

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TV映画「ダークネス/狙われた女捜査官」観た

 | サスペンス  Comment(0) 

ダークネス/狙われた女捜査官
製作:アメリカ’92
原題:IN THE COMPANY OF DARKNESS
監督:デビッド・アンスポー
ジャンル:★サスペンス/犯罪

男顔負けの度胸を持つ警官ジーナ。12歳の少年が惨殺され、彼女はおとり捜査のため容疑者カイルと同じ職場に勤め始める。間もなく彼と打ち解けるが、その深淵を覗くうち、彼女の奥深くに埋もれていた心の傷がよみがえる。

ここ一週間ばかり、このタイトルでデータベースに来る方が多かったので観てみました。(2010/2/5:すでにデータベースは閉鎖しています)
これはテレビ版のタイトルで、もう一つの邦題は「捜査官ジーナ」という地味なものらしいです。でもまあ、実際観てみると分かるんですが、”ジーナが何者かに執拗に狙われる”というような事は一切なく、テレビ版のサブタイに騙される人は多いんじゃないでしょうか。
ストーリーはいたってシンプルで、少年惨殺事件の容疑者カイルから何か聞きだすため、ジーナが彼に近づくというものです。
実は真犯人はあいつだったとか、息もつかせぬ騙しあいとかは全くと言っていいほど無く(最後の盗聴器のくだりは良かった)、最近の凝ったサスペンスを求めている人は肩透しを喰らうかもしれません。
カイルのインパクトも髪型以外はそれ程でもなく、天才と言われている割にはそれが生かされてなかった気がします。
でも、いつ正体がばれるか分からない緊張感と、カイルのペースにひき込まれて彼女の心の闇があらわになっていく様子は良く出てました。仕事&不倫中の彼女は好きじゃなかったんですけど、カイルと話している時の素の表情はどこか危うげで魅力的だったと思います。
そして、最後の最後に見せるカイルの表情、あの瞳…。
真っ暗でいて空ろなあの瞳は、まさしく”ダークネス”という感じでした。

映画「ゴッド・ギャンブラー」シリーズ観ました

 | アクション  Comment(0) 
Tag:香港

ゴッド・ギャンブラー
記憶喪失の真の原因。
製作:香港’89(Iのみ)
原題:賭神
監督:バリー・ウォン
ジャンル:★アクション/コメディ/ギャンブル

【あらすじ】ギャンブラーの頂点に立つ”賭神”コウは、やくざに頼まれ賭博勝負を引き受ける。しかし、ひょんな事から記憶喪失になり、その原因を作ったトウは彼を引き取る。子供の様になってしまったコウだったが、ギャンブルの才能は健在で…。

シリーズを観たと言っても完全版とII・IIIと完結編だけで、他にも色々あるらしいんですが、今のところギャオで観れるのはこれだけでした。
感想はというと、文句なしに面白かったです。
まずは、しょっぱなからカッコいいギャンブル・アクション(こんなジャンルあるのかな?)を見せてくれます。
私はギャンブルとかぜんぜん知らないのでなんと言う勝負なのかは分かりませんが、麻雀牌を取り合って棒のようなもので切り結び、それに弾かれて牌が空中を舞ったりします。サイコロ博打の壺振りでも、「これ本当にギャンブルなのか!?」と疑いたくなる程の力技が炸裂しました。
そしてギャンブラーの皆さん、強いのは賭け事だけではありません。
一見穏やかな表情の主人公ですが、逆恨みで命を狙われるのは日常茶飯事。ナイフを持ってようが銃を持ってようが涼しい顔でやっつけてしまいます。渋い護衛ロンさんのアクションも必見です。
ところが、そんな非の打ち所のない主人公が、あるチンピラのせいで記憶喪失になっちゃうんですよね。

ここから一気にハートフル・コメディに変貌です。
彼らは、記憶喪失どころか子供返りしてしまった彼を”チョコレート”(彼の好物)と名付け、ギャンブルの才能を最大限に利用しようとします。
でも、なんだかんだやってるうちに本当の友情が芽生え…。
とまあベタな展開なんですが、テンポのいいギャグと痛快なアクション、そしてホロリとくる場面もあって目が離せない面白さとなっています。
これは完全版だけに言えることではなく、正当な続編である完結編ではドラマ部分が重みを増し、完全版に引けを取らない見ごたえ充分な作品に仕上がってました。
機会があれば、他の作品も観てみたいと思います。

映画「ルシアンの青春」観た

 | 戦争  Comment(2) 
Tag:フランス イタリア 西ドイツ

ルシアンの青春
ルシアンがやたらと鳥を絞めてた…。
製作:フランス/イタリア/西ドイツ’73
原題:LACOMBE LUCIEN
監督:ルイ・マル
ジャンル:ドラマ

【あらすじ】狩りの上手い17歳のルシアンは、レジスタンスに憧れ志願するが断られる。ひょんな事からゲシュタポと知り合った彼は、何気なく情報を洩らしてしまい彼らの仲間に。しだいに心を失うルシアンだったが、美しいユダヤの少女と出会い…。

*ネタバレ注意!*
あらすじを読むとまるで、戦争ですさんだルシアンの心が、ユダヤ人の少女との交流で人間味を取り戻していく物語なのかと想像してしまいますが(売り文句もそんな感じです)、実際に観てみるとぜんぜん違う印象を受けました。
成り行きでゲシュタポの手先となり、すぐその冷酷さに馴染んでしまったルシアンは、ユダヤ人の少女フランスに一目惚れし、当然のように”権力”を振りかざして彼女に近づきます。つまり、「彼女に会わせないと連行するぞ。」と彼女の父親を脅したわけです。
そして彼女の方も、彼を利用して家族で外国に逃げようと考えたのか、同情を引いて彼と肉体関係を結びます。
でも、ルシアンはそのことに全く気付いてません。
父親を銃で脅しておいて何言ってんだって感じですが、本気で彼女の愛を得られたと信じて疑ってなかったように見えました。
フランスの父親が「あなたを憎みきれない」と言ったのも、こういう「恋は盲目」的なところがあったからでしょうか?
結局この父親、娘の本心を打ち明けることなく収容所へ連行されてしまいます。あからさまな自滅行為だったので、たぶん娘の目を覚まさせたかったんだと思います。
その後、逃避行が始まるんですが、ここに来てやっとルシアンが表情を見せ始めます。

二人に訪れたほんのわずかな穏やかな時間。
本当の恋人同士のようにはしゃぐ二人と、ふと彼女が見せた”殺意”
思いとどまったのは”依存”のためなのか、それとも”愛”に気付いてしまったからなのか…。

この一瞬があるために、後の彼らの運命を考えると物悲しいです。
彼女の愛がルシアンを変えた訳ではないけれど、確かにタイトルの通り”ルシアンの青春”を描いた作品でした。

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B級映画二本立ては疲れるね。

 | まとめ感想  Comment(0) 
Tag:ドイツ ピーター・ハイアムズ

ビースト/巨大イカの大逆襲
TV映画「ビースト/巨大イカの大逆襲
:THE BEAST」

1996年アメリカ、ジェフ・ブレックナー/ピーター・ベンチリー

●やたらとテンポが悪いと思ったら4時間を2時間に直したらしい。
●来る来る!!ざっぱ~んで現れた巨大イカが、『ぷか~』…あれ、意外と弱そうだ。
●キャスリンって役に立ってた?セリフあった?ヒロインだった??
●炎の中で足が「クルッ」となれば最高だったのに。

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「サウンド・オブ・サンダー:A SOUND OF THUNDER」
2004年アメリカ・ドイツ、ピーター・ハイアムズ/レイ・ブラッドベリ

●上記に比べると格段にテンポが良い。
●街のCGが酷くて、人間浮いてる。
●つっこみどころが多すぎる設定。どおして蝶一匹死んだだけで、「上半身マントヒヒ下半身恐竜」だらけの世界になるのか?
●歴史を変えたらこんなピンチもなくなるから、仲間一人死んでも平気って考え方はどうも…。
●進化の歴史が変わって人間も変な両生類みたいなのになるんだけど、地球にとってはこっちの方が平和で良いと思う。

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映画「デュース・ビガロウ、激安ジゴロ!?」観ました

 | コメディ  Comment(0) 

デュース・ビガロウ、激安ジゴロ!?
カサゴが描きたかったんです…。
製作:アメリカ’99
原題:DEUCE BIGALOW : MALE GIGOLO
監督:マイク・ミッチェル
ジャンル:★コメディ

金持ちジゴロに魚の世話を任された水槽清掃員デュースは、うっかり水槽を壊してしまう。彼が帰る前に水槽代を稼ごうとジゴロになるが、デュースの相手は”超変わり種”な女性ばかりだった。そんな時、”完璧”なケイトが現れ…。

予想に反してものすごく面白かったです。
お馬鹿なドタバタコメディなんですが、主人公が真剣に”恋”してるんですよね。最初は”いけ好かないスケベ男”って感じだったのに、ケイトに出会ってからは内面からイイ男に変身してゆきます。
金に困って”ジゴロ”になった彼が、ケイトを裏切りたくなくて (相手の女性にびびってたのもある) 自信を持たせることで相手を満足させます。
そのやり方がさりげなくかっこ良くて、最初のダメ男っぷりは何だったんだと驚いてしまいました。特に良かったのは、発作的に汚い言葉を発してしまう女性とのデートで、野球観戦に行って彼女の言葉を”敵チームへのブーイング”に見せてしまったことです。
その発想に感心しました
彼はもともと、すごく気の利く男性だったんじゃないでしょうか。
裁判での彼の言葉は、コメディ映画とは思えないほど素敵です。
…もちろん”笑い”の方もバッチリでした。

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やっと「世界樹の迷宮」クリアしました。

 | ゲーム  Comment(0) 

世界樹の迷宮
映画ブログなのにゲームの話で申し訳ないんですが、何かしら区切りをつけないとずるずる続けてしまいそうなので。アイテムはコンプリートしたんですけど、メンバー全員のレベルをMAXに!!とかやりたくなっちゃうんですよね。
絵を描くのに力使い果たしたんで、もう大丈夫だと思います。

ちなみに、赤竜の絵を描くためにわざわざダンジョンに潜ってきたんですが、戦闘に突入したら赤竜がキャラの立ち絵に隠れて見えなかったんですよ。それでなんとか見えるようにならないかとボタン押してたら、ステータス強化・異常の状態をチェックできるという事に初めて気が付きました。(泣笑)
プレイ中なんか不便だな~とは思ってたんですけどね。
クリア後に気付くって!?
いつも取説読まないで始めちゃうから、日常茶飯事なんですけどね…。
結局、赤竜は攻撃対象を選ぶ時にちゃんと見えました。(当たり前)

と言うわけで、次の積みゲーに移ろうと思うんですが、以前言ってた「ファイアーエムブレム」は先送りにして、何故か「逆転裁判I・II・III」を始めちゃいました。アドベンチャーは得意なので、今度は早くクリアできるかも。(「世界樹の迷宮」はブランク入れて1年ぐらいかかりました。)
クリアしたらまた描いちゃうかもしれませんが、その時は生温かい目で見守ってやって下さい。

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映画「クイズ・ショウ」観ました

クイズ・ショウ
製作:アメリカ’94
原題:QUIZ SHOW
監督:ロバート・レッドフォード
原作:リチャード・N・グッドウィン
ジャンル:★ドラマ

【あらすじ】50年代後半、アメリカ全土で人気を博したクイズ番組「21(トゥエンティ・ワン)」。無敵のクイズ王ハービーを打ち破って一躍スターとなったのは、名門出のハンサムな白人青年チャールズだった。しかし、その裏にはある疑惑があった。

これは賞金制クイズ番組で八百長が行われていたという、実際にあった事件をもとに描いた映画です。
”やらせ”なんて何処でもやってるのに…とか心の隅で思いながら観ていたんですが、もしこれが「TVチャン○オン」だったらと身近なもので考えみたら、なんかすごく”裏切られた感”が伝わってきました。
「あの番組で優勝した人だから絶対大丈夫」なんてのはただ過信に過ぎないんだろうけど、それでも影響力が大きいのは事実なんだし、番組製作に責任が伴うのは当然ですよね。
結局世間に一番叩かれたのが、それまでヒーロー扱いされてたチャーリーだなんてやるせないです。
彼も八百長を受け入れてしまったので同罪ではあるんですが、罪を告白するまでの苦悩を見ていると同情してしまいます。親の七光りのせいで周りに認めてもらうのが難しいというのは、同時に親に認められる事も困難なんですよね。自分の晴れ姿を見てもらおうと両親にTVを贈る姿が、何だか妙に痛ましかったです。

この時代の背景を詳し~く解説しているサイト様を発見したので、リンク貼っておきます。
ホント、勉強になります。→crisscross:アメリカの無垢な時代の終焉

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映画「秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE 総統は二度死ぬ」観ました

 | アニメ/人形アニメ  Comment(0) 
Tag:日本

秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE 総統は二度死ぬ
製作:日本’07
監督:FROGMAN
ジャンル:★コメディ

【あらすじ】人や環境に優しい世界征服を目指す秘密結社・鷹の爪は、資金難から夜逃げを決行。しかし、しつこく追いかけてくる大家を振り切ろうとして、宇宙へ飛び出してしまう。そんな彼らを救助したのは、巨大な実験施設ピースボールだった。

感想書こうと思っていたのに、今の今まですっかり忘れてました。
別に面白くなかったわけじゃないんですよ?
ただ、映画を観てからTV版があった事を知り、ちょうどギャオで放送してたので今観てるところなんですよ。なんかまだ観終わった気がしなくて…。

まあ言い訳はこの辺にするとして感想なんですが、TV版を観ていない私でも非常に楽しめる展開でした。単純な設定さえ踏まえておけば誰でも楽しめると思います。
世界平和のために世界征服を目論む悪の秘密結社「鷹の爪」と、がめつく性質の悪い正義の味方「デラックス・ファイター」。そして、世界征服のためなら手段を厭わない本当の悪人「フェンダーミラー」が闘ったり闘わなかったりします。

この単純設定の中で、濃ゆいキャラがゆるーいシュールなギャグを展開します。有能な熊レオナルド博士のありえない発明とか、鷹の爪団の問題児・吉田くんの島根ネタ。それはもう笑いの連続なのですが、やっぱり一番のツボは唯一の常識人フィリップでした。
無口で「ヨ・シ・ダ・サーン」以外のセリフは滅多に口にしないフィリップ。
そんな彼の最大の見せ場が”あれ”って…。
なんかもう可哀想すぎて涙が出てきそうです。

…笑い泣きだけどね!

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映画「バラ色の選択」観ました

 | ラブコメ/ロマコメ  Comment(0) 

バラ色の選択
製作:アメリカ’93
原題:FOR LOVE OR MONEY
監督:バリー・ソネンフェルド
ジャンル:★コメディ/ロマンス

主人公はいつか自分のホテルを持ちたいと夢見る接客係。”チップ”と”コネ”のため、困っているお客様を見事な手際で助けていきます。
つまりは「情けはひとのためならず」を全力で実行しているという、ちょっと偽善者っぽい人なのですが(実際ヒロインはそう思ってたようです)、”誰のための親切か”よりも”助けて欲しい時に手を差し伸べられたか”の方が重要だと思うので、毎日のように他人を助けている彼はかなりのヒーローです。
そんな彼が、夢を実現出来る金持ちをゲットしようという時に、その金持ちの愛人が前から好きだった女性だと分かるわけです。
…はい、まんま「アパートの鍵~」ですね。しかも、愛か金かの選択を迫られる時には、既にヒロインと想いが通じ合ってるんですよ。
ロマンスものなんだから、そこで”金”をとる筈がないと。
その上、最後は棚ぼたで…。
とまあ、終わり方はかなりご都合主義な感じですが、それでも許せてしまうぐらいに彼は頑張ってました。なんたって「一日一善」を優に超えるほど人助けしているわけですから、これぐらい報われたって良いですよね。
全体的にテンポが良く、なかなか楽しいラブコメディでした。

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映画「フリスコ・キッド」観ました

 | 西部劇  Comment(0) 
Tag:ロバート・アルドリッチ

フリスコ・キッド
製作:アメリカ’79
原題:THE FRISCO KID
監督:ロバート・アルドリッチ
ジャンル:★西部劇/コメディ

【あらすじ】ラビになるためポーランドから旅立ったアブラム。しかし、アメリカに着いた途端に身包みはがれ、一文無しで言葉も通じない状況に。そんな時、人のいい銀行強盗フリスコ・キッドことトミーと出会い、気が合った彼らは一緒に旅を始める。

さて、今回はまたしても西部劇です。
内容は、ラビ(ユダヤ教の教師)になるべく旅立ったアブラムと、方向音痴な彼を放っておけないお人好し銀行強盗トミーの熱い友情物語です。
その熱い友情がどれ程のものかと言うと、トミーの共犯だと思われ追われる破目になってもアブラムは彼を責めませんし、追っ手が迫ってるのに「安息日」だから馬には乗らないと言い張るアブラムをトミーは見捨てません。目的地を前にトミーが去って行こうとした時も、アブラムは「初めての親友なんだ」と引き止め、トミーも「親友」と呼ばれたことに感動し共に行くことを決めました。そして、初めての親友に心底嬉しくなっちゃった二人は、”えらく恰好悪い肌着姿”で子供のようにはしゃぎます。

…とまあ、こんな感じで二人は麗しい友情を育んでゆくわけですが、この後にある事件が起きてしまうんですね。
その事件のせいで、アブラムは自分にはラビになる資格はないと思いつめ、そんな彼をトミーは一喝します。
『そんな事二度と言うな!ラビになるためにここまで頑張ったんだろう』
…親友のために真剣に怒るトミーの姿に、思わずうるっときてしまいました。
評判はそこそこのようですが、わたし的には笑いあり涙ありの珍道中を大いに楽しめました。男の友情が好きな人には良いんじゃないかと思います。

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