2008年03月 忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

映画「マネー・ゲーム」観ました

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マネー・ゲーム
見どころは電話越しの演技。
耳寄り情報はドア(引き出し)を閉めて個室(机の下)で。

製作:アメリカ’00
原題:BOILER ROOM
監督:ベン・ヤンガー
ジャンル:★ドラマ/サスペンス

大学を中退し闇カジノを経営していたセスは、それが判事である父にばれ怒りを買ってしまう。そこへ羽振りのいい友人が現れ、株ブローカーにならないかと誘いをかける。父親の信頼を取り戻したい彼は、面接を受け採用されるが…。

この前観た「ウォール街」と同じで株ブローカーを題材にしていたので観てみたんですが、それを意識したシーンが幾つかあって面白かったです。たとえば「ウォール街」では父親に「物を造る仕事をしろ」と説教されるシーンがありますが、こちらではしょっぱなから「オレは物を造るより、手っ取り早く金を稼ぎたい」とか言ってますし、ブローカー仲間で「ウォール街」を見ながらセリフ・タイミングを完璧に覚えている事を競い合ったりしてます。(しかもめちゃくちゃ楽しそうに)
また、主人公のファザコンっぷりはあっちの主人公をはるかに上回っていて、父親に認められようと必死になる彼の姿は、さながら親鳥について回るひな鳥のようで可愛いです。いちおうジャンルにサスペンスと書いてありますが、父子のドラマと主人公の成長の方がメインだった気がします。
ただ、終わり方がかなりあっけないのが難点。主人公以外がどうなったのか一切触れずに終わってしまうので、想像力で補うしかないんですよ。
…うーん、おしい。

映画「ニュールンベルグ裁判」観ました

 | 戦争  Comment(2) 
Tag:スタンリー・クレイマー

ニュールンベルグ裁判
製作:アメリカ’61
原題:JUDGMENT AT NUREMBERG
監督:スタンリー・クレイマー
原作:アビー・マン
ジャンル:★ドラマ

1948年ドイツ、正義を曲げナチスのために働いた司法官を裁くため、アメリカの判事ヘイウッドがニュールンベルグを訪れる。被告人のなかには世界的法律学者ヤニングもおり、戦争責任の所在をめぐる激しい論争が繰広げられる。

法廷映画は何度か観ていますが、こんなに登場人物たちに共感したのは初めてでした。裁判長も検察側も弁護士も被告人も、出てくる人すべての感情に説得力があって人間らしかったからだと思います。ただ、相反する立場の人たちに一度に共感してしまったため、かなり頭がパンクしそうでした。
また、ユダヤ人虐殺のフィルムから音楽家が愛の歌をうたっているシーンに移ったときは、まるで別世界に放り出されたかの様な変化に心がついて行けず、歌に不快感を抱いたわけではないですが吐き気をもよおしてしまいました。上手く伝えられませんが、この胸に突き刺さるような感覚は忘れられないものになりそうです。

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映画「THX-1138」観た

 | SF  Comment(0) 

THX-1138
製作:アメリカ’71
原題:THX 1138
監督:ジョージ・ルーカス
ジャンル:SF

【あらすじ】コンピューターによって人間が生産・管理され、薬で感情を抑制し労働力として消費される未来の世界。薬をすり替えられたTHX-1138はしだいに感情を取り戻し、LUH3417と愛し合うようになる。しかし性愛は法で禁じられたものだった。

今回は私の苦手なSFです。ただでさえ分かりずらいと言われている作品なのに、字幕が良く見えず主人公以外の立場とか全然わかりませんでした。…だって背景真っ白なんだもん。
かろうじて分かったのは、極端な管理下に置かれた主人公が自由を手に入れようとする話ってことです。
おそらく「2001年宇宙の旅」の影響を受けていて、「リベリオン」「アイランド」「CUBE」あたりに影響を与えた作品だと思います。(古い映画はそんなに知らないので鵜呑みにしないで下さいね。) だいぶ淡々としているので、気楽に楽しみたい人よりじっくり考えたい人向きの映画です。

さて、上に描いた絵なんですが、人間を管理しているポリスロボットです。ジョージ・ルーカス映画のロボットといえばC-3POとR2-D2あたりが思い浮かぶんですが、このロボットは顔も表情もないんですよね。のっぺりとした鏡の様な顔面だけなんですよ。行動も話す事もリモートコントロールされていて、あまりにも無機質的です。つまり感情を抑えた人間にはこれで充分って事なんですよね。細かい内容はわかりませんでしたが、こういう部分にはぐさっときます。こんな温かみのない世界で、自分達だけがそれに気付いてしまったら、主人公のように危険を冒してまで逃亡できるだろうか…と考えてしまいました。
結構奥の深い作品だとは思いますが、万人向けではありません。「オレはハードルが高いほど燃えるんだ!」という人は挑戦してみてください。

「映画ドラえもん のび太の新魔界大冒険~7人の魔法使い~」観た

 | ファミリーアニメ  Comment(0) 
Tag:日本 にゃんこ

映画ドラえもん のび太の新魔界大冒険~7人の魔法使い~
意外と凛々しい美夜子のにゃんこ姿。
製作:日本’07
監督:寺本幸代
原作:藤子・F・不二雄
ジャンル:SFアドベンチャー

【あらすじ】いつも失敗して叱られてばかりののび太は、「もしもボックス」を使い「魔法の世界」を創りだす。しかし、そこでものび太は落ちこぼれだった。一つでも魔法を覚えようと練習を始めるが、突然謎の光が森に落下。そこで美夜子という少女と出会う。

元の方を観たかどうかも覚えてないので前と比べてどうかとかは言えないのですが、とりあえず今のドラえもんの声には抵抗があります。あれはわざと気に障るしゃべり方をしてるんでしょうか?真似しろとは言いませんが、もうちょっとこう素直な感じに…。まあ、映画しか観ない人が言うことじゃないんでしょうが。
声はともかくストーリーは普通のドラえもん映画って感じで、安心して観れると思います。ドラえもん映画の感動ポイントって、のび太が勇気を振りしぼって友達を助けに行くところですよね。あと、いつも意地悪なジャイアンたちが仲間になってくれるところとか。そういう所をちゃんと描いていたので、わたし的に「ああ、ドラえもん映画観たなぁ」という満足感はありました。(でも、美夜子と母親が死に別れるシーンとかはちょっと違うかも。)
それでは、今日はこの辺で…ちんから ほいっ。

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映画「亀は意外と速く泳ぐ」観ました

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Tag:三木聡 日本

亀は意外と速く泳ぐ
やれば出来る主婦スズメさんの門出。
製作:日本’05
監督:三木聡
ジャンル:★コメディ

亀の世話ばかりしてる平凡な主婦スズメは、自由奔放な友人クジャクに憧れていた。ある日、偶然にも「スパイ募集」という小さな広告を発見。あっさりスパイになった彼女は、目立つなという指示のおかげで平凡な毎日が楽しくなってゆく。

非常に私好みの映画でした。好きなんですよねぇ、こういう脱力系コメディ。全体的にほのぼのしてて、ときおり「クスっ」と笑わせてくれる…それだけでなんかこう、癒されるんですよ。「時効警察」となんら変わりないノリなので、あれが大丈夫な人にはおすすめです。
細かなギャグもいいんですけど、平凡で影の薄い主婦がいきなりスパイにっていう設定と、ゆるーい世界観がすごくマッチしていて良かったと思います。とくに何をするわけでもなく、指令がくるまで目立たないようにするというだけでこんなにも楽しめるってのは、この「ゆるさ」あってのことですから。
あとはスズメの性格ですよね。彼女は平凡平凡言ってますが、結構変わった人なんですよ。ふつう修理屋さんの馬鹿話に付き合ってむきになったり、父親と相撲を取って負けて本気で悔しがったりしないですもんね。
友人のクジャクも思ってたみたいですが、スズメには人生を楽しむ才能があるんだと思います。
何かを求めて努力するのも大切ですが、今あるものを楽しむことも大切なんだなとか、ちょっと考えさせられました。

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映画「スニーカーズ」観た

 | 犯罪  Comment(0) 

スニーカーズ
実際は、サングラスに映りこんでいるのはコンピューターの画面です。
製作:アメリカ’92
原題:SNEAKERS
監督:フィル・アルデン・ロビンソン
ジャンル:★犯罪/サスペンス

【あらすじ】ハッキングで貧富の差をなくそうとしていたマーティンは、相棒が逮捕されたとき運よく外にいて難を逃れた。やがて、盗みに入る事で警備の不備を確かめる”スニーカーズ”を結成した彼は、国家安全保障局に脅されある仕事を請ける。

なんか久しぶりにわくわくする映画に出会えました。
数々の警備システムを頭脳とチームワークでかいくぐり、悪を倒すわけでも正義に流されるわけでもなく自分達の流儀でけりをつける。
…恰好いいですよね。
こういうのに弱いんですよ、ルパン三世とかも大好きでしたし。
やっぱり派手なアクションとかより、頭を使って相手を出し抜く方が見ててドキドキします。まあ、他人を傷つけて平気な犯罪者は嫌いですけど。彼らはそんなんじゃないですよ?
あとは、後半に大活躍した盲目の人や最後にささやかな望みをちゃっかり叶えた人など、素敵な仲間が魅力的です。
終わり方も後味すっきりなので、のんびり楽しめる映画が好きな方はどうぞ。

映画「アンナと王様」観た

 | ロマンス  Comment(2) 
Tag:アンディ・テナント

アンナと王様
おしゃれしてるぞうってかわいいですよね。
製作:アメリカ’99
原題:ANNA AND THE KING
監督:アンディ・テナント
原作:アンナ・レオノーウェンズ
ジャンル:ドラマ/ロマンス

【あらすじ】王子の家庭教師として、息子を連れシャムにやって来た英国人女性アンナ。馴染みのない風習・文化に戸惑いつつ、何人もの妻を持つ王モンクットや子供たちと心を通わせてゆく。

小心者の私にとって、息子と使用人数名連れて異国の王子に勉強を教えに行くなんて、もうそれだけで尊敬に値する偉業なのですが、彼女は王様にずけずけと意見してしまう程のつわものでした。
下手したら死刑ですよ?優しい王様でよかったです。
そんな男前なアンナさんですが、息子さんと話してる時は普通のお母さんなんですよね。ませた子供と親の会話シーンは結構好きなので、もっと母子の対話を見せてほしかったです。なんか後半になるほど息子さんの存在感が薄れていったような…。
その代わり王様の息子(長男?)との会話はちゃんとあるんですよね。最初は家庭教師の言うことなんか聞けるかって感じだったのに、どんどん成長していってアンナを先生として尊敬するようになるんです。彼と母親が話してる所なんて映ってなかったから、まるでアンナが母親のようでした。きっと彼はいい王様になれるでしょう。
あと、王様とアンナの切ない恋模様も素敵でした。最後の別れはちょっと泣けてしまいます。
…なんかイラストと感想がまるで合っていませんが、今日はこの辺で。

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映画「モンスター(2003)」観ました

 | 犯罪  Comment(4) 
Tag:ドイツ

モンスター
製作:アメリカ/ドイツ’03
原題:MONSTER
監督:パティ・ジェンキンス
ジャンル:★犯罪ドラマ/サスペンス

【あらすじ】女優を夢見ながら、いつしか娼婦と成り果てていたアイリーン。人生に絶望し自殺を考えていた時、酒場でセルビーという女性と出会う。ひと時の楽しい時間を過ごし運命を感じた二人は、一緒に町を出る約束をするが…。

実際にアメリカで起きた、女性による連続殺人を描いた映画です。
幼い頃から性的虐待を受け、突然の両親の死で娼婦になるほか生きる術をもたなかったアイリーン。彼女の孤独な人生は、セルビーとの出会いでひと時のやすらぎを得る…という内容なのですが、あまりにやるせなく観ていてつらいものがありました。
アイリーン役の女優さんが体重を15kgほど増やしてまで役作りをした事も見所のひとつなのですが、役者の顔と名前が一致しない私には変貌の具合は良くわかりませんでした。でもその演技は真に迫っており、変貌がどうのという事を知らなくても素晴しいものだったと思います。

↓以下ネタバレ。
セルビーと一緒に過ごしたい一心で殺人を繰り返したアイリーンでしたが、最後はそのセルビーの証言により死刑判決を受けることになります。傍から見ればセルビーは冷酷な裏切り者になるんでしょうが、それでもアイリーンにとっては「救い」だったんじゃないでしょうか(もちろんショックだったことには変わりないけど)。自分の犯した過ちを許せないと泣いていた彼女にとって、「罪を償いたいがセルビーとは離れたくない」という心の葛藤は、自分ではどうにも出来ない状態にあったと思うんです。だから残酷だとしても、セルビーによって罪を償う道を示される事で覚悟ができたんじゃないかと。本来ならアイリーンを煽ったセルビーも裁かれるべきだとは思いますが、アイリーン的にはそれで自分を責めながら死んでいくよりはましだったかもしれません。
こんな事を考えても悲しいだけですが、もしもセルビーが始めから自首をすすめていれば、彼女の「待ってる」のひと言があれば、きっとこんな結果にならずに済んだのにと思わずにはいられませんでした。

お気に入り映画「マジェスティック(1974)」

 | アクション  Comment(9) 
Tag:リチャード・フライシャー

マジェスティック(1974)
製作:アメリカ’74
原題:MR. MAJESTYK
監督:リチャード・フライシャー
ジャンル:★アクション

【あらすじ】スイカの収穫を目前に、喧嘩で逮捕されてしまったマジェスティック。なんとか出荷に間に合わせようと、護送中の事故に紛れ凶悪犯レンダを連れて逃亡するが、彼をだしに警察と取引きした事で怒りを買ってしまう。

愛・友情・家族愛のために悪と闘う映画はたくさんありますが、この映画の主人公Mr.マジェスティックは精魂込めて育てたスイカのために闘います。事の始まりは些細な喧嘩だったのですが、それが「収穫時期に警察に逮捕される」という、彼にとっては「我が子を見捨てる」のにも等しい事態に発展!!
…だって出荷に間に合わないと腐っちゃいますから
そんなことはオレが許さんとばかりに、あの手この手を使って農場へ帰ろうとするマジェスティック。その執念・気迫は凄まじいものがあります。
スイカのために逃亡し、スイカのために凶悪犯を出し抜き、スイカのために銃をとる男マジェスティック。
スイカのためにここまでやれる男は他にはいないですよ、ほんとに。
そんな、男気溢れるマジェスティックの魅力を存分に楽しめる一品。渋いアクション映画がお好みなら、一見の価値あり…かも。

<再見追記:2015/07/03>
イロモノという印象があったけど、再見したら普通に超面白いじゃないですか。アクションが見応えあったし、何より西部開拓時代からやってきましたみたいなブロンソンがマジカッコいい!!!
このスイカ命のマジェスティックさん、基本いい人なんだけども、思考回路が西部劇のガンマンみたいなタイプなんですよね(笑)
そんなやり方が現代(70年代だけども)で通じるはずもなく、自ら厄介事を招いてしまいます。
でも、火の粉を振り払う彼のやり方を間近で見ていたら、きっと誰でも痺れちゃうと思うんですよ。ブロンソン主演映作品の中でも、かなりカッコいい役でした♥♥♥

そんな彼の格好良さを引き立ててるのが、そもそもの発端であるチンピラ・コーパス。彼も良い味出してます。
彼の中では”やり手の自分”の方が格上なんですが、実際には男としてマジェスティックの足元にも及ばない。そのギャップが許せなくて、自分が上であることを誇示しようと突っかかって行くんですね。
これは凶悪犯のレンダも似たようなもので、終盤、まんまと狩場におびき出され、マジェスティックの鋭い殺意に恐怖を覚える様子は見ものです。今まではライオンのつもりだったのに,急に自分が子猫になってしまったみたいな表情(笑)

でも、このシーンが面白いのは終盤に入るまでのレンダの残虐なキャラクターがあってこそで、スイカを潰す前の殺しや脅迫のくだりはゾッとしました。マジェスティックの畑を手伝っていた移民たちを集める前、非道なやり方で保安官を殺していたから、虐殺でもするつもりかとハラハラ。
その上、ホッとしたと思ったら友人ラリーへのあの仕打ち…むごすぎます。

一方、そんな目に遭っても友人の身を案じるラリーの友情には感動しました。
心中するつもりでついてくるナンシーもよかったし、これからは牙をしまって彼女や友人と平穏に暮らしてほしいなぁ。
悪役は頭に血が昇りすぎてて馬鹿な点も多々ありますが、ブロンソンのファンになるきっかけの作品を再見できて良かったです♪

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映画「モダン・ミリー」を観ました

 | ミュージカル  Comment(0) 
Tag:ジョージ・ロイ・ヒル

モダン・ミリー
やんちゃな青年ジミー。
製作:アメリカ’66
原題:THOROUGHLY MODERN MILLIE
監督:ジョージ・ロイ・ヒル
ジャンル:★ミュージカル/コメディ

【あらすじ】玉の輿を狙い上京したミリーは、むかいに泊まることになったドロシーと親しくなる。舞踏会で出会った好青年ジミーも加え三人で遊ぶようになるが、彼のどっちつかずの態度にやきもきするミリー。そんな時、ドロシーが事件に巻き込まれ…。

玉の輿を狙って上京した娘さんの話、と言うとどこかで聞いたようなストーリーですが、この作品はコメディとミュージカルが良いアクセントになっていて最後まで楽しく観れました。
一番のお気に入りは、ミリーに会うためボーイフレンドがビルをよじ登っていく場面。最初は「なに馬鹿やってんだ」と笑ってみていたのですが、平然と登っていくさまがあんまり危なっかしいんで、最後には思わず「あっ!?」と叫んでいました。
他にもエレベーターのシーンはなかなか面白いと思います。「調子が悪くて床を蹴らないと動かない」というのをタップダンスで表現していて、乗っている人の気分がそのままダンスに表れているんです。エレベーターのシーンは3~4回あったと思うので、比べてみるのも楽しいかもしれません。

ミュージカル好きでなくても充分楽しめる作品なので、観たことのない方はぜひ一度ご鑑賞ください。

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映画「パットン大戦車軍団」感想

パットン大戦車軍団
製作:アメリカ’70
原題:PATTON
監督:フランクリン・J・シャフナー
ジャンル:戦争/伝記

【あらすじ】転生を信じ、歴史に名を残すことを志すパットン将軍。優れた戦略家である彼は数々の勝利を収めていたが、戦場を恐れる若い兵士に暴力を振るった事でマスコミに叩かれる。軍はトラブルを嫌い彼を戦場から遠ざけ…。

実際に第二次世界大戦で活躍した米陸軍大将ジョージ・パットンの生涯を描いた作品なのですが、この人、戦争で勝利を収めて歴史に名を残すことが夢なんですよ。そのためには戦争がなければならない訳ですから、平和を望む人々から見れば恐ろしい考えの持ち主です。
でも冒頭の強烈な演説から始まり、国内で彼への批判が集まっても彼を慕う部下がいたり、敵の軍人が彼の実力を認めていたり、そして最期には見事勝利を収める…なんてのを見てると、うっかり彼が魅力的な人間に思えてくるのが不思議です。
まあ、いくら優れた戦術家っだったとしても、精神的に参った兵士を蹴っ飛ばして脅したり、死屍累々の戦場で「この風景が好きだ」なんてしみじみ言う人とは友達にはなりたくないですけど。
きっとアメフトの監督とかになれば、平和な時代でもやっていけるんでしょうね。
…問題は絶えないだろうけど。

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「パピヨン」観ました

私の健康法1

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私の健康法1
映画の感想ばかりではなんなので、今回は私が普段実行している効き目の定かではない健康法を紹介してみたいと思います。
まずは上の絵を見手ください。私が歯磨きをしている時の体勢なんですが、見て分かる通り柔軟をしています。確かタモリさんが「柔軟性と老化は密接な関係がある」みたいなことを言っていたのを聞き、単純な私はすぐに柔軟を始めたんですが、わざわざ柔軟のための時間を取るのが嫌で歯磨きと一緒にすることにしたんだと思います。
おかげさまで股割りは上半身べったり床に付くようになりました。その上、左手で歯磨きが出来る様に!
それがどうしたって感じですが、左手を使うと右脳に良いんですよ…確か。
ただ一つ難点を挙げるとすれば、他人に見られると凄く恥ずかしいことですかね。

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私の健康法3

映画「MUSA‐武士‐」感想

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Tag:中国 韓国

MUSA武士
イラスト修正(2010/8/21)
製作:韓国/中国’01
原題:MUSA
監督:キム・ソンス
ジャンル:★歴史劇/ドラマ/アクション

【あらすじ】1375年、明の誤解により流刑に科せられた高麗の遺臣団。しかし蒙古軍の襲撃に遭い、砂漠の真ん中で取り残されてしまう。高麗に帰ろうとするも再び蒙古軍に遭遇した彼らは、成り行きから明の姫を救い出し蒙古軍と対立する。

何で「武士」なんだろう、という事をネットで調べると色々出てくるのですが、武士の起源なんてちょっと聞きかじっただけでは分からないので、気になる人は自分で調べてみてください。
他にも「砂漠で遭難してるのに何で昼間に歩くの?」とかいう疑問もあったんですが、(1)昔は情報伝達手段が限られてるので砂漠の知識がなかった。(2)夜は魑魅魍魎や獣がいて危ないと考えた。(3)明かりを持ってうろつくと狙われると思った。(星明りでも歩けそうだけど) …という理由くらいしか思いつきませんでした。
うーん、いったいどういうつもりだったんだろう。
まあそれはそれとして、作品としてはとても良かったと思います。特に姫が好きですね、慣れない状況に迷いを見せている感じが。きっと王族らしく振舞えと教えられてきただろうから、こんな緊急事態で何処までそれを守れば良いのか分からなかったと思うんですよ。だから時々我がまま言ってる事に気付かなかったり。でも基本的にはとても優しくて寛大な人で、助けた村人に「疫病神」呼ばわりされても怒ったりしないんですよ。
今まで闘ってるチャン・ツィイーしか見たことなかったので、ちょっと新鮮でした。

映画「月の輝く夜に」観ました

 | ロマンス  Comment(0) 

月の輝く夜に
製作:アメリカ’87
原題:MOONSTRUCK
監督:ノーマン・ジェイソン
ジャンル:★ドラマ/ロマンス

【あらすじ】7年前に夫を事故で亡くしてから「完璧な結婚」を求めるようになったロレッタ。ドジだが誠実で優しいジョニーと婚約した彼女は、絶縁していた彼の弟ロニーに式へ出席するよう説得に行く。しかし、出会った途端に二人は強く惹かれ合い…。

浮気物なので敬遠していた作品ですが、思い切って観てみたら思いのほか良かったです。全然どろどろしてないし、浮気した方もされた方も「結婚」がしたかっただけで「愛」は二の次だった様ですし。最終的には大団円で気持ちよく観れました。
個人的にはヒロインの母親がかっこよくて好きです。始めは再婚する娘をそれなりに心配する母親という感じなんですが、夫の浮気を確信しレストランで出会った男性と食事するシーンで、突然「女の顔」を見せるんですよ。それも影のある大人の女性? もっと良い言葉が出てくればいいんですけど、とにかく魅力的だったんです。別れ方もきっぱりしていて格好良かった。
苦手なジャンルも、たまには観てみるものですね。

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映画「スチームボーイ」感想

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Tag:日本

スチームボーイ
(画像クリックで大きいサイズ)
製作:日本’04
監督:大友克洋
ジャンル:アドベンチャー

【あらすじ】19世紀イギリス。発明好きの少年レイのもとに、祖父のロイドから小包が届く。中には「スチームボールを財団に渡してはいけない」という手紙と謎の小球が。そこに財団の使者たちが現れ、レイは訳もわからず逃げ出すことに。

最近映画の観すぎで疲れていたんですが、これを観てどっと疲れが出てきました。結局「スチームボール」ってなんだったんだろう…。なんか皆が皆ばらばら行動していて、関係性が見えてこないんですよね。主人公のレイが影薄いし。どうせならスカーレットがレイと出会ったことで資本主義な考え方を改め、二人でスチームボールを守ろうとする…みたいな流れだったら、二人が一緒にいる意味も出てきたんじゃないだろうか。
まとめるとこんな感じです。

スチームボール:熱いんだか冷たいんだかわからない蒸気を噴き出す不思議アイテム。
この世界の人間:やたらと丈夫で、噴き出す蒸気も海が凍る寒さも平気。
科学者:会話のキャッチボールが苦手。それが原因でこの騒動が起きたようにも見える。
財団のセンス:二足歩行メカをあの段階で売り込むチャレンジャー。どう強いのか説明してほしい。(その上、人が入ってるって…ただの詐欺だったのか?)
雑魚キャラ:人の命を顧みないくせに人質は取らない。印象薄いから、二度目の登場で誰だかわからない。
レイのパパ:人の話を聞いてるんだか聞いてないんだかわからない人。とりあえず、火傷で残った微々たる毛髪とは、きっぱりさよならした方がいいと思う。
アニメーション:上手い事編集してセリフ消せば、なんか凄い大作に見えるんじゃないだろうか。と思えるほど出来がいい。

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映画「アリスの恋」観た

 | 家族  Comment(4) 

アリスの恋
おもしろ親子の水かけ合戦。
製作:アメリカ’74
原題:ALICE DOESN'T LIVE HERE ANYMORE
監督:マーティン・スコセッシ
ジャンル:★ドラマ

【あらすじ】夫を事故で亡くし歌手として再出発しようと決意したアリスは、幼い息子トムを連れ故郷のモントレーへ向かう。路銀を稼ぐため道々仕事を探すが、泣き落としでやっと見つかる程度。順調にいく筈だった旅は何故か問題続きで…。

アリスの恋…なんて言ってますが、印象に残った場面は「恋」より「親子の戯れ」。ませた口の利き方をする8歳くらいの息子トムと、横柄な夫から解放され自分の道を歩み始めたアリスの生き生きした会話が最高です。
とくに新調した服をトムに見せた時、「人を傷付けるのが…得意なのね。」と言う破目になってしまったアリスの顔!
親子の会話と言うよりコントでしょう、それじゃ。
このおかしな親子を見てるだけで元気になれます。

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