ファミリー 忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

映画「キット・キトリッジ アメリカン・ガール・ミステリー」観た

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キット・キトリッジ アメリカン・ガール・ミステリー
原題:KIT KITTREDGE: AN AMERICAN GIRL
製作:アメリカ’08
監督:パトリシア・ロゼマ
原作:ヴァレリー・トリップ
ジャンル:★ドラマ/ファミリー/ミステリー

【あらすじ】世界大恐慌の波が押し寄せるオハイオ州シンシナティの町。新聞記者になるのが夢の10歳の少女キットは、大好きな父親が職探しのため町を出ている間、母マーガレットや個性的な下宿人たちと暮らすことに。そんな中、巷では強盗事件が頻発し、町に溢れたホーボー(浮浪者)たちに容疑がかかり…。

シリーズの4作目らしいですが、それぞれ独立した話らしく、これが初見でも楽しめました。主演のアビゲイル・ブレスリンちゃんの美少女っぷりも堪能できるし、何気に時代設定が世界恐慌なので、中流家庭がどうやって大恐慌を切り抜けたのか色々わかって興味深い。
あるものは何でも使って、節約できるところはどんどん節約し、商売も始めるお母さんが逞しかったです。鶏のエサ袋に使われている丈夫な布(柄は意外とオシャレ)で可愛いワンピースをつくるなど、家を失うかもしれない状況で、人々が必死になって大事なものを守ろうという姿が描かれていました。
そして、学校では家を失くした子がからかわれ、卵を売り始めたらお前の家も~と心無い言葉が飛び交ったりします。
そんな世界恐慌という時代を、新聞記者を目指す10歳の少女キットの目を通して見ていくんですよね。

変わった下宿人たちとの日常や、仕事を探すホーボー(浮浪者)との交流、家族がバラバラになるかもしれない不安、世間を騒がせる強盗事件と迫害されるホーボーなど、子供らしい素直な視点で記事を書き、自分にできることをしようと頑張る姿が健気です。
なんとかチャンスを掴んだくだりは、自分の努力が認められただけではなく家計の助けにもなると大喜びしていて、本当に良い子!

とくに良かったのが、キットがなんでもできる完璧な子ではなく、きちんと子供らしい姿も描かれていて、そこからの成長が見られるところです。学校でからかわれるのが嫌で、最初は下宿人をとることも嫌がっていたし、たまご売りだけは嫌だとわがままも言います。
でも、父親への手紙に辛いことや悲しいことを書き連ねて「早く帰ってきて!」と書いたところで、「自棄になっちゃいけない」という父親の言葉を思い出し、涙をぬぐって楽しいこと嬉しかったことに書き直すんですよ(イラストのシーン)。タイプライターの故障の伏線が活きてました。

また、キットの親友の少年と父親のエピソードもよかったですね。「君くらいの息子がいる」と話していたおじさんにかけた言葉から、彼の胸の痛みが切々と伝わってきて…(涙)
善い人ばかりのファミリー映画ではあるものの全てがハッピーではなく、こういう人たちもどこかにいたんだろうなと素直に思えました。
後半のミステリー展開は子供向けで犯人もおバカなんですが、全体を見ると大人も十分楽しめる中身のある作品になっていたと思います。

映画「シャギー・ドッグ(2006)」観た

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シャギー・ドッグ(2006)
原題:THE SHAGGY DOG
製作:アメリカ’06 99分
監督:ブライアン・ロビンス
ジャンル:★コメディ/ファミリー

【あらすじ】出世に燃え、家族をないがしろにしていた地方検事代理のデイヴ。長女カーリーの社会科の先生が、動物実験に反対して放火した事件を新しく受け持つ。だが、無実を証明しようとしたカーリーが忍び込んだ研究所からむく犬を連れ帰り、デイヴはその犬に噛まれたせいで…。

「ボクはむく犬(1959)」のリメイクだそうで、他にも「帰ってきたむく犬」「ボクはむく犬1994」と何度もリメイクされている人気のドタバタコメディ。監督は「僕はラジオ」「コーチ・カーター」「団塊ボーイズ/WILD HOGS」の製作をしていた方ですね。
ディズニーお得意の動物もので、仕事人間の父親が災難に遭い、やっと自分や家族の問題に向き合うという王道展開。コミカルで犬が可愛く、主演ティム・ロビンと悪役を演じるロバート・ダウニー・Jrの犬演技対決が見物です(笑)

ホント、この犬の癖や習性の演技が面白くて、思わず噴き出してしまうこともしばしば。ガウンの紐を見つけて尻尾を追うみたいにクルクル回ったり、犬食いしたり、猫を見つけて追いかけたり、気に入らない相手に唸ったり、叱られて机の上にあごと両手をちょこんと乗せたり。
元が仕事第一の検事代理だったので、法廷でそれをやっちゃった時のギャップがまた笑えるんですよね。
あと、CGをふんだんに使っていて、多少違和感はあるものの四足歩行で駆けまわる姿が面白いです。猫を追いかけている時の楽しそうな感じとか、スプリンクラーで水を飲むくだりなど、かなり本気で犬の演技を楽しんでいるので、俳優さんすごいなぁと感心しました。
ロバート・ダウニー・Jrの方は終盤しか犬演技を見せてくれませんが、やっぱり楽しそうだし、悪役としても(ディズニーなのにかなりの悪人)インパクトあって良かったです。

また、主人公の家族がバラバラになりそうなのを、犬の姿で一生懸命フォローする姿も健気で可愛い。
前半は自分の状態をコントロールできず、やむなく犬のまま傍にいたりするんですが、そこで今まで自分がしてきたこと、してこなかったことの結果をまざまざと見ることになり、家族への愛情を再確認しながらもフリスビーを追わずにはいられないとか(笑)
結婚記念日にすっぽかしてしまった時のフォローは、奥さんから見たらサイテーだけど、状況がわかってる鑑賞者から見ると意外と切ない。犬の可愛さもあって、前半のダメ親父っぷりも忘れそうでした。

事の始まりが300年以上生きている犬だとか、終盤の裁判所での対決はちょっと雑な感じもありましたが(もっと動物たちも活躍してほしかったなぁ)楽しいファミリーコメディです。
エンディングで登場人物たちの写真と、それを犬化した写真が並べてあり、クレジットは作中に登場した単語をつくるゲームのピースっていうのが洒落てました。

映画「エアポート・アドベンチャー クリスマス大作戦」観ました

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エアポート・アドベンチャー クリスマス大作戦
原題:UNACCOMPANIED MINORS
製作:アメリカ’06 89分
監督:ポール・フェイグ
ジャンル:★コメディ/ファミリー

【あらすじ】クリスマス・イブ、大雪で国際空港に足止めを食っていたスペンサーを始めとする5人の子供たち。彼らは好き勝手遊んでいた罰として、乗客管理責任者オリバーに隔離部屋に閉じこめられてしまう。だが、妹へクリスマス・プレゼントを渡そうとするスペンサーのため、彼らは脱出作戦を実行すし…。

なぜこの時期(8月)にクリスマス映画をオンエアしてるんだろうと思ったら、「ゴーストバスターズ」リメイクの監督さんが撮った作品だったんですね。楽しいファミリー映画で癒されました。
「ホームアローン」は大人になってから観たら、少年が悪魔のようでドン引きしてしまったけど、こちらは大人が痛い目に遭うと言っても、あまり痛々しい描写はないし、子供たちがいい子ばかりで安心して観られます。

彼らのキャラが良くて、ベタなのに空港内でのドタバタ大冒険が盛り上がるんですよね~。
とくに優等生の黒人少年が表情豊かで、得意な歌やダンスを披露してくれたり、(売り場などの)サンタさんを見ると気絶しちゃうくらいピュアだったりと面白い。触られるのが大嫌いな女の子と仲良くなって、「君に嫌な思いはさせない!」と手を引くところなんてカッコよかったです(その直後に失敗しちゃうけど 笑)

あと、冴えない主人公であるスペンサーも、いいお兄ちゃんという感じでよかったです。
美人で心配性なお母さんに妹の面倒を頼まれ、嫌々ながら引き受けた様子だったのに、いつも真っ先に思い浮かぶのが妹の心配。サンタが来なかったら妹がショックを受けるからと、仲間と一緒に大人を出し抜き空港を脱出しようとします。
頭脳担当で、意地悪な乗客管理責任者オリバーたちの監視下の元、隔離室から脱出する下りはスパイ映画みたいでした。

4人とは別のところで、おデブの気弱な少年が新しい父親の(結構乱暴な)言葉を胸に、一人クリスマスツリーを探す冒険をしているというのも良かったです。にゃんこと対峙して、変なポーズで追い払うエピソードや、お気に入りのおもちゃでピンチを乗り切るエピソードが微笑ましい(笑)
最後の最後で4人の前に現れ、一人前という顔をしているのがいいね。

終盤、オリバーがなぜクリスマスを毛嫌いするのかわかり、彼と空港に立ち往生するその他大勢のため、楽しいクリスマスサプライズを計画する展開も心温まりました。
彼らのプレゼントを受けてのオリバーの対応も心洗われるものだったし、クリスマスに子供と見たい作品です。

<追記感想:2016/12/29>

やっぱり面白いです。小品ながら空港内での冒険はワクワク感があるし、心温まってほっこりいい気分で観終われます。改めて見ると、”両親が離婚して、クリスマスに子供だけで飛行機に乗る(もしくは家族と過ごせない)子がとても多い”ことを訴えた作品なんですね。お父さんの奮闘もよかったし、子供たちの目線に立った良作だと思います。

映画「夏の庭 The Friends」観ました

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Tag:日本

夏の庭 The Friendsプチ
製作:日本’94 113分
監督:相米慎二
原作:湯本香樹実
ジャンル:★ドラマ/ファミリー

【あらすじ】神戸に住む小学6年生のサッカー仲間、木山諄、河辺、山下の3人は、人の死に興味を抱き、近所に住む変わり者の老人・傳法喜八を観察しはじめる。初めは子どもたちを邪険に追い払う喜八だったが、次第に優しく接するようになり…。

老人と子供が出会って戦争について聞くという流れの物語はたくさんあるけど、これは説教臭さがなくて抵抗なく観られました。たぶん、出会いやおじいさんのお手伝い&交流を前半でじっくり描いているからだと思います。観察→ゴミ捨て→草むしり→花を植える→家の掃除と修復…というように、かなり段階を踏んで距離が近づいていってたからね~。その過程で、子供たちの得意分野がわかったりするのもよかった。

しかしこの作品、見ていて怖くなるシーンがたくさんあります。ホラーとかじゃなく、危なっかしくて見てられない!
序盤のメガネくんが陸橋の手すりの上を歩くシーンや、家の修復で屋根に登る子供たち、太っちょの子が井戸の蓋の上に立つシーンはマジでゾッとしました。しかも注意する大人がいないという(汗)
台風の夜に家を飛び出した子供3人を、最後まで追いかけてくる親は一人もいないというのも映画の都合ですよね。(自分が植えた花の様子が気になる子供たちにはホロリとしたけども)

困ったのは、キンキン声のメガネの子のセリフがよく聞き取れなかったこと。ただでさえ関西弁で聞き取りづらいのに。
あと、ビデオカメラの少年の存在意義がよくわからなかった。
一番の難点は、おじいさんが倒れた時に胸が上下しているので、通報せずに「なんで死んだんだ~!」と騒いでる子供のミスで死んだように見えること。カメラに映らない(子供が覆いかぶさってる時とか)時に息継ぎ指示できなかったんか…。このせいでちょっとモヤモヤしてしまった。

なんか気になった点ばかり書いてしまったけど、こうみえて感動したんですよ?
戦争の辛い体験のせいで奥さんに会いに行けなかったという気持ちを見抜き、お爺さんのために奔走する少年たちに感動しました。
庭に水を撒いて虹ができるシーンと、井戸から蝶がや蛍が飛び出してくるシーンが美しくて印象に残ります。

映画「HACHI 約束の犬」感想

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Tag:ラッセ・ハルストレム

HACHI 約束の犬
原題:HACHIKO: A DOG'S STORY
製作:アメリカ’08
監督:ラッセ・ハルストレム
ジャンル:ドラマ

【あらすじ】遠い日本からアメリカへと送られる途中、駅で迷子になってしまった秋田犬の子犬ハチ。たまたまみつけた大学教授パーカーが保護する事になり、やがてハチは家族の一員に。ハチは毎日駅までパーカーを送り迎えするようになるが…。

「ショーシャンク」で泣けないなら、動物ものでいくしかないと思い、以前ちゃんと観られなかったこちらをチョイス。
…う~ん、まったくジワリともこなかった。やっぱりホルモンバランスがよろしくない時期なのだろうか。
わたしは根っからのネコ派とはいえ、犬がメインの作品も結構好きだし「クイール」とか泣けた覚えがあるのになぁ。こちらは淡々としてたんで、実際に犬を飼っていた人が想い出を投影しやすい作品なのかも?
しかし、この時代or国はリードをつけず一人歩きは普通なんでしょうか。保護されなかったのは運が良かったのか、時代のせいなのか。
ハチの気が済むまでやらせようという奥さんや娘さんは、理解あるようで無責任な気もします。
犬も人間と一緒で、大切な人を失う悲しみが消えなかったとしても、他の大事なもの、自分の居場所があるとわかれば、それを大切にするんじゃないかなぁと思ったり。
時間のある人じゃないと無理だけど、気が済むまで放置するんじゃなく、気が済むまでハチに付き合っていれば(もちろん毎日安全な場所に連れて帰る)、ハチも”彼は帰ってこないし、自分には他にも家族がいるんだ”と思えたのでは。
新しい想い出をつくる努力をしているシーンもほとんど描かれてないし、そもそも納棺&埋葬するところは見せなかったの?
終盤の汚くなったハチの姿を見たら、もっと別のやり方があったのではと考えてしまいました。
でも、以前観た日本の作品よりはまともな家族だった気がします。海外での評判もいいみたいで、アメリカでは大規模公開されなかったというのが謎です。

映画「グース」観ました

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Tag:キャロル・バラード

グース
暖かくなってきたのでイラスト再開。linux版アズペは色がいいね!
原題:FLY AWAY HOME
製作:アメリカ’96
監督:キャロル・バラード
原作:ビル・リッシュマン
ジャンル:★ドラマ/ファミリー

【あらすじ】母を交通事故で亡くし、カナダに住む父親と暮らすことになった14歳の少女エイミー。新しい環境に馴染めずにいた彼女は、伐採された樹木の側でグースの卵を発見する。元気な16羽の雛が孵るが、数ヵ月後には500マイル離れた越冬地まで渡らなければならず…。

久しぶりに再見しました。狙ったわけではないけど「風立ちぬ」に引き続き、実話を基に脚色した飛行機が出てくる作品です。
かなり最初っからウルウルしまくりでしたね。グースを拾って飛行機で渡りを教えるという大筋は覚えていたものの、お母さんにまつわるエピソードはすっかり記憶から抜け落ちていて、初見のように観られました。

まず、エミリーが初めてグースの卵を見つけて、母親のドレッサーに運んで優しく寝かせるように置いていくまでの流れがいいです。卵に触れる手が本当に優しくて、母性に満ち溢れてました。
自分と同じように母親を求める雛たちを、かいがいしく世話する姿はまさに母親。16羽の雛を見分けて名前で呼ぶなんて、私なら人間相手でもあんな短期間では無理かも。
グースたちもすっかりエミリーに懐いていて、後ろを付いてくる姿がとってもキュート。あんまり可愛くて、夢に見たほどでした(笑)
エミリーが母親を想って母の服や口紅で着飾る横で、雛たちが真似するように身づくろいするシーンも上手い。母の死を乗り越える少女の成長を、グースたちとの交流の中に丁寧に描いていたと思います。

そんな彼女をおおらかに見守る父親とその恋人もホントいい人で、「スリーメン&ベビー」でもあったけど、子供がいなくなったり怪我したかもしれないという時の必死な様子や、無事だとわかった時の心底ホッとしたという描写に弱いんですよ~。涙腺ゆるみまくり!
恋人さんの「母親は無理だけど、友達に」とグースを守りぬく事を約束するくだりもよかった。
いい人ばっかりで若干物足りなさもあるけど、子供と観る時や心洗われるような作品が観たい時にはピッタリの作品です。

また、環境保護を訴えるためなのか映像が素晴らしくて、グースたちと飛ぶシーンはもちろん、夕暮れの空や水面に映る影なども美しい。グースが並んで飛ぶ様子はどうやって撮影したのだろうと思ったら、実際にグースたちと渡った彫刻家のビル・リッシュマンさんによる何度目かの渡りの様子を空撮したんだとか。
BGMや主題歌「1万マイル:Ten Thousand Miles」も心に染み渡るようでした。愛する人とのしばしの別れを歌ったもので、グースたちと母親、ふたつの別れにかけているのかも。

あと、映画内では14歳の女の子が一人で飛行機に乗って結構な距離を移動するんですが、調べてみたらウルトラライトプレーンというもので、スカイレジャー、スポーツの位置づけ。免許(年齢制限)や許可が必要ない国(アメリカとか)も多いけど、本作の舞台となるカナダではやや厳しくて、許可が必要だし夜間飛行禁止でした。夜カナダ空軍の敷地内に侵入して、怒られただけで済むのはファンタジーですね(笑)

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映画「スリーメン&ベビー」観ました

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スリーメン&ベビー
原題:THREE MEN AND A BABY
製作:アメリカ’87
監督:レナード・ニモイ
原作:コリーヌ・セロー
ジャンル:★コメディ

【あらすじ】NYのアパートで共同生活を送る独身貴族、建築家のピーター、漫画家のマイケル、俳優のジャック。そんなある日、ジャックの留守に彼の子供だという生後6カ月の赤ちゃん”マリー”が現れる。悪戦苦闘しながらも男だけの子育てが始まるが…。

懐かしいです。オリジナルのフランス映画「赤ちゃんに乾杯!」も観た事があるはずなんだけど、やはり子供の頃から馴染み深い、こちらの方が印象に残ってます。
今見ると、赤ちゃんをそんなところに置くな~!とか麻薬をそんなところに隠すな~!と叫びたくなるシーンもちらほらありましたが(笑)
でもやっぱり3人の男たちがマリーに振り回されながらメロメロになっていく様子が微笑ましいし、彼女に危険が及びそうになった時の必死さや、突然の別れに心にぽっかり穴が開いたような表情にはウルウルきてしまいました。
冒頭の彼らとはまるで別人で、血のつながりとか関係なく心の底からマリーの父親になってるんですよね。
最初はおしめを替えるのにも悪戦苦闘していたのに、久しぶりに子育てから解放されて自由を満喫するつもりが、電話が繋がらなくて飛んで帰ってきたり、寝かしつけるためにボクシングの記事を優しい口調で語り聞かせたり、夜中に泣き止まないマリーのために3人息ピッタリで歌ったり、彼らの父親としての成長になんだか嬉しくてニヤケてしまいました。
泣きついてきたジャックに、「私があなたのためにしてやれる最高の事は、何もしないことよ。あなたは立派な父親になれる」と言い切った彼の母親も、この様子を見たら泣いちゃうかも?
続編も再見しようと思ったら重なって録画できなかったのが残念です。

にしても、監督は「スター・トレック」のミスター・スポック演じてた人だったんですね…知らなかった。
あと、途中窓の外に人影があって「え?」と思って巻き戻したら写真か何かでした。彼らの家は変なものがいっぱいあるから納得したけど、当時、巷では幽霊がどうのと噂になってたようで。
実際には役者であるジャックの宣伝用ポップだそうです。関連するシーンが削除されて都市伝説が(笑)

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映画「K-9/はみだしコンビ大復活!」観た

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K-9/はみだしコンビ大復活!
原題:K-9: P.I.
製作:アメリカ’02
監督:リチャード・J・ルイス
ジャンル:★アクション/コメディ

【あらすじ】相棒の警察犬ジェリー・リーが年をとり、辞職を決意したドゥーリー刑事。引退パーティーの帰りに強盗事件に遭遇するも、犯人を取り逃がした上に彼が第一容疑者となってしまう。年金を凍結され生活に困った彼は、探偵として開業しつつジェリー・リーと共に独自捜査を開始し…。

元刑事と元警察犬のコンビが大活躍するコメディです。
本当にこのコンビが仲良しで、事件やら恋やらあるんですがメインは彼らの絆。バディムービーですね。
犬好きなら楽しめると思うけど、ピザとか変なもの食べさせてるから、そういうのが気になる人は観ない方がいいかも。
シリーズものの3作目らしいですが、前作を見てなくても普通に楽しめました(3作目だけCSIの監督じゃん!)。くすくす笑ってのんびり楽しむタイプの作品。
辞職した日に強盗事件の容疑者になり、年金を凍結され、生活費を稼ぐためにジャーマン・シェパードであるジェリー・リーが種付けすることになるとか、ちょっと予想外の展開です(笑)
でも、ジェリー・リーの様子がおかしければすぐ病院へ連れて行くし、便秘薬?でおなら臭くても部屋から追い出したりしないし、探偵の仕事の時も息ピッタリだし、一緒にいればいつも話しかけてるし、いい相棒なんですよね。
実際に犬が大好きな俳優さんらしく(「カーリー・スー」の主演のひと)、演技ではない本物の友情が感じられます。
これからは自分たちだけでやっていかなければならないと、銃声が聞こえたら鉛筆をくわえて昔の仲間に電話をかけるように訓練するくだりも楽しかった♪
…探偵もののお約束で、美女に目がくらんだ時はジェリー・リーの警告も伝わらなかったりしますが(笑)
でも、最後はバッチリ絆の深さを見せてくれて、ハードボイルドとは程遠い決着のつけ方もこの作品らしくて良かったです。
ラスト、「この(おならの)臭さはまさしくジェリー・リーの子だ!」というセリフに笑いました。

映画「ジュニア」観た

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Tag:アイヴァン・ライトマン

ジュニア
原題:JUNIOR
製作:アメリカ’94
監督:アイヴァン・ライトマン
ジャンル:★コメディ

【あらすじ】流産の確率を減らすための画期的な新薬を開発した婦人科医学のアレックス博士とラリー博士。しかし、妊婦に新薬を試す許可を得られず、研究室も追い出されてしまう。そんな折、卵子の低温保存を研究するダイアナ博士が新しく赴任してくる。ラリーは実験のためにある秘策を思いつくが…。

ファミリー企画4作品目。
懐かしいですね、こちらもシュワちゃん&デヴィートの凸凹コンビです。
シュワちゃんが妊夫を熱演。あのガタイで妊婦みたいな言動をしているだけで笑えるのに、後半は女装までしてくれて(笑)
ヒロインの子供を自分の体内に宿したおかげで、彼女と惹かれあうという設定もちょっと面白い。でも、いちいちこんな事になってたら卵子提供者と困った事になりそう…。
腹腔に直接着床させたら危険だとは思うけど、実際に人工子宮で男性が妊娠に成功した例もあるようだし、男性が普通に出産する日も近いのかも?
「ツインズ」の時よりシュワちゃんの印象が強いものの、後半からはやっぱりデヴィートさんが光ってました。
こんな実験をもちかけて数ヶ月の我慢だと言っていた残酷な彼ですが、赤ん坊が育ってくるともう可愛くて仕方がないんですよね。
流産を恐れる余り、他の事が見えなくなってたのかな…。まあ、彼が実験を持ちかけないと話が始まらないか。
「その子はオレの子でもある。」っていうのは、自分が受精→着床をやったからなのか、産科医として自分が診た子供に対していつも思ってるのか知りませんが、おなかを愛おしそうにしている様子にジーンときました。
元奥さんが彼に診てもらいたいとずっと言っていた気持ちもわかります。
奥さんの出産後、「やり直さないか」と涙を浮かべて告げるシーンにウルウルきてしまいました。
ちょっと引っかかるところもあるけど、懐かしくて好きな作品です。

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映画「ツインズ」観た

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Tag:アイヴァン・ライトマン

ツインズ
原題:TWINS
製作:アメリカ’88
監督:アイヴァン・ライトマン
ジャンル:コメディ

【あらすじ】遺伝子操作により生まれ、南の島で大切に育てられたジュリアスは、生き別れた双子の兄がいると聞き島を飛び出す。だが、見つけたのは容姿も能力も性格もジュリアスとはまるで正反対の兄だった。しかも、兄ヴィンセントは借金取りに追われており、母を探すという弟をまったく相手にしていなかったが…。

ファミリー映画企画の三作品目です。案外人がたくさん死んでた気もするけど(汗)
シュワちゃんとデヴィートのコンビっていいですよね~。
吹替えがいつもの声優さんじゃなかったので若干違和感を覚えたものの、なんとなく懐かしくて、くすくす笑えて、最後はウルッとさせてくれました。
南の島で愛されて育ったジュリアスと、孤児院で疎まれて育ったヴィンセント…いろいろ違う二人だけど、シンクロしているかのように同じ動きをしてしまうところが妙に微笑ましい。
最初はジュリアスを鬱陶しがっていたヴィンセントが、やがて双子だという話を信じ、今まで一緒にいられなかった時間を取り戻すみたいに兄弟らしくなるのが良かったです。
お母さんと家族一緒にクリスマスを過ごす日を夢見るヴィンセントの表情と、その後の落差も良かったですね。終盤は双子の絆を感じさせる展開で。
でも、あのながーーーーい鎖のギャグはなんなんでしょう(汗)
若干気が抜ける描写もあったし、全体的にダラダラしてた気もするけど、最後の幸せそうな笑顔を見たら何でもよくなってきました。
愛すべき作品です。

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映画「魔法使いの弟子」観た

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Tag:ジョン・タートルトーブ

魔法使いの弟子
原題:THE SORCERER'S APPRENTICE
製作:アメリカ’2010
監督:ジョン・タートルトーブ
ジャンル:★ファンタジー/アクション/アドベンチャー

【あらすじ】亡き善なる魔法使いマーリンの弟子バルサザールは、1000年以上に渡り幽閉している邪悪な魔法使い“モルガナ”を滅ぼせる、マーリンの後継者を探していた。だが現代のNYでついに見つけた“選ばれし者”は、テスラコイルの研究に没頭する気弱な物理オタクの大学生デイヴで…。

やっとこさファンタジー企画最後の参加作品です。ホントは昨日が最後の予定だったんだけど、番組表チェックしたら前から観たかった(けど忘れてた…)この作品がオンエアするとわかり、急遽加える事にしました。ラッキー!
トリにふさわしく、思いっきりファンタジーしてて面白かったです♪
冒頭からテンポ良く、細かいところは気にせず一気に引き込まれたし、いかにも”魔法使いの戦い”という演出で視覚的にも楽しませてくれました。何でもアリという勢いだけど、実際に魔法使いがいたらこんな事できるかも!と思えるんですよね~。
そんな怒涛の展開に巻き込まれながら、主人公のデイヴが自分を見失わないというか、日常の匂いを常に漂わせてるところも良かったです。
魔法には興味があるけど、やっぱり大事なのは恋と研究!
使命や世界滅亡の危機なんかより、恋に対するひたむきさがバルサザールとの共感を生むところも良いなぁ。
物理オタクの彼だからこそできた戦術と、ラストの救いに繋がるところも、きれいにまとめていたと思います。マーリンが予言したとおり、彼こそが選ばれし者なんだと納得できました。

また、この作品のモチーフとなった「ファンタジア」の「魔法使いの弟子」パートのシーンは、ただ再現してるだけでなく、しっかり物語の転機になっているところが好感持てます。
昔絵本を持っていたのもあってワクワクしました。
「ファンタジア」(ファンタジー映画ではない)は録画して忘れてたので、こちらも観なくては!

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映画「アダムス・ファミリー」観ました

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アダムス・ファミリー
原題:THE ADDAMS FAMILY
製作:アメリカ’91
監督:バリー・ソネンフェルド
ジャンル:★ホラー/コメディ

【あらすじ】当主ゴメス、妻モーティシア、子供たちウェンズデーとパグズリー、モーティシアの母グラニー、それに物言わぬ執事ラーチと“手”。このアダムス・ファミリーの財産を狙う顧問弁護士は、金貸しの息子をゴメスの生き別れの兄フェスターとして屋敷に送り込むが…。

もう最初から懐かしさに歓喜しちゃいました。
この家族が好き!彼らを受け入れるこの世界が好き!
子供の頃は気付かなかったけど、ゴメスがやたらとカッコいいです。顧問弁護士をフェンシングでお出迎え。たじたじながら生活のために頑張る弁護士もすごいです(笑)
そして、モティーシアとのラブラブっぷりがいいねぇ!
冒頭でからくり仕掛けのアダムス家の屋敷がでて、ゴメス人形とモティーシア人形がキスするのかと思いきや彼女が避けたから「え?」って思ったんですが、あれって体を反らしてキスしてるところだったのね(笑)
人目もはばからずいちゃいちゃしてるものの、きちんと家族を見守るモティーシアは良い奥さんでした。
そしてそして、大好きなウェンズデーちゃん。相変わらず可愛いです。彼女は永遠にこの姿のまま心に焼きついているよ!
クリスティナ・リッチを知ったのはこの役だったはずなのに、今では同一人物だとは思えないというか、ウェンズデーはウェンズデーであって、他の何者でもないんです!(断言)
弟をいじめているように見えて、超仲良しなのも可愛い。あの服装で2人揃ってるのが可愛い。とにかく可愛い。
ハンド君はとっても素晴らしい手です。手しかないのに何でも出来ちゃうし、手なのに愛嬌がある。
彼がアダムス家のためにバイトをするシーンはすっかり忘れてました。次々と郵便物を投げていく姿がステキ。そして、彼の能力を認めて雇った人と握手したい。

→以下ネタバレ注意!

映画「キャッツ&ドッグス 地球最大の肉球大戦争」観た

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Tag:にゃんこ

キャッツ&ドッグス 地球最大の肉球大戦争
原題:CATS & DOGS: THE REVENGE OF KITTY GALORE
製作:アメリカ’2010
監督:ブラッド・ペイトン
ジャンル:コメディ/ファミリー/アクション

【あらすじ】警察犬をクビになったディッグスは、イヌのスパイ組織にスカウトされる。極悪非道なキティ・ガロアの陰謀を阻止するため、宿敵であるネコのエージェント・キャサリンや、ハトのシェイマスらと立ち上がるのだが…。

ネコ派を取り込む作戦で、人間に好意的なネコ組織(人間の優しいお友達”ニヤオ”)が登場。前作は印象薄くて期待せず観たわたしも、、ネコの可愛さに見事にやられちゃいました(笑)
007シリーズや羊たちの沈黙、バットマンにターミネーターなど、パロディも満載。
笑いあり友情ありの王道展開で、可愛い犬猫がカッコいいスパイ道具を使いこなし、アクションを決めてくれるという、犬猫好きなら大人でも子供でも安心して楽しめる作品だと思います。
スパイモノだとヒロインとの恋愛がつきものだけど、こちらでは種族を超えた友情と、ネコ全般への意識の変化を、ちょっとキュンとする感じで上手く描いてました。
あと、悪役のキティがいいんですよ。犬との戦いで、除毛クリーム製造工場で大釜に落ちて毛が生えなくなった上に、その姿が気味悪いとクリスマスの夜に飼い主に捨てられて、犬と人間を憎悪するようになったという設定なんだけど、見た目は怖いのに脅威は感じないというか。妙に不運でちょっと応援したくなっちゃいます(笑)
今はオネエ系の手品師に飼われていて、種も仕掛けもわかってないのに、キティと危険なマジックに挑もうとしたり…。悪気がないぶん余計に性質が悪い。
ペットのはつかねずみジューシーちゃんをいたぶり可愛がりたくなる気持ちもわかるかも。(何気にジューシーちゃんが一番可愛い!)
遊園地での激闘は意外と見ごたえあったし、ラストはみんなハッピーで、家族で気楽に観るには丁度いい作品でした。

映画「きいてほしいの、あたしのこと ウィン・ディキシーのいた夏」観た

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きいてほしいの、あたしのこと ウィン・ディキシーのいた夏
原題:BECAUSE OF WINN-DIXIE
製作:アメリカ’05
監督:ウェイン・ワン
原作:ケイト・ディカミロ
ジャンル:★ファミリー/ドラマ/コメディ

牧師の父親と2人でフロリダ郊外に引っ越してきた10歳の少女オパール。友達ができず寂しい毎日を送っていた彼女だったが、スーパーマーケットで出会った野良犬を、店名にちなんでウィン・ディキシーと名付け飼うことに。やがて新しい友達もでき、彼女は明るさを取り戻すが…。

アナソフィア・ロブちゃん主演の心温まる作品でした。私でも一目で「テラビシアにかける橋」の子だとわかって嬉しかったです。もう笑顔がおんなじ!
父親を”牧師さん”と呼ぶ少女オパールが、犬のウィン・ディキシーのおかげでたくさんの出会いを得て成長していくというオーソドックスな物語なんですが、地味ながら心に染み入るんですよね~。
自分と同じように孤独や悲しみを抱えている人がいる事、自分の目で見て心で感じた事を信じる事の大切さを知り、やがては友達と喜びを共有したいと思うまでに成長して、じわじわと感動させてくれます。
また、オパールの想像の映像演出も作品世界にぴったりで、人の言葉がわかるかのようなウィン・ディキシーや動物たちなど、ちょっぴりファンタジーな存在もなじんでました。(教会ではネズミを殺さず捕らえる空気の読める犬 笑)
町にともだち(居場所)が増えるたびに色鮮やかに書き込まれていく手描きの地図などの小道具も良かったです。
児童小説が原作らしく、優しく詩的なセリフが印象的でした。
「旅立つものは引き留められない。優しくできるのはそばにいる間だけ」
「人生はリトマス・キャンディーに似ている、甘さと悲しさが混ざってて分けることができない」などなど…。
隠し味は”悲しみ”というリトマスキャンディをちょっと食べてみたくなりました。

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映画「プチ・ニコラ」観ました

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Tag:フランス

プチ・ニコラ
原題:LE PETIT NICOLAS
製作:フランス’09
監督:ローラン・ティラール
原作:ルネ・ゴシニ 、ジャン=ジャック・サンペ
ジャンル:★コメディ/ファミリー

【あらすじ】優しい両親と仲の良い友だちに恵まれ、楽しい毎日を送るニコラ。ところがある日、自分に弟ができると察してしまう。そうなれば自分は森に捨てられてしまうかもしれないという不安に駆られ、仲間たちに相談するニコラだったが…。

風邪は治ったけど本調子ではないので、とりあえずいつもの映画感想。「おおかみこども~」は午後に観て、明日から他のファンタジー映画も観ていく予定です!

原作の絵本は知りませんが、OPから可愛らしくて思わず口元が緩みました。
弟が出来たら自分は森に捨てられてしまうかもしれないと悩むニコラもカワイイ。見た目がお人形さんみたいな子で、いかにも本気でこういう事を悩みそうな感じがするんですよ。
そして、ニコラを取り巻く個性的な子ども達が面白かったです。
がり勉で授業で当ててもらうのが大好きなメガネのちびっ子、食べるの大好きでみんなもそうだと思ってる小太り少年、事業家のお父さんが大好きな仮装大好き坊ちゃん、いつもぼーっとして怒られてばっかりな赤毛少年、弟ができて不安を抱える憂鬱顔の少年など、見た目からしてそれぞれのキャラクターにぴったりで、このメンバーが揃うと妙にしっくり!
身体測定や代理の先生、視察のエピソードでは、わたしのお気に入りのメガネ君と赤毛君が大活躍で、思いっきり笑わせてくれました。「セーヌ川!」と答えてクラス中が感動の嵐に包まれるとこなんてサイコー。
割とシャレにならないこと(サボテン事件や怪力薬)もしてたけど、コメディと割り切って観られたので、ずっと笑いっぱなしでした。
一方、ニコラの両親も負けず劣らず面白い!
社長夫人を食事に招いた時のお母さんの空回りっぷりがね~(笑)
大人パートはシニカルな笑いがあって、子どもパートと絶妙なバランスでした。
勘違いに勘違いを重ねての大騒動も大満足だったし、ラストにニコラが出した結論には思わず感動してしまいました。こうくるか~っていう驚きはあるのに、納得の流れ。
大好きな作品です。

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映画「グレートレース」観た

 | ファミリー  Comment(6) 

グレートレース
原題:THE GREAT RACE
製作:アメリカ’65
監督:ブレイク・エドワーズ
ジャンル:★コメディ/アドベンチャー/ファミリー

【あらすじ】宿命のライバル、レスリーとフェイトは、様々なチャレンジで記録を打ち立てていた。レスリーがNYからパリにかけてのカーレースを開催、出場すると聞き、いつも苦汁を舐めているフェイトは大張り切り。また、女性記者として名を上げたいマギーも参加を決め…。

いきなり主人公の歯がキラーンで笑いました。目だって光るんだぜ。古き良き時代だなぁって感じが心地いいです。
フェイト教授と助手のコンビがいい味出してますね。レスリーに勝つことしか考えてなくて、あきらかに失敗してても「あいつはこんなこと出来まい!」ジャジャーン♪となるのが可愛いです。彼が作るメカの数々も童心を呼び覚ますものがありました。
助手(P・フォーク!)もどうしてそんなに忠実なのというくらい健気で、途中さすがに愛想が尽きてきたかと思いきや、やっぱり最後まで一緒なとこがいい。
チキチキマシン猛レースは見たことないけど、ケンケンとご主人が彼らをモデルにしてるというのはなんとなくわかる気がしました。他の作品への影響もそこここで感じられます。
そんな彼らが本気で古典的ギャグを連発!最初からクスクス笑い通しでした。
ただ、160分もあれば当然なんだけど、後半は飽きてきてしまいます。いきなり漂流したり、他国の王位継承問題に巻き込まれたり、どんどんレースとかけ離れていって。パイ投げはさすがにうんざり…(あの量!)
それでも、終盤のマギーと主人公の恋の駆け引きでは、思わず笑顔になっちゃうし、フェイトの負けず嫌いな性格(というよりずっとレスリーと競い合っていたいんだよね)がわかる提案も後味爽やか。何より最後のエッフェル塔で、ぜんぶ許せてしまいます♪(笑)
愛すべきスラップスティックコメディでした。

映画「ミセス・ダウト」観た

 | ファミリー  Comment(6) 

ミセス・ダウト
原題:MRS.DOUBTFIRE
製作:アメリカ’93
監督:クリス・コロンバス
原作:アン・ファイン
ジャンル:コメディ

【あらすじ】子煩悩だが失業中の俳優ダニエルは、一家の家計を担いつつ家事もこなしていた妻ミランダに、ついに離婚を告げられる。養育権を奪われ、週一度限られた時間にしか子どもたちに会えなくなった彼は、初老の英国婦人ミセス・ダウトファイアとなり家政婦として子どもたちに会いに行くが…。

ロビン・ウィリアムズの女装は見事でしたね~。再見だけど、こんなに品のある老婦人になれるなんてと驚いてしまいました。
その中身が、良い意味でも悪い意味でも子供心を忘れていない主人公で、素が出てしまう時のギャップが笑えます。…やりすぎで笑えないところも多かったけど。
でも、こういうところがあるから、あのラストで最高のハッピーエンドというのがとても納得できるんですよね。
ミセス・ダウトに心を許したミランダが、夫には話せなかった(真面目に聞いてくれなかった)話をするシーンが印象に残ります。
「夫といるときの自分が嫌になったのよ。子供にとっても、こんな母親じゃ悪影響でしょう…。」
ミセス・ダウトになってからは、馬鹿をやめてミランダを支えることもできたダニエル。本当に子どもたちの幸せを考えていたなら、もっと早く妻の苦悩に気付いていたはずです。
最後まで「”自分”が子供と一緒に楽しく暮らしたい」という想いが優先してしまった彼にとって、このハッピーエンドが限界だよなぁ…と思ってしまいました。

映画「ネバーエンディング・ストーリー」観ました

ネバーエンディング・ストーリー
原題:THENEVERENDINGSTORY
製作:西ドイツ・イギリス’84
監督:ウォルフガング・ペーターゼン
原作:ミヒャエル・エンデ
ジャンル:★ファンタジー/アドベンチャー

【あらすじ】母を亡くし悲しみに沈んでいた少年バスチアン。いじめっ子に追いかけられ古本屋に逃げ込んだ彼は、店主が読んでいた不思議な本と出会う。こっそり持ち出し、学校の屋根裏で読み始めた彼は、ファンタージエンを舞台にした冒険物語にすぐに引き込まれ…。

これ大好きなんですよ~。もうOPの曲からワクワクドキドキしちゃいます。
ファンタージエンの世界観も素敵なんだけど、一番ドキドキするのはその世界への入り口となる、古本屋や屋根裏なんですよね~。”屋根裏”という言葉の響きがこんなに魅力的に感じるなんて!
ただ、屋根裏に行くまでの学校の白い廊下を見たら、なぜか「シャイニング」を連想してしまいました(笑)
屋根裏では、バスチアン側とアトレイユ側が切り替わり話が進んでいくんですが、だんだんとアトレイユ側を描く時間が増えていくとこもいい。バスチアンが本に熱中していく感覚を共有してるようで、一緒になってアトレイユの冒険に心奪われてしまいます。アトレイユ側だけ観てもダイジェストみたいな流れなのに!
ファンタージエンの住人も大好きですね~。アトレイユ(撮影中に二度も死に掛けたとか…)はカッコ可愛いし、愛馬アルタスクの別れのシーンでは毎度涙してしまいます。ふわふわんこなファルコンはもちろん大好きだし、なんと言っても幼ごころの君は私にとって永遠のヒロインです(今回の字幕は女王呼びだった!?)。大きな岩男とその仲間たちや大亀、小人の老夫婦も短い時間でいい味だしてました。
最後に叫んでいた名前は字幕がなかったので調べてみたら、ドイツ版ではモンデンキント(月の子)、英語版だとムーンチャイルドと言っていたそうです。てっきり母親の名前をつけるのかと思ったら、結局違う名前をつけたんでしょうか?
今まで考えもしなかったけど、本屋のおじいさんは以前、幼ごころの君に名前をつけた事があるのかも。
久しぶりの再見にドキドキしまくりでしたが、ファルコンの力を借りていじめっ子に仕返しするラストだけはいただけませんでした。続編を覚えてないから夢オチなのかもしれないけど、わざわざラストに持ってくるようなものじゃないですよね。そこだけが残念…!

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映画「ミクロキッズ」観ました

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Tag:ジョー・ジョンストン

ミクロキッズ
製作:アメリカ’89
原題:HONEY, I SHRUNK THE KIDS
監督:ジョー・ジョンストン
ジャンル:★SF/ファンタジー

【あらすじ】ある日、野球ボールでお隣の窓ガラスを割ってしまったロン。兄のラスに連れられサリンスキー家に謝りに行くが、ボールが当たって研究中の物体縮小装置が暴走。お隣の子供エミーとニックも含めた4人が6mmに縮小してしまう。その上、何も知らない父親によって、ゴミと一緒に家の外に出されてしまい…。

再見。結構忘れてて、予想以上に楽しめました。
お隣さんの父親がいいですね~。子供たちを気に掛けてて、奥さんともラブラブ。休日には家族でキャンプに行くなんて、アメリカの良き父親像そのもの。釣り仲間との手の合図とか可愛すぎる!
お隣のサリンスキー博士のせいで安眠妨害され、あの一家はイカレてる!と思ってるんだけども、実はサリンスキー博士にも同じように思われてたり。
一方、サリンスキー夫婦もいい両親ではあるものの、やっぱり傍から見たら変人です。庭に設置した装置で宙吊りになって草の根わけて探すシーンなど、真剣にやればやるほど笑えてしまうという。
しかも、ちょっと抜けてるから、忠犬クワークの存在を完全に忘れてるのがもどかしい。この子、鼻も利くし耳もいいし、小さくなったエミーたちをしっかり認識して言う事聞くんですよね~。この子がいなかったら、とんだホラー映画になってたと思います(汗)

そして、忘れちゃいけないのが、主役の子供たちと広大な庭のジャングル!
とくに弟二人がいいキャラしてて、博士の息子ニックは物知りで割と冷静だけど、お姉ちゃんがピンチの時には慌てまくり。エミーも常に弟を心配しているのが言葉の端々から伝わってきて、その姉弟愛に感動しました。
トンプソン兄弟もそれぞれよくて、ラスは弟よりエミーの事ばっかりで、弟ロンは嫉妬でエミーに対しては口が悪いんですよ。でも、前半は”ムカつくガキ”だった彼が、アリンコの登場で素直で優しくて子供らしい一面を見せてくれます。サソリとの対決のくだりはやりすぎ感あったけど、うっかり涙が…。
巨大な庭のセットの手作り感は好きだし、あんまり本格的なSFになったら怖い展開になりそうだし、ディズニーだからこれくらいでちょうど良かったかな。
ちなみに、原題は”ハニー、子供たちを小さくしちゃったよ!”で、博士のセリフみたいな感じですね~。

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映画「美少女探偵ナンシー・ドリュー」観た

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美少女探偵ナンシー・ドリュー
製作:アメリカ’07
原題:NANCY DREW
監督:アンドリュー・フレミング
原作:キャロリン・キーン
ジャンル:★ミステリー/アドベンチャー

田舎町リバーハイツで活躍する女子高生探偵ナンシー。彼女の次の目的は、映画スター、ドレイコットの不可解な死の謎を解明すること。父親の仕事でハリウッドに来た彼女は、新しくできた友達や、ボーイフレンドのネッドと共に事件を追う。

B級感漂うタイトルの劇場未公開作品ですが、こじんまりとまとまってるものの、子供向けとしては普通に面白かったです。
まずナンシーがタイトルどおりの美少女ちゃんでしたね。さすがジュリア・ロバーツの姪っ子です。屋根にぶら下がるシーンで「あ~、足場に立ってるなぁ…」と丸わかりな演技なのもご愛嬌。おしとやかな女子高生探偵役にぴったりでした。
そんな彼女が持ち歩く七つ道具が、ふつうに誰でも用意できそうな感じなのもいい!
紐の先にクリップをつけたものとか、登山用のフック?とか、ボイスレコーダーなどなど。なかでも面白かったのが、メイドさんお手製のお菓子です。これを食べた人は、つい心を許してしまうという究極のおふくろの味!
何気に一番役に立ってたかも(笑)
ミステリー部分はやっぱり地味なんだけど、ちょっと頭の回転が速い普通の女の子が事件を解決するには、ちょうど良かったと思います。事件の鍵となる情報を思い返すのを、CGで演出するのも懐かしい感じ!
ハリウッドの学校の友達がラストで出てこないのは不満だけど、気楽に観られる小品でした。

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映画「ジングル・オール・ザ・ウェイ」観た

 | ファミリー  Comment(6) 

ジングル・オール・ザ・ウェイ
製作:アメリカ’96
原題:JINGLE ALL THE WAY
監督:ブライアン・レヴァント
ジャンル:★コメディ

【あらすじ】息子ジェイミーの空手の段の授与式に間に合わなかった、仕事人間のハワード。その埋め合わせとして、クリスマスに大人気のヒーロー人形を贈ろうと考えるが、気がつけばイブの朝。当然どこの店も売り切れていて…。

久し振りにお気楽な笑いを堪能しようと思ったら、ラストはうっかりボロ泣きしちゃいました。なんかわたし、ダメ親父が頑張る姿にホント弱いみたいで(笑)
結構やりすぎなところもあるんですけど、あのシュワちゃんがヒーロー人形を求めてがむしゃらに突っ走る姿がいいですね。
前半は息子の信頼を失っていくダメな親父っぷりを見せていて、人形探しもどこか仕事の延長のよう。息子の機嫌が直って父親の威厳を取り戻せれば、それだけでいいと思ってるふしがあります。なので、人形争奪戦でこっぴどくやられる姿も「もっとやれ!」と笑って観てたんですけど、そんな彼がライバル親父マイロンとの激戦を経て、本当に息子のためを想って人形を贈りたいと考えるようになるんですよ。
マイロンの姿が息子ジェイミーの未来と重なる演出が可愛い。表情豊かなシュワちゃんが、ここで父親の顔に。
ここからの親父は一味違う。真剣すぎるあまり道を踏み外しそうになりつつも、息子に一番の思い出をプレゼントするために頑張ります。そして、ダメ親父から息子の誇れる父親へ…。
ラストは本当にぶっ飛んだ展開なんだけども、父親が成長した事で息子も成長するという展開が泣かせます。こんな素敵なパパと優しい息子を持って、奥さんも幸せですな~…と思っていたら、最後のオチでまたわらわせてもらいました。
思いっきり笑って最後はホロリとさせられる、良作コメディだと思います。

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映画「奇跡の旅」観た

 | ファミリー  Comment(4) 
Tag:にゃんこ

奇跡の旅
製作:アメリカ’93
原題:HOMEWARD BOUND:THE INCREDIBLE JOURNEY
監督:デュウェイン・ダナム
原作:シーラ・バーンフォード
ジャンル:ファミリー/アドベンチャー

【あらすじ】人間不信のやんちゃ犬チャンスと、老犬シャドウ、すました猫サシーは、仲のいい一家に飼われていた。だが、ある日突然、シェラネヴァダの麓の牧場に預けられ、一家と離れ離れに。シャドウは一家に会いに行くと牧場を抜け出し…。

何故か吹替え版。個人的に動物に声をあてるのはあんまり好きじゃなくて、主人公の犬チャンスのおしゃべりがうるさくて困りました。…できれば、マイケル・J・フォックスの声のまま観たかったです。
それでもまあ、動物大好きなので楽しめました。チャンスはともかく、老犬シャドウと少年の想い合う心に(その割にすれ違ってたけど 笑)、狙ってるなぁと思いつつウルウル。にゃんこは可愛いかったけど、やや犬びいきだったような。
たぶんオリジナルでは無かった、山猫をてこの原理でふっ飛ばすシーンや、遭難者を救うエピソードは良かったと思います。でも、1回見つけて保護したのに、家族と再会できると知らない三匹が逃げ出してしまうエピソードは要らなかったかも。歌をうたってルンルンで迎えに行った一家がかわいそう…。
人間サイドのことも丁寧に描いているものの、そのせいで三匹の冒険の描写が短くなってしまったのが残念でした。
原題の意味は”帰省:奇跡の旅”。「三匹荒野を行く」の原題が”奇跡の旅”だったので、区別のために付け加えたようです。

最近、3DSの電源が勝手に消えたり入らなくなったりして修理に出したので、犬猫成分が足りないです…。保証期間中で、タダで新品と交換してもらえるんだから文句は言えないけど、早く帰ってこ~い!

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映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」観ました

 | ファミリー  Comment(12) 
Tag:ロバート・ゼメキス

バック・トゥ・ザ・フューチャー
製作:アメリカ’85
原題:BACK TO THE FUTURE
監督:ロバート・ゼメキス
ジャンル:★コメディ/SF/ファンタジー

【あらすじ】友人ドクの造ったタイムマシンに乗り、30年前の世界に来てしまった高校生のマーティ。この時代のドクの知恵を借り、帰る術を見つけるが、高校生の母に惚れられてしまう。歴史を修復するため父をせっつくが、なかなか上手くいかず…。

この間、タイムトラベルについて考えていたら、いてもたってもいられなくなって観ちゃいました♪
やっぱりいいですね~、冒頭から少しの無駄もなくマーティたちのこと、ドクノこと、町の事が頭に入ってきて、流れるように自然に”タイムトラベルしたけど帰れない!”という状況に陥ります。そして、なんとか解決の目途がついたと思ったら、今度は自分が消えるかもしれない危機に陥り…。
なつかしの音楽も相まって、もうタイムトラベルがどうとか忘れて、とにかく物語りに没頭してしまいました。

マーティとドクの関係がホント素敵なんですよ。年齢差とかまったく感じさせない親友同士、青春真っ盛りのマーティと万年夢追い人のドク。
ウランの入手法とか、愛犬アインシュタインを実験に使うとか、成功するの前提でデロリアンの進路にマーティと立ちはだかるとか、「おいっ!」と思うところはあったけど、近所にこんな科学者がいたら、わたしだって友達になりたいよ!
それに、マーティの両親。前はあんまり気にしてなかったんだけども、お母さん役のひとは老けメイクをがんばってますよね~。それに両親の若かりし頃の実態を目にしたマーティのがっかり&驚き感がたまらないです(笑)
でも、そのがっかりがあったからこそ、お父さんのなけなしの勇気が輝いてきます。このシーンと、ドクを救おうとするマーティの姿には目頭が熱くなりました。
最後まで笑いあり感動ありで、いつまでも何度でも楽しめる作品です。

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映画「毎日が夏休み」観た

 | ファミリー  Comment(4) 
Tag:日本

毎日が夏休み
製作:日本’94
監督:金子修介
原作:大島弓子
ジャンル:コメディ/ファミリー

【あらすじ】女子中学生スギナは、学校でいじめられ登校拒否に。一方、エリート・サラリーマンの義父は家族に内緒で会社を辞めていた。エスケープしてきた公園でそれを知った父娘は、娘の教育も兼ねて一緒に働こうと言い出すのだった。

公園で鉢合わせするシーンをCMで観た気がします。仕事を辞めた父親と登校拒否の娘が、何でも屋をやりつつ家族の再生を試みるお話。テンポもよく、非現実的な面白さがありました。
父親が本当に変なキャラクターなんですよね。感情のこもらない話し方とか、相手の話を聞いてるんだか聞いてないんだか分からないところが佐野四郎にぴったり。
彼と娘のポジティブさを見ていたら明るい気分になれました。

でも、この父親のやり方で上手くいったのは、この家族だったからだと思います。彼自身、やれば出来る子だし、娘は最初から火事全般はそれなりにこなせて、居場所を求めて父親を理解しようとしていました。妻にいたっては、他人の目を気にする一般的な感覚の持ち主だけども、家族への一途さが半端ない。彼女の意思は完全無視で除け者にされて、それでも家族と一緒に居られるように耐えて頑張って体壊して…。
最後に報われて本当によかった!(体は心配だけど)
あと個人的なことだけど、娘の喋り方が生理的に受付けなくて鳥肌が…。いい子だし好きだけど、ナレーションのところは倍速で観てしまいました。ごめんね、スギナちゃん!

映画「罠にかかったパパとママ」観ました

 | ファミリー  Comment(5) 

罠にかかったパパとママ
製作:アメリカ’61
原題:THE PARENT TRAP!
監督:デヴィッド・スウィフト
原作:エーリッヒ・ケストナー
ジャンル:★ファミリー/コメディ

【あらすじ】キャンプ場で自分そっくりの女の子と出会ったシャロンとスーザン。始めはいがみ合う二人だったが、お互いの話を聞くうちに自分達が双子だと気付く。両親が今でも再婚していないと知った二人は、彼らを仲直りさせるためにある作戦を思いつく。

子供の頃、アニメ「ふたりのロッテ」を観ていたので、これとリメイクの「ファミリー・ゲーム」はお気に入りです。久しぶりに再見してみました。
この双子が可愛いんですよね~。お嬢様っぽいシャロンと、おてんばなスーザン。ケンカがエスカレートして収集がつかなくなるかと思いきや、ふとしたきっかけで仲直り。ケンカするほど仲がいいっていうのはこういう事かと納得してしまいました。
すっかり騙されたけれど、この双子一人二役だったんだとか。当時15歳だったヘイリー・ミルズが、タイプの違うふたりを見事に演じわけてます。「シャム猫FBI/ニャンタッチャブル」の主演の彼女ですね。
展開はわかっているのに、ふたりが自分たちが双子だと気付くシーンには鳥肌が…!
計画を立てて準備するふたりの健気な姿に、なんだか涙腺がゆるんでしまいました。

また、ふたりが入れ替わった事にいち早く気付き、密かに協力してくれる家政婦さんと祖父が素敵です。これぞファミリー映画のお助けキャラという感じで、懐の深さと優しさを感じさせる魅力的なキャラクターになってました。
でも、彼らが良すぎて肝心の両親が翳んでしまったり。だって、ケンカばかりしてるんだもの。
そんな両親を仲直りさせようと、双子が「Let's Get Together」を歌うシーン(youtubeへ)は可愛くて楽しい♪
改めて見てみると、一人二役だと気付かせないように工夫して撮ってたんですね~。
天使や双子の人形が可愛いオープニングとエンディングも凝ってました。

映画「シャム猫FBI/ニャンタッチャブル」観た

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Tag:にゃんこ

シャム猫FBI/ニャンタッチャブル
製作:アメリカ’65
原題:THAT DARN CAT
監督:ロバート・スティーヴンソン
ジャンル:コメディ/サスペンス

【あらすじ】毎晩出かけるパティの飼い猫DCの首に、見知らぬ時計が巻きつけられていた。その時計の裏には「HELP」と書きかけてあり、彼女は街を騒がせていた強盗誘拐事件の手がかりだと確信。FBI捜査官ケルソーと共に、猫の尾行を開始する。

ちょっとふざけた邦題がインパクトあって、クリスティナ・リッチ主演の方かと思ってたんですけど、オリジナルだったんですね。全体的に古臭いベタなコメディでなかなか楽しかったです。
メインは”ダーン・キャット(たまげた猫)”と呼ばれるシャム猫と、それに振り回される猫アレルギーの捜査官の追いかけっこ。猫を情報提供者と呼び、生真面目にマニュアル通りの捜査をしようとして苦戦するのがおかしい。
他にも、”家に謎の男を連れ込んでいる”とパティのボーイフレンドや彼女の姉の彼氏(?)、はたまた隣りの野次馬なおばさんが彼らを追い回します。とくに、野次馬おばさんとその旦那のブラックな顛末には笑えたんだけども、奥さんを”女装した危ない男”だなんてちょっと酷すぎやしないだろうか(笑)
猫との追いかけっこに巻き込まれて、散々な目に遭うドライブイン・シアターのおじさんも可哀そうでした。
で、一番の見所であるDCの可愛さは満点でしたね~。リメイク版の猫も可愛かったけど、このふてぶてしい顔、貫禄ある態度がたまりません。ケルソーを威嚇する時の本気で嫌いなんじゃないかという怖い顔も素敵でした。
ただ、作品としては116分と長すぎて中だるみするのが難点。リメイク版くらい短くまとめた方が良かった気がします。

映画「運動靴と赤い金魚」観ました

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Tag:イラン

運動靴と赤い金魚
製作:イラン’97
原題:BACHEHA-YE ASEMAN(CHILDREN OF HEAVEN)
監督:マジッド・マジディ
ジャンル:★ドラマ

【あらすじ】修理してもらった妹ザーラの靴を、買い物の途中で失くしてしまった少年アリ。親に言えず、兄の靴一足しかない兄妹は、それを順番に履いて学校へ行く事に。妹の学校が終わってから登校する日が続いたある日、マラソン大会が開かれ…。

タイトルからどんな話か想像できなかったんですけど、とっても心温まる話で即永久保存決定でした。
もう子供たちがほんといい子で仲良しで可愛いんですよ。靴を待つ兄のため、毎日一生懸命走って帰る妹とか(イランでは学校を午前と午後で男女交代で使っているんですね)。こんな汚い靴は恥ずかしいと妹に言われ、「じゃあ洗えばいい」と一緒に靴を洗ってシャボン遊びを始めるところとか。妹の靴を使っている子を見つけても、その家の父親が盲目だと知って何もいわずに帰るところとか。マラソン大会の3位の賞品を知って、何が何でも出場して3位になろうとする兄とか…。
まあ、兄は靴を失くしたことを隠すために妹を買収したり、ここぞというときには泣き落とし(本人は本気)で何とかしてしまう子なんだけど(笑)

とにかく彼らの溢れんばかりの優しさに、心が洗われるようでした。
そもそも、父親は預かった角砂糖一欠片も盗まないような人だし、母親は自分も病気なのに他人に料理をおすそわけするような人だし、こんな真面目で思いやりをもった両親のもとで育ったらいい子になるのは当然かもしれませんね。
仕事が休みに入るからと、自転車にアリを乗せて高級住宅街まで何時間も(?)かけて行き、協力して庭師のバイトをする親子のエピソードがお気に入りです。

マラソン大会は結末がわかっていても手に汗握ったし、ラストのこれから起こることを観客にだけわかるようにして最後まで描かず終わるところも良かったです。子供たちの喜ぶ姿を想像したら、顔がにやけました。
ちなみに、ペルシャ語原題の意味は”天国の子供たち”。正直微妙です。

映画「ガーフィールド」観た

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Tag:にゃんこ

ガーフィールド
コミック風にしてみた。
製作:アメリカ’04
原題:GARFIELD: THE MOVIE
監督:ピーター・ヒューイット
原作:ジム・デイヴィス
ジャンル:★コメディ

【あらすじ】ラザニア大好きなデブ猫ガーフィールドは、優しい飼い主ジョンに甘えて好き勝手に振舞っていた。だがそんなある日、ジョンが子犬オーディを連れてくる。自分の居場所を守ろうと犬を外に追い出すが、本当に行方不明になってしまい…。

新聞の連載漫画で人気のキャラクターらしいです。
最初はマンガっぽい造形のガーフィールドが、まわりの普通の犬猫と並ぶと異様に感じてしまったけれど、慣れれば毛並みと動きのリアルさに目が行きました。こんな猫、案外いるかも!と思えてしまうのが不思議。ファミリー映画としては月並みで目新しいところはないのに、ガーフィールドが可愛いから最後まで楽しく観られました。

わがままでくいしんぼで怠け者で、とても性格がいいとは言えないガーフィー。でも、飼い主が犬のオーディに取られるんじゃないかと嫉妬したり、行方不明になったオーディを心配して危険な外の世界に旅立ったりと、憎めないところがあっていつの間にやら好きになってしまうんですよね。
そんなガーフィーが大好きな飼い主ジョンも、たくさんの犬猫の足跡から一発でガーフィーの足跡を見つけたるなど、深い絆で結ばれています。
そして、他の犬猫と違ってまったくしゃべらない子犬のオーディも、演技力で見せてくれました。ぴょんぴょんダンスが可愛い!
それにしても、アメリカなどのアニメでは、何故か一匹だけしゃべらないキャラクターがいたりすることが多い気がするんですが、一体どういう意味があるんでしょうね。ボディランゲージの重要性とか?

映画「スパングリッシュ 太陽の国から来たママのこと」感想

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スパングリッシュ 太陽の国から来たママのこと
製作:アメリカ’04
原題:SPANGLISH
監督:ジェームズ・L・ブルックス
ジャンル:ドラマ/コメディ/ロマンス

故郷メキシコを離れ、愛娘クリスティーナとロスに移り住んだフロール。ロクに英語も話せなかったが、裕福なクラスキー家でハウスキーパーとして働くことに。だが、クリスティーナを奥さまデボラが気に入り、自分の娘よりも構うようになり…。

例の番組で40分カット版を観ました。タイトルの”スパングリッシュ”とはヒスパニック系の人々によって話されるスパニッシュとイングリッシュが入り混じった言葉のことです。
前半はすごく楽しめました。…というか、全体的にはいい話と思うんだけども、ある一点が非常に気に食わなくてよかった部分も頭から吹っ飛んだ、というわたしのいつものパターンですね。

言葉の壁もなんのその、いつも娘にとって一番だと思える事を選んでガンガン突き進むフロール。自分に自信がなくて、他人に認めてもらうためにいつでも必死になっているデボラ。そして、お世辞にも”いい母親”ではなかった自分を自覚し、娘デボラに何も言えないアル中のエヴェリン。そんな彼らが、文化や価値観の衝突のなかで、母娘の絆を試されたりします。
前半はコメディ調でテンポよく進み、とくにデボラの夫ジョンが軽い気持で始めた”綺麗な石集めゲーム(一個につき最高5ドル)”の件は最高。本気を出してしまったクリスティーナが600ドルほど稼ぎ、それに対しフロールが文句を言うんだけど、英語をろく話せない彼女は娘に通訳を頼むしかありません。そして、議論が白熱するほどに感情を込めて通訳し始めたクリスティーナが、「これはぜんぶ返します!!」と通訳しながらしだいに顔色を変えるところは大笑いしてしまいました。

しかしながら、この楽しさも後半の浮気問題が挙がる頃には影を潜めてしまいます。デボラの強烈なキャラクターは、コメディならばただの”情緒不安定でヒステリックな母親”で済むんですが、シリアスになってしまえば”心の病に苦しむ女性”なんですよね。そうすると、今まで”忍耐強くて優しい父親”だったジョンは、妻(や家族)の問題に対して”見て見ぬ振りを続けてきたダメ親父”に早変わり。
そんな彼が、妻の浮気にどうこう言う資格があるのか? ましてや、被害者面してフロールの気を引くなんてもってのほかです。
惹かれるのはどうしようもない事として、せめてフロールに”子供が一番”と言われるまでもなく自分で「今こそ家族の問題に向き合うときだ!」と立ち上がってほしかった…。

わたし的には、恋愛に時間を割くより、アル中の母親がデボラの信頼を回復するところと、デボラとぽっちゃり系の可愛い娘バーニーとの愛情、フロールの決断をクリスティーナが受け入れるまでを丁寧に描いてほしかったです。

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映画「クイール」観ました

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Tag:日本

クイール
製作:日本’03
監督:崔洋一
原作:秋元良平/石黒謙吾
ジャンル:★ドラマ

【あらすじ】飼い主の希望により、盲導犬訓練を受ける事になったラブラドール・レトリーバーの子犬。鳥の羽根のブチ模様があることから”クイール”と名付けられ、1歳になるまでパピーウォーカーの許で楽しく暮らす。やがて訓練センターへ入り…。

邦画で動物ものとなると、お涙頂戴になることが多くて身構えてしまうんだけど、これはそういうのは控えめで私好みでした。
まず、周りの人々が愛情に溢れているんですよね。元の飼い主やパピーウォーカー(盲導犬訓練を受ける子犬を一歳まで一般家庭で育てるボランティア)の夫婦はもちろん、飄々とした盲導犬訓練士、偏屈な視覚障害者とその家族など。言葉にしなくても彼らといる時のクイールの安心した表情を見るだけで、クイールは幸せな一生を送ったんだなぁと思えました。

視覚障害者の渡辺さんは多少偏屈なところもありましたが、見ていくうちにとてもいい人だとわかるんですよね。最初は「自分でできる!」と意地を張っていても、元から愛妻家で家族想いで面倒見がいいひとなので、クイールとも確かな絆を築いていきます。
椎名桔平演じる訓練士も良かったです。トゲトゲした言葉もさらりとかわして、言いたいことはちゃんと伝えてしまう。盲導犬と視覚障害者をつなぐ架け橋という感じでした。

盲導犬についてもわかりやすく説明してくれたし、ところどころ笑いもあるし(くまのピーちゃんとか犬の同窓会が最高)、クイールは可愛いし、動物好きならまた観たくなる作品だったと思います。

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