ウィリアム・シェイクスピア 忘却エンドロール

素敵映画に出会えた時の感動をそのまま書き綴る、映画感想ブログ.

一言映画感想(11/6~11/11)

一言感想記事のペースが落ちるかもと言った側からペース回復してるというね…。無料放送でたくさん録画したから、HDD圧迫してたんです。急いで見すぎて、ところどころ記憶が飛んでるなぁ…。

11/11「ガンマン大連合」
OPの歌詞が凄かった「殺っちまおうぜ!同士たちよ!~♪」(笑)主人公二人の中盤の騙しあいとかまでは覚えてるけど、最後の方はなんかいつの間にか革命軍側に心酔してた?でも結局のところ、暴れたいだけかも。妙にカメラアングルが凝っていてカッコよかった。
11/11「ミッドナイト・ラン(1988)」
ちょっと長かったけど地味に面白かった。元警官と横領犯のほのぼのロードムービー。敵が妙にお人よしで、普通なら殺されるようなシーンでも殴って済ますという。主人公たちの方が軽犯罪を繰り返したり、敵のヘリを爆破したりで悪い見本になってたかも(笑)命を狙われてるのにぼへーっとした横領犯がいい味出してた。
11/9「ロミオとジュリエット(英’54)」
名前を棄ててもいい、死んだ方がましとか言いつつ、勘当される覚悟はないから駆け落ちできないし結婚したと言えない。貴族ってそういうもんだろうけど、シェイクスピアの時代にこれを楽しんでいた大衆はその辺気にならなかったんだろうか?ジュリエットの父親は頭おかしいし、やっぱり原作からして好きになれない。しかも、ハッセー版に比べると衣装や女優の年が…。
11/8「嵐が丘(2009)」
途中から「おまえら迷惑だから早く駆け落ちして消えろ!」って思っちゃいました(笑)天邪鬼なふたりに、僻みや妬み…。いい人はほとんどすぐ死んじゃって150分間観てるのが辛かった。
11/7「コッポラの胡蝶の夢」
出だしは興味深かったんだけど、だんだんと哲学的になって途中で寝落ち。翌日続きを見直したけど、やっぱり意味がわからなかった。
11/7「愛の記念に」
完全に意味不明だったんだけど…どうしよう?妙に評価高いから自信なくす。
11/7 ジェシカおばさんの事件簿「容疑者に手を出すな」
他の町で保安官が非協力的なのに、検死医がジェシカさんのファンでペラペラしゃべっちゃうという(笑)43分の中で解決しなければならないので協力者は必要不可欠です。今回はミスリードにまんまと引っかかってしまって、解決パートで驚いてしまった。
11/6「ララミーから来た男」
3本立て続けに観ると頭がダメになるね。良い作品だった気がするけど、結局誰が悪いのか悪くないのかよくわからなかった。
11/6「バイオハザードV:リトリビューション」
こんなにアクションシーンばかり続くと飽きるのよ。1をよく覚えていないけど、1の人たちはクローンじゃなかったんだよね?あと、あの幼い子はホログラムの元になった娘のクローン?行く先々で武器補充するところや、地形などを利用して戦うところはゲームっぽくてよかった。
11/6「私が、生きる肌」
バンデラスが最初から誰にするつもりか決めてたように見えるが理解できない。犠牲者もホラー映画なら真っ先に死にそうな奴だし、感情移入できそうなのは母親だけだったのに、見分けがつかなくて「息子何人いるんだよ!」とか思ってしまった(笑)すぐ気付いたけどね~。伝わってきたのは、ドラッグはダメ絶対という事と、ヨガは心身に良いという事でした。

映画「真夏の夜の夢(1959)」観ました

真夏の夜の夢(1959)
製作:チェコ’59
原題:SEN NOCI SVATOJANSKE
監督:イジー・トルンカ
原作:ウィリアム・シェイクスピア
ジャンル:★アート

【あらすじ】妖精の女王ティターニアを振り向かせるため、森の王オーベロンはいたずら者の妖精パックに”一目見た者を好きになる魔法の花”を取りに行かせた。その頃、婚礼の準備で賑わう町から、恋に悩む4人の男女と素人劇団が森にやってくる。

小学校の頃いちど読んだきりの「真夏の夜の夢」に、トルンカの人形アニメで再びまみえる事となりました。前回観た「チェコの古代伝説」と比べると入り込みやすいんですが、喜劇というよりは幻想的な世界を楽しむ芸術作品という感じです。町のこじんまりした様子から、森の妖精たちが舞い踊る夢のような場面に移ったときは世界が変わったようでした。

気になったのは、オーベロンとティターニアが私の覚えているのと違うんですよね。私の記憶ではこの2人夫婦だった気がするんですが、こちらではオーベロンが言い寄っているだけのように見えるし、魔法の花を使う理由も振られた腹いせのようでした。(器ちいせぇ…)しかも、最後は花を使って自分に惚れさせて…。彼が最低な男になっていて、最後まで幻想的な雰囲気に浸れなかったのがちょっと残念。

この後、朝を迎えて恋人たちは町へ戻り、素人劇団が劇を披露します。
人形たちがライオンや恋人たちの前に立ちふさがる壁の扮装をしたり、丸顔のおじさんがランタンで顔を照らして月を演じていたり、不思議な感じで可愛らしいんですよね。
妖精たちがつくりだす世界と、人間のつくりだす世界の二つを楽しめたと思います。

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映画「乱」観ました

乱
製作:日本/フランス’85
監督:黒澤明
原作:ウィリアム・シェイクスピア
ジャンル:★時代劇/ドラマ

【あらすじ】多くの血を流し今の地位を築いてきた秀虎は、70歳を迎え家督を長男・太郎に譲ることに。安楽な余生を望む秀虎に、三男・三郎だけが辛らつな言葉で忠告する。それに腹を立て三郎と親子の縁を切る秀虎だったが、彼を待っていたのは息子たちの裏切りと血で血を洗う戦いだった。

まず目に飛び込むのが自然や衣装などの鮮やかな色彩で、その刺激のおかげか感覚が研ぎ澄まされた気がします。実際のところ、いつもは雑音や眼精疲労が気になってしまうのに、「乱」を観ている間は一切そんなことがなく、ずっと正座で観てました。(2回に分けて観たけどね。)
そして、もう一ついつもと違ったのが、”復讐”嫌いの私が復讐者である楓さまに惚れ込んでしまったことです。
太郎と二郎を手の平で転がす”したたか”で”冷酷”な姿。それを際立たせる、あの時代の表情を隠すような化粧。逆らうことを許さない強い物言いに、恐怖を通り越して畏怖の念を抱いていました。
ほんと、こういう女性を描くのが上手いですよね。黒澤監督は。
他にも、絶望で枯れ果てて行く秀虎や、そんな彼を見守ってきた狂阿弥の叫びなど、記憶に焼き付くようなシーンが沢山あります。感動というよりも強烈なインパクトを残す作品でした。

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映画「蜘蛛巣城」観ました

蜘蛛巣城
製作:日本’57
監督:黒澤明
原作:ウィリアム・シェイクスピア
ジャンル:★時代劇/サスペンス

【あらすじ】謀反者を討ち取った帰りの森で、不気味な老婆に自分の未来を予言された鷲津武時。間もなく予言通りに事が運び始めるが、城主になるという予言を大殿に知られれば命がないという妻の言葉に、武時はついに大殿を暗殺してしまう。

予言を信じ欲をかいたがためにその通りの末路を辿るという話で、どっかで聞いたような内容だなと思って観ていたんですが、シェイクスピアの「マクベス」を戦国時代に置き換えたものだったんですね。黒澤監督も大胆なことをします。まあ、マクベスの内容は殆ど知らないので、どう大胆なのかは私に分かるはずも無いんですけど…。
今回も例の如く、音質劣化と難聴ぎみなせいでセリフが7割くらいしか聞き取れませんでした。ですが、役者の緊迫感溢れる表情と映像からにじみ出る不気味な雰囲気から目が離せず、あっという間に観終えてました。
とくに武時の奥方が怖い!!
欲に目が眩んで夫を自在に操るさまは、さながら魔女のようです。
それがどうして武時より先に…と少々不満もあるんですが、人間の心は一見して分かるものじゃないですからね。
そして、ラストの大量の矢が降ってくるシーン!
始めは「意外と避けられそうだな…」と思えるくらいの本数しか飛んでこなかったのが、だんだん兵士たちの怒りが高まるが如く勢いを増し、最後はもう本当に死んじゃうんじゃないかと心配するほどの大量の矢が!!
実際、三船さんは「俺を殺す気か!」と怒っていたようです…。
ホント、黒澤監督ってすごいなぁ…色んな意味で。

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